スペイン_アンダルシア周遊一人旅（グラナダ）

2013/04/25 - 2013/05/02

スペイン2日目はALSA社のバスでマドリードからグラナダへ行きました。この街ではいくつかのトラブルが発生しました。なんとスリにもやられてしまいました。が、やはりアルハンブラ宮殿のあるグラナダは行ってよかったと思える場所です。


※旅程
□4/25 10:30セントレア発→ ヘルシンキ経由マドリード着
■4/26 マドリード→ グラナダ
■4/27 グラナダ→ ロンダ
□4/28 ロンダ→ セビージャ
□4/29 セビージャ→ コルドバ→ マドリード
□4/30 マドリード→ トレド→ マドリード
□5/1 マドリード発→ヘルシンキ経由セントレアへ　

エリア グラナダ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

マドリードからグラナダまではALSA社のSupraという少し高いバスで、車内で2回程軽食と飲み物のサービスがありました。13時半頃に到着し、バスターミナルからは市バスでイサベル・ラ・カトリカ広場付近に向かいます。と、バスの中で高速バスにウルトラライトダウンジャケットを忘れたことに気付きました。が、アルハンブラ宮殿のチケット予約が16:30だったのでバスターミナルに戻る時間がもったいないと考えてそのままホテルに向かいます。

市バスは特にアナウンスが無く、なんとなく広場のようなところを通り過ぎたので運転手にイサベル・ラ・カトリカ広場で降りたいと言うと、通り過ぎたのでここで降りて少し戻れというようなことを言われました。ホテルは市庁舎のあるカルメン広場に面した場所にあり、降りたのがプエルタ・レアルだったので少し戻るだけで済みました。グラナダの宿はNest Style(シングル27ユーロ）で、建物も部屋も新しく、立地も抜群で、もしグラナダに来ることがあればまた泊まりたいです。

私の泊まった部屋は壁が赤色であまり落ち着きませんが、この値段でシャワー付き個室、ナバス通りのすぐ近くでかなり良いと思います。建物の造りはユース風ですが、洗濯機は無く、手洗いで洗濯したら一晩で乾きませんでした（泣）

市庁舎のあるカルメン広場

宿で少し休憩した後、アルハンブラ宮殿の入口に向かうミニバスに乗るため、イサベル・ラ・カトリカ広場に向かいます。広場近くの本屋でチケットを発券できると事前に調べていましたが、14時過ぎはシエスタ中だったのか本屋は閉まっていました。

昼食を食べ損ねたのでチケット売り場近くの商店でアイスを買って食べました。チケット売り場はカードで発券する側は全く行列もなく、スムーズに発券できました。

サン・フランシスコ修道院

カルロス５世宮殿外観

ブドウ酒の門

アルバイシンの丘

カルロス５世宮殿

サン・ニコラス展望台に大勢の人が見えます。

ナスル朝宮殿入場の16:30までは時間があったので先にアルカサバに行きました。

ここからアルバイシンの丘を眺めたくてこの街に来ました。

藤の花がきれいでした。

16:30になりいよいよナスル朝宮殿に向かいます。

細かい装飾に圧倒されます。

メスアールの中庭

アラヤネスの中庭

ライオンの中庭
（このライオンの芸術性は私にはあまり分かりませんが・・・）

アベンセラヘスの間

二姉妹の間

魚の模様があります。

リンダハラのバルコニー

ここは公衆浴場？

外に出ると貴婦人の塔

花が咲き誇っています。

庭園が延々と続いています。

この辺りまで来るとかなり歩き疲れてきました。

ここがヘネラリフェか。

アルバイシンの丘が違う角度から見えます。

ミニバスに乗ってイサベル・ラ・カトリカ広場に向かいますが、間違って少し手前で降りてしまったので少し歩きました。写真はそこで見かけた教会。この後、ウルトラライトダウンが忘れ物として保管されていないか調べるために市バスでバスターミナルに行きましたが、見つからず。何もなしに帰るのもなんなのでサンドイッチとコーラを買って食べて帰りました。

宿の近くのナバス通りでバルを物色し、適当なお店に入りました。Tinto de veranoを注文しようとして、間違えてtinto de vinoと言ってしまい、赤ワインが出てきました。赤ワイン苦手なのに・・・。このお酒があとあと効いてくることに。

ミニバスの31番でサン・ニコラス展望台へ行きました。

21時を過ぎてもまだ完全には暗くなりません。あまり遅くまでいるのも心配なので再びミニバスで中心まで戻ろうとしました・・・。

なかなか来ないミニバスを待っている間に、ここに来る前に飲んだワインが効いてきて、気分が悪くなってきました。やっと来たミニバスに乗り込んだあと、酒酔いと車酔いが合わさり、限界に達したので途中で下車しました。夜遅くアルバイシンのふもとの広場のベンチで休んで次のミニバスを待ちましたが、なかなか来ません。次のバス停まで歩こうとしましたが、道に迷ってふらふらさまよいました。ちょうどタクシーが通りかかったので捕まえてホテルまで帰ることができました。タクシー代5ユーロ程余分にかかりましたが無事で何よりです。

翌朝、宿の共有スペースで持参した朝食を食べました。無料のコーヒーは一晩経っているようで、まずくて飲めませんでした。

イサベル・ラ・カトリカ広場
朝はお店も観光地も開いていないのでヌエバ広場からミニバスで再びサン・ニコラス展望台へ行くことにしました。

グラナダで使用したバスカード（5ユーロで7回乗車可能、デポジット2ユーロ）

朝のサン・ニコラス展望台は昨夜と違い、人がほとんどいませんでした。欧米の男性一人旅っぽい人、二人がそれぞれ朝食を食べていたり、これからここで商売を始める地元の人が準備をしていたり。

カテドラル
今回は教会よりイスラム関係の建築物をみに来たので中には入りませんでした。

と言いつつ隣の王室礼拝堂には入りました。
この近くに草を売りつけるジプシーみたいな人達がいました。
近くのアラブ人街も行きましたが、朝はあまりお店が開いていませんでした。

ホテルをチェックアウトした後、市バスで駅に向かいます。写真はバスを待っているときにみた不思議な風景。バスカードのデポジットを返してもらうのと、駅で降りたいという内容を運転手に伝えるため、バスに乗る直前までiPod touchに保存した翻訳文を見ていて、やっと33番のバスが来たので乗り込みました。駅に行くには3番のバスだと言われましたが、歩き方に33番も駅近くから発車していると載っていたし、お金も払った後だったので大丈夫だろう、とそのまま乗り込みました。混んだ車内で、どこで降りればいいか不安に思いつつ、このあたりで降りよう、と出口に近づこうとしたら若い女性がすり寄ってきてパーカーのポケットに手を突っ込んできました。慌てて振り払い、バスを下車しました。

適当な所でバスを下車したのでグラナダ駅まで何人もの人に道を聞きながら15分程？歩いてなんとか駅に着きました。33番バスは巡回ルートで中心から郊外へ向かうルートは駅近くを通らないと後で分かりました。駅に着いた後、iPod touchを見ようとしましたがどこにもありません！！あのときバスですられてしまったことに後で気づきました。駅の公衆電話から保険会社に電話をかけ、警察に盗難証明を発行してもらうように言われました。ロンダへ移動する前だったので、ロンダに着いてから警察に行くことにし、あきらめて駅のバルで昼食をとりました。

帰国後、保険で購入額の9割の金額が戻ってきて新型のiPod touchも購入したのでまぁ良かったかと。データもPCにバックアップを取ってあったので元通り。ただ、画面はパスコードロックをかけていたものの、もし中身見られていたらやだなぁと。

この旅行記へのコメント （1）

• rinnmamaさん 2013/09/23 23:21:20

  災難

  stobeneさま、こんばんは
  
  来年同じ時期にスペインに行きます。
  ロンダの検索から、ブログにお邪魔させていただきました。
  
  ダウンを忘れたり、iphoneをすられたり大変でしたね。
  でも、ロンダのホテルの方のご親切で、少し落ち着かれたのではないですか？
  
  私達はセントレアからフランクフルト経由予定です。
  今年はヨーロッパは冷夏だったようですね。
  来年はもう少し暖かい事を、祈るしかないです。
  それに円安はつらいですね〜。
  一人旅は緊張しますが、楽しい事もあり好きです。
  色々、情報も頂きました。有難うございました。rinnmama