霧島の名湯と黒豚を食す24時間の旅

2012/04/15 - 2012/04/16

12:25鹿児島空港に着いてレンタカーを借りる。ニコニコレンタカー鹿児島空港店で借りたのだが、徒歩10分くらいかかる。鹿児島空港入口店で借りると徒歩5分で着く。
硫黄泉の温泉を目指して霧島方面に車を走らせる。
まずは旅行人山荘。錦江湾が見渡せるという露天風呂へ。白濁した温泉が高台の浴槽に注がれている。なかなか良い眺めに泉質だ。
その後硫黄谷温泉霧島ホテルへ。ここは温泉ドームと言って巨大な体育館のような建物の中に、巨大な混浴露天風呂がある。白濁した硫黄泉がドバドバと滝のように注がれている。巨大温泉の北の横綱が登別の第一滝本館から、南の横綱はここであろう。露天風呂もあるが、巨大なドーム温泉と比べるとかわいいもの。
夕食は、「黒豚の館」でミルフィーユとんかつを食べた。車で結構な距離を走ったが、黒豚のため。
カツの中はジューシーで甘みも感じる。美味しい。また豚汁も美味しかった。満足。
宿は、妙見田中会館。昭和の雰囲気が漂っている。建物も当然新しくはないが、温泉の情緒があり落ち着く。川のすぐそばに建っているので、部屋から川と緑が望め、せせらぎの音が心地よいBGMとなる。
温泉は緑色で鉄分を多く含んだ成分の濃い温泉がかけ流されている。露天は別棟にあり有料らしいが、FREEのるるぶに無料券がついていた。洗面所は共同のだが、花が活けてあったり、ミネラル水のサーバーがあったり心配りが感じられる。
翌日は、あいにく雨であったが、車までスタッフの人が傘をさしてくれた。感動。
まずは野天湯の和気湯へ。川っぺりにある野天湯で期待して行った。ところが浴槽は空っぽ。呆然として川を眺めていると、川の一部が囲われたようになっており、水が緑色に濁っている。まさかと思って手をつけてみると、暖かい。温泉だ！脱衣所も何もないのでためらったが、雨だしだれもくる気配はないので、思い切ってザブン。湯の花がゴミのように浮き上がったが、川と一体となった温泉は最高だった。
その後、妙見足湯があったのでそこにも。かなり熱かった。皮を眺めながら足湯はオツなもの。
さらにもう一軒、岩戸温泉はへ。口コミで評判が良いので行ってみた。霧島や妙見に比べると無色透明で個性のない湯に思えたが、炭酸水素塩泉で、首の辺にまとわりつく感じが半端ではない。間違いなくこれは名泉だと確信した。
空港に戻る途中、立派な蕎麦屋を発見。そば茶屋吹上庵。昼食にちょうど良いので、HPで調べてから入店。
豚の出汁でとったつけ汁に、平麺のような平たい蕎麦をつけて食べる、これが黒豚板そば880円。あっさりとした出汁にコシのある蕎麦が絶品。ボリュームもあった。
13:05鹿児島空港発24時間の滞在であったが、とても充実した旅立った。東京に帰ってから、新宿で買い物をし、18時に帰宅した。

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

旅行人山荘の露天風呂

錦江湾を望む露天風呂。

硫黄谷温泉霧島ホテルの温泉ドーム

平落温泉。管理されておらず、とても入る気になれない。

妙見田中会館　窓からの景色。素晴らしい。

黒豚の館。ミルフィーユとんかつ。

妙見田中会館の内風呂。

成分の濃い温泉。

妙見田中会館の部屋。川のせせらぎがすごくよく聞こえる。

和気湯。お湯が空っぽ！

和気湯の前の川。

手前の黄緑の部分が温泉。

湯の花の舞う前。

手前の部分に入った。

左端真ん中へんに温泉溜まりが。

和気湯に行く途中の風景

妙見温泉近くの足湯。

結構熱かった！

岩戸温泉の露天風呂。