2013/06/03 - 2013/06/10
21位(同エリア96件中)
城壁フェチさん
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中華文化発祥の地・中原、私はまだその地に足を踏み入れたことが無く、とうとう中原デビューです。
長く中国に憧れながらも、肝心の中原を訪れていないとは話になりません。
中国の歴史上最重要地点で、中国歴史小説を読んでいれば、必ず登場する洛陽・開封そして中国に興味が無い人でも知っている少林寺、中国三大石窟でユネスコの世界文化遺産に登録されている龍門石窟等に行ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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6月3日成田を昼前に発ち、上海浦東空港から上海虹橋空港へ移動して、中国国内便にて鄭州へ。
鄭州弘潤華夏大酒店に辿り着いたのは夜10時過ぎ、近い中国とは言え、家を出てから現地到着には、一日掛かりに為って仕舞います。
この豪華ホテルに連泊なので取り敢えずホッとします。 -
1年3ヶ月振りの中国の朝、ホテルのバイキング朝食を食べると、中国にキター!と実感して嬉しく為ります。コーヒーは相変らず煮〆た味で是ばかりは戴けない。
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ホテルのロビーには、是はお珍しい毛沢東氏が健在でした。
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イチオシ
初日は鄭州から開封へ行き、日帰りします。
旅行前から開封に行くならせめて城門だけでも拝ませて!とお願いしていたので、旧市街へ入る途中でガイド氏の「これが大梁門ですよ!」との解説に思わずバスの最前列に移動しました。
今回のツアーは僅か6名だけなので、バスも定員20名位の小さいバスで、最前列へと言ってもバス内移動も楽ちんです。
車窓から見るだけの大梁門ですが取り敢えず納得。 -
開封最初の目的地は相国寺です。相国寺山門前には観光客目当ての輪タクが縦列駐車。
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輪タク覗きで相国寺山門を拝む。
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ここ相国寺にも国内参拝者が多数訪れています。
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相国寺は、北斉の天保6年(555)に創建された建国寺がはじまりで、黄河の氾濫や兵火及び災害等栄枯盛衰を経て、清代の高宗乾隆31年(1766)に大修復がなり、現在はその時のものが残されています。
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山門を入ると左右に鐘楼と鼓楼
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相国寺天王殿
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相国寺大雄宝殿
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大雄宝殿の屋根飾り
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八角琉璃殿
銀杏の一木彫り、高さ7メートルの千手千眼観音像が安置されています。 -
相国寺蔵経楼
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遣唐使船に乗った空海は、長安に仏法を学びに行く途中、大相国寺に寄居したそうです。
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こんな処でも老人が、籠の鳥の鳴き声を楽しんでる様です。
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ブドウ棚の下には万人の願掛けタスキが・・・赤いブドウの様にぶら下がっています。
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水滸伝で柳を根元から抜く魯智深と言う武勇僧
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昼食の為開封第一楼に行きました。
前の通りは宋街の様にするそうで、大工事中です。通りの突き当りには大きな楼閣も建設されています。 -
開封第一楼・・・小龍包で有名なレストラン、北京にも支店が在るほどの有名店とか。
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お店に入ると直ぐに民族舞踊が繰り広げられていました。
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毛髪の様な野菜の料理、クセは無く柔らかくて美味しいです。
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イチオシ
美味しかったです、小龍包!
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草魚の蜂蜜あん・・・お布団被って居るようです。
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昼食後は包公湖岸の開封博物館へ
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余り立派な建物では無かった所為か、博物館外観を取り損ねていました。
いきなり陳列物から始めます。しかしどちらかと言うと上部の地図が気になりました。 -
唐三彩
唐三彩の頭部は釉薬を掛けず素焼きにするそうです。 -
白釉黒花時物枕・美しい枕ですが痛そうです。
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明代開封府発掘現場・・・1642年(明崇禎15年)の黄河の氾濫で水没
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明清城壁(国家重要文物保護指定)・・・写真で我慢!
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林公堤・・・道光22年(1842年)林則徐が築堤。此処にも林則徐の仕事が残っているとは・・見たかった!
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開封城ジオラマ
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消化不良のまま開封博物館を去り、開封宋都御街へ
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綺麗に再現されています。
中国ではツアー客には美しく再現された所は見せたい、しかし古くて開発されていない遺跡等は余り見学させたくない様です。個人で行くなら別ですが。残念! -
余談ですが、この立派な楼閣の前に石の象が在りますが、河南省ではナウマンゾウの化石が多数発掘され、その為昔は豫州と言われていました。なので今でも車のナンバープレートは(豫)で河南省を表しています。
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そしていよいよ開封一番の見どころ、鉄塔!です。
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入口から歩いたら10分くらい?ご高齢ツアーは電動カートに乗って♪♪
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イチオシ
近くで見ると瑠璃磚(焼き瓦)が本当に美しい鉄塔です。
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コンクリートで基礎部分は塗り固められていますが、本来はハスの花の台座の上に乗っていました。
台座部分は幾多の黄河の氾濫で、土中に埋もれてしまいました。
開封の街も寺院も黄河の氾濫で流され、鉄塔だけが残ったそうです。 -
飛天、麒麟、座っている仏陀、菩薩、ライオン、舞姫、花卉など数十種類の模様のれんがで覆い尽くされています。
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鉄塔中層部の瑠璃の仏像
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庇部分も木造建築の様に細かな細工が美しい鉄塔です。
鉄塔は南側は日焼けして磚の色もあせていますが、北側は美しい瑠璃色が残っています。 -
イチオシ
今回の開封観光には清明上河園や繁塔も、ましてや禹王台など望むべくもなく、早鄭州に戻ります。
鉄塔近くに残る安遠門を通過する時は、ドライバーさんがゆっくり通って呉れました。 -
振り返って城外から見た安遠門
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中原の穀倉地帯、麦畑や棗・スイカ・メロンなど果物も多く採れます。
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鄭州ホテル近くの露天
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スイカ・メロンが山盛り・・・ホテルの朝食で食べた黄色いメロンが甘かった。
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開封第一楼で出てきた毛髪の様な野菜、此処に丁度出ていました。
地元の人には当たり前でも、日本人には珍しい野菜や食べ物が沢山あります。 -
鄭州の夕食レストラン
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豆腐とトマトのスープはイチオシです。
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良く判らない料理なれど美味しかったです。
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シシトウとえのき茸の炒めもの・・・オ〜辛い!
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食べかけで失礼!肉あんの入ったサクサク饅頭も旨し。
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ホテルへの帰路、鄭州の夜も露店が出て市民が夕食を楽しんでいます。
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