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<br />・・ 白滝山の五百羅漢 ・・・<br /><br />フラワーセンターを見学した後、すぐ裏手にある標高227mの白滝山に向かう。そこには因島の隠れたスポットともいうべき五百羅漢があるというので行ってみることにした。<br /><br />    [説明文によれば・・]<br /><br /> この山は険しい岩山でもともと修験者の修行の場であったという。永禄12年(1569年)に、因島村上水軍6代目が布刈瀬戸の見張りどころとして“観音堂”を建立したと伝えられている。<br /><br /> その後、柏原伝六という人物が、神道、儒教、仏教に加え、当時禁制の基督教の四大宗教の共通理念を基礎に「一観教」を開き、白滝山上に“清浄世界”を表わそうと、石造の五百羅漢を刻んだという。<br /><br /> 仁王門から山頂への参道には、さまざまな姿態と表情をもつ石仏、磨岩佛などが私たちを迎えてくれ、ここには大小約700体の石仏(羅漢)が並んでいる。<br /><br /> 石仏の高さは50cm~2mまで、さまざまな大きさの羅漢像、釈迦三尊、阿弥陀三尊、一観夫妻像など“五百羅漢”というが実は七百体もある。<br /><br /> この展望台からは、眼下に360度、瀬戸内の他島美を望むことができる。<br /><br /> 春は桜、秋は紅葉を楽しむことができるし、夕日のスポットとしても知られ、黄金色に輝く瀬戸内海の景色を堪能できる眺めの素晴らしいところである。<br /><br /> 歌人・吉井勇は、<br /><br /> “白滝の山に登れば眼路広し 島あれば海 海あれば島“と、詠んでいる。<br /><br />なお、白滝山と除虫菊の風景は「にほんの里100選」にも選ばれているそうです。<br /><br /><br />  ・・ 阿羅漢について ・・<br /><br /> 阿羅漢・あらかんとは、サンスクリット語で、インドでは「尊敬されるべき修行者」をこのように呼び、単に羅漢ともいう。<br /><br /> 中国・日本では仏法を護持することを誓った16人の弟子を”十六羅漢”と呼び、500人の弟子を”五百羅漢”と称して尊敬する風習があったそうだ。<br /><br /> 従って、”羅漢”といえば、十六羅漢や五百羅漢と呼ぶことが多い。<br /><br /><br /><br />参考までに<br /><br />http://innoshima.no-blog.jp/kanko/files/shiratakizan.pdf <br /><br /><br /><br />

因島を訪ねて・・ その②白滝山・五百羅漢編

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2013/05/09 - 2013/05/09

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Elliott-7

Elliott-7さん


・・ 白滝山の五百羅漢 ・・・

フラワーセンターを見学した後、すぐ裏手にある標高227mの白滝山に向かう。そこには因島の隠れたスポットともいうべき五百羅漢があるというので行ってみることにした。

    [説明文によれば・・]

 この山は険しい岩山でもともと修験者の修行の場であったという。永禄12年(1569年)に、因島村上水軍6代目が布刈瀬戸の見張りどころとして“観音堂”を建立したと伝えられている。

 その後、柏原伝六という人物が、神道、儒教、仏教に加え、当時禁制の基督教の四大宗教の共通理念を基礎に「一観教」を開き、白滝山上に“清浄世界”を表わそうと、石造の五百羅漢を刻んだという。

 仁王門から山頂への参道には、さまざまな姿態と表情をもつ石仏、磨岩佛などが私たちを迎えてくれ、ここには大小約700体の石仏(羅漢)が並んでいる。

 石仏の高さは50cm~2mまで、さまざまな大きさの羅漢像、釈迦三尊、阿弥陀三尊、一観夫妻像など“五百羅漢”というが実は七百体もある。

 この展望台からは、眼下に360度、瀬戸内の他島美を望むことができる。

 春は桜、秋は紅葉を楽しむことができるし、夕日のスポットとしても知られ、黄金色に輝く瀬戸内海の景色を堪能できる眺めの素晴らしいところである。

 歌人・吉井勇は、

 “白滝の山に登れば眼路広し 島あれば海 海あれば島“と、詠んでいる。

なお、白滝山と除虫菊の風景は「にほんの里100選」にも選ばれているそうです。


  ・・ 阿羅漢について ・・

 阿羅漢・あらかんとは、サンスクリット語で、インドでは「尊敬されるべき修行者」をこのように呼び、単に羅漢ともいう。

 中国・日本では仏法を護持することを誓った16人の弟子を”十六羅漢”と呼び、500人の弟子を”五百羅漢”と称して尊敬する風習があったそうだ。

 従って、”羅漢”といえば、十六羅漢や五百羅漢と呼ぶことが多い。



参考までに

http://innoshima.no-blog.jp/kanko/files/shiratakizan.pdf 



  • <br />白滝山登山道入り口<br /><br />ここから上っていく・・


    白滝山登山道入り口

    ここから上っていく・・

  • <br />五百羅漢案内・・


    五百羅漢案内・・

  • <br />このような道を歩いて登る・・<br /><br />頂上までおよそ15分くらい<br />


    このような道を歩いて登る・・

    頂上までおよそ15分くらい

  • <br />参道の途中・・


    参道の途中・・

  • <br />途中から見た瀬戸内の景色・・<br /><br />対岸の島は、佐木島。


    途中から見た瀬戸内の景色・・

    対岸の島は、佐木島。

  • <br />旧道と新道の分岐点


    旧道と新道の分岐点

  • <br />このような石仏が・・


    このような石仏が・・

  • <br />岩に彫られた”慈母観音”が、参拝者を見守る


    岩に彫られた”慈母観音”が、参拝者を見守る

  • <br />展望デッキが見えてきた・・


    展望デッキが見えてきた・・

  • <br />崖の上に建つ木造の展望デッキは、趣がある・・<br /><br />


    崖の上に建つ木造の展望デッキは、趣がある・・

  • <br />山門があった・・


    山門があった・・

  • <br />展望デッキから瀬戸内の景色が一望に見られる・・<br /><br />遠く三原の湾を望む、


    展望デッキから瀬戸内の景色が一望に見られる・・

    遠く三原の湾を望む、

  • <br />側には岩に彫られた仏像が・・<br /><br />珍しい”十字架観音”<br /><br />頭のすぐ脇に十字架が見える。わかるかな?


    側には岩に彫られた仏像が・・

    珍しい”十字架観音”

    頭のすぐ脇に十字架が見える。わかるかな?

  • <br />仏像の表情が全て違う・・


    仏像の表情が全て違う・・

  • <br />展望デッキから・・


    展望デッキから・・

  • <br />”天狗三種”<br /><br />一般の天狗(左)・からす天狗(中)・赤鼻天狗(右)


    ”天狗三種”

    一般の天狗(左)・からす天狗(中)・赤鼻天狗(右)

  • <br />遠く因島大橋が・・


    遠く因島大橋が・・

  • <br />アップしてみよう、<br /><br />ここから橋がよく見える・・<br /><br />対岸の島は、向島(むかいしま)・・


    アップしてみよう、

    ここから橋がよく見える・・

    対岸の島は、向島(むかいしま)・・

  • <br />観音堂の裏手に”恋し岩”がある・・<br /><br />力士と娘の悲恋を秘めた”白滝伝説”の石だとか、<br /><br />この石をよく見ると二人の寄り添う顔が浮かびあがって<br />見えるというのだが・・・?


    観音堂の裏手に”恋し岩”がある・・

    力士と娘の悲恋を秘めた”白滝伝説”の石だとか、

    この石をよく見ると二人の寄り添う顔が浮かびあがって
    見えるというのだが・・・?

  • <br />その説明文・・


    その説明文・・

  • <br />管理棟の前にある”多宝塔”<br /><br />高さおよそ6m、岩の周りに石工の会心作が彫られている、  


    管理棟の前にある”多宝塔”

    高さおよそ6m、岩の周りに石工の会心作が彫られている、  

  • <br />岩には、様々な彫刻が彫られてあった・・


    岩には、様々な彫刻が彫られてあった・・

  • <br />苔むした石造彫刻


    苔むした石造彫刻

  • <br />観音堂と管理棟<br /><br />毎日、ここに管理人がやってくる


    観音堂と管理棟

    毎日、ここに管理人がやってくる

  • <br />山頂付近の案内図


    山頂付近の案内図

  • ”釈迦三尊像”が迎えてくれる<br /><br />普賢菩薩(左) 釈迦如来(中) 文殊菩薩(右)<br /><br />三尊像台座の石組みに注目!<br /><br />一分の隙間もない見事な石組みである! いい仕事をしている!<br /><br />

    ”釈迦三尊像”が迎えてくれる

    普賢菩薩(左) 釈迦如来(中) 文殊菩薩(右)

    三尊像台座の石組みに注目!

    一分の隙間もない見事な石組みである! いい仕事をしている!

  • <br />文殊菩薩の台は、獅子をかたどってある・・


    文殊菩薩の台は、獅子をかたどってある・・

  • <br />普賢菩薩の台は、像のように見えるが尻尾は馬のようだ


    普賢菩薩の台は、像のように見えるが尻尾は馬のようだ

  • <br />釈迦の弟子たち


    釈迦の弟子たち

  • <br />釈迦の弟子たち


    釈迦の弟子たち

  • <br />このような石仏がいたるところに見られる


    このような石仏がいたるところに見られる

  • <br />ここにも、あそこにも


    ここにも、あそこにも

  • <br />”過去七佛”<br /><br />少年と等身大の北向きに並んだ7体の立像<br /><br />釈迦が出現する前に入佛さた方々・・<br /><br />出生が過去になるから過去七佛という・・


    ”過去七佛”

    少年と等身大の北向きに並んだ7体の立像

    釈迦が出現する前に入佛さた方々・・

    出生が過去になるから過去七佛という・・

  • <br />西国三十三番札所<br /><br />


    西国三十三番札所

  • <br />”三尊像”を後ろから


    ”三尊像”を後ろから

  • <br />”三大師坐像”<br /><br />道元大師(右) 弘法大師(中) 達磨大師(左)


    ”三大師坐像”

    道元大師(右) 弘法大師(中) 達磨大師(左)

  • <br />参道の両側にも石仏(五百羅漢)が並んでいる


    参道の両側にも石仏(五百羅漢)が並んでいる

  • <br />”阿弥陀三尊像”を後ろから<br /><br /><br /><br />


    ”阿弥陀三尊像”を後ろから



  • <br />参道を上から見る


    参道を上から見る

  • <br />”一観夫婦の像”<br /><br />柏原伝六夫婦像ともいう


    ”一観夫婦の像”

    柏原伝六夫婦像ともいう

  • <br />瀬戸の海を見下ろす山頂に”鐘楼”がある


    瀬戸の海を見下ろす山頂に”鐘楼”がある

  • <br /> 遠く細島や佐木島が見える・・<br /><br /> 寒い時期はこの辺り一帯は霧で覆われ、<br /><br /> 有名な”霧の海”が見られる。


     遠く細島や佐木島が見える・・

     寒い時期はこの辺り一帯は霧で覆われ、

     有名な”霧の海”が見られる。

  • <br />寄進された鐘


    寄進された鐘

  • <br />ここからも、遠く因島大橋を臨む


    ここからも、遠く因島大橋を臨む

  • <br />”羅漢と橋”


    ”羅漢と橋”

  • <br /> 遠くには生口大橋が見えるのだが・・・<br /><br /> 遠くに見えるのは、生口島(いくちしま)<br /><br /> 平山郁夫美術館や瀬戸田の耕三寺がある。


     遠くには生口大橋が見えるのだが・・・

     遠くに見えるのは、生口島(いくちしま)

     平山郁夫美術館や瀬戸田の耕三寺がある。

  • <br />山頂から三原方面を望む


    山頂から三原方面を望む

  • <br />沖合いに浮かぶ豆粒ほどの小島が、映画「裸の島」の舞台になった島だと<br />管理人が教えてくれた・・<br /><br />映画「裸の島」については、<br /><br />http://nihon.eigajiten.com/hadakanosima.htm<br /><br />


    沖合いに浮かぶ豆粒ほどの小島が、映画「裸の島」の舞台になった島だと
    管理人が教えてくれた・・

    映画「裸の島」については、

    http://nihon.eigajiten.com/hadakanosima.htm

  • <br />「裸の島」は、1960年に公開された新藤兼人監督による日本映画で、台詞無しが特徴といわれる。<br /><br /> この島は、周囲約500メートルの小島で、広島県三原市にある宿彌島(すくねじま)は、今も無人島である。<br /> 


    「裸の島」は、1960年に公開された新藤兼人監督による日本映画で、台詞無しが特徴といわれる。

     この島は、周囲約500メートルの小島で、広島県三原市にある宿彌島(すくねじま)は、今も無人島である。
     

  • <br /> 参道沿いにぎっしりと石仏が並んでいる、<br /><br /> 五百を越し、七百体の羅漢があると言われるのも頷ける。


     参道沿いにぎっしりと石仏が並んでいる、

     五百を越し、七百体の羅漢があると言われるのも頷ける。

  • <br />羅漢(石仏)たちが瀬戸内を見下ろす・・


    羅漢(石仏)たちが瀬戸内を見下ろす・・

  • <br />日本大小神祇


    日本大小神祇

  • <br />不覚にも、因島にこのようなスポットがあることをこれまで知らなかった。<br /><br />”しまなみ海道”を単なる通過点にしか考えていなかったが、三原市須波港から瀬戸田の沢港まで須波フェリーに乗るとき、係りのおじさんが「ええとこじゃけいっぺん行ってみんさいや!」と言われたので行くことにした訳。<br /><br />もし、あそこであのおじさんが教えてくれなかったら・・・<br /><br />因島にこういう所があることを知らないままだったろう。<br /><br /> <br />参考<br />http://innoshima.no-blog.jp/kanko/files/shiratakizan.pdf


    不覚にも、因島にこのようなスポットがあることをこれまで知らなかった。

    ”しまなみ海道”を単なる通過点にしか考えていなかったが、三原市須波港から瀬戸田の沢港まで須波フェリーに乗るとき、係りのおじさんが「ええとこじゃけいっぺん行ってみんさいや!」と言われたので行くことにした訳。

    もし、あそこであのおじさんが教えてくれなかったら・・・

    因島にこういう所があることを知らないままだったろう。


    参考
    http://innoshima.no-blog.jp/kanko/files/shiratakizan.pdf

  • <br /> 因島から生口大橋(いくちおおはし)を渡って、瀬戸田町の生口島へ戻る<br /><br />


     因島から生口大橋(いくちおおはし)を渡って、瀬戸田町の生口島へ戻る

  • <br /> 生口大橋は、全長790mの斜帳橋である・・


     生口大橋は、全長790mの斜帳橋である・・

  • <br /> 生口大橋を渡って、瀬戸田の沢港へ・・<br /><br /> 沢港から須波フェリーで、三原の須波までおよそ20分の船旅だ。<br /><br /><br /> 因島には、このほか村上水軍の水軍城(観光用)や囲碁で有名な<br /> 碁聖・本因坊秀策の”囲碁記念館”など見所が多い。<br /><br />  <br /> のどかな瀬戸内の島。<br /><br /> 因島を訪ねた一日であった・・<br />  <br />  


     生口大橋を渡って、瀬戸田の沢港へ・・

     沢港から須波フェリーで、三原の須波までおよそ20分の船旅だ。


     因島には、このほか村上水軍の水軍城(観光用)や囲碁で有名な
     碁聖・本因坊秀策の”囲碁記念館”など見所が多い。

      
     のどかな瀬戸内の島。

     因島を訪ねた一日であった・・
      
      

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この旅行記へのコメント (3)

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  • chikuouさん 2013/06/11 23:16:03
    これは十字架ですね。
     これはまぎれもなく十字架ですね。ということは、この地元の人々は隠キリシタンだたっということなのでしょうか。興味の尽きない物語のようですね。


    Elliott-7

    Elliott-7さん からの返信 2013/06/13 02:17:05
    RE: これは十字架ですね。・・・そうですよ!
    chikuouさん

    いらっしゃい・・

    仰るとおり、岩に刻まれた十字架です。

    隠れキリシタンとは違うようです。
    ここに羅漢を置いた柏原伝六という人物が、神道、儒教、仏教に加え、当時禁制の基督教の四大宗教の共通理念を基礎に「一観教」を開いたそうです。

    当時禁制だった宗教も一緒にしたのがすごいですね。
    「一観教」は、最盛期には因島に数千人余の信者を集めたそうですからすごいもんです。
    つまり、超党派のようなものだったんですなー。
    仏教、神道、儒教、基督教をまとめて信仰したのですから、すごいものです。

    詳しいことは、下記URLを見て下さい。
    かなり詳しく解説してありますよ・・

    http://hiroshimakagura.at.webry.info/200805/article_5.html


    ではまた・・


               Elliott-7   より

    chikuou

    chikuouさん からの返信 2013/06/13 23:15:54
    RE: これは十字架ですね。
    >  これはまぎれもなく十字架ですね。ということは、この地元の人々は隠キリシタンだたっということなのでしょうか。興味の尽きない物語のようですね。
    >
    >
    > 一観教というのですか。はじめて聞きました。ありがとうございました。伝六さんはキリスト教を十分に知っていたのでしょうか。仏教の中にもいろいろと宗派があるのに、全部をまとめるというのはム塚しいのではないでしょうか。

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