2013/05/19 - 2013/05/19
2478位(同エリア5994件中)
はな☆さん
特別な奈良3日目は、再び自由行動。
午前中は、前日時間切れで行けなかった奥飛火野に、コクリコさん、めぐみ☆さんと一緒に行くことになりました。
その後は東大寺と元興寺へ。
途中からあいにくの雨模様となりましたが、雨にぬれてキラキラ光る緑も美しかったです。
【この日の散策ルート】
飛火野〜東大寺〜元興寺
コクリコさんの旅行記
「奈良の魅力は咲く花の (3)最終日は奥飛火野〜大和郡山・薬園寺へ」
http://4travel.jp/traveler/coquelicot/album/10781462/
めぐみ☆さんの旅行記
「奈良の都…に集合?!(3日目)」
http://4travel.jp/traveler/narakasuga/album/10778204/
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9時にホテルのロビーでコクリコさん、めぐみ☆さんと待ち合わせして、飛火野に行きました。
奈良駅前からバスに乗り、春日大社表参道のバス停で降りると、飛火野はすぐ真横。奈良市の中心部からバスで5分も行けば、広々とした原っぱで鹿が草を食むような場所があるのですから、やっぱり奈良はイイ。
飛火野でひときわ目立つナンキンハゼの木は、TVドラマ「鹿男あをによし」で、主人公と鹿の待ち合わせ場所の目印でした。 -
今日の目的地は、この飛火野の奥にある、知る人ぞ知る秘密の場所「奥飛火野」
飛火野の東側・南側は一見深い森のようで行き止まりかと思いきや、こんな大木の間を抜けて… -
小さな小さな小川を越えると…
その向こうに明るい場所が見えてきました。
ここを第2の広場としましょう。
おっとっと、石を踏みながら川を渡るので、転ばないように注意です。 -
第2の空間の全景がわかる写真がなくてごめんなさい。結構広いです。鹿もうろうろしています。
まだ冬毛が抜けきってなくてボサボサの鹿さん♪ -
コクリコさんは何の写真を撮っておられるのかなあ〜。
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そしてここでも、めぐみ☆さんの手作りミニ地蔵さん登場!
シダの葉っぱに乗っけてみました。ピンぼけですが。 -
奥飛火野はこれだけではありません。第2の広場のそのまた奥があるのです。
またもや一見行き止まりかと思える道無き道を進み、また小川を渡ると… -
その先にあらわれる、ぽっかり明るい第3の広場。
写真ではよく伝わりませんが、かなり秘密の園っぽい雰囲気があります。 -
藤のツタが盛大にからんでいる木がありました。
ゴールデンウィーク頃に来れば、満開の野生の藤が見られるらしいです。
他の木にもたくさんからんでいたので、奥飛火野は藤の名所に違いない! -
秘密の空間とはいえど、当然知ってる人は知ってるわけでありまして、先客の家族がピクニック中でした。地元に住んでいたら、こんな贅沢な場所でピクニックできるのね〜。
めぐみ☆さんの足元を歩き回っているヒナ鳥は、ご家族のペットのアヒルさん。 -
第3の広場の周辺を少し探検してみました。
森の中を小さな川が流れています。おそらく、車道からそれほど離れていない場所だと思うのですが…別世界です。 -
意外に楓の木が多いことを発見!
一同「秋にも来てみたいわね〜」 -
あ、木々の間から鹿さんがこっちを見てる!
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鹿せんべい持ってくればよかった。
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1時間ほど奥飛火野を堪能したあと、再び来た道を通って帰りました。
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奥飛火野の手前に、鷺原道(さぎはらみち)という標柱がありましたが、現在は道らしき道は見当たりません。かつて興福寺大乗院の僧たちが春日大社へお参りした道だと書いてありました。
別名「地蔵道」と呼ばれているそうなので、またお地蔵さんにご登場願いました。 -
下界に戻ってきました。
そう、あの場所に行った後では、本当に下界に思えます。
これから大和郡山に行かれる予定のコクリコさん、めぐみ☆さんとはここでお別れ。3日間本当にありがとうございました。 -
お二人と別れて、私は東大寺へ。
参道は相変わらず賑わっていました。鹿にまとわりつかれて悲鳴を上げる観光客があちらこちらに。お約束の光景ですね。
最近は、東大寺を訪れる観光客の半分ほどは外国の方ではないでしょうか。いろんな国の言葉が聞こえてきます。奈良がこんなに国際的になったのは奈良時代以来では? -
今日は大仏殿は外から眺めるだけにしました。修学旅行生がいっぱい!
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願いを込めて、お線香をあげる人たち。
ごめんなさい、顔ぼかしてませんm(_ _)m -
裏参道を通って、二月堂・三月堂の方へ向かいます。
お、ここにも新緑の楓が。 -
いつも定点観測してしまう大湯屋横の空き地。
もうすぐ田植えでしょうか。 -
二月堂が見えてきました。
大仏殿前の混雑がウソのように静かな裏参道です。 -
三月堂です。
修理のためしばらく拝観できませんでしたが、前日から再開されたと聞いてやってきました。
堂内に入るのは2010年の3月以来だと思います。楽しみ。でもちょっとこわい。
というのは、この修理を機に三月堂を去ってしまわれた仏さまたちがおられるからです。日光・月光菩薩像など塑像の仏さまは、耐震設計の東大寺ミュージアムに移ってしまわれたそう。三月堂の仏さまたちはすべてスター級なので、何人か抜けて、ずいぶん寂しい感じなのでは? -
拝観再開2日目の堂内は混雑していました。でも、団体で来ていた小学生がいなくなってしまったら、居場所がないというほどの状態ではなくなって一安心。とりあえず見学用の畳のスペースの端っこに座って、リニューアルされた須弥壇を眺めました。
いらっしゃるのは、本尊の不空羂索観音菩薩、金剛力士、四天王、梵天、帝釈天、執金剛神(秘仏)。人(仏)口密度の高さは相変わらずで、寂しい感じはありませんでした。
でも、でもですね〜、去ってしまった仏さまたちが全員女性的な方々ばかりだったためか、ちょっとガラが悪くなってしまった感が…(笑)ご本尊以外は武闘派ですからねえ。体育会系の部室を想像してしまいました。 -
そんな、ちょっと雰囲気変わってしまった三月堂を出ると、何だか急に空が暗くなってきたような。天気予報では午後から雨。まだ降らないで〜。
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二月堂・三月堂への道は、裏参道もいいですが、表参道(っていうのかな?)も素敵です。
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こちらは鐘楼。反り返った屋根がカッコイイです。
手前の建物は念仏堂、鐘楼の奥に見える建物は俊乗堂です。地味なお堂にも実はすごい仏像があったりします…。 -
大仏殿に向かって下っていきます。
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猫段と呼ばれる石段です。途中で転ぶと猫になるそうなので気をつけないと。いや、いっそ猫になるのもいいかも…。
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無事下りきって、振り返って1枚。
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今回の旅では、会津八一の歌をよく見かけたなあ。
この歌碑は、東大寺の中門の近くにありました。
ひらがなの優しい文字に癒されます。
おほらかにもろてのゆびをひらかせて
おほきほとけはあまたらしたり -
グッズを物色しようと、東大寺ミュージアムに寄り道しました。
お目当てのものはなかったのですが… -
ミュージアムのカフェの前から見上げた南大門が素敵でした。
そして、とうとうここで雨が降り出してしまいました。 -
傘を差して、歩いて元興寺へ行きました。
ならまちにある元興寺は、奈良時代当時は本当に大きなお寺で、周辺一帯が境内地だったそうですが、現在はすっかり周りの風景に溶け込んで庶民的なお寺になっています。
世界遺産だってこと、言われなければ気がつかないかも。でも、そんな気取らない雰囲気が好きです。 -
雨が小降りになるまで、本堂(極楽堂)と収蔵庫を長めに見学しました。
外に出て庭を眺めると、以前と少しだけ様子が違うような。全体的に整えられた感じです。 -
見慣れないこの碁盤のような石は何?
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近づいてみると、仏足石でした。2012年10月に、日本・スリランカ国交60周年を記念してつくられたものだとのこと。スリランカの古い仏足石をモデルにしてつくられているそうですよ。
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境内奥の石仏・石塔群です。石仏と石仏の隙間には桔梗がたくさん植えられています。花の時期にはまだちょっと早かったですけど。
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かわいいお地蔵さまがたくさんいらっしゃいました。
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8月に行われる元興寺の地蔵盆はとても幻想的。写真でしか見たことがないので、一度行ってみたいです。
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極楽堂と禅室の屋根の一部には、飛鳥時代の瓦が数千枚使われています。他の部分と色が違って明るくカラフル。
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雨のお寺もいいですね。
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境内の一角には、役行者さんもいらっしゃいました。
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さて、特別に楽しかった3日間の奈良旅もこれでおわり。
友人たちへのばらまき用のお土産に、ぜいたく豆本舗のお菓子を買って帰途につきました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- コクリコさん 2013/06/10 21:25:32
- 表紙は彼鹿じゃん☆
- はなさん、
なんと表紙の若い鹿は、私もお気に入りのシーンではありませんか!
ずっとこっちを見ていたあの目は何を言いたかったのかしら。
ドキッとしましたよね〜
やはり奥飛火野は鹿と交歓できる秘密の基地!
はな☆さんのおかげで念願の奥飛火野を満喫できました。
紅葉や藤の頃も来てみたいよね。
でも緑のエキスが滴り落ちるような木々の葉に囲まれるのも気持ちが良いものです。
はな☆さんの鹿男の木の写真、素敵過ぎです。
雲と青い空も幻想的、こんなに綺麗な風景の中に私たちいたんだなあ。
私が写していたのはエゴノキかハクウンボクです。
似てるので私にはどちらかわからないのよ〜
もちろんブレブレの写真でしたから旅行記には載せませんでしたよ。
かとくみさんではないけれど、運動部の部室みたいな三月堂、笑ってしまいました。
なんか汗臭くなかった?
いや〜楽しかった、面白かったですね。
紅葉の飛火野や白毫寺に飛んで行くのではないですか?
- はな☆さん からの返信 2013/06/11 20:55:56
- RE: 表紙は彼鹿じゃん☆
- こんばんは〜。
> なんと表紙の若い鹿は、私もお気に入りのシーンではありませんか!
> ずっとこっちを見ていたあの目は何を言いたかったのかしら。
コクリコさんもあの鹿には注目されてたんですね〜。
ホント、何か言いたそうでした。
「鹿せんべいくれ」だったらガッカリですが。
> 私が写していたのはエゴノキかハクウンボクです。
> 似てるので私にはどちらかわからないのよ〜
いやいや、エゴノキとハクウンボクをご存じだというだけですごいです。
私はどちらも全くわかりませ〜ん。
里山通いをされているかとくみさんはご存じかもしれませんね。
> なんか汗臭くなかった?
ええもう、空手部部室のにおいがしてました。
癒しは期待できませんが、気合いは入れてもらえます!!
> 紅葉の飛火野や白毫寺に飛んで行くのではないですか?
行きたいのは山々ですが、今年は微妙です。
多忙&要節約のため、例年ほどは行けない気がします…。
-
- かとくみさん 2013/06/04 22:14:58
- いいね!ボタンはないんか?!
- はなさん
おもしろい旅行記ですね〜。写真もきれいだし、
ついFBのノリで、一枚一枚の写真に「いいね!」したくなります。
奥飛火野って、すごい奥みたいな感じだけど
そうでもないのかな?石を踏みながら川を渡るなんて
ピクニック気分♪ か、飛鳥川の飛び石みたいだな〜。
正直言って、どこからどこまで飛火野と言うのか
はっきりわからんです。奈良公園の奥の方、くらいで…。
森を進むとぽっかり広場があるなんて、不思議な空間ですね。
ガラが悪くなった三月堂www!
すごいわ〜、どんだけ雰囲気変わったのか、見に行きたいです。
- はな☆さん からの返信 2013/06/04 23:49:09
- かとくみさん、どうも〜。
- 奥飛火野は、それほど奥ではないような気がします。
第2のぽっかり広場からは奈良ホテルの屋根が見えました。
位置的には鹿苑の西隣じゃないでしょうか。
もう少し奥に行くとささやきの小径に出るそうです。
自然がいっぱいの面白い場所なので、かとくみさんもご家族でどうですか?
> ガラが悪くなった三月堂www!
> すごいわ〜、どんだけ雰囲気変わったのか、見に行きたいです。
はい。3mぐらいある大きい方ばかりだし、戒壇院の四天王像などに
比べるとやや知的じゃない?感じの方々が武器を振り上げておられるので…。
男くさい三月堂、ぜひ一度ご体験ください。
もうあれから2週間以上経ってしまいました。早いですね〜。
旅行記を書き終わって、やっと少し余韻が冷めてきた感じですが、
かとくみさんのリベンジオフは忘れませんので、
そのうちまたぜひ計画いたしましょ♪
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