2013/05/16 - 2013/05/16
24位(同エリア215件中)
ころっつさん
地元の新聞に三木市にある「志染の石室」という場所で、自生するヒカリモが輝き、水が金色に輝く現象がみられるという記事が掲載されていました。興味津々でこの自然現象を見に行くべく三木市と隣り合う小野市を訪ねました。
○4年前に訪ねた時の旅記
http://4travel.jp/traveler/password/album/10365178/
- 旅行の満足度
- 3.5
- 交通手段
- 自家用車
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三木市の旧市街地から東へ、山陽道の三木東インター近くの県立防災公園に接したところに「志染の石室」があります。たどり着くまでは、途中農道のような道を走りますが、案内標識も設置されており、入口には狭いながら駐車場も整備されています。
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志染の石室は、日本書記によると飛鳥時代に後の天皇と王子が政難を逃れて隠れた場所と伝わっています。
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石室の中には水がたまっており、その水が冬から春にかけて金色に染まることから、昔から地元では「窟屋の金水」と呼ばれ、その存在は知られていました。しかし、その後は周辺の開発に伴い、金水は見られなくなっていました。
それから時は経て、平成14年に40年ぶり以上に発生が再確認され、最近では毎年春先に見られるようになっています。 -
太陽の当たる方向によって、色の具合が全く違いますが、確かにきれいな金色に染まっています。水中に生息するヒカリモの作用によって、このように見えるそうです。
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ヒカリモといっても藻の種類ではなく、微生物の一種らしく、太陽光を取り込むことで、金色に輝いて見えます。
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美しい黄金色を醸し出す幻想的な光景です。
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石室見学後、旧市街地にある国登録有形文化財の玉置家住宅に向かいました。
無料で公開されています。 -
玉置家の玄関。江戸時代に今の銀行にあたる切手会所として建てられた建物です。
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4つの間が連なる屋敷の内部。
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明治時代に住宅となった後に作られたと想像できるガラス戸越しに中庭が見えます。
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玄関を入ってすぐのところにある店の間。勘定を行った机やその上にはそろばんが置かれています。
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奥には土蔵があり、和琴の音を整える琴柱という道具をあしらった扉が付いています。ここ三木は、秀吉の兵糧攻めで知られる「三木合戦」の舞台となった三木城がありましたが、その後廃城。江戸時代中期に上州館林藩の飛び地となり、その役人が使用した紋だと伝わっています。
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明治時代に入ってから住宅に転用されましたが、玉置家は三木町長などを輩出した地元の名士の家だったそうです。奥には玉置家伝来という勝海舟の書も展示されています。
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離れ座敷は2階建てとなっており、階上にあがることもできます。
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欄間も段違いに植物があしらわれたもので、凝ったものがはめ込まれています。
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離れ座敷から見た中庭。石燈篭が建っています。
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玉置家住宅付近にある裏道は、姫路と有馬を結ぶ湯の山街道で、昔ながらの町家も街道に沿って残っています。
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三木市は金物が地場産業として知られるまち。
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こちらは市街地にあるもう1軒の国登録有形文化財の旧小河家別邸。土曜日と日曜日のみの公開のため、内部は見学できませんでした。
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市街地の西側には、廃線となった三木鉄道の三木駅がありました。現在は三木鉄道ふれあい館として保存されています。
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旧三木鉄道の三木駅舎。内部には鉄道が走っていた時代の写真などが展示されていますが、この日はあいにくの休館日でした。
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ホーム周辺は公園として整備されています。また、鉄道時代には終着駅だったので、衝突防止の車止めも保存されています。
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かつての線路敷きは遊歩道として転用されているようです。
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三木市からお隣の小野市へ移動。JR加古川線の小野町駅にやってきました。ここは何といっても駅舎に併設するそば屋「ぷらっときすみの」があることで有名です。地元の主婦が運営するコミュニティレストランとなっています。
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お昼時でしたので、多くの人でにぎわっており、10人ほどの順番待ちとなりました。待っているとホームにJR加古川線の列車が到着しましたが、そば屋にはほとんどの人が車でやって来ているようです。
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JR加古川線は、今年開業100周年を迎えたので、電車の車体にはそれを記念するシールが貼り付けられています。
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「ぷらっときすみの」は、多くのテレビ番組などの取り上げられ、その番組内で関西駅そばランキング1位となるなど評判が広がって、集客につながっているようです。実は三木市の訪問後、立ち寄った時は断念し、訪問・実食したのはリベンジした後日のことです。
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店内は15人ほど座れるスペースがありますが、大変込み合っています。
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こちらが注文したそばの定食。大盛にもできます。
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そばは駅近くの休耕田を利用して地元で栽培されているもので、地産地消が実践されています。歯ごたえがしっかりあり、味は上々でした。
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ぷらっときすみの、JR小野町駅から西側にある山の方に向かうと、小野の秘湯・鍬渓温泉の建物があります。
関西一の秘湯として知る人ぞ知る温泉でしたが、数年前に閉鎖されました。その後、復活を望む声に応える形で一部復活したそうで、入口の貼り紙をみると、薪で湯沸かしする方式で不定期営業しているようです。 -
第二次大戦前には湯治用の旅館も建っており、塩分の濃い冷泉の井戸が源泉であったことから「塩の井」と呼ばれていたようです。その歴史を伝える石碑も温泉施設のそばに経っています。
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小野町駅のお隣、神戸電鉄とも接続する粟生駅には、陶芸館が併設されており、陶芸教室も開催されています。
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小野市内にあるJRの駅には、地元が運営するコミュニティレストランが併設されているところが多く、ここ粟生駅にも「シルキーウェイあわの里」という店があります。三木市の帰りにはここで昼食をいただきました。
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食べたのは、ちらし寿司の定食。地元のおばちゃんたちの手作りによる家庭的な味でした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 旅猫さん 2013/10/20 09:49:10
- 面白い!
- ころっつさん、こんにちは。
ヒカリモなんていうものがあるのですね!
初めて知りました。
金色に輝く。。。確かに黄金色ですね。
一度無くなると、普通はそのままダメになりますが、良く復活しましたね。
三木の町には行ったことがありますが、城跡あたりしか散策しませんでした。
当時は、まだ三木鉄道が走っていました。
懐かしいです。
旅猫
- ころっつさん からの返信 2013/10/25 06:51:31
- RE: 面白い!
- 旅猫さん、おはようございます。
ヒカリモという名に魅かれて見に行きましたが、黄金色の光景はなかなか見ものです。おおげさに言えば、黄金の国・ジパングの体現のような(笑)。
以前に植生したものが復活と言われていますが、付近は手入れがされず荒れ放題だったため、太陽の光が入ってこず、絶滅したと考えられたのが、整備に伴い再び見られるようになった…との説もあり、実際はわからないようです。
三木は来年の大河ドラマ「軍師官兵衛」ゆかりの地であることから、合戦の舞台となった三木城跡などに歴史好きの観光客が増えるのかもしれませんね。
ころっつ
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- rupannさん 2013/07/18 12:30:53
- ヒカリモ
- >自生するヒカリモが輝き、水が金色に輝く現象がみられるという
興味深いですねぇ
ころっつさん、こんにちわ♪
見てみたくなりました〜(*^_^*)
by rupann♪
- ころっつさん からの返信 2013/07/20 21:59:52
- RE: ヒカリモ
- rupannさん、こんばんは。暑い日が続いていますね〜。
ヒカリモは地元の新聞で報じられており、一度見に行ってみようといきました。写真どおりに黄金に輝く石室の水に感動!一見の価値がありますよ。
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