2013/04/27 - 2013/05/05
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pangziさん
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3度目の丹東行となった。ベースキャンプとも言える、遼寧省瀋陽市に入り、どこに向かうかをGW前から考えていた。南は鳥インフル、西は地震と範囲は東と北に絞られてゆく。かといって、北京のスモッグにはまみれたくない、との考えから遼寧省内でちまちま休暇となった。日程は下記。
4/27 仙台→成田→瀋陽 (ANAの国際乗りつぎ便)
4/27 瀋陽→丹東 (バス)
4/29 丹東→瀋陽 (汽車、軟臥代軟座というもの。要は4人部屋寝台を6人席で使用するもの。)
5/5 瀋陽→成田→仙台
今回いくつかの冒険をしてしまった。日本酒の持ち込み、ヒッチハイク?等。
夜は冒険でなくなり、確信となってしまい、珍しく夜の写真が無い旅となった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずは早起きして仙台空港へ車を飛ばす。仙台北道路が出来て、40分で行けるようになった。津波にやられた東部道路は修理が済んだもののまだ凹凸が有る。以前は中国国際や南方航空を使っていたが、仙台発着便が軒並みSTOPでANAの国際乗り継ぎ便を利用する。これだと馬鹿高い国内線を¥5,000で利用出来る。しかも荷物は現地でピックアップとなる。
しかも今回分かった事だが預け入れ荷物が国際線扱いとなるため25Kgまで無料だった。23.8Kgを持ち、¥2,000を覚悟していたが、無料で済んだ訳だ。
今回何故こんな重量になってしまったのか。それは一升瓶を3本も抱え、それだけで訳9Kgあったためだ。教えてトラベラーで皆さんに聞いた結果、酒はあまり持っていかに方がとのアドバイス、情報頂いたがあえての挑戦です。まずは機内で税関申告書類を貰い、一番下の持ち込み品欄に日本酒と記載。ただ量を記載せず、あえて3瓶と記入。1.5L、2瓶までが無税となっている。そして空港で、ほとんど人がいない有税のカウンターへ向かう。職員になんだ?と聞かれたので、正直に私は日本酒を3本持っていると答えた。勿論、一升瓶とは言っていない。多分720ml瓶と思ったのであろう職員は”OKだ。行け!”との言葉。”謝謝”の言葉を残し、無税側から外へ。成功です。5.4Lを持ち込めました。 -
早速、空港からタクシーで嫁さんの家へ。そこで荷物を渡し、キャリーカートから2,3日分の衣類をディパックに移し、瀋陽北駅傍の長距離バスターミナルへ。30分に1本のバスが有る。30分遅らせて、2Fの定食屋で早めの晩飯を食べようかなどと甘い考えでいた。しかし、結果は2時間以上先のチケットしか取れなかった。中国の五一黄金週で学生達の帰省ラッシュに巻き込まれた形だ。幸か不幸か2時間体を休める羽目に。18:00発のバスで丹東へ21:30着。バスターミナル前の漢庭酒店へ。
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部屋は801号室の角部屋だが、何故か北側は窓が無く、作り付け?の棚が壁面を占領している。西側の窓からは汽車駅が見えるがかなり左に乗り出さないと北朝鮮が見えない。
乗り出して撮った写真が表紙です。目の前に駅が有ります。傾いていますが、これは手を突き出して撮ったため。奥の方に道路が切れて、北朝鮮が見えています。
如家に続き、漢庭でも会員となっている私。会員価格で4/27 168元、4/28 228元でした。日本の感覚だと4/27 土曜日が高いのだが、こちらは混みあっている4/28の方が高い。珍しく部屋からシャワールームが見えない作り。 -
とりあえず、国境に向かって歩く。鴨緑江公園の入口のモニュメント。
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北朝鮮を向いて顔を左に向けると鴨緑江に沿ってホテル、レストランが並ぶ。又新しいレストランがオープンしている。韓国人が北朝鮮を見に沢山来る。犬肉料理を出す店もいくつも軒を連ねている。
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次に右を向いてみると、有名な断橋が見える。ここは昨年、先端まで歩いたので、今回は見るだけ。
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観光遊覧船が多数。60元だと60〜80人乗り程度の2階建て遊覧船となり、120元も出すと、6人乗りモーターボートで北朝鮮へ数mまで行ってくれる。北朝鮮旅行を手掛ける旅行社もあり、ひやかしに行ってみたが、日本人は断られた。
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延々数Kmに及ぶ鴨緑江公園だが、断橋近くは露店が並ぶ。歩いて見て回って双眼鏡屋のおやじからすごく小さい単眼鏡を購入。高倍率の双眼鏡を覗かせて貰う。又、もう一つの断橋の情報を仕入れる。
手作りアクセの店があって、なかなか手がこんでいる。小さくてカラフルなのをお土産に数個購入して、写真撮らせて貰った。 -
イチオシ
さてもうひとつの断橋へ。○○の歩き方には良い所だがバスは無く、タクシーチャーターで500元/1日との記載。
そんな馬鹿な話は無いだろう。現地は川魚料理や桃の産地として中国のガイドブックにも記されているのに。との考えは後から後悔する事になる。
まずはバスターミナルで長甸行きのバスで河沿下車のチケットを16元で購入。約1.5時間で到着。しかも長甸に着いてから10Km戻って到着となる。前方に見えるのが河口断橋というもうひとつの断橋である。
例によって日本軍が掛けて、アメリカ軍が爆撃して壊したもの。
毛沢東の息子がここから出兵して亡くなっている事でも有名で写真が飾られている。 -
対岸を眺める。当然、北朝鮮の景色である。バスは国境でもある鴨緑江沿いに約40Kmさかのぼって来る訳で、虎山長城を過ぎると常に右手に河が見え、鉄条網の柵が続いている。ちょっと景色が良い駐車場には必ずお土産屋が露店を開いている。
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さて帰ろうとバスを探すがバス停すら無い。観光センターの裏にバスが来たので話してみる。するとバスは1泊して明日朝丹東に戻るという。何とバスは1日2便しかないのだ。朝一に丹東を出発する便は午後に丹東に戻るらしいが10時に丹東を出発したバスは翌朝に戻るという訳だ。
ただ、4Km離れた幹線道路に行けば、観光バスが通るかもしれないので、それを止めて乗れとの事。
この写真は幹線道路から断橋に続く支線で片側には川魚料理の店が並んでいる。まだ、季節では無く、店は閉まったままだ。 -
結局、あわれの思ったのかバスの運転手が途中の自分達が泊まる小さな家まで乗せてくれた。そこから歩きとなる。丹東はイチゴと桃の産地として名高い。道路の左側は一面の桃畑だが、まだ季節が早く見どころは無い。とぼとぼと歩き始めるとバイクの後ろに荷台を付けた車が後からやって来た。桃畑で作業するらしい。そのおじさんが声を掛けてくる。バスが無くて幹線道路に向かっている事を告げると”乗っていけ”との言葉。早速バンパーに足を掛け、荷台に乗り込む。お礼を渡そうとしたが、いらないとの事。助かった。結局、そこでリンゴ売りのおじさんと30分話して道路に目を光らせていると長甸から女性を乗せたタクシーが来てリンゴ売りのおじさんも協力して止めてくれた。長甸まで客を乗せて、帰りに客を拾ったらしい。結局その場所から丹東市までのタクシー代を私が持つ事で同乗させて貰い戻ってくる事が出来た。メータは100元だった。
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行きのバスで待たされた事もあり、汽車駅を覗いてみると軟座が6枚残っていた。時間も2時発と具合が良く、時間も4時間半とバスと変わらない。早速購入し、当日はチェックアウト後、荷物をホテル預けにして出かける。荷物をピックアップして初めての軟座代軟臥に。
過去、何度も瀋陽、大連間の硬臥には乗っているが軟臥である。6人(3段ベットが向かい合わせ)乗りで通路からオープンスペースの硬臥に対し、4人(2段ベットの向かい合わせ)で個室の軟臥である。しかし、今回は上の段は使わず、そのまま下段を6人で使う軟座として運行するものだった。 -
通路からみた、各部屋。このように各部屋にドアが付いている。
私は部屋の入って左手前。向かいは奥から2人学生。手前が人相の悪い若い男性。隣が若い美人。奥が40代とおぼしき、派手な熟女であった。 -
部屋に陣取って、向いのホームには丹東からチチハルに向かう列車が。
いったい何時間を過ごすのだろう。気が遠くなる。 -
最初の駅は今年の正月に行った、五龍背。昔、満州鉄道の療養所が温泉施設として残っている丹東市から20Kmあたりの所だ。正月は−40℃の中露天風呂を楽しんだ事を思いだす。何せ頭に乗せたタオルが1分で頭の形の凍るのだから。その五龍背も今は20℃。のどかな風景である。桜の花も見える。
しかし、単線のためか、対向車両が遅れるとあちこちで待機が入る。最後は瀋陽間近の蘇家頓で30分止まり、着いたのは6時間後。まあ煙草が吸えるだけバスより良いかと慰める。発車して1時間もすると、私以外の5人はスマホを取り出し、電話したり、メールをみたりと忙しい。私だけがNOKIAの5000円携帯である。中国は携帯高いのに。ただ買ってしまえば、利用料金は世界一高い日本の比では無い。アメリカでiPhone買って来ようと思う。 -
さて、瀋陽では最近調子の悪い1500円オメガの代りを購入しに定例の五愛市場へ。街全体が卸売りのビルだ。
最近、○○の歩き方でも紹介されるようになった。
写真は服装城。他に靴城、床城(ベット、婚礼用品)小商品城等が有る。 -
街並みの様子。この右手に目指す、小商品城が有る。そこの馴染みの店でIWCを6000円で購入。円安で20%以上高い出費だ。今回はB級品である。A級品はプロでも分からないし、B級品でも日本の時計店レベルでは全く分からない。C級品でも仙台の時計店に電池交換に出して”良い時計ですね”と言われる代物である。
この後中街に戻り、i-Padを見て歩く。何とヤマダ電機が一番安かった。中国で有数の電気街である三好街に行けばもっと安くなるが、偽物をつかまされる可能性が有り、安全を取ってヤマダでお買いもの。 -
以下は大東区に建設中の巨大ショッピングエリアである龍之夢である。
ここは地下鉄1号線で中街から2駅(東中街、滂江街)のところにある。
昨年からカルフールと龍之夢贈物商城はやっていたが、今年になって郊外近距離バスターミナルや中街のニューマートの隣にあった小商品大世界が移動になっている。
カルフールからの地下入口がこちら。以前の地下街が移動してきている。 -
1軒の店はこんな感じ
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奥の方に目を向けると通路が延々と続いている。こんな通路が縦横無尽にはしっているのだ。
朝5時からやっており、市内の店は朝一でここからパンやお菓子を仕入れ、店で売るのだ。私はここでクルミ等の木の実を買って、ディパックに入れて歩いている。 -
更に、裏手に最引っ越してきた、文具、小物の小商品大世界の入口。
以前は1階から3階だったが、今は地下1階(中国式だと負1楼だが、縁起担ぎで富1楼と表記)から4階建てとなっている。 -
隣の百貨店(7階建て)の7階から1階まで続く馬鹿長いエスカレータ。これで降りてみたが、途中で脚滑らせたり、上から人が来たらと考えて、何度も振り返ってしまった。
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中はこんな感じ。1階は体育用品となっているが、その他の店も多い。
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2階は事務用品との表記。
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中央が吹き抜けとなっている。
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吹き抜け部の中央と端で計3基のエスカレータが有る。
以前の場所で馴染みだった凧屋を探してうろつく。1軒は見つかった。そこの店主に凧屋が何軒入っているか情報を貰う。
だが2時間以上歩き廻ったが一番馴染みの凧屋は無かった。電話掛けたかったが名刺を無くしてしまった事が悔やまれる。前回、再見と言って別れたのだが。 -
カルフール側からの写真。軽食屋も多く入っており、今回は欧羅巴しか行かなかったが、別の店を開拓したい。
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これが、隣に併設された郊外近距離バスターミナル。将棋山、東陵、鉄嶺、フスン等の数十Km程度までの近距離のバスが出る。市内のバス路線も多くがこの龍之夢が終点となっている。ターミナルから地下鉄や百貨店につながっている。
今回は円安のせいか、遠出しなかったのにも関わらず、やはりというか20%余計に掛かった。給料が上がれば良いが、円安も善し悪しである。
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