震撼した日と自然の神秘のBig Island

2011/03/09 - 2011/04/02

今回は初めてハワイ島を旅行に加えることにすると、娘もハワイ島だけ同行したいいうことで出発しました。しかしその三日後日本を、世界を激震することが起ころうとは思いませんでした。あの東日本大震災です。当日現地時間の８から９時ごろでしょうか、外食から帰って娘がＰＣをみていたところ、突然の報道に恐怖で鳥肌が立ち寒気におののきました。普段この時刻はまだ酒を飲む私ですが、この日ばかりは何か感ずるものがあり酒を少し控えていました。コナの町にサイレンが鳴り響きましたので、妻と娘に避難準備をするよう話をし、待機していると、１０時ごろ案の定コンドの管理人が避難するよういわれました。あわててレンタカーに飛び乗り（飲酒運転でしたが、緊急避難ということで許してください）海岸の道路で警戒している警官の指示に従い高台をめざしましたが、初めてのBig Islandなかなか指定の場所への到達は困難でした。それでも、なんとか高台のスーパーに到着すると地元の人で満車状態でしたが、スーパーが開いてくれましたのでトイレや食事にはそれ程不自由せずにすみました。しかし結局レンタカーの中で翌日の昼近くまで避難することになりました。日本で被害に遭われた方はそれどころでないことは重々解かっていましたが、ハワイに来てなんでと正直おもいました・・・日本の我が家がどうなっているか心配でしたが、息子とのメールで被害はないとのことから、その後はほぼ日程通りの旅行ができました。観光地やレストランで出会う現地の人やメインランドの多くの人達に励ましの言葉をかけられるなど貴重な経験のたびでした。

エリア ハワイ島(ハワイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

例年のごとくエグゼクティブにアップグレイドしてラウンジ使用。シニア世代には助かります

エグゼクティブのラウンジ

夕食はまあまあかなぁ

ホノルル空港のインターアイランドターミナルでハワイアンのコナ行きに乗るためウェイティング中

機上からみるダイヤモンドヘッド

マウイ島のハレアカラをのぞむ

コナ空港到着。

ステイするコンド：Hale Kona Kai ハレコナカイ

４階建てで全室３９室のこじんまりとし、少し古びたコンドですが、1BD1BAのコーナーオーシャンフロントはラナイからの眺めは申し分なく、またカイルアコナの町に歩いてすぐですので、快適に過ごすことができました。あの日(3/11)は別として・・・

ルルズ アメリカ料理

小さいながらもプールがあります。

隣は日本人が多く利用するらしいロイヤルコナホテルです。

ロイヤル コナ ホテル ホテル

コンドの全体像。

到着日のサンセット

ハワイ４島を周遊するノルウェージャンクルーズのプライドオブアメリカとコナ湾の夕日

翌日はWaimea,Honokaa,Waipio Valley,HawiそれにPololu Valley観光に出発。R11　Mamalahoa Hwy(Hawaii Belt Rd)を一路北上

途中前方にマウナケアの頂上がみえました。

R11はR19とワイメアの町で合流、右折というよりは道なりにR19をほんの少し走行するとパーカーランチのショップが右側に見えてきます、ここで休憩。

Honokaa Town
R19をさらにヒロ方面にしばらく進むと左側にマラサダで有名なTex Drive Inというレストランが見えます。ここは帰りによるとしてそこを左折Pakalana Stを進み、少し大きな道路にぶつかるとその道路がR240 Honokaa Waipio Rdです。そこを左折しますとそのあたりが日本の映画の舞台となったHonokaaの町です。

ホノカア ピープルズ シアター 劇場・ホール・ショー

ホノカアアの街並み

R240をしばらく走行するとWaipio Valley Lookoutに到着です。

ワイピオ渓谷 山・渓谷

帰りはここTex Drive Inによりましょう。

テックスドライブイン スイーツ

メニューはいろいろありました。

キャノピーの店外に椅子とテーブルがたくさんあります。
最後にマラサダをたべました。実に美味。

R19でワイメアの町までもどり、R19に右折してしばらく走行するとR250との分岐がきます。そこで右折R250 Kohala Mountain Rdに舵をとります。コハラの高台を走る景観の良い道路です。

眼下にみえるのはコハラコーストの溶岩台地

コハラ マウンテン ロード 自然･景勝地

R250の途中からみたマウナケアの雪化粧と天文台群

R250マウンテンロードの休憩場所。

R250

牛たちが物珍しげにこちらをみています。

Hawiの町はR250とR270の交差点あたりです。この交差点を右折しR270に入ります。ほんの少し走るとあまり知られていないかもしれませんが、カメハメハ大王のオリジナル像があります。

カメハメハ大王像 (カパアウ) 建造物

Kamehameha大王 original statueです。

大王像のあるKapaauの街並み。

本日の最終目的地Pololu Valley

Valleyの海側

ポロル渓谷 山・渓谷

谷に下りるトレイル。私たちは下までおりませんでした。

峡谷の全容

帰りはR19で海側のルートをとりました。
溶岩台地を切り開いたきれいなハイウェイが続いています。

コハラコーストの溶岩台地

コハラコーストの高級リゾートホテル入口

カイルアコナのコンドに帰り、夕食まで夕日を見ながらのビールは最高。

コナ湾に沈む夕日

今日の夕食はエビでお馴染みのババガンプ

ババ・ガンプ・シュリンプ・カンパニー (アリ・ドライブ店) 地元の料理

ここのエビ料理は実に美味。

この大きなグラスは何ドル以上食事した人にギフトされます。日本まで持ち帰りました。
この少し前位に日本に大震災が起こっていることなどつゆともしらず。

コンドの管理人に指示され、高台のスーパーマーケットの駐車場までレンタカーで避難しました。スーパーは避難者のために店をオープしてくれ、買物やトイレには不自由なく過ごせたのがささやかな慰めでした。災害に遭われた方々にはもうしわけないのですが・・・

セーフウェイ (カイルアコナ店) スーパー・コンビニ

日本にいる息子に被害状況の確認メール中。
運悪く息子は車で福島近くの茨城に出張していましたので、彼の友人に自宅の確認依頼したとのことでしたが、彼には原発の放射能の危険性があるので早くそこを離れるように促しました。

翌日の昼になっても規制線が解除されず、コンドに戻れないため、駐車場にとどまってもしかたがないと考え、１５０キロ離れたキラウエア火山に向かうことにしました。単調な一本道のロングドライブで、かなりハードでした。

途中昼食したShaka Restaurant
ロコモコが美味しいとガイドブックか何かでみてしっていましたので、休憩がてら立ち寄りました。

シャカ レストラン 地元の料理

ハワイの伝統料理カルアピッグ

キラウエア火山国立公園入り口の標識

キラウエアビジターセンター
ここで火山の活動状況等入手します。

キラウエア ビジターセンター 山・渓谷

スチームベント
その名のとおり蒸気が噴出しています。家族全員コンドに戻れないため昨夜着たままの衣装。

スチームベント 自然･景勝地

ハナマウマウ火口の噴煙

キラウエア展望台からのハナマウマウ火口

次回は泊まってみたいボルケーノハウス

この年は火山活動が活発でクレーター・リム・ドライブもジャガーミュージアムまでで通行止めであったし、Chain of Crater Drもここまでしか行けませんでした。

パークレインジャーが監視しています。

サーストン・ラバーチューブに行く途中の景観

サーストン ラバ チューブ 洞穴・鍾乳洞

ラバーチューブの中
かつてここを溶岩が流れていたと思うと実に神秘的です。

点灯されていますが、比較的暗いです。

R11でもと来た道を戻る途中に立ち寄ったBlack Sand Beach

プナルウ黒砂海岸 ビーチ

ビーチ全景

残念ながらカメは見れませんでした。

今晩はメキシカンレストラン
量が多すぎます。

ルルズ アメリカ料理

食べきれません。

今日は予約していたマウナケアサンセットツアーの方が１２時半ごろ迎えに来ることになっています。

ツアーの小型マイクロバスに乗り、途中ワイコロアやマウナラニの高級リゾートホテルの日本人客をピックアップするため立ち寄ります。

キングス・ショップス ショッピングセンター

かつてはレンタカーが走行禁止されていたSaddle Roadで。ここで溶岩台地をじかにみるため降車しました。

ツアーバスとガイドＡ氏

オニヅカセンター
標高２８００メートル当たりに位置する休憩所。ここで高山病予防のため高地に体を慣らしがてら、夕食の弁当をたべました。ボリュームあり美味でした。

シルバーソード(銀剣草)、ヒマラヤにマウイ島ハレアカラとハワイ島のマウナケアの頂上付近にしか生育していない貴重な高山植物です。

頂上近くで少し休憩した場所で麓をみる。

頂上付近のOff Road禁止の標識
当然のことながら誰も道路外は走行しませんが・・・・

こちらが本当のサミット４２０５メートルです。私たちは登るには時間が少なかったため登れませんでした。

マウナ ケア山 山・渓谷

夕日がまさに沈んだ瞬間です。

夕日と雲海の織りなす神秘の風景。

各国の天文台群、左端が日本のスバルです。

雪が残っています。

サンセット直後の夕景

ガイドA氏との記念撮影。

雲海に映し出されたマウナケア自体の影です。

頂上からのかえり中腹での星空観測があり、高山でのきれいな星空をみました。星空撮影準備中。

ツアー会社の用意した大型天体望遠鏡で惑星や星座を見ました。実に感動ものです。
自前のカメラでバルブ撮影した写真。
コナの町に帰ってきたのは夜の11時頃でした。

翌朝のカイルアコナの街並み。

コナ空港パーキング
帰国する娘を見送りにコナ空港へ。

コナ国際空港 (KOA) 空港

ハワイアン航空のチェックインの様子。

コナの町がどうなっているのか、散策にでかけました。東日本大震災の津波の影響で壊されたショッピング街はひどい状況です。

被害を受けた海岸どおりは規制線が張られていました。

同じく海岸通りの被害状況。

カイルアコナにあるキングカメハメハホテルの一階部分はかなりの被害を受けていました。

コートヤード キング カメハメハズ コナ ビーチ ホテル ホテル

今日は次の滞在地マウイ島に移動するため、コナ空港に向かいます。

空港入り口。

空港へのエントランス道路。

チェックイン。

コナからホノルル空港に到着し、マウイ島カパルアウエスト空港行きのアイランドエアー機の搭乗待合室で。

アイランドエアー機からみたアロハタワー

マウイ島に着陸態勢にはいりました。

マウイ島カアナパリのコンドからみた夕日
次回はマウイ島とオアフ島記を書ければと考えています。