2013/05/03 - 2013/05/05
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flatfishさん
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ゴールデンウィーク、普段は実家に帰省してのんびりするだけなんだけど、今回は諸事情で中止。うーん、せっかく連休もらっているのに家でごろごろするだけじゃバチも当ろう、と、小旅行に出かけることに。目標は富士山を見る&サファリパークに行く。まあまあの近場(片道130km)だし、それほど混雑には悩まされないんじゃないかな、なんて根拠なき楽観を携えつつ、勇んで出発したものの。。。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー
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-
高速に乗る前から渋滞しちゃってる。ラジオの情報によると、その長さ51km。51km!なんちゅう長さや!渋滞嫌いの僕にとって、それは万里の長城にも比肩される長さなのである。
そんな感じで、ひたすらのろのろのろのろと運転。実際は80kmくらいのろのろ運転が続いたんじゃないかな。後部座席で子どもが騒ぐし、車線変更したら僕とは反対側の車線が急に流れだしたりするし(こういうのマーフィーの法則でありそう)、ほんと渋滞は精神に良くないね。 -
それにしても、渋滞が解消するときってなんであんなに「さあ〜」っと解消するんだろう。まるで今までの渋滞がなかったかのよう。
「え?渋滞っすか?知りませんよ。うちら、ずっと前から普通に流れてるっすよ?」
みたいなおとぼけの感じで解消するもんね。不思議だ。
渋滞学でいう「サグ」ってやつなんだろうけど、この解消の仕方はちょっとうまく理解しきれていない。 -
5時間かけてようやく富士市に到着。旅程の計画立てるの大好き妻が事前に予約していた「ころ助」というお店でお昼ご飯。
地元の素材を使った料理で、地元の人にも人気らしい。確かに結構な混雑だなあ。 -
雰囲気も、味も良かったように思う。「思う」ってのは、実はこのあたりの記憶がほとんどないから。
もう渋滞で精神がぼろぼろに朽ち果てて、ほとんど心神喪失状態だったのである。
このころは意味不明の何かを口走っていたかもしれない。 -
昼食後は「ミルクランド」というマイナーな(だと思われる)場所へ。
なんて言うんだろなあ、道の駅の豪華版、といったところか。
ここは飼っている牛の新鮮な牛乳を使ったジェラートが食べられるとともに、牛以外の動物もいて、それらと触れ合うことができる。娘たちは小さくておとなしい動物なら好きだから、喜んでくれそうだ。 -
ミルクランドの広場から見える富士山。やっぱ凛として美しいし、静かな威厳が漂っている。そして何より不動の安心感があるよね。
「日本はいろんな問題を抱えているけれど、富士山がある限りまあ何とかなるんじゃないの」
ってな安心感。「笑っていいとも」にタモリがいるみたいな安心感。
うん、富士山は偉大だ。これで旅の目的の半分は消化。 -
動物コーナーには牛はもちろん、ウサギとかカメとかヤギとかがいて、娘たちはそれなりに楽しんだよう。
特にかわいかったのはヤギの赤ちゃん。箱の中、きょうだいで身を寄せ合う赤ちゃんたちの姿は、海原雄山でさえ赤ちゃん言葉で話しかけてしまいそうなほど愛らしい。 -
ジェラートは、まあ普通に美味しかった。ちょっと肌寒かったのが残念だな。炎天下で食べたなら、もっと感動してたかも。
-
ほんとはこのあと温泉に行きたかったのだけど、度重なる渋滞による時間不足で断念。
うーん。結婚式の定番スピーチに
「結婚は喜びを倍にし、苦しみを半分にします」
なんてのがあるけど、それに倣うなら
「混雑は不快感を倍にし、楽しみを半分にする」
と言えるように思う。どの体験も悪くない。悪くないんだけど、「この混雑さえなければもっと楽しかったんだろうな」と、つい思ってしまう。
てことで夕食時になってしまったため近場の居酒屋へ。
ここも、事前に妻が入念に調査し、予約していたところ。 -
やっぱこのへんの名物と言えば「富士宮やきそば」でしょう(実は微妙に富士市は本場ではないのだけど)。
独特の食感。韓国冷麺を焼いてみましたって感じだな。初めて出会う味で美味しかった。
B1グランプリものでは、以前「津山ホルモンうどん」でひどい目に遭っていた(親の敵のように濃い味で、ソースの塊を食べていたようだった)ので、この味には一安心。 -
日本酒の飲み比べ。いやほんとは、これは枕で、ここからカパカパ飲んで酔っ払う算段だったのだけど、渋滞・混雑疲れですっかり参ってしまってたのだ。これだけの量を消費するのもやっとの状態。
味は三者三様で美味しゅうございました。 -
いろいろ地のものを食べて、〆はお寿司。このあたりはマグロが有名らしく、そう言われれば一味違う鉄火巻きのような気がする。
ただ、事前に「このあたりはエビが有名らしい」という情報がインプットされていたら、「うむ。一味違うエビの握りだ」などとしたり顔で言っていたことは間違いない。ま、人間そんなもんよ。 -
とにかく初日は「疲れた」ってことが、すべての体験に影響していたように思う。混雑は不快感を倍にし、楽しみを半分にする。ホテルに戻って数分で熟睡モード。
ちなみにこのホテル、最近できたビジネスホテルで、なんかめちゃくちゃサービスがいい。
「ウェルカムドリンク」なんてあって、フロント横のレストランでアルコール含む好きな飲み物を一杯飲むことができるのだ。
しかもそこは従業員が見張っているわけでもないので、その気になれば何杯でも飲める。もちろん正直がそのまま服を着たような僕は一杯で済ませたけれど、妻がどうであったかはここでは触れない。
写真は部屋の窓から見える富士山。うん、なんだかほっと安心する。やはりタモリは偉大だ。初日終了。
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