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プラハからチェスキー・クルムロフへ。<br />いろいろと苦しめられたこの国から、最後の痛烈な一撃。

2010年・東独-中欧の旅(5)~チェスキー・クルムロフ

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2010/09/29 - 2010/09/30

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2

29

norijiro

norijiroさん

プラハからチェスキー・クルムロフへ。
いろいろと苦しめられたこの国から、最後の痛烈な一撃。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.5
交通
3.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • プラハ3日目は早朝に出発し、チェスキー・クルムロフに向かう。日本であらかじめ予約した「ステューデントバス」に乗る…はずが。<br />予約のメールの印刷を見るなり、係の兄ちゃんは「何じゃこりゃ」という顔をして、どこかに電話をかける。交渉すること約5分。悲しい顔をした兄ちゃんは「金が入金されていない…」と哀愁を漂わせた。<br />空きが2席あるというので(それは我々の分では?)、ここで金を払うから乗せてくれと懇願するも、それはキャンセル待ちの人が乗るという。<br />困惑する我々にお構いなく、無慈悲にもバスは出発…。<br />

    プラハ3日目は早朝に出発し、チェスキー・クルムロフに向かう。日本であらかじめ予約した「ステューデントバス」に乗る…はずが。
    予約のメールの印刷を見るなり、係の兄ちゃんは「何じゃこりゃ」という顔をして、どこかに電話をかける。交渉すること約5分。悲しい顔をした兄ちゃんは「金が入金されていない…」と哀愁を漂わせた。
    空きが2席あるというので(それは我々の分では?)、ここで金を払うから乗せてくれと懇願するも、それはキャンセル待ちの人が乗るという。
    困惑する我々にお構いなく、無慈悲にもバスは出発…。

  • バスが行ってしまったからには、何か手段を講じなければいけない。確実なのは後の時間のバスを予約し直すことである。バスの予約ができるセンターは、どういうわけか乗り場から地下鉄で5駅くらい先にある。荷物もあって面倒だが、これはもう行くしかない。<br />20kg近いトランクを泣く泣く引きずり、エスカレーターが完備されていない地下鉄に乗り、疲れ果てて予約センターに行くと、幸運なことに11時のバスなら空きがあるという。その場で運賃を支払い、チケットを入手することができた。<br />これはヤン・ネポムツキー様のもたらした幸運では?と思ったが、もっとビッグな幸運は後に控えているのであった(というより、これはただの敵失だ)。<br />ちなみに、帰国後にカードの請求が届いており、入金されていないはずの運賃は、しっかりと引き落とされていた。<br />そういう国なのだ、ここは。

    バスが行ってしまったからには、何か手段を講じなければいけない。確実なのは後の時間のバスを予約し直すことである。バスの予約ができるセンターは、どういうわけか乗り場から地下鉄で5駅くらい先にある。荷物もあって面倒だが、これはもう行くしかない。
    20kg近いトランクを泣く泣く引きずり、エスカレーターが完備されていない地下鉄に乗り、疲れ果てて予約センターに行くと、幸運なことに11時のバスなら空きがあるという。その場で運賃を支払い、チケットを入手することができた。
    これはヤン・ネポムツキー様のもたらした幸運では?と思ったが、もっとビッグな幸運は後に控えているのであった(というより、これはただの敵失だ)。
    ちなみに、帰国後にカードの請求が届いており、入金されていないはずの運賃は、しっかりと引き落とされていた。
    そういう国なのだ、ここは。

  • バスまで時間ができたので、カヴァールナ・オベツニー・ドゥームを再訪して朝食。

    バスまで時間ができたので、カヴァールナ・オベツニー・ドゥームを再訪して朝食。

  • 旧市庁舎に上ってみる。

    旧市庁舎に上ってみる。

  • オレンジ色の屋根が連なる様は見事。

    オレンジ色の屋根が連なる様は見事。

  • 無事バスに乗れたので、チェスキー・クルムロフへと向かう。

    無事バスに乗れたので、チェスキー・クルムロフへと向かう。

  • 苦労の果てにたどり着いた世界遺産のチェスキー・クルムロフ。ガイドブックには「中世に迷い込んだような」などと紹介されていたが、まさにその通り。プラハよりもこぢんまりしているので、中世の田舎町の感じがより強い。

    苦労の果てにたどり着いた世界遺産のチェスキー・クルムロフ。ガイドブックには「中世に迷い込んだような」などと紹介されていたが、まさにその通り。プラハよりもこぢんまりしているので、中世の田舎町の感じがより強い。

  • ホテルルゼに投宿。

    ホテルルゼに投宿。

  • かわいらしい家が連なる広場。

    かわいらしい家が連なる広場。

  • 狭い路地から城の塔を見上げる。

    狭い路地から城の塔を見上げる。

  • 川沿いのひなびた感じもよい。

    川沿いのひなびた感じもよい。

  • クルムロフ城から城下を見下ろす。<br />城見学はツアーになっており、ガイド付きで案内をしてくれる。残念ながら内部の撮影は禁止。

    クルムロフ城から城下を見下ろす。
    城見学はツアーになっており、ガイド付きで案内をしてくれる。残念ながら内部の撮影は禁止。

  • 城の通路の天井。教会の天井のような形になっている。

    城の通路の天井。教会の天井のような形になっている。

  • 絵はがきやカレンダーなどでよくある構図。

    絵はがきやカレンダーなどでよくある構図。

  • よく見ると、城や町の建物の壁面装飾は、すべて絵によるもの。かつてこのようなスタイルが流行したらしい。

    よく見ると、城や町の建物の壁面装飾は、すべて絵によるもの。かつてこのようなスタイルが流行したらしい。

  • 絵とはいえ、壁面の装飾はかなりのもの。

    絵とはいえ、壁面の装飾はかなりのもの。

  • チェコの居酒屋(ホスポダ)「ナ・ロウジ」にて夕食。

    チェコの居酒屋(ホスポダ)「ナ・ロウジ」にて夕食。

  • ナ・ロウジの店内。

    ナ・ロウジの店内。

  • 地元のピルスナーと黒ビールで乾杯。

    地元のピルスナーと黒ビールで乾杯。

  • 鶏肉の間にチーズが挟んである。

    鶏肉の間にチーズが挟んである。

  • カリカリに焼いたパンに刻んだチーズを乗せた一品。料理も飲み物も全体的に安くておいしい。1人1000円以内で収まった。

    カリカリに焼いたパンに刻んだチーズを乗せた一品。料理も飲み物も全体的に安くておいしい。1人1000円以内で収まった。

  • 夕暮れの路地。

    夕暮れの路地。

  • 広場も暗くなり始めた。

    広場も暗くなり始めた。

  • ホテルルゼの内部も非常にクラシカル。

    ホテルルゼの内部も非常にクラシカル。

  • こんな人形も置いてある。

    こんな人形も置いてある。

  • 翌日。午前中にウィーンに向かうため、早朝の散歩を敢行。

    翌日。午前中にウィーンに向かうため、早朝の散歩を敢行。

  • 散歩が楽しくなる中世の町。

    散歩が楽しくなる中世の町。

  • ユーロはダメらしい。

    ユーロはダメらしい。

  • まだまだ名残惜しいが、ウィーンへと向かう。

    まだまだ名残惜しいが、ウィーンへと向かう。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • massiさん 2013/05/25 21:37:03
    こんばんは〜。
    こんばんは〜。
    はじめまして。

    最初、チェスキー・クルムロフのお写真を見て旅行記を拝見させていただいていたのですが、本文が面白くて引き込まれました。

    私も昨年末に中欧旅行に行ってきたのですが、そうなのですね。この国はこういう国なのですね。

    チェコではプラハ城の観光をしたのですが、ここでは共通券を買っていたのですが、2か所目の聖イジー教会で、チケットが折れ曲がっていたのか、自分は通れましたが妻が自動改札ではねられてしまいました。隣に係員がいたのですが、半券を見せて入れてくれと交渉しても、入り口に行って買ってこいの一点張りで埒が明かなく、結局観光できませんでした。もちろん半券には刻印もされているし、一緒に買った他の客も入れているのですが…。
    そのあとの宮殿では、写真を撮っているとそこにいた係員から「ここは写真を撮ってはだめだ。だけど?コルナもらえれば見逃す」と。それって賄賂では(笑)。
    5つ星と言われたホテルのサービスもダメダメでしたし…。

    あと、スロヴァキアでも頼りにしていたトラムが無くなっているという衝撃の旅になってしまいました。

    ま、これが東欧(というか旧共産圏)文化なのだろうと納得(?)しましたが、妻も私も、あまりのサービスの悪さに辟易していました。
    景色は良いのだけれど…。なんですが、割り切りが必要ですね。

    と、ぐちぐちと書いてしまいましたが、またいろいろ拝見させていただきますので、よろしくお願いします。

    norijiro

    norijiroさん からの返信 2013/05/27 12:56:43
    RE: こんばんは〜。
    コメントをいただき、ありがとうございます。
    チェコは、確かに観光資源としてはとてもすばらしいと思うのですが、おっしゃるように、トラブル多発地帯という印象です。これが中国やインドなんかですと、旅行前からこちらもそれなりの覚悟をもって臨むのですが、なまじ欧州なだけに、油断しておりました。
    正直なところ、チェコからオーストリアに入ったとたん、天国かと思った次第です。
    massiさまの旅行記も拝見させていただきますね。


    > こんばんは〜。
    > はじめまして。
    >
    > 最初、チェスキー・クルムロフのお写真を見て旅行記を拝見させていただいていたのですが、本文が面白くて引き込まれました。
    >
    > 私も昨年末に中欧旅行に行ってきたのですが、そうなのですね。この国はこういう国なのですね。
    >
    > チェコではプラハ城の観光をしたのですが、ここでは共通券を買っていたのですが、2か所目の聖イジー教会で、チケットが折れ曲がっていたのか、自分は通れましたが妻が自動改札ではねられてしまいました。隣に係員がいたのですが、半券を見せて入れてくれと交渉しても、入り口に行って買ってこいの一点張りで埒が明かなく、結局観光できませんでした。もちろん半券には刻印もされているし、一緒に買った他の客も入れているのですが…。
    > そのあとの宮殿では、写真を撮っているとそこにいた係員から「ここは写真を撮ってはだめだ。だけど?コルナもらえれば見逃す」と。それって賄賂では(笑)。
    > 5つ星と言われたホテルのサービスもダメダメでしたし…。
    >
    > あと、スロヴァキアでも頼りにしていたトラムが無くなっているという衝撃の旅になってしまいました。
    >
    > ま、これが東欧(というか旧共産圏)文化なのだろうと納得(?)しましたが、妻も私も、あまりのサービスの悪さに辟易していました。
    > 景色は良いのだけれど…。なんですが、割り切りが必要ですね。
    >
    > と、ぐちぐちと書いてしまいましたが、またいろいろ拝見させていただきますので、よろしくお願いします。

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