2013/05/07 - 2013/05/07
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belleduneさん
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建築家の藤本照信氏が解説されている五重塔、今日は海住山寺へ行きます。ちょっと辺鄙なところにあるため、時間に余裕のある時でないと行けません。5月の連休も過ぎて、気候も良く、最高のハイキング日和でした。
神戸から大阪を通り過ぎ、JRの木津で乗り換えて、1時間40分程で加茂へやって来ました。加茂駅からコミュニティーバスを利用して、海住山寺口から歩いて上ります。停留所までの道は狭いため、軽自動車でないと来れないでしょう。
百人一首にも歌われた瓶原(みかのはら)を見渡せるこの地に、735年(天平7)藤尾山観音寺が創建されました。
静かな境内に聳える五重塔。まず、本堂を拝観してから、1214年(健保2)に建てられた五重塔をじっくりと観察しました。秋には五重塔の扉が開けられてます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この辺りはお茶畑が多いです。
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本堂
藤尾山観音寺は1137年に焼失し、約70年後の1208年(承元2)に貞慶(1155〜1213)が、現在の寺基を定め、観音の浄土に因んで、補陀落山海住山と名付けました。 -
解脱上人貞慶は幼くして興福寺に入り、覚憲に師事して、研学に努め、南都仏教界随一の学僧となりました。身を慎むことに厳しく、名利を逃れて、専ら徳を積まれたということです。
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貞慶の一周忌にあたる2月3日、塔に仏舎利が安置され、十三回忌にあたる1225年(元仁2)に初重に裳階が付加されたと考えれています。15世紀半ばに、屋根替えが行われ、1607年(慶長12)にも修理の記録が残っています。
江戸時代、地震、大風の被災で3度の修理、側柱の取り替え、屋根替えが行われました。
総高17、7mと屋外に建つ五重塔としては、室生寺に次いで小さいのですが、急な崖に建っているため、三上山(海住山)の中腹に塔の上部が聳える景色が、麓の瓶原からでもはっきりと見えるということです。 -
総長177m、屋根は本瓦葺き、組物は二手先で他に例がないそうです。
相輪は長さ497cm、初重に取り付く「吹きはなちの裳階」は珍しい。
裳階部分の柱間は、547,8cm、屋根は銅板葺きとなっています。 -
この五重塔の特徴は、鎌倉時代に建てられた現存する唯一の塔で、心柱が初重の天井上に立てる方式のものとしては、現存最古だそうです。
初重には須弥壇ではなく、四天柱の柱間に扉をたてた「厨子」を造っていて、これも唯一の舎利泰安の設えとされています。 -
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組物は全ての重で、二手先を採用しています。
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五重塔横の三社は、新緑の若葉で隠れています。
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海住山寺の裏手を少し上った遥拝所から見た瓶原の景色です。
春日、金剛、葛城、大峯の山々が見渡せます。この日はお天気が良くて、本当に気持ちが良かったです。 -
揺拝所で見た苔が素晴らしい。
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帰りは30分位だったので、加茂駅まで歩いて帰ります。木津川辺りはのんびりとした風情で、心も和みます。
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後ろを振り返って、三上山(海住山)を眺めたところです。
これから加茂駅東口へ行き、別路線のコミュニティーバスで、小田原山浄瑠璃寺へ向かいます。
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