飛鳥山の博物館めぐり

2013/05/02 - 2013/05/02

GWの隙間平日を狙って各種手続きを行うため王子に行ってきました。手続きだけを淡々と行うのはつまらないので以前行きそびれた飛鳥山博物館関係を見学に行ってきました。渋沢栄一ってすごい人だったんだなぁと感心しきりの一日です。

飛鳥山博物館
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/museum/

渋沢史料館
http://www.shibusawa.or.jp/museum/

エリア 王子・十条(東京)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

飛鳥山公園に行く前に旧石神井川沿いに広がる音無親水公園に寄ってきました。ここも桜の名所らしいですが、今年は行きそびれてしまったので来年以降でリベンジしたいと思います。

飛鳥山公園のつつじが見頃を迎えています。ちょうど都電荒川線も走っておりなかなかいい感じの雰囲気を醸し出しております。

歩道橋上から荒川線をもう一枚。

公園に入ろうとしたら、猫がでーーーんと寝ています。
気持ちよさそうに寝転がってるなぁ。

飛鳥山公園の桜もすっかり新緑に様変わり。これはこれでいいもんです。

飛鳥山公園は徳川吉宗によって整備された公園。それが出来上がった記念に立てられたものがこの飛鳥山碑です。
石は江戸城内にあった紀州産の石材、1737年に立てられた由緒ある碑です。

飛鳥山公園 公園・植物園

前回行きそびれた飛鳥山博物館に到着。

この博物館、許可を得れば誰でも写真が撮れるんです（フラッシュは不可）。個人的にはもっと撮影OKの博物館、美術館などが増えてくれればいいんですけどね。

縄文式土器がありました。縄文式の荒々しい細工が素敵です。
弥生時代の土器に比べると繊細さにかけるきらいはありますが、この原始的なデザインは大好きなんですよね。

縄文時代の住居（復元）。

どんどんと先に進んでいると気になる説明書きが。王子って江戸時代の有名グルメスポットだったんだ。

江戸時代の仕出し弁当を再現していました。これは豪華だね〜。

博物館をひとしきり見たあとは旧渋沢庭園に移動。飛鳥山公園の3分の1くらいは渋沢家の旧宅敷地だったんだね。

旧宅の建物は戦時中の空襲でほとんど焼けてしまっていますが、敷石のあとなどは残っています。

ここには無心庵と呼ばれた茶室があったそうです。渋沢栄一が徳川慶喜の名誉回復を図るため、伊藤博文との一席を設けた逸話があるとのこと。
今残るのは礎石のみですが、歴史の一ページに想いを馳せていました。

ここは空襲で焼け残った建物の一つ、青淵文庫です。前回訪れた時は中には入らなかったので、楽しみです。

青淵文庫(国指定重要文化財) 美術館・博物館

部屋の中、外壁にはこのようなタイルが貼られています。渋沢家の家紋をモチーフにしているんだとか。

建物内は閲覧室がカメラOKです。ステンドグラス、照明など意匠の凝ったデザインが見ていて飽きさせません。

テラスには寿をあしらったデザインの柵。

もう一つ残っている建物が晩香盧。こちらは内部撮影禁止なので外観のみ。

渋沢史料館にも立ち寄りました。渋沢栄一の生涯を知ることができます。
明治時代の政財界に大きな影響力を持っていたことがよく分かりました。

渋沢史料館 美術館・博物館

飛鳥山から王子駅に渡る歩道橋の上から。
京浜東北線が上下、東北本線上りが同時に撮れました〜

王子駅 駅