2013/04/05 - 2013/04/05
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旅するきのこちゃんさん
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わたしの出産に伴い、2か月余りロンドンに滞在してくれた母との別れが近づいたある日のこと。
夫「金曜日、予定空けといてね。」
母・私「????(なにっめずらしくサプライズ??)」
夫「あれ、あれ予約しといたから。2人で行ってきな。」
私「あれって?○○(生後1か月の息子)はどうするの?」
夫「仕事は休みとったから。○○はオレが見とくから。あれよ、あれ。オリエント急行。前に乗りたいって言ってたでしょ。」
私「!!!!(そ、そんな、急に。確かに乗りたいって言ったけれども、このタイミング!?でも、うれしいかも。)」
母「ありがとう^^」
ということで、、
出産とそのお世話を労っての究極のごほうびは、オリエント・エクスプレスでの豪華ランチ。
突然のサプライズに目をぱちくりさせて、母娘はエスコートされるがままに、かの有名な特急列車に乗車したのでありました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
家の最寄り、ビクトリア駅の奥の奥にオリエント・エクスプレスのレセプションがあったなんて。
ハリー・ポッターの秘密のホームから乗車するような、不思議な気分。 -
今回のランチ特急は、イギリス南部の港・ブライトンまでの往復ルート。
日本からもインターネットで予約できるようだけど、目が飛び出るようなお値段〜!
イギリスで予約したほうが、ちょっぴりお得デス。
http://www.orient-express.com/web/uktr/japanese-train-uk-trains.jsp -
レセプションでチェックインを済ませ、さぁ乗車!
気になっていたのがドレスコード。
「スマートカジュアルな服装」とのことで、わたしはワンピース姿。
母は、ロンドンで買ったばかりのおしゃれブーツを靴ズレ覚悟で履くことに。
レセプションでは、女性グループがピンヒールに履き替えるシーンも。 -
車両はアイビス。
英国王室マークを掲げる、アンティークなブリティッシュ・プルマン。 -
プルマン・スチュワードにエスコートされ、座席へ。
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わぁお、格調高いお椅子だこと。
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通路を挟んで隣りの席は、電車好きそうなオジサマ。
楽しそうに、ずーーっと車窓を眺めてたっけ。 -
サウザンレイルを横目に、ウェルカムシャンパンで乾杯!
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11:45、列車はゆっくりと動き出し、お気に入りのチェルシーブリッジを過ぎてゆく。
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ワイン1本ついてくるー。
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オリエント・エクスプレス仕様のクリスタル・グラスで頂きます。
このグラス、結構なお値段で車内で買えるのであります。 -
ホームページにあるとおり、
「しっかりとアイロンのあてられた純白のテーブルクロスと光り輝く銀食器」
がキレイに並んで。 -
前菜のテリーヌ。
スチュワード3人が、かわるがわるサラダ・テリーヌ・チャツネを盛ってくれる。
食事が始まるやいなや、列車はけっこうなスピードで走りだす!
ガタガタ揺れる列車で、ときどき歓声を上げながらのランチ。 -
バターナットスクオッシュのスープ。
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鴨のグリル。
鴨好きのわたしにとって、うれしいメイン。
前菜・スープはまぁまぁだったけど、これはボリューム満点でおいしかった! -
厚切りチーズで、ワインをちびちびやります。
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あいにくのお天気。
そして、やや地味なイギリスの田園風景。 -
ちょーっと、瞼が重くなってきてしまうのであります。
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お、オリエント・エクスプレスだ!と、駅から人が見てる、見てる。
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途中停車駅のHove駅に到着。
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ゴージャスな座席を離れ…
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人混みの中へ。
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テキシージャズのおじさんの歓迎!
4月だというのに寒さに震えながら、しばし鑑賞。 -
また、ありがたく頂いたグラスシャンパンと金太郎飴。
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テキシージャズのおじさんに、車窓からさよなら〜
20分ほどの停車後、またガタゴトと列車は走りだす。
ブライトンまで、あとどのくらい? -
デザートのチーズムース。
ボリューム満点、全部食べられませーん!
周りの乗客は割と年齢が高めなのに、おしゃべりしながらもすごいスピードで食事をペロっと済ませてる。
いつもこれにはビックリさせられる。 -
チョコレートのお土産付き〜
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満腹になったところで、この旅のカメラマンである母による列車内探検スタート!
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もはや、どのあたりを走ってるのか分からなくなってきた。
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VIPルーム!?
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トイレの床は、スワンのモザイク。
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違うインテリアの客車も。
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あれ?
気がつくと、ラッシュアワーが近づいたClapham Junction駅。
ってことは、もうすぐビクトリア駅!?
いつの間にブライトンに着いてたの〜?土地勘ゼロ。。 -
母が大好きなバタシーの発電所跡。
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列車からならではの、このアングル。
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ここらでちょっぴり一時停車。
オリエント・エクスプレスと言えども一般列車と同じ線路を走っているので、どうしても一般列車が優先。
スピード調節に忙しい。 -
おー、とうとう帰ってきたぞ、ビクトリア。
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たまにガタンゴトンと加速して、そしてたまにトロトロと、5時間揺られた列車ともお別れ。
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この日、列車を引っ張ってくれた先頭車両。お疲れさまでした。
蒸気機関車が牽引するツアーもあるんだとか。 -
こうしてちょっぴりリッチな気分で、いつも見慣れたビクトリア駅をあとに。
電車好きの記念旅行には、おススメの豪華列車の旅!
電車に乗ってるだけで、アンティークな空間でごちそうやお酒を楽しめて旅行気分が味わえるなんて。
鉄子であるわたしたち母娘にとっては、なんだか最初から最後までふわふわした気持ちでいっぱいのごほうび旅行でした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- こあひるさん 2013/05/30 13:04:12
- すてきなあれ・・でしたね!
- 旅するきのこちゃんさん、こんにちは。
わ〜!旦那さま、気が利きすぎ〜〜!すばらしいサプライズプレゼント・・・!!!
ビクトリア駅から出て、また戻ってくる・・なんていうツアーがあるんですね〜。なかなかステキかも・・・
私だったら、撮影に忙しくしているうちに、あっという間に終わってしまいそうで、ゆったりオリエント急行の揺れ・・を楽しむ余裕がなくなっちゃいそ〜!
こあひる
- 旅するきのこちゃんさん からの返信 2013/08/30 22:06:29
- RE: すてきなあれ・・でしたね!
- こあひるさん、いつも旅行記を見てくださって、ありがとうございます!
こあひるさんがオリエント急行に乗ったら、車内をあちこち移動して撮影して…車窓の景色も撮影して…食事も…と、きっと忙しくされるでしょうね。
わたしのこの旅行記の写真は、母によるものです、実は。。
撮影担当がいてくれて、わたしはのんびり列車の揺れを楽しめました!
気球の旅行記は、久しぶりにカメラを構えて燃えてしまいました〜。
曇りだったので、思うように色が出ず力量不足なのですが。。
やっぱり撮影は楽しいなぁと思い直しましたよ。
これからの旅では、子どもを夫にまかせて…(笑)こあひるさんのように、撮影をできるだけ楽しみたいと思います!
旅するきのこc。
-
- まほうのべるさん 2013/05/30 07:29:07
- おめでとうございます。
- こんにちは、旅するきのこちゃんさん。
息子さんご誕生おめでとうございます。
ロンドンで出産なされたんですね。
お母さんが日本から行かれていたのでどんなにか
心強かったでしょうね。
旦那様はやさしいかたですね。
お母様と一緒にオリエントエクスプレスの旅をプレ
ゼントしてくれるなんて。
これから子育てで大変なこともあるかと思いますが
3人で楽しい生活を送ってくださいね。
byまほうのべる
- 旅するきのこちゃんさん からの返信 2013/08/30 22:13:48
- RE: おめでとうございます。
- まほうのべるさん、こんばんは。
いつも旅行記を見てくださってありがとうございます!
そして、お返事が遅くなってしまってごめんなさい。
そうですね、母が来てくれたおかげで、不安もなく無事に出産できて本当によかったです。
子どもが小さいうちはあまり冒険はできなくなりますが、3人でのんびり旅を楽しみたいと思います。
まほうのべるさんの旅行記を読んで、クラクフに行きたくなっちゃいました〜。雰囲気がいいですね!ポーランド食器にも出会えるし!
またお邪魔させていただきますね。
コメントありがとうございました!
旅するきのこc.
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