モンサンミッシェル旅行記(ブログ) 一覧に戻る
前日、夕暮れのモンサンミッシェルを散策した私たち。<br />今日はいよいよツアーで修道院の中へ入ります。<br /><br />708年に岩山に聖堂が建てられてから1300年もの間、歴史に応じて姿を変えて来たモンサンミッシェル。内部を見学する前に、覚えておくべきお方がいらっしゃいます。それは大天使ミカエル。戦いを司る最強の天使です。<br /><br />モンサンミッシェルは「聖ミカエルの山」という意味。大天使ミカエルの名前をしっかり頭に入れて、見学することにしましょう。<br /><br /><br /><br />*この旅行記は下の旅行記の続きです。先に下の旅行記をお読みいただくと読みやすいと思います。↓<br /><br />美しき北フランス8日間<3> 2日目 「夕暮れのモン・サン・ミッシェル」<br />https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10772607/<br /><br /><br />〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜<br /><br />旅行のスケジュール<br />1日目 4月25日(木) 夜、成田発<br />2日目 4月26日(金) 早朝、パリ着<br />            バスでルーアンへ移動<br />            ルーアン観光<br />            エトルタへ移動<br />            アルセーヌ・ルパンの家見学<br />            ガレットとクレープの昼食<br />            エトルタの海岸観光<br />            バスで移動してモン・サン・ミッシェル対岸のホテルに宿泊<br />            夕食後、夕暮れのモン・サン・ミッシェル<br />3日目 4月27日(土)★朝のモン・サン・ミッシェル<br />           ★モン・サン・ミッシェル修道院観光<br />           ★オムレツ他の昼食<br />           ★午後、バスで移動してトゥールに宿泊<br />4日目 4月28日(日) ロワール地方古城観光<br />            アンボワーズ城外観<br />            シュノンソー城見学<br />            シュノンソー城敷地内のレストラン「オランジュリー」にて昼食<br />            シャンボール城見学<br />            夕方、シャルトル大聖堂見学<br />            バスで移動、パリ泊<br />5日目 4月29日(月) ルーヴル美術館<br />            車窓からパリ市内観光<br />            セーヌ河岸沿いのレストラン「ル・ビストロ・パリジャン」にて昼食  <br />            午後フリータイムを利用して<br />            オペラ・ガルニエ<br />            サント・シャペル<br />            ノートルダム寺院<br />            バトー・パリジャンでセーヌ川クルーズ<br /><br />6日目 4月30日(火) ヴェルサイユ宮殿観光<br />            午後、フリータイムを利用して<br />            オルセー美術館<br />            凱旋門<br />7日目 5月1日(祝) ジヴェルニーのモネの家と庭園<br />            午後フリータイムを利用して<br />            サクレクール寺院<br />            夜遅くパリ発<br />8日目 5月2日(木) 夕方、成田着 

美しき北フランス8日間<4> 3日目 「朝のモン・サン・ミッシェルと修道院」

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2013/04/27 - 2013/04/27

267位(同エリア1850件中)

8

91

ニッキー

ニッキーさん

前日、夕暮れのモンサンミッシェルを散策した私たち。
今日はいよいよツアーで修道院の中へ入ります。

708年に岩山に聖堂が建てられてから1300年もの間、歴史に応じて姿を変えて来たモンサンミッシェル。内部を見学する前に、覚えておくべきお方がいらっしゃいます。それは大天使ミカエル。戦いを司る最強の天使です。

モンサンミッシェルは「聖ミカエルの山」という意味。大天使ミカエルの名前をしっかり頭に入れて、見学することにしましょう。



*この旅行記は下の旅行記の続きです。先に下の旅行記をお読みいただくと読みやすいと思います。↓

美しき北フランス8日間<3> 2日目 「夕暮れのモン・サン・ミッシェル」
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10772607/


〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

旅行のスケジュール
1日目 4月25日(木) 夜、成田発
2日目 4月26日(金) 早朝、パリ着
            バスでルーアンへ移動
            ルーアン観光
            エトルタへ移動
            アルセーヌ・ルパンの家見学
            ガレットとクレープの昼食
            エトルタの海岸観光
            バスで移動してモン・サン・ミッシェル対岸のホテルに宿泊
            夕食後、夕暮れのモン・サン・ミッシェル
3日目 4月27日(土)★朝のモン・サン・ミッシェル
           ★モン・サン・ミッシェル修道院観光
           ★オムレツ他の昼食
           ★午後、バスで移動してトゥールに宿泊
4日目 4月28日(日) ロワール地方古城観光
            アンボワーズ城外観
            シュノンソー城見学
            シュノンソー城敷地内のレストラン「オランジュリー」にて昼食
            シャンボール城見学
            夕方、シャルトル大聖堂見学
            バスで移動、パリ泊
5日目 4月29日(月) ルーヴル美術館
            車窓からパリ市内観光
            セーヌ河岸沿いのレストラン「ル・ビストロ・パリジャン」にて昼食  
            午後フリータイムを利用して
            オペラ・ガルニエ
            サント・シャペル
            ノートルダム寺院
            バトー・パリジャンでセーヌ川クルーズ

6日目 4月30日(火) ヴェルサイユ宮殿観光
            午後、フリータイムを利用して
            オルセー美術館
            凱旋門
7日目 5月1日(祝) ジヴェルニーのモネの家と庭園
            午後フリータイムを利用して
            サクレクール寺院
            夜遅くパリ発
8日目 5月2日(木) 夕方、成田着 

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.0

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  • おはようございます。<br /><br />旅の疲れもなく元気に目覚めた私たち、朝食前の時間を利用して展望デッキへやって来ました。<br /><br />朝6時15分、空は東から白み始めています。<br /><br />さすがに夜明け前から展望デッキへ来る人は少なかったです。<br />私たち夫婦と、あと日本人男性が1人2人。

    おはようございます。

    旅の疲れもなく元気に目覚めた私たち、朝食前の時間を利用して展望デッキへやって来ました。

    朝6時15分、空は東から白み始めています。

    さすがに夜明け前から展望デッキへ来る人は少なかったです。
    私たち夫婦と、あと日本人男性が1人2人。

  • 潮位は午前9時前に最高になるはずです。<br /><br />まだ満潮までには2時間以上ありますが、すでに川に海水が上がって来ています。

    潮位は午前9時前に最高になるはずです。

    まだ満潮までには2時間以上ありますが、すでに川に海水が上がって来ています。

  • よく見ると、水面に動きがあります。<br /><br />潮が満ちて来ているのでしょう。

    よく見ると、水面に動きがあります。

    潮が満ちて来ているのでしょう。

  • モンサンミッシェルとは反対側を見ると、こんな眺め。<br /><br />展望デッキは川にかかる橋になっていて、水門が取り付けられているのです。<br /><br />島へ渡る道路を作ったことで潮の流れが変わり、砂が堆積しつつあるモンサンミッシェルの湾。この水門は元の環境を取り戻すためのプロジェクトの一環で作られたものだそうです。<br /><br />いったいこの水門がどのように機能するのでしょうかね?<br /><br />向こうに見えているのはホテル群です。

    モンサンミッシェルとは反対側を見ると、こんな眺め。

    展望デッキは川にかかる橋になっていて、水門が取り付けられているのです。

    島へ渡る道路を作ったことで潮の流れが変わり、砂が堆積しつつあるモンサンミッシェルの湾。この水門は元の環境を取り戻すためのプロジェクトの一環で作られたものだそうです。

    いったいこの水門がどのように機能するのでしょうかね?

    向こうに見えているのはホテル群です。

  • ここでいきなり時間が跳びまーす。<br /><br />一旦朝食を済ませて、また出て来ました。<br /><br />朝食ブッフェの写真は撮るのを忘れてました。<br />モンサンミッシェルを前に心がいかに浮ついているか、わかりますね。<br />朝食はスクランブルエッグやベーコン、ヨーグルトもあって悪くなかったです。<br /><br />午前7時半。<br />すでに日は高く昇って、地平線に浮かぶようなモンサンミッシェルの美しいこと。

    イチオシ

    ここでいきなり時間が跳びまーす。

    一旦朝食を済ませて、また出て来ました。

    朝食ブッフェの写真は撮るのを忘れてました。
    モンサンミッシェルを前に心がいかに浮ついているか、わかりますね。
    朝食はスクランブルエッグやベーコン、ヨーグルトもあって悪くなかったです。

    午前7時半。
    すでに日は高く昇って、地平線に浮かぶようなモンサンミッシェルの美しいこと。

  • 今日は、朝たっぷり時間があります。<br /><br />朝食指定時間は6時45分、出発は8時40分。<br />やけに朝食時間が早いですよね。<br /><br />ホテルの朝食会場は小さいため、団体は個人のお客さんの前に食べてしまってくれということらしい。団体ごとに時間が割り当てられているようでした。<br /><br />いいんですよー。<br />おかげで早起きできました。

    今日は、朝たっぷり時間があります。

    朝食指定時間は6時45分、出発は8時40分。
    やけに朝食時間が早いですよね。

    ホテルの朝食会場は小さいため、団体は個人のお客さんの前に食べてしまってくれということらしい。団体ごとに時間が割り当てられているようでした。

    いいんですよー。
    おかげで早起きできました。

  • この時には気づかなかったのですが、後で写真を比べてみて驚きました。<br /><br />これは上の写真を撮った5分後に撮った写真です。<br /><br />水が上がって来ているのがわかるでしょうか?<br />一枚上の写真でははっきり見えていた水の中の砂利の筋が、この写真では水に隠れそうになっています。<br /><br />潮の満ち引きっておもしろい。<br />厳島神社へ行った時もそれが面白くて何枚も写真を撮った私。<br />ここでもやっぱり潮の満ち引きの不思議さに夢中になりました。

    この時には気づかなかったのですが、後で写真を比べてみて驚きました。

    これは上の写真を撮った5分後に撮った写真です。

    水が上がって来ているのがわかるでしょうか?
    一枚上の写真でははっきり見えていた水の中の砂利の筋が、この写真では水に隠れそうになっています。

    潮の満ち引きっておもしろい。
    厳島神社へ行った時もそれが面白くて何枚も写真を撮った私。
    ここでもやっぱり潮の満ち引きの不思議さに夢中になりました。

  • そろそろホテルへ戻ってチェックアウトします。<br />振り返ったら、低い雲。<br /><br />真ん中に自分の影を入れてパチリ。<br />足長〜。<br />地球に立ってる写真。

    そろそろホテルへ戻ってチェックアウトします。
    振り返ったら、低い雲。

    真ん中に自分の影を入れてパチリ。
    足長〜。
    地球に立ってる写真。

  • 朝は人がほとんど歩いてなくて、気持ちのいい散歩ができました。

    朝は人がほとんど歩いてなくて、気持ちのいい散歩ができました。

  • 8時半、ホテルをチェックアウト。<br />当面使わない手荷物は午後使うバスの座席に置いて来て、身軽になって集合です。<br /><br />8時40分、ホテルを出発してシャトルバスに乗って島へやって来ました。<br /><br />太陽の下で見るモンサンミッシェルはくっきり鮮やか。<br />お盆の上に盛り上げた箱庭のようで、これまたきれいです。

    イチオシ

    8時半、ホテルをチェックアウト。
    当面使わない手荷物は午後使うバスの座席に置いて来て、身軽になって集合です。

    8時40分、ホテルを出発してシャトルバスに乗って島へやって来ました。

    太陽の下で見るモンサンミッシェルはくっきり鮮やか。
    お盆の上に盛り上げた箱庭のようで、これまたきれいです。

  • 右下の、建物がぎっしり並んでいる辺りにグラン・リュ(大通り)があり、レストランやショップがあるのです。<br /><br />昨日行ったからこそ、そんなこともわかるようになりました。

    右下の、建物がぎっしり並んでいる辺りにグラン・リュ(大通り)があり、レストランやショップがあるのです。

    昨日行ったからこそ、そんなこともわかるようになりました。

  • 入口への木道は、昨日同様水に沈んで通れないらしい。<br /><br /><br />今日も王の塔から入ります。<br /><br />ちなみにこれはアンドロイド・スマートフォンで撮った写真です。<br />この頃はスマホのカメラでも、明るい所なら遜色無く撮れるんですね。

    入口への木道は、昨日同様水に沈んで通れないらしい。


    今日も王の塔から入ります。

    ちなみにこれはアンドロイド・スマートフォンで撮った写真です。
    この頃はスマホのカメラでも、明るい所なら遜色無く撮れるんですね。

  • ガイドさんとの待ち合わせ時間まで少し間があったので、添乗員さんの案内で、まずは城壁に上りました。<br /><br />城壁へ上る階段の途中から見えた聖母子像。<br />

    ガイドさんとの待ち合わせ時間まで少し間があったので、添乗員さんの案内で、まずは城壁に上りました。

    城壁へ上る階段の途中から見えた聖母子像。

  • 城壁の上から見上げると、三角屋根と煙突の背比べ。<br /><br />遥かに高く、修道院の尖塔の上に大天使ミカエルの金色の像。<br />ほらほら、さっそく出て来ましたよ。モンサンミシェルの重要人物、聖ミカエルさん。

    城壁の上から見上げると、三角屋根と煙突の背比べ。

    遥かに高く、修道院の尖塔の上に大天使ミカエルの金色の像。
    ほらほら、さっそく出て来ましたよ。モンサンミシェルの重要人物、聖ミカエルさん。

  • 見張り塔の中へも入ってみました。<br /><br />探険気分。

    見張り塔の中へも入ってみました。

    探険気分。

  • 見張り塔の石壁には外を監視するための穴が開いていました。<br /><br />銃眼というのでしょうか?<br /><br /><br />何が見えるのかとのぞいてみたら・・・<br /><br />眺めは別によくありませんでした。<br />観光用の穴じゃありませんものね。<br /><br />壁が厚いということはわかりました。

    見張り塔の石壁には外を監視するための穴が開いていました。

    銃眼というのでしょうか?


    何が見えるのかとのぞいてみたら・・・

    眺めは別によくありませんでした。
    観光用の穴じゃありませんものね。

    壁が厚いということはわかりました。

  • 午前9時に一旦入り口へ戻り、ガイドさんと待ち合わせ。<br /><br />入口のアヴァンセ門脇に展示されていた大砲。<br />百年戦争(14〜15世紀)の際、モンサンミッシェルは最後までイギリス軍の侵攻を許すことはありませんでした。<br />この大砲はイギリス軍の置き土産なのだそうです。<br /><br />見慣れない形の砲身ですね。

    午前9時に一旦入り口へ戻り、ガイドさんと待ち合わせ。

    入口のアヴァンセ門脇に展示されていた大砲。
    百年戦争(14〜15世紀)の際、モンサンミッシェルは最後までイギリス軍の侵攻を許すことはありませんでした。
    この大砲はイギリス軍の置き土産なのだそうです。

    見慣れない形の砲身ですね。

  • モンサンミッシェルを案内してくれるのは日本語が上手なおばさま、カトリーヌさん。<br />「お手洗いはこの上にあります」って。<br />フランス人がトイレでもトワレットでもなく「お手洗い」って言うと、なぜか笑えます。<br /><br />こちらに合わせてくださってるのに、笑っちゃ失礼ですけどね。<br /><br />写真は昨日も見た、オムレツで有名なプラールおばさんの店。

    モンサンミッシェルを案内してくれるのは日本語が上手なおばさま、カトリーヌさん。
    「お手洗いはこの上にあります」って。
    フランス人がトイレでもトワレットでもなく「お手洗い」って言うと、なぜか笑えます。

    こちらに合わせてくださってるのに、笑っちゃ失礼ですけどね。

    写真は昨日も見た、オムレツで有名なプラールおばさんの店。

  • 王の門。<br />左に写っている腕時計をした腕は、説明しているカトリーヌさんの腕です。<br />カトリーヌさんは一つ一つ説明してくれます。<br /><br />三重に門を作って厳重に警備したこと。<br />中でもこの王の門は堀に跳ね橋、落とし格子で強固な門であったと。<br /><br />ところで、ここに写っている方々はたぶん全員日本人だと思います。<br />他のツアーの方や個人で来ていらっしゃる方です。<br />モンサンミッシェルは日本人率が高かったです。<br />外国の観光地で日本人が多いのを好まない人もいるでしょうが、私は逆に気楽で居心地が良かったです。<br /><br />添乗員さんの話では、日本人は夏のモンサンミッシェル、冬のモンサンミシェルと、季節に応じた姿を楽しむ。他国の人が避けるシーズンオフにも来てくれるから、ここでは喜ばれているのだそうです。<br />シーズンオフだと旅費は安いし良いホテルに泊まれる。ガイドさんも日本語のできるガイドさんがついてくれてお得ですよって。<br />ただし、冬の寒さは厳しいようです。

    王の門。
    左に写っている腕時計をした腕は、説明しているカトリーヌさんの腕です。
    カトリーヌさんは一つ一つ説明してくれます。

    三重に門を作って厳重に警備したこと。
    中でもこの王の門は堀に跳ね橋、落とし格子で強固な門であったと。

    ところで、ここに写っている方々はたぶん全員日本人だと思います。
    他のツアーの方や個人で来ていらっしゃる方です。
    モンサンミッシェルは日本人率が高かったです。
    外国の観光地で日本人が多いのを好まない人もいるでしょうが、私は逆に気楽で居心地が良かったです。

    添乗員さんの話では、日本人は夏のモンサンミッシェル、冬のモンサンミシェルと、季節に応じた姿を楽しむ。他国の人が避けるシーズンオフにも来てくれるから、ここでは喜ばれているのだそうです。
    シーズンオフだと旅費は安いし良いホテルに泊まれる。ガイドさんも日本語のできるガイドさんがついてくれてお得ですよって。
    ただし、冬の寒さは厳しいようです。

  • 城壁と建物を結ぶ通路。

    城壁と建物を結ぶ通路。

  • 下からは見にくいですが、てっぺんに乗っている三角帽子の上の飾りの形から、「アーティチョーク」と呼ばれている建物なんだそうです(カトリーヌさん談)。

    下からは見にくいですが、てっぺんに乗っている三角帽子の上の飾りの形から、「アーティチョーク」と呼ばれている建物なんだそうです(カトリーヌさん談)。

  • LA POSTEと書いてある、この建物は郵便局です。<br /><br />郵便局は、グラン・リュではポイントになる建物です。<br />郵便局の隣に修道院への近道があるからです。

    LA POSTEと書いてある、この建物は郵便局です。

    郵便局は、グラン・リュではポイントになる建物です。
    郵便局の隣に修道院への近道があるからです。

  • ここでガイドのカトリーヌさんに登場していただきましょう。<br />素敵な方でしょう?<br />この階段が修道院への近道なんですよと説明するカトリーヌさん。<br /><br /><br />聞いてびっくり。<br />なんと、昨日私たちが上った階段です。<br />そうかー、これが近道だったのかー。<br /><br /><br /><br />カトリーヌさんによると、勾配が急なので帰りに通った方が良いということで、今日はグラン・リュを直進します。

    ここでガイドのカトリーヌさんに登場していただきましょう。
    素敵な方でしょう?
    この階段が修道院への近道なんですよと説明するカトリーヌさん。


    聞いてびっくり。
    なんと、昨日私たちが上った階段です。
    そうかー、これが近道だったのかー。



    カトリーヌさんによると、勾配が急なので帰りに通った方が良いということで、今日はグラン・リュを直進します。

  • 土産物ショップにはプラールおばさんのクッキ−缶が山積み。<br />いろいろな味があるんですよ。サブレ、ガレット、チョコチップ、塩キャラメルなど。<br /><br />色とりどりの缶を並べただけで、美しいディズプレーになります。<br /><br />私たちのツアーでは、お土産にプラールおばさんのクッキーの小さい缶が一人一つずつもらえることになっていました。<br />見学の後もらいましたが、缶にモンサンミッシェルの絵が入っていて、結構嬉しかったです。<br /><br />向かいのお店では試食もさせてくれました。

    土産物ショップにはプラールおばさんのクッキ−缶が山積み。
    いろいろな味があるんですよ。サブレ、ガレット、チョコチップ、塩キャラメルなど。

    色とりどりの缶を並べただけで、美しいディズプレーになります。

    私たちのツアーでは、お土産にプラールおばさんのクッキーの小さい缶が一人一つずつもらえることになっていました。
    見学の後もらいましたが、缶にモンサンミッシェルの絵が入っていて、結構嬉しかったです。

    向かいのお店では試食もさせてくれました。

  • 午前9時過ぎ。<br /><br />グラン・リュを進みます。<br /><br />まだ開いていないお店もあります。

    午前9時過ぎ。

    グラン・リュを進みます。

    まだ開いていないお店もあります。

  • 木組みの素朴な作りのお店。

    木組みの素朴な作りのお店。

  • ジャンヌダルクの像が建つサン・ピエール教会。<br />洞窟を削って作った教会です。<br />一段高い所に建っています。<br /><br />昨日は中へ入りましたが、今日は外だけ。

    ジャンヌダルクの像が建つサン・ピエール教会。
    洞窟を削って作った教会です。
    一段高い所に建っています。

    昨日は中へ入りましたが、今日は外だけ。

  • グラン・リュは歩くだけなら5分もかからないような一本道ですが、かわいいお店がひしめき合っていて楽しいです。

    グラン・リュは歩くだけなら5分もかからないような一本道ですが、かわいいお店がひしめき合っていて楽しいです。

  • お店が途切れて、さあ、ここから参道は上り階段になります。<br /><br />「皆さん、ここから階段が続きますから大変ですよ」って。<br /><br />そういうカトリーヌさんが一番先に息切れしてました(笑)。

    お店が途切れて、さあ、ここから参道は上り階段になります。

    「皆さん、ここから階段が続きますから大変ですよ」って。

    そういうカトリーヌさんが一番先に息切れしてました(笑)。

  • 途中、階段からの眺めがすばらしい。

    途中、階段からの眺めがすばらしい。

  • いよいよ、昨日の夜は入れなかった修道院の内部に入ります。哨兵の門(しょうへいのもん)を上った所に見学者入口がありました。<br /><br />この時間、チケット売り場はとても混んでました。<br />ウヘー、長く待たなきゃいけないのかなと思っていたら、団体の強みで割とすんなり入ることができました。<br />添乗員さんが手早く人数を数えて「うちのグループ、続いて入ってくださーい」って。<br /><br />この調子だと中も混んでるのかと思いきや、入ってしまうと観光客がばらけるのか、ゆっくり見学できました。

    いよいよ、昨日の夜は入れなかった修道院の内部に入ります。哨兵の門(しょうへいのもん)を上った所に見学者入口がありました。

    この時間、チケット売り場はとても混んでました。
    ウヘー、長く待たなきゃいけないのかなと思っていたら、団体の強みで割とすんなり入ることができました。
    添乗員さんが手早く人数を数えて「うちのグループ、続いて入ってくださーい」って。

    この調子だと中も混んでるのかと思いきや、入ってしまうと観光客がばらけるのか、ゆっくり見学できました。

  • 入口を入るとまた一旦屋根のない階段に出ます。<br /><br />長い階段は90段。<br />かつてここを訪れた巡礼者たちが列をなして上って行った大階段です。<br /><br />今は観光客が列をなして上って行きます。<br /><br />両側の建物は見上げるように高い。

    入口を入るとまた一旦屋根のない階段に出ます。

    長い階段は90段。
    かつてここを訪れた巡礼者たちが列をなして上って行った大階段です。

    今は観光客が列をなして上って行きます。

    両側の建物は見上げるように高い。

  • これは振り返って見たところ。<br /><br />内側の建物とは通路を隔てて外側に建っている、壁のような建物。<br />ここは14世紀から16世紀にかけて作られた居住棟で、修道院の幹部たちが住んでいました。巡礼者もここに宿泊したとカトリーヌさんが言っていました。<br /><br />内側の建物と上部の通路でつながっている部分もあります。<br /><br />外から見えていた壁の部分は実際にはこんな風に二重構造になっていたんですね。<br />一つ一つ謎が解けて行きます。

    これは振り返って見たところ。

    内側の建物とは通路を隔てて外側に建っている、壁のような建物。
    ここは14世紀から16世紀にかけて作られた居住棟で、修道院の幹部たちが住んでいました。巡礼者もここに宿泊したとカトリーヌさんが言っていました。

    内側の建物と上部の通路でつながっている部分もあります。

    外から見えていた壁の部分は実際にはこんな風に二重構造になっていたんですね。
    一つ一つ謎が解けて行きます。

  • 階段を上る途中の右手には雨水を貯める貯水槽があり、水道の蛇口がついていました。<br />獅子の口から水が出るようで、凝ってます。<br /><br />昔から水には苦労しただろうなーと、写真を一枚。

    階段を上る途中の右手には雨水を貯める貯水槽があり、水道の蛇口がついていました。
    獅子の口から水が出るようで、凝ってます。

    昔から水には苦労しただろうなーと、写真を一枚。

  • 大階段から見上げると、神々しいばかりの美しい眺めです。<br /><br />鐘楼の尖塔のてっぺんに、金色に輝く大天使ミカエルの像が立っています。

    イチオシ

    大階段から見上げると、神々しいばかりの美しい眺めです。

    鐘楼の尖塔のてっぺんに、金色に輝く大天使ミカエルの像が立っています。

  • 西のテラスに出て来ました。<br /><br />パーッと眺めが開けて、みんな大喜び。

    西のテラスに出て来ました。

    パーッと眺めが開けて、みんな大喜び。

  • 海抜80メートルの高所にあり、すばらしい眺めです。

    海抜80メートルの高所にあり、すばらしい眺めです。

  • 海に影が映っています。<br /><br />干潟は一面の水。

    イチオシ

    海に影が映っています。

    干潟は一面の水。

  • 草原も水浸しになっています。<br /><br />大潮の満潮時ならではの眺めなのかもしれません。<br /><br />向こうの方に虹が見えることに夫が気づきました。<br />「ほら、虹、虹」って。

    草原も水浸しになっています。

    大潮の満潮時ならではの眺めなのかもしれません。

    向こうの方に虹が見えることに夫が気づきました。
    「ほら、虹、虹」って。

  • ホントだー。<br /><br />変わりやすい天候のノルマンディー。<br />向こうの方は雨が降っていたのかもしれませんね。

    ホントだー。

    変わりやすい天候のノルマンディー。
    向こうの方は雨が降っていたのかもしれませんね。

  • 西のテラスの背後には修道院付属の教会。<br /><br />ファサードは18世紀に火災で焼失。<br /><br />今あるのは再建されたものです。

    西のテラスの背後には修道院付属の教会。

    ファサードは18世紀に火災で焼失。

    今あるのは再建されたものです。

  • 斜めから見上げると、さっきも見えた鐘楼が見えます。<br /><br /><br />空にはカモメが飛んでいます。

    斜めから見上げると、さっきも見えた鐘楼が見えます。


    空にはカモメが飛んでいます。

  • この位置から見ると、ミカエルさんが横向いちゃってますが、とにかく金ぴかで美しい。<br />ただし、肉眼ではこんなに大きく見えません。<br />ここはカメラの望遠機能を活用します。<br /><br />大天使ミカエルは戦いを司る最強の天使。<br />英仏百年戦争ではジャンヌ・ダルクを導いたともされています。<br /><br />モンサンミッシェルがトンブ山と呼ばれていた頃、この地に最初に聖堂を建てたのはオベール司教という人物でした。そこにはこんな伝説があります。<br /><br />ある夜、アヴランシュのオベール司教の夢に大天使ミカエルが現れ、「かの岩山に聖堂を建てよ」と告げました。しかし、オベール司教はこれを「ただの夢だろう」と聞き流してしまいます。その後、再び同じ夢を見ますが、またまたここでも無視。怒った大天使ミカエルは3度目の降臨の際、司教の頭に指を差し込むという強硬手段に出ます。これでも信じぬか〜。夢から覚めたオベール司教、自分の頭を触ってびっくり。頭に穴があいていたのです。夢のお告げは本物だったのかと、708年、この地に大天使を奉る聖堂を建てたのがモンサンミッシェルの始まりとされています。<br /><br />モンサンミッシェルとは「聖ミカエルの山」の意味。<br />ミカエルさんは尖塔の上に立ってモンサンミッシェルを見下ろしていらっしゃるのですね。<br /><br />現在の像はパリの彫刻家、エマニュエル・フレミエの作品で、高さが4.5メートルもあるのだそうです。<br /><br />こんなに高いと雷の心配をしちゃいますが、大丈夫、ブロンズの避雷針が取り付けられているのだそうです。

    この位置から見ると、ミカエルさんが横向いちゃってますが、とにかく金ぴかで美しい。
    ただし、肉眼ではこんなに大きく見えません。
    ここはカメラの望遠機能を活用します。

    大天使ミカエルは戦いを司る最強の天使。
    英仏百年戦争ではジャンヌ・ダルクを導いたともされています。

    モンサンミッシェルがトンブ山と呼ばれていた頃、この地に最初に聖堂を建てたのはオベール司教という人物でした。そこにはこんな伝説があります。

    ある夜、アヴランシュのオベール司教の夢に大天使ミカエルが現れ、「かの岩山に聖堂を建てよ」と告げました。しかし、オベール司教はこれを「ただの夢だろう」と聞き流してしまいます。その後、再び同じ夢を見ますが、またまたここでも無視。怒った大天使ミカエルは3度目の降臨の際、司教の頭に指を差し込むという強硬手段に出ます。これでも信じぬか〜。夢から覚めたオベール司教、自分の頭を触ってびっくり。頭に穴があいていたのです。夢のお告げは本物だったのかと、708年、この地に大天使を奉る聖堂を建てたのがモンサンミッシェルの始まりとされています。

    モンサンミッシェルとは「聖ミカエルの山」の意味。
    ミカエルさんは尖塔の上に立ってモンサンミッシェルを見下ろしていらっしゃるのですね。

    現在の像はパリの彫刻家、エマニュエル・フレミエの作品で、高さが4.5メートルもあるのだそうです。

    こんなに高いと雷の心配をしちゃいますが、大丈夫、ブロンズの避雷針が取り付けられているのだそうです。

  • 北側には、後で行く建物が見えます。<br /><br />北側の部分は「メルヴェイユ(驚異)の棟」とも呼ばれ、13世紀、当時としては高い建築技術で傾斜した岩山に寄り添うように建てられた部分です。<br /><br />

    北側には、後で行く建物が見えます。

    北側の部分は「メルヴェイユ(驚異)の棟」とも呼ばれ、13世紀、当時としては高い建築技術で傾斜した岩山に寄り添うように建てられた部分です。

  • アップで。<br /><br />ちょっとだけ予習していたので、この眺めには見覚えがあります。<br />あそこは「列柱回廊」と呼ばれる所。<br />修道士の瞑想の場です。<br />まるで屋上庭園のようです。<br /><br />ガラスが入った窓の向こうには日の光が降り注いでいます。<br />柱や緑の植え込みが見えて面白い。

    イチオシ

    アップで。

    ちょっとだけ予習していたので、この眺めには見覚えがあります。
    あそこは「列柱回廊」と呼ばれる所。
    修道士の瞑想の場です。
    まるで屋上庭園のようです。

    ガラスが入った窓の向こうには日の光が降り注いでいます。
    柱や緑の植え込みが見えて面白い。

  • では、建物の中へ入ります。<br /><br />モンサンミッシェル修道院は大きく3層に分かれていて、中世の3つの階層に対応しているそうです。<br /><br />一番下の階は労働する者の階層。<br /><br />中層階は統治する者、君臨する者、闘う者、王や騎士の階層。<br /><br />そして、最上階は神に祈る者、モンサンミッシェルでは修道士の階層。<br /><br />ここは最上階、修道院付属の教会です。<br /><br />11世紀ロマネスク様式の身廊。<br />入口を振り返って撮った写真です。<br />天井は軽くするため木造になっています。

    では、建物の中へ入ります。

    モンサンミッシェル修道院は大きく3層に分かれていて、中世の3つの階層に対応しているそうです。

    一番下の階は労働する者の階層。

    中層階は統治する者、君臨する者、闘う者、王や騎士の階層。

    そして、最上階は神に祈る者、モンサンミッシェルでは修道士の階層。

    ここは最上階、修道院付属の教会です。

    11世紀ロマネスク様式の身廊。
    入口を振り返って撮った写真です。
    天井は軽くするため木造になっています。

  • 内陣は15世紀に崩壊したため、16世紀にフランボワイヤン・ゴシック様式で建て替えられました。<br />高さ28メートルあるそうです。<br /><br />フランボワイヤン(「炎が燃え上がる」の意)様式ってルーアンの大聖堂のファサードと同じ様式だー。<br /><br />炎が燃え上がるような窓の形、繊細な透かし彫りなどが特徴ですね。<br /><br />一つ覚えました。

    内陣は15世紀に崩壊したため、16世紀にフランボワイヤン・ゴシック様式で建て替えられました。
    高さ28メートルあるそうです。

    フランボワイヤン(「炎が燃え上がる」の意)様式ってルーアンの大聖堂のファサードと同じ様式だー。

    炎が燃え上がるような窓の形、繊細な透かし彫りなどが特徴ですね。

    一つ覚えました。

  • カトリーヌさんの話。<br />「その昔、岩山に直接建物を建てるのは不可能だった。そこで、まず岩山を取り囲むように基礎になる建物を築き、その上に上階を造るという手法を取ったのです」

    カトリーヌさんの話。
    「その昔、岩山に直接建物を建てるのは不可能だった。そこで、まず岩山を取り囲むように基礎になる建物を築き、その上に上階を造るという手法を取ったのです」

  • 内陣の床には一か所、下の部屋とつながる開口部がありました。<br />緑のガラスがはめ込まれた部分です。<br /><br />用途はよくわかっていないようですが、下の部屋の明かり取りのためとか、下の部屋と何らかのやり取りをしたとか、あの穴から鐘を吊り上げたとか考えられています。

    内陣の床には一か所、下の部屋とつながる開口部がありました。
    緑のガラスがはめ込まれた部分です。

    用途はよくわかっていないようですが、下の部屋の明かり取りのためとか、下の部屋と何らかのやり取りをしたとか、あの穴から鐘を吊り上げたとか考えられています。

  • 教会の中にあった、大天使ミカエルの木像。<br />翼はなく、天秤を持っていて魂の重さを量っています。<br /><br />ミカエル像はたいていドラゴンを踏んづけているのだとか。<br />この像もそうです。<br /><br />でも、ガイドさんに教えてもらうまで、尖塔の上の金ぴかミカエルさんと同じ人物(?)だとは気づきませんでした(笑)。

    教会の中にあった、大天使ミカエルの木像。
    翼はなく、天秤を持っていて魂の重さを量っています。

    ミカエル像はたいていドラゴンを踏んづけているのだとか。
    この像もそうです。

    でも、ガイドさんに教えてもらうまで、尖塔の上の金ぴかミカエルさんと同じ人物(?)だとは気づきませんでした(笑)。

  • 教会の隣の列柱回廊へ出て来ました。<br /><br />ここは修道士たちの祈りと瞑想の場。<br />さっき、西のテラスから見えていた場所です。<br /><br />中央部には植え込みがあって、まるで空中庭園です。<br />修道院で最も美しい場所です。

    教会の隣の列柱回廊へ出て来ました。

    ここは修道士たちの祈りと瞑想の場。
    さっき、西のテラスから見えていた場所です。

    中央部には植え込みがあって、まるで空中庭園です。
    修道院で最も美しい場所です。

  • 二重の柱が少しずれて並んでいて、見る角度によっていろいろに見えます。<br /><br />ちょっとスペイン・セビーリャのスペイン広場やアルハンブラ宮殿のライオンの中庭を思い出しました。<br />ここはイスラム文化ではありませんけどね。<br /><br />カトリーヌさんは何度も「ラ・メルヴェイユ(驚異)」という言葉を口にしていました。発音練習までさせられました(笑)。<br /><br />この回廊は、そのたぐい稀な美しさから別名「ラ・メルヴェイユ」と呼ばれています。<br /><br /><br />今は北側の棟全体を差して「メルヴェイユ棟」と呼ばれています。<br />当時としては驚嘆に値する技術と工夫だったのでしょう。

    二重の柱が少しずれて並んでいて、見る角度によっていろいろに見えます。

    ちょっとスペイン・セビーリャのスペイン広場やアルハンブラ宮殿のライオンの中庭を思い出しました。
    ここはイスラム文化ではありませんけどね。

    カトリーヌさんは何度も「ラ・メルヴェイユ(驚異)」という言葉を口にしていました。発音練習までさせられました(笑)。

    この回廊は、そのたぐい稀な美しさから別名「ラ・メルヴェイユ」と呼ばれています。


    今は北側の棟全体を差して「メルヴェイユ棟」と呼ばれています。
    当時としては驚嘆に値する技術と工夫だったのでしょう。

  • 柱の上部には美しいレリーフが施してあります。<br /><br />花、葉、生き物、・・・いろいろな模様があるので、お気に入りを見つけるのもおもしろいです。カトリーヌさんはフクロウの彫刻が好きだとか。

    柱の上部には美しいレリーフが施してあります。

    花、葉、生き物、・・・いろいろな模様があるので、お気に入りを見つけるのもおもしろいです。カトリーヌさんはフクロウの彫刻が好きだとか。

  • 東側にはこの後に行く食堂が見えます。<br /><br />この眺め、地上80メートルの眺めだとは思えませんね。

    東側にはこの後に行く食堂が見えます。

    この眺め、地上80メートルの眺めだとは思えませんね。

  • 回廊には西側に開口部があって、見学者の安全のためなのでしょう、ガラスがはめられています。<br /><br />これが西のテラスから見えていた窓ですね。

    回廊には西側に開口部があって、見学者の安全のためなのでしょう、ガラスがはめられています。

    これが西のテラスから見えていた窓ですね。

  • 回廊の窓からは干潟が見えます。<br /><br />水は少しずつ引き始めているようです。<br /><br /><br />一日2度、50分ずつ時間をずらしながら繰り返される潮の満ち引き。<br />修道士たちもこの窓から眺めてきたことでしょう。<br /><br />列柱回廊、ラ・メルヴェイユ。<br />「奇跡」の名にふさわしい美しい空中庭園でした。

    回廊の窓からは干潟が見えます。

    水は少しずつ引き始めているようです。


    一日2度、50分ずつ時間をずらしながら繰り返される潮の満ち引き。
    修道士たちもこの窓から眺めてきたことでしょう。

    列柱回廊、ラ・メルヴェイユ。
    「奇跡」の名にふさわしい美しい空中庭園でした。

  • 次にやって来たのは修道士たちが食事をした部屋、食堂です。<br /><br />ここも建物の重量を減らすため、天井は木でできています。<br /><br />「この部屋は細長いのに、意外に明るいのは何故だと思いますか?」とカトリーヌさん。<br /><br />「窓が無いように見えて、実はこの部屋には窓がたくさんあるからなんです」<br />

    次にやって来たのは修道士たちが食事をした部屋、食堂です。

    ここも建物の重量を減らすため、天井は木でできています。

    「この部屋は細長いのに、意外に明るいのは何故だと思いますか?」とカトリーヌさん。

    「窓が無いように見えて、実はこの部屋には窓がたくさんあるからなんです」

  • 部屋の隅からは見えませんでしたが、部屋の中へ進むと、壁の窪みに隠れて細長い窓がたくさんありました。<br />なるほど〜。<br /><br />窓は全部で59あるそうです。<br /><br />ユニークな窓ガラスの模様。<br /><br />それぞれパターンが異なっています。

    部屋の隅からは見えませんでしたが、部屋の中へ進むと、壁の窪みに隠れて細長い窓がたくさんありました。
    なるほど〜。

    窓は全部で59あるそうです。

    ユニークな窓ガラスの模様。

    それぞれパターンが異なっています。

  • 食事の間、指名された修道士が壁の一段高い所にある説教壇に立って、聖書や偉人伝を朗読したそうです。<br /><br /><br /><br /><br /><br />ここまで最上階にある聖職者のためのスペースを見て来ましたが、ここから階段を降りて、中層階にある王侯貴族・騎士のためのスペースを見に行きます。

    食事の間、指名された修道士が壁の一段高い所にある説教壇に立って、聖書や偉人伝を朗読したそうです。





    ここまで最上階にある聖職者のためのスペースを見て来ましたが、ここから階段を降りて、中層階にある王侯貴族・騎士のためのスペースを見に行きます。

  • 階段を降りた途中の通路に、オベール司教が大天使ミカエルのお告げを受ける様子を表したレリーフがありました。<br /><br />大天使ミカエルの夢のお告げを2度までも無視したオベール司教、ついに3度目の夢では怒ったミカエルさんに頭に指を差し込まれてしまいます。<br /><br />これは大変!ミカエル大天使は左手の親指をクッとオーベル司教の額に突き立てているように見えます。<br /><br />私は人差し指を差し込んだ様子を想像していたのですが、これを見ると、差し込んだのは左手の親指。<br /><br />予想外でした。

    階段を降りた途中の通路に、オベール司教が大天使ミカエルのお告げを受ける様子を表したレリーフがありました。

    大天使ミカエルの夢のお告げを2度までも無視したオベール司教、ついに3度目の夢では怒ったミカエルさんに頭に指を差し込まれてしまいます。

    これは大変!ミカエル大天使は左手の親指をクッとオーベル司教の額に突き立てているように見えます。

    私は人差し指を差し込んだ様子を想像していたのですが、これを見ると、差し込んだのは左手の親指。

    予想外でした。

  • 中層階へ下りて来ました。<br /><br />ここは迎賓の間。<br />貴賓を迎えた部屋です。<br />修道院で最も優雅な部屋かもしれません。<br /><br />写っているのは別のグループです。<br />日本人の観光客がが多いことがわかりますね。<br /><br />大きな2つの暖炉ではイノシシや鹿を焼いたと言います。<br /><br />ここは修道士の食堂の真下に当たります。<br />「考えてみてください」とカトリーヌさん。<br />「暖炉で焼いた料理の匂いだけが煙突を伝って上へ上がって行ったんですよ」<br />そりゃ、つらいワ〜。

    中層階へ下りて来ました。

    ここは迎賓の間。
    貴賓を迎えた部屋です。
    修道院で最も優雅な部屋かもしれません。

    写っているのは別のグループです。
    日本人の観光客がが多いことがわかりますね。

    大きな2つの暖炉ではイノシシや鹿を焼いたと言います。

    ここは修道士の食堂の真下に当たります。
    「考えてみてください」とカトリーヌさん。
    「暖炉で焼いた料理の匂いだけが煙突を伝って上へ上がって行ったんですよ」
    そりゃ、つらいワ〜。

  • 迎賓の間の奥、聖マドレーヌの礼拝堂のステンドグラス。<br /><br />ホタテ貝のモチーフが使われています。<br />ホタテ貝は聖ヤコブを表し、巡礼の象徴なのだとか。

    迎賓の間の奥、聖マドレーヌの礼拝堂のステンドグラス。

    ホタテ貝のモチーフが使われています。
    ホタテ貝は聖ヤコブを表し、巡礼の象徴なのだとか。

  • 中層階、一度外を通って別の部屋へ向かいます。<br /><br />雨水を落とすガーゴイルがたくさん。

    中層階、一度外を通って別の部屋へ向かいます。

    雨水を落とすガーゴイルがたくさん。

  • 大列柱の地下聖堂へやって来ました。<br />ここは教会の内陣の真下にあたります。<br />内陣を支える土台として築かれた部分。<br />直径5メートルの太い柱が林立して上階を支えています。<br /><br />部屋というより柱のスペースです。<br />昔の技術で上階の重い教会を支えるのがいかに大変だったかがわかろうというもの。

    大列柱の地下聖堂へやって来ました。
    ここは教会の内陣の真下にあたります。
    内陣を支える土台として築かれた部分。
    直径5メートルの太い柱が林立して上階を支えています。

    部屋というより柱のスペースです。
    昔の技術で上階の重い教会を支えるのがいかに大変だったかがわかろうというもの。

  • 聖マルタン地下聖堂。<br /><br />教会南側翼廊の土台となっている建物。<br />11世紀に建てられたままの姿を残しているそうです。<br /><br />高さ9メートルの天井。<br />上階を支えるために作られた部分なので、窓が少なく壁が厚く、独特の圧迫感と厳粛感があって、小さいけれど印象的な部屋です。

    聖マルタン地下聖堂。

    教会南側翼廊の土台となっている建物。
    11世紀に建てられたままの姿を残しているそうです。

    高さ9メートルの天井。
    上階を支えるために作られた部分なので、窓が少なく壁が厚く、独特の圧迫感と厳粛感があって、小さいけれど印象的な部屋です。

  • 大きな車輪の所へ出て来ました。<br /><br />ここが牢獄として使用されていた1820年に、囚人用の食物を上階に運搬するために設置されたロープ巻き取り機です。<br /><br />中に数人の囚人が入って、ちょうどネズミの回し車のように車輪を回したとのこと。

    大きな車輪の所へ出て来ました。

    ここが牢獄として使用されていた1820年に、囚人用の食物を上階に運搬するために設置されたロープ巻き取り機です。

    中に数人の囚人が入って、ちょうどネズミの回し車のように車輪を回したとのこと。

  • 引き上げ口は南へ向かって開いています。<br /><br />滑車にかけた鎖で荷物を引っ張り上げたのですね。

    引き上げ口は南へ向かって開いています。

    滑車にかけた鎖で荷物を引っ張り上げたのですね。

  • 荷物の引き上げ口から外を見ると、少しずつ水が引き始めています。<br /><br />工事の様子がよくわかります。<br /><br />ちょっと殺風景なのは残念ですが、橋が完成したら、きっとすっきりするでしょうね。

    荷物の引き上げ口から外を見ると、少しずつ水が引き始めています。

    工事の様子がよくわかります。

    ちょっと殺風景なのは残念ですが、橋が完成したら、きっとすっきりするでしょうね。

  • 聖エティエンヌ大聖堂<br /><br />ここはかつて死者のための礼拝堂だった場所。<br />亡くなった修道士の遺体が安置されていました。

    聖エティエンヌ大聖堂

    ここはかつて死者のための礼拝堂だった場所。
    亡くなった修道士の遺体が安置されていました。

  • 壁にはキリストのなきがらを抱く聖母マリアの像「ピエタ」が置かれています。<br /><br />とても小さい像です。<br /><br />キリストの頭部は落とされていました。

    壁にはキリストのなきがらを抱く聖母マリアの像「ピエタ」が置かれています。

    とても小さい像です。

    キリストの頭部は落とされていました。

  • 南北をつなぐ階段を上ります。<br /><br />ここは西のテラスの真下です。<br /><br />「内部は3層」とひと口に言っても、各階層は水平面ではなく実際には上がったり下がったり。

    南北をつなぐ階段を上ります。

    ここは西のテラスの真下です。

    「内部は3層」とひと口に言っても、各階層は水平面ではなく実際には上がったり下がったり。

  • 修道僧の遊歩道と呼ばれている部屋を通り、最後にメルヴェイユ棟の列柱回廊の真下にあるこの大きな部屋へやって来ました。<br /><br />「騎士の間」という名前がついていますが、修道士が写本などの仕事をした部屋だそうです。

    修道僧の遊歩道と呼ばれている部屋を通り、最後にメルヴェイユ棟の列柱回廊の真下にあるこの大きな部屋へやって来ました。

    「騎士の間」という名前がついていますが、修道士が写本などの仕事をした部屋だそうです。

  • 壁には大きな暖炉があります。<br /><br />この部屋は暖かかったのでしょうね。<br />もっともこんなに広い部屋ではどれほど効き目があったかは疑問ですが。

    壁には大きな暖炉があります。

    この部屋は暖かかったのでしょうね。
    もっともこんなに広い部屋ではどれほど効き目があったかは疑問ですが。

  • アーカンサスの葉の彫刻で飾られた柱頭。

    アーカンサスの葉の彫刻で飾られた柱頭。

  • 螺旋階段を降りて、出口のショップに出て来ました。<br /><br />ここにフレミエが作った大天使ミカエル像の石膏模型がありました。<br />尖塔の先にある金色の像のレプリカです。<br /><br />ここのミカエルさんもドラゴンを踏んづけています。<br />魅力的な流し目。<br />「聖ミカエルはイケメンですねー」とカトリーヌさん。

    螺旋階段を降りて、出口のショップに出て来ました。

    ここにフレミエが作った大天使ミカエル像の石膏模型がありました。
    尖塔の先にある金色の像のレプリカです。

    ここのミカエルさんもドラゴンを踏んづけています。
    魅力的な流し目。
    「聖ミカエルはイケメンですねー」とカトリーヌさん。

  • いやぁ、修道院の内部も見ごたえありました。<br /><br />出口を出ると、ちょっとした庭園がありました。<br /><br />ここで一旦解散。<br />しばしのフリータイムです。<br /><br />各自、自由に降りて行きます。<br />私たちはカトリーヌさんと一緒に近道を降りることにしました。

    いやぁ、修道院の内部も見ごたえありました。

    出口を出ると、ちょっとした庭園がありました。

    ここで一旦解散。
    しばしのフリータイムです。

    各自、自由に降りて行きます。
    私たちはカトリーヌさんと一緒に近道を降りることにしました。

  • こちらはちょっと荒れていて、ラピュタみたいな雰囲気があります。

    こちらはちょっと荒れていて、ラピュタみたいな雰囲気があります。

  • 下りる道の途中に墓地がありました。

    下りる道の途中に墓地がありました。

  • これはオムレツで有名なプラールおばさんのお墓だそうです。

    これはオムレツで有名なプラールおばさんのお墓だそうです。

  • 海の方を見ると、島の外では水が引いて干潟がどんどん見えて来ました。

    海の方を見ると、島の外では水が引いて干潟がどんどん見えて来ました。

  • 石垣の途中に岩盤が顔を出しているところがありました。<br /><br />こういうのを見ると、モンサンミッシェルは岩山に建てられているのだということがよくわかりますよね。

    石垣の途中に岩盤が顔を出しているところがありました。

    こういうのを見ると、モンサンミッシェルは岩山に建てられているのだということがよくわかりますよね。

  • 郵便局の隣の階段に降りて来ました。<br /><br />お土産を買ったりして過ごした後、みんなで集合します。<br /><br />自由時間の間に郵便局で切手を買って日本へハガキを出した人もいました。<br />そういう人を見ると、旅の楽しみ方がうまいなと思います。<br />モンサンミッシェルの消印入りで届くそうですよ。

    郵便局の隣の階段に降りて来ました。

    お土産を買ったりして過ごした後、みんなで集合します。

    自由時間の間に郵便局で切手を買って日本へハガキを出した人もいました。
    そういう人を見ると、旅の楽しみ方がうまいなと思います。
    モンサンミッシェルの消印入りで届くそうですよ。

  • ここでガイドのカトリーヌさんとはお別れです。<br /><br />来た時は水に沈んで通れなかった出入り口の木道は、水が引いて通れるようになっていました。<br /><br />潮の満ち引きって面白い。<br />自然の不可思議を感じます。

    ここでガイドのカトリーヌさんとはお別れです。

    来た時は水に沈んで通れなかった出入り口の木道は、水が引いて通れるようになっていました。

    潮の満ち引きって面白い。
    自然の不可思議を感じます。

  • 島の内部はいったいどうなっているのだろうという私の好奇心も満たされたような気がします。<br /><br />モンサンミッシェル、思っていたとおり、とても良かったです。<br /><br />日本人が多かったせいかガイドさんが日本語ができたせいか、なんだかとても気が楽でした。<br /><br />手前は建設中の橋です。

    島の内部はいったいどうなっているのだろうという私の好奇心も満たされたような気がします。

    モンサンミッシェル、思っていたとおり、とても良かったです。

    日本人が多かったせいかガイドさんが日本語ができたせいか、なんだかとても気が楽でした。

    手前は建設中の橋です。

  • モンサンミッシェルは刻々と様相を変えます。<br />昼の眺めもいいですね。<br /><br />これで見納め。<br />モンサンミッシェルを後にしてシャトルバスで対岸へ戻り、お昼ご飯を食べに行きます。

    イチオシ

    モンサンミッシェルは刻々と様相を変えます。
    昼の眺めもいいですね。

    これで見納め。
    モンサンミッシェルを後にしてシャトルバスで対岸へ戻り、お昼ご飯を食べに行きます。

  • 昼食はモンサンミッシェル対岸にあるLa Bergerieというレストラン。<br /><br />木組みの内装がいい感じ。<br />

    昼食はモンサンミッシェル対岸にあるLa Bergerieというレストラン。

    木組みの内装がいい感じ。

  • 出ました〜。<br />プラールおばさん風オムレツのミニサイズ。<br /><br />泡立てた卵で作ったオムレツなので、淡雪をたべてるような食感です。<br />味がないのかと思ったら、塩味がついていました。<br />このぐらいのサイズでちょうど良かったです。<br />これがメインディッシュだったら飽きちゃうかも。

    出ました〜。
    プラールおばさん風オムレツのミニサイズ。

    泡立てた卵で作ったオムレツなので、淡雪をたべてるような食感です。
    味がないのかと思ったら、塩味がついていました。
    このぐらいのサイズでちょうど良かったです。
    これがメインディッシュだったら飽きちゃうかも。

  • メインは魚。<br /><br />白身魚です。<br />何の魚かわかりません。<br /><br />モンサンミッシェルは海に面しているので、魚も豊富なんですね。

    メインは魚。

    白身魚です。
    何の魚かわかりません。

    モンサンミッシェルは海に面しているので、魚も豊富なんですね。

  • デザートはシャーベットでした。<br /><br />さっぱりして美味しい。

    デザートはシャーベットでした。

    さっぱりして美味しい。

  • 午後1時過ぎ、次の宿泊地、トゥールへ向かいます。<br /><br />ここからは南東へ約277キロメートル、バスで4時間です。<br /><br />この日の午後は移動だけ。<br />ホテルに入るのも早いので、今回の旅行の中で一番ゆっくりできる午後です。

    午後1時過ぎ、次の宿泊地、トゥールへ向かいます。

    ここからは南東へ約277キロメートル、バスで4時間です。

    この日の午後は移動だけ。
    ホテルに入るのも早いので、今回の旅行の中で一番ゆっくりできる午後です。

  • モンサンミッシェルの旅行記は長くなってしまいました。<br /><br />トゥールでの様子を載せるとますます長くなるので、美しいフランスの田舎の風景を眺めながら移動するところで、この日の旅行記を終えることにします。<br /><br />トゥールの街は翌日のロワールの古城観光に備えて泊まっただけ。<br />ホテルに着いて夕食後、夫と1時間ほど街歩きをしてから寝ました。<br /><br />明日はロワールの古城巡りをした後、シャルトル大聖堂を見に行きます。<br />ロワール渓谷のシュノンソー城とシャンボール城は私が高校生の頃から憧れて来たお城。<br />自分の目で見るのがとっても楽しみです。<br /><br />では、その様子はまた今後の旅行記で。<br /><br /><br />(美しき北フランス<5>「ロワールの古城巡り シュノンソー城」編に続く)<br />http://4travel.jp/traveler/amber637/album/10774024/

    イチオシ

    モンサンミッシェルの旅行記は長くなってしまいました。

    トゥールでの様子を載せるとますます長くなるので、美しいフランスの田舎の風景を眺めながら移動するところで、この日の旅行記を終えることにします。

    トゥールの街は翌日のロワールの古城観光に備えて泊まっただけ。
    ホテルに着いて夕食後、夫と1時間ほど街歩きをしてから寝ました。

    明日はロワールの古城巡りをした後、シャルトル大聖堂を見に行きます。
    ロワール渓谷のシュノンソー城とシャンボール城は私が高校生の頃から憧れて来たお城。
    自分の目で見るのがとっても楽しみです。

    では、その様子はまた今後の旅行記で。


    (美しき北フランス<5>「ロワールの古城巡り シュノンソー城」編に続く)
    http://4travel.jp/traveler/amber637/album/10774024/

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  • サウスピーチさん 2013/06/15 08:34:49
    充実したモン・サン・ミシェルでしたね!
    ニッキーさん、こんにちは! モンサンミシェルにお邪魔しています。

    懐かしさと共に、ニッキーさん(とカトリーヌさんも)の新たな情報や私が気づかなかったことをたくさん発見し、
    楽しませて頂きました。 修道院へ上がる階段の途中で、水道の蛇口があったのは覚えているのですが、
    根元の部分が獅子の彫刻になっていたとは気付かなかった〜!(><) ニッキーさん、よく観察しています。
    (それとも、後で写真を見て気付いたとか?笑)

    列柱回廊を外からアップで撮るとは、凝ったことをしましたね〜。 さすがっ!!!

    オベール司教がお告げを受けるレリーフですが、私はうっかり見逃してるんです!(←うっかりが結構多い^^;)
    だから、想像で人差し指だと思っていたのですが、親指でしたか〜。  細かいところまでよく見ていますね〜。

    巡礼を意味するホタテ貝、他の都市でも見ましたよ〜。 どこで出てくるかは、お楽しみに!(笑)

    私はなぜか大天使ミカエル像が大好きなのですが(前回の旅行で気付きました)、その中でも一番のお気に入りは
    このフレミエ作のミカエルです。 パリではこれがまた見たいが為に、オルセー美術館に行ったくらいです。(笑)

    そうそう、展望デッキからの朝のモンサンミシェル、趣きがあって、私は好きでした。

    有名なオムレツも食べられたし、ツアーだとやっぱり説明もきちんとしているので、個人計画旅行でも、
    現地でツアー参加とか、ガイドさんをお願いしてもいいかなぁ、なんて思い始めました。

    それでは、また!

    サウスピーチ :)

    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2013/06/16 10:59:26
    RE: 聞いた端から忘れますけどね。
    ガイドさんがいるとよくわかります。特に、ガイドブックにも載っていない現地情報を教えてもらえるのが興味深いです。

    でも数字なんかはメモっとかないと、聞いた端から忘れますよ。現在の修道士の人数とか島の人口も聞いたんですけど、忘れちゃった((・.・;)。
    確か人口は20何人とか、意外に少なかったと思います。

    ガイドさんの説明は踏み込みますよー。西のテラスでは床石に職人さんのサインがあって、そのサインが働き度に応じた模様になってるとかその背景とかいろいろ説明があったんですけど、そこまで書くのはもういいかって省略しました。

    ガイドツアーは自由は制限されるけど見逃しがないですよね。この後シャンボール城ではガイドさん無しの自由見学だったので、はい、思いっきし見どころを外しました(泣)。

    でも自分の足で回ったという感覚はガイドツアーでは薄いように思います。良し悪しですねー。最初に見どころだけガイドしてもらって、その後自由行動というのが一番いいですね。

    サウスピーチさんがフレミエのミカエルさんのファンだってことは旅行記で知ってたので、これかぁと思いましたよ。でもオルセーにも複製があったなんて、気づきませんでした。私たちもオルセーへは行ったんですけどねー。

    サウスピーチさんが惹かれるのも納得ですよ。あの像、フレミエさんの功績大だと思いません?ミカエルのイメージアップにもモンサンミッシェル観光にも貢献してる。表彰状ものですよ、フレミエさん。

    オムレツはプラールおばさんのオムレツもどきでして、泡立てる製法は同じかもしれないけど、サイズが小さいんです。あれぐらいの大きさで十分でした。

    サウスピーチさんの新しい旅行記ができてますね。脚の具合が心配です。また見に行きます。

    ニッキー
  • がりさん 2013/06/14 21:13:13
    フランスといえば。
    ニッキーさん、こんばんは!

    やっぱりフランスといえばモン・サン・ミッシェルを思い浮かべますね。
    僕にとっても、一昔前に世界遺産にハマって本などをよく読んでいたとき、とくに印象深かった世界遺産…。
    ヨーロッパにはこんな素敵な所があるのかぁ、とヨーロッパへの憧れが増したことを思い出します。

    牧草地から見た眺めも、海に浮かぶような風景も、本当に絵になる場所ですね♪
    潮の満ち引きで風景が変わるところが、確かに日本の厳島神社に通じるものがある気がしますね〜。

    有名なモン・サン・ミッシェルのオムレツってこんな感じなんだ。
    なんか想像してたのとかなり違う感じ(笑)。

    それにしても、そんなに日本人率が高いんですね。
    日本人はこういう象徴的な世界遺産が好きなのかな?

    日本人が多いから気楽で居心地が良かった、ってわかる気がします。
    やっぱり異国にいる時に近くに日本人がいてくれると、妙にホッとした気持ちになれますね〜。

    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2013/06/15 08:19:01
    RE: モンサンミッシェルでしょ。
    > 僕にとっても、一昔前に世界遺産にハマって本などをよく読んでいたとき、とくに印象深かった世界遺産…。

    それ聞いて思い出しました。がりさんは旅行業務の国家資格を持ってましたよね。やっぱり以前から旅行に関心があったんですね。知識もすごいかな?

    確かに日本人は世界遺産好きかもしれませんね。ツアーでは世界遺産を次々に回るというのが定番。でも、人類の遺産や世界の自然遺産を見るっていうのはやっぱり見応えがあります。他にも、日本人は外国文化への関心や憧れが強い、コマーシャルや旅番組の影響などいろいろあるでしょうが、モンサンミッシェルは特に日本人が多かったです。現地では歓迎されてるみたいでしたよ。

    ちょっと前にBSで見たんですが、日本の和楽器の演奏チーム、AUN-Jクラシック・オーケストラが招待されてモンサンミッシェル修道院で演奏してました。イケメン揃いでユーモアもある演奏。最後はスタンディングオベーションを受けてて感動しました。
    http://www.youtube.com/watch?v=ML1V0_0wCHc

    島内は階段の小道が多いので、尾道が好きながりさんならきっと島内探検が楽しめると思います。潮の満ち干による風景の変化に惹かれる私は本当はぼーっと見ていたいぐらい。工事が済んだら潮の流れが元に戻るといいですね。

    本物のプラールおばさんのオムレツはもっと大きくて膨れ上がっています。値段は高くてあまり味がないと聞きました。私たちが食べたのはプラールおばさんの店じゃなくて、対岸のレストランの「プラールおばさん風オムレツ」だったから小さかったんです。でも、あれぐらいで十分。たくさん食べたら飽きちゃうと思います。

    がりさん、いよいよ初めてのヨーロッパ旅行が近づいて来ましたね。
    がりさんのミステリーツアー、いったいどこから旅行記がアップされるのか楽しみにしてます。

    ニッキー
  • ねいちゃさん 2013/06/02 16:32:00
    とても綺麗な写真ですね。
    朝の人の少ないモンサンミシェルも素敵です。
    やっぱりミシェルの側に宿泊するのがいいですよねぇ。
    こういう静かな佇まい・・・はいいなぁ。

    丁寧な解説とニッキーさんならではの言い回し・・・。
    結構私にはツボなので、読んでて面白いです。
    ガイドさんがついてくれると知らない話を
    いっぱいしてくれるので、楽しいですよね。
    もちろんお仕事なので、毎回同じネタもあるのでしょうが
    ガイドさんの人柄に触れるのもツアーの楽しみですね。
    たいがい写真とりまくってて、話聞いてないこともあって
    ちょっと反省。

    それにしても綺麗な写真の数々でした。
    楽しくご旅行されているのがよくわかります。
    次はロワール古城ですねー、懐かしいなぁ。
    楽しみに待ってます。  ねいちゃ

    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2013/06/03 09:27:02
    RE:声だけ聞いて内容を聞いてないことが多くて・・・
    > たいがい写真とりまくってて、話聞いてないこともあって
    > ちょっと反省。

    私も写真を撮るのに夢中になっていて、ガイドさんの声だけ聞いて内容を聞いてないことがよくあります。
    記憶力も悪くなってるから、聞いたのに忘れたことも。

    現在モンサンミッシェルに住んでいる修道士さんの数も言ってたんですけど、12人って言ったか22人って言ったか・・・忘れました。(-_-;)
    夫に聞いても、二人して記憶力が低下してるから埒が明きません。

    ツアーって観光地から離れたホテルに泊まることが多いですよね。
    これまでフィレンツェでもヴェネツィアでも、朝夜の街歩きができなくて残念な思いをして来ました。
    近くのホテルに泊まらせてもらったのは今回が初めてぐらいなんですよ。
    嬉しくて、そのメリットを最大限利用させてもらいました。

    島内のホテルなら言うことないでしょうけど、モンサンミッシェルは夜になっても島内に自由に入れるので、対岸のホテルでも十分便利でした。

    次は私にとっては憧れのシュノンソー城。
    どうしても外したくない写真(特に花と庭)が多くて、また長くなりそうです。
    長くて申し訳ありませんが、ぜひ見てくださいね。

    ニッキー
  • crossさん 2013/06/01 21:12:45
    モン・サン・ミッシェルは意外と大きい!?
    ニッキーさん、こんばんわ〜♪

    世界遺産、モンサンミッシェルは日本人率が高かったんですね。
    ある時期から人気になったんだと思うのですが、やはり世界遺産に登録されてからなんでしょうか?

    パリからは遠いので、見に行くためには1泊は必要なんでしょうね。
    朝陽or夕陽に見て見たいものです。

    パンフレットの写真には全景がよく載ってますが、実際には大きい修道院なんですね。
    大天使ミカエルさんが有名なんだってことも初めて知りました。
    ツアーの良さは、ガイドさんが色んな豆知識を教えてくれるのも魅力のひとつですね♪

    cross(^_^)v



    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2013/06/02 00:50:20
    RE: モン・サン・ミッシェル、意外に小さいかも。
    モンサンミッシェルは私はテレビCMで初めて知った気がします。
    常に日本人が行きたい世界遺産の上位に入っていて、日本人なら知らない人はいないぐらいですよね。

    特に日本人に人気があるのでしょう。職場のアメリカ人なんて写真を見せたら知りませんでした。日本人が多かったですが、現地では歓迎されている気がして居心地が良かったです。

    > パリからは遠いので、見に行くためには1泊は必要なんでしょうね。

    修道院だけなら1時間半ぐらいで回れます。プラス街歩きをしても3時間もあればだいたい見られるので、日帰りでも大丈夫。

    でも、時間と共に変わりゆく潮汐を見たいとか干潟を歩きたいと思ったら、半日以上の滞在が必要です。そうなるとパリから日帰りはキツイですね。夕景朝景に関心があれば、これはもう島内か対岸のホテルに泊まるしかないですね。

    とてもおもしろい所で、潮の満ち干とか箱庭が好きな私にとっては星5つでした。

    crossさんのヘルシンキ編見せていただきました。着いたその日から即決申し込みでディナークルーズ。充実してますね。

    ニッキー

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