2013/05/24 - 2013/05/24
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ぺこにゃんさん
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八瀬にある瑠璃光院が2013/05/31をもって拝観終了という話を聞きました。
まだ訪れたことがなかった私としては,これが最初で最後の拝観かも?
瑠璃光院を訪れた後は,蓮華寺にも立ち寄りました。
合わせて掲載しておきます。
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叡山電鉄にのって,八瀬叡山口駅に到着。
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この日は抜群に良い天気でした。
電車に同乗していた人達の中には,ケーブルカーに乗って比叡山へと向かう人も。 -
高野川に架かる木橋。
緑の中,紅傘が映えます。 -
木橋を渡って高野川左岸へ。
橋を渡り,左へ行くとケーブルカー乗り場,右へ行くと瑠璃光院です。 -
橋の上から眺めた高野川。
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川沿いに歩いていくと,緑陰に包まれた瑠璃光院の山門が現れます。
実は今回が初めての訪問です。
存在は知っていたし,場所も知っていました。
ただ素性がイマイチわからなかったので,なんとなく避けていました。 -
調べてみると,次のような経緯が。
この地には,明治期の実業家・田中源太郎が設けた庵,喜鶴亭がありました。
それが後に京福電鉄の所有になり,高級料理旅館へと姿を変えました。 -
10年ほど前,その喜鶴亭が廃業する際に光明寺が買い上げ,2005年に現在の瑠璃光院として生まれ変わりました。
そのときの建物や庭をそのまま受け継いでいるので,高級料亭の面影を残しているお寺ということになります。 -
では,山門をくぐり奥へ。
ここはすでに「山露路の庭」という庭園です。
緩やかなカーブを描く石段を登っていきます。 -
途中には小さな門がありました。
喜鶴亭の茶室へと続く門のようです。 -
覗いてみると,そこには苔むした露地庭。
錆びついた釣燈籠が庭に溶け込んでいました。 -
頭上も足元も緑に覆われています。
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比叡山山麓から流れてくる清流が小さな滝を作っています。
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水はとても澄んでおり,錦鯉の美しさが引き立ちます。
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では,石橋を渡り建物内へと入りましょう。
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書院の二階へと向かうと,目に飛び込んでくるのは緑色の世界。
運良く一番乗りで入ることができたうえに,後続もなかなかやってきません。
少しの間だけですが独占させてもらいました。 -
机に緑が映り込みます。
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実相院に「床もみじ」というものがありますが,同様の表現をするなら「机もみじ」とでもなりますか。
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室内が暗いというのもありますが,綺麗に映りこみますね。
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京都市内は30度を超えていたはずですが,ここは涼しかったです。
緑に囲まれているためでしょうね。 -
こちらの窓の外を覗いてみましょう。
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眼下に見えるのは,瑠璃光院の主庭「瑠璃の庭」です。
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「瑠璃の庭」は浄土を現した庭園です。
ある気象条件が整うと「瑠璃色に輝く浄土の世界」が現れると言い伝えられています。 -
苔の絨毯の間を縫うように,一筋のせせらぎが優美な曲線を描きます。
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この日は快晴で,陽射しがとても強かったです。
緑を撮るにはコントラストが少ない日がいいのですけどね。
特に雨の日はしっとりと濡れるので,雰囲気がガラッと変わります。 -
瑠璃の庭と反対側の大きな窓。
こちらも窓枠いっぱいに緑が広がっています。 -
建物内では方角がはっきりとしませんが,おそらく北を向いているのだと。
向かいの山は何でしょうか?
瓢箪崩山という山がありますが… -
イチオシ
室内では,写経ができるように,机の上に紙とペンが用意されています。
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写経をされている方がおられましたので,後ろから失礼して…
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斜め後ろから。
シルエット風にしました。 -
イチオシ
輝く緑の中で。
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こちらは縁側に座り,瑠璃の庭を見下ろす女性。
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ふと視線が上に。
何を見つめていたのでしょうか? -
イチオシ
では,書院の一階へと下りましょう。
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書院の一階にはお茶席が設けられ,瑠璃の庭を見ながらお茶をいただくことができます。
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二階からは気付かなかったですが,結構奥行がありますね。
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この模様は数十種類もの苔が作り出しています。
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庭師が数年の年月をかけて作り出したそうです。
凄い技術ですね。 -
庭園の片隅に躑躅。
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葉の上に水滴。
ここ数日雨は降っていないはず。
おそらく手入れのため水撒きしたのでしょう。 -
木漏れ日がスポットライトのよう。
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紅葉の季節は特に人気が高い場所です。
確かに綺麗でしょうね。
もの凄い行列になるらしいですけど… -
瑠璃の庭はここまで。
奥へと進みます。 -
書院二階を下から見上げます。
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同じところから見下ろすと,まだ何かありそう…
正直なところ瑠璃の庭で,お腹いっぱいなんですけど。 -
階段を下りた先には,茶室「喜鶴亭」と「臥龍の庭」があります。
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臥龍の庭は,川と高低差で龍を表しています。
先ほどの瑠璃の庭とは雰囲気が全く異なりますね。 -
イチオシ
私の気を引いたのは一輪の菖蒲。
手前の楓の陰になって,なかなか撮りづらい。
ローアングルで何とか撮りました。 -
光を浴びて。
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庭から離れ,喜鶴亭内をキョロキョロ。
うっすらと緑色に染まります。 -
さりげなく置かれていた花。
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喜鶴亭の本来の入口なのでしょう。
途中にあった小さな門を先に進むとここに来るはずです。 -
訪れた人たちが感想をノートに残していました。
5月末で拝観終了ということですが,そう遠くない未来に再開するでしょうね。
根拠は…あえて書きません。 -
瑠璃光院をあとにして,高野川へ下りてみました。
庭園鑑賞なんて性に合わないことをしたので,ここで息抜きです。 -
高野川は穏やかな川ですが,段差の大きな場所では水しぶきが舞います。
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川の中で遊ぶ子供たち。
他にも川原ではバーベキューを楽しむ人たちでいっぱいでした。 -
川原の岩の上にとまっていたトンボ。
写真ではわかりにくいですけど,胴体がメタリックなグリーンをしていました。
調べてみると,ミヤマカワトンボの♂っぽいですね。 -
最後に紅傘を橋の下から眺めて,次へ行くことに。
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次へ行くといっても正直決めていませんでした。
最近はこんな感じで,そのときの気分にまかせています。
ここまで来れば大原は近いけど,帰りが遅くなるからパス。 -
国道367号線沿いの崇道神社は一度行ってみたかったところ。
鳥居前まで来たものの,あまりにも人気がなさすぎて,躊躇ってしまいました。 -
結局,無難な選択ですけど蓮華寺へ。
庭園続きで迷いましたが,せっかく八瀬まで来たので。 -
山門をくぐって境内へ。
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ちょうど私が入ったときに3名ほど,建物の中に消えていったので,しばらくはここで時間をつぶしました。
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蓮華寺には紅葉の時期に一度訪れたことがあります。
大きなイチョウの木があり,黄金色の絨毯ができていたことを覚えています。 -
多くの緑に囲まれて,心が安らぎます。
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ずらっと並んだ石仏。
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建物入口へ通じる道の脇には,都忘れがたくさん咲いていました。
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承久の乱で敗れて,佐渡へと流罪になった順徳天皇が,
「この花を見ていると,少しの間でも都を忘れることができる」と言ったことから,この名で呼ばれるようになったといわれてます。 -
石仏を背後に組み入れて。
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都忘れに混ざって咲いていた,ヒョロヒョロとした白い花。
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白糸草という名らしい。
なるほど。 -
庭園へと通じる飛び石。
ここからは入ることはできません。 -
飛び石のところに咲いていた小さな花。
名前わかりません。 -
書院へと入ると,池泉回遊式の庭園が目の前に広がります。
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高野川の水を引いた池の中に,鶴島と亀島が配置されています。
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周囲の木々はそれほど高くなく,水面に接するように枝を伸ばしています。
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池の水は透き通るほどの綺麗さ。
水面に波紋が現れるのは,小魚が住み着いているからです。 -
片隅にある手水鉢。
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書院の縁から。
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本堂へと通じる渡り廊下。
渡り廊下の上からの撮影は禁止です。
これが広義に解釈されているようで,本堂からは撮影OKという人もいるようです。
受付で「写真撮影は座敷の上から」といわれましたけどね。 -
青もみじの背後に本堂の青もみじ。
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外は強い日差しが照り付けていましたが,書院の中はひんやり。
こういう過ごし方も良いものです。 -
緑を十分に満喫して,蓮華寺をあとにしました。
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最後は蓮華寺前から撮った高野川と比叡山で締めます。
快晴の日に,らしくない庭園鑑賞でした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- こあひるさん 2013/05/30 10:03:10
- しっとりとグリーンの世界・・・
- ぺこにゃんさん、こんにちは。
瑠璃光院の庭園・・・しっとりと緑の陰が広間を包み込み、気持ちがとても落ち着きました。
机に写りこむグリーンがとても美しいですね〜。深い緑の世界に沈んでいくような気持ちになりました。
暑い夏には、こんなお庭でまったりとぼ〜っと過ごすのもいいですね。
こあひる
- ぺこにゃんさん からの返信 2013/05/30 23:41:38
- RE: しっとりとグリーンの世界・・・
- こあひるさん,こんばんは。
旅行記をご覧いただきありがとうございました。
緑に囲まれると,心が落ち着きます。
忙しなく動き回るのもいいですが,たまにはゆったりと庭園鑑賞してみるものです。
「机もみじ」のグリーンをじっと見ていると,吸い込まれていくような感じでした。
ぺこにゃん
> 瑠璃光院の庭園・・・しっとりと緑の陰が広間を包み込み、気持ちがとても落ち着きました。
>
> 机に写りこむグリーンがとても美しいですね〜。深い緑の世界に沈んでいくような気持ちになりました。
>
> 暑い夏には、こんなお庭でまったりとぼ〜っと過ごすのもいいですね。
>
> こあひる
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- CANさん 2013/05/29 21:28:19
- 素晴らしい色
- ぺこにゃんさん
こんばんは!CANです。
まるで緑の清らかな水の中で書いているような
素晴らしい色ですね。
ここに目をつけられたぺこにゃんさんが凄いです!!
日本の京都だから出る色かも知れません。
旅行記を見ていたらなんか自分が写経をやっているような、
とても穏やかな気持ちになりました。
- ぺこにゃんさん からの返信 2013/05/30 23:37:23
- RE: 素晴らしい色
- CANさん,こんばんは。
瑠璃光院の旅行記をご覧いただきありがとうございました。
> こんばんは!CANです。
> まるで緑の清らかな水の中で書いているような
> 素晴らしい色ですね。
> ここに目をつけられたぺこにゃんさんが凄いです!!
> 日本の京都だから出る色かも知れません。
この「机もみじ」はブログでよく見かけていたのです。
訪れたときには撮影してみたいと思っていたので,上手く撮れてよかったです。
> 旅行記を見ていたらなんか自分が写経をやっているような、
> とても穏やかな気持ちになりました。
最近,庭園鑑賞はしていなかったのですけど,綺麗な庭を見ていると落ち着きますね。
一陣の風がすっと通り過ぎていくのが,とても爽やかでした。
ぺこにゃん
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