2013/05/12 - 2013/05/16
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tsuboxさん
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その1は西安から敦煌についた第1日目です。
敦煌目的はなんと言っても莫高窟。
周辺の観光地も含め着いた初日で全部回ってしまいました。
悪名高い鳴砂山。
砂漠のオアシス月牙泉。
ほとんど雨の降らない乾燥地帯で暮らしも楽ではなかったであろう
敦煌周辺での古代からの人々の営みを垣間見てきました。
5/11 西安 - 敦煌
■莫高窟
■鳴砂山
■月牙泉
5/13
■玉門関
■陽関
■雅丹国家地質公園
■漢長城
5/14
市内観光
5/15 敦煌 − 西安 − 上海
数年ぶりに思い切って一人旅を決行。
小さな頃からあこがれていたシルクロードの道を訪ねた8日間の旅。
1日目の物語
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
やってきました西安駅。中国の駅に表示されてある駅名の文字はどこも
ため息が出るほど美しい。同じ人の筆跡なのかな。
わたしの乗る西安出発敦煌行きK591は10:53発。
いや〜〜〜、前回の教訓で1時間半前に到着しちゃった。
ちなみに昨日の夜もコンクリート掘削作業は朝まで続き、ほとんど眠れない夜を過ごして、西安はわたしにとって「眠れない街」となったのでした。 -
待合室で待っていたら駅員達が「N591の人は○○○・・・!!!」と叫んでいる。
何回聞いても意味が分からない。
すでに搭乗も始まって行列ができてるのに、こっちこい、こっちこい。と呼ばれる。
後で分かったのだけど、この行列を飛ばして、10元支払って別の入り口から入れますってだけだった。普通に無視しておきましょう。 -
中国での寝台列車は久しぶり。しかも一人は15年ぶり!
中国人から言わすと絶対に下段のベッド!であるが、可憐な女子一人旅、不安でいっぱい。。。
なーーんて、ことは、まるでない。 -
出発してすぐにバッグからイソイソとワインボトルを取り出す。
昨日、スーパーで購入していたボルドーワイン。
朝、ホテルでブッションも抜いてもらって用意万全★
すごく怪しいボトルで130元もしたけど、やっぱり味はギャ!だった。
たぶん混ぜ物の偽物。
そんなこともあろうかと、このロシア産の100%フルーツジュースを用意しておいたのだーーーーーー。
敦煌行きの寝台列車にて一人、サングリアを♪♪
最高のドリンクに変身です〜〜〜〜〜。 -
高原を通って約2000kmの旅。
西安から敦煌までの風景は目まぐるしく変化します。
ほろ酔いで、ただの中国ローカル列車がオリエント急行に変身した気分でございますわ。
安上がり。
NHK「シルクロード」のビデオと井上靖氏の本でイメトレ。。。 -
夕方、「蘭州」に到着。
砂漠の一都市としての認識しかなかったけど、なかなかの大都市。
22時間の列車の中でとにかく人の入れ替わり立ち代りが多くて、
ぐっすり眠りに落ちた瞬間にガラッとドアを開けられたりして、
オリエンタル急行気分は長続きせず。 -
朝、9:30に敦煌に到着。(この時点で電話の充電が切れている。なぜか車内での充電が不可能だった。なんで??充電器売りのおじさんが行き交いしてたから、策略の可能性あり)
敦煌駅にホテルのお姉さんが迎えにきてくれていて、10:00から市内ツアーがあるからすぐに参加しなさい!とな。
急いでホテルチェックインして荷物置いて、車の中で充電しながら、敦煌の目的:莫高窟を目指す! -
とは言え、市内から約30分で到着。
ついに来た、20世紀最大の歴史的発見の莫高窟!
堂々たる門構えでございます。
○莫高窟
敦煌市の東南25kmに位置する鳴沙山(めいささん)の東の断崖に1000年に渡って彫り続けられた、南北に1600mに渡って掘られた莫高窟。その中に2400余りの仏塑像が安置されている。壁には一面に壁画が描かれ、総面積は45,000平方メートルになる。355年、仏教僧・楽僔が彫り始めたのが最初でその後の元代に至るまで。
この莫高窟の名を世界に知らしめたのは1900年、莫高窟の第16窟の中にいた道士・王円籙が崩れ落ちた壁の中に四畳半ほどの空間(耳洞)があることを発見し、その中に封じられていた大量の経典・写本・文献を発見し、後に訪れたイギリスの探検家スタインに持ち帰られ日の目を見ることになった。 -
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
驚きで愕然。莫高窟正面の大仏殿が修理中・・・・・・嘘でしょーーーーーーーッ!
嘘ではありません。
まあ、外観は後から今世紀になって作られたものだけど、中まで工事してる。
ショックが隠しきれません。 -
30年前のNHKシルクロードの当時の映像でもすでに莫高窟の壁は
コンクリートで補強されてしまっています。
鳴沙山の砂丘の壁面に作っているわけだからもちろん、補強しないと
流砂で崩れてしまうのですが、もう少し自然にはできなかったのだろうかと。
鳴沙山の砂を使って外観を損なわないようにとは言っているけど。 -
現存する洞窟数は492、塑像数は2400以上という世界遺産のため、
2時間ほどではせいぜい10前後。
ツアーガイドによって案内する場所が違うため、何度でも訪問できる!
これに加え特別室という別料金(200〜1000元/洞窟!!!)の洞窟も存在する。
中の仏像、壁画は本当に素晴らしいものばかりでした。
後世に残していく遺産ですね。 -
ココです。ココです。夥しい数の経典が発見された16・17窟。
列車の中で井上靖さん「敦煌」おさらいしといて良かった〜〜〜。
本当に趙行徳が攻めてくる西夏の目を避けてここに経典を永遠に封じ込めた
情景が浮かんでくるようです。 -
素敵なカップルを見つけました♪ イチャイチャしてます。
-
今は立ち入り禁止となっている、画家達の住処を遠くに撮影。
NHK「シルクロード」では中に簡易ベッドがあるだけの質素な画家たちの
生活を映し出していました。
是非、訪れてみたかったものです。 -
ここはレプリカ室が展示してある隣接の博物館の展示。
実際の石窟見学では1度に訪れることができるのはせいぜい2時間の10石窟程度。
ガイドとタイミングで適当に見せてる感じなので、何度も訪れたい。 -
レプリカとは言えゾクゾクするほどの美しさ。
-
幻の西夏文字を発見。
まだ100%は解明できていない、現存しない西夏文字。
左のモンゴル文字もチベタンとアラビックが影響したような独特な文字。
こういう解読不明な文字って見てるだけで、飽きないのよねぇ。 -
たっぷり3時間かけて莫高窟を参観してから、次は東側に戻って、
位置的には莫高窟の真上の砂丘鳴沙山と月牙泉を訪れます。
写真は正面玄関(?)ものすごい立派な道路と旅行者センターが構えられてます。 -
来ました!!悪名高い鳴沙山!!
さて、どんなリップ・オフが来るのでしょうか♪♪♪ -
入場料120元を支払って立派な門構えの砂丘へ。
ここでお知らせボード。
こんな辺鄙な場所であらゆるアトラクションが。
■ラクダ 100元
■グライダー (こんな命知らずな人がいるんだろうか・・・)
■電動自動車 15元
■バギー 200元
■オフロードバイク -
ガイドに「歩いて行きたい」と聞いたら、「上記選択でしか行けない。どれか選べ!」
わたしのホテルツアーの皆さんがラクダの切符を買ったところで、
「そこから、10分だ」とさ。
砂丘の上に整頓された道路に行きかう電動自動車と、その道路。
ラクダならまだしも、この自然破壊は止めて欲しいなぁ… -
ぬいぐるみ撮影
撮影した後にどっかに隠れていたオヤジが走って料金を徴収するタイプ。
わたし、もち隠し撮り。 -
○月牙泉
砂丘の真ん中に存在する美しい三日月の形をした泉。
しかし、近年、この泉の水が以前に比べ50%以下となったことから、
中国政府が増水したんだそうだ。
たしかに、砂丘の真ん中にぽつんと存在する湖とパゴタは絵になる -
シルクロード・キャラバンならぬツーリスト・キャラバン。
-
敦煌に到着して早速の6時間観光で足もヘトヘト。
町に戻って、「中医推掌」見っけ!
怪しい雰囲気120%だけど、挑戦しないと始まらないもんねーーーー。 -
中はホワイトで統一されてて清潔感あるし、専門的なツボ写真もあるし。
一安心して身を任すことに。
40元 / 45分
結果、正解で、この後3日間で毎晩通うことになりました。
おばちゃん一人でやっていてオススメです。
夜市の一番南端っこの正面のお店です。 -
マッサージ屋のおばちゃんご推薦(マッサージ屋の目の前)。特別ウマイ牛肉面5元。
目の前で手打ちしてくれたタリアッテーレの面はまあまあだけど、スープがただのお湯に近い。
またしても不発な晩御飯。
西安から初日からお腹も壊してるし、味くらいはおいしいものを食べたいヨ・・・。 -
気を取り直して夜の敦煌の街をふらふらと・・・
夜は9:30.やっと日が暮れ始めました。
この通りは「夜市」と呼ばれ、ローカル市場、みやげもの、レストラン、
なんでも遅くまでOPENしてて、にぎわってました。
フラフラと吸い寄せられるように歩く・・・ -
お、なんてかわいらしい店名「DONKEY FACE MUSEUM」。
とは言え、ロバ肉の黄色い面屋がオリジナルか。 -
お店の前でラム肉をBBQデモンストレーションしている女の子もかわいい。
各お店で同じようなことしてるんだけど、
やっぱり若くてかわいい女の子のところは心なしかお客さんも多い。 -
デハデハ。牛肉面でお腹が半分いっぱいになってるので、串4本(1本2元)だけと、
ビールを注文。
歩行者天国の道路の真ん中でいただきます。
ラム肉は新鮮でとってもおいしい。さすが!
だけど、一人旅の寂しさ。話し相手がいないのでビールは1本で終わり。
一人旅の気楽さはあるけど、特にご飯の時、寂しいですね。
携帯電話に感謝感謝の旅となりました。 -
これがわたしが泊まった「莫高ホテル」。★★★って本当かな。
でも、147元/泊(朝食付) なら、大満足でした。
清潔だし、親切だし、(普通に)眠れるし、西安のホテルに見習わせたいわッ!
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