2013/04/30 - 2013/04/30
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hirokiさん
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ひたすら西に行ってみよう
ドイツ旅行から1年半。そろそろロングドライブがしたくなってきた・・・ものの、海外にはとても行けそうにない。。。
そこでふと思いついた。そうだ、高速に乗ってひたすら西に行ってみよう。
思いつきで旅行した2013年GWの旅の記録です。
第1日目 http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10770482
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝は6時30分に起床。7時から出て来る焼きたてのパンとオレンジジュースをつまんだ後、ドライブ情報を検索。どうやら今日は九州一帯天気がよろしくないらしい。昨日までの快晴はなんだったんだ。
いろいろ調べてみると、本州最南端方面の指宿・枕崎までは約400キロ、5時間ほどで着けるらしい。そんなに近いとは思わなかった。(昨日まで10時間強の移動が主だったので感覚がおかしくなっている)
じゃぁ、行ってみよう!ということで一路西へ。 -
学生時代に福岡を往復したときには、鹿児島まで行くなんて想像もできなかった。否、そもそも鹿児島まで高速がつながってなかったんじゃないか、、、と思いを巡らしながら4時間ちょっとで鹿児島に到着。川崎から13,150円なり。
今日は指宿の宿をとったのだが、まだ12時すぎで時間にゆとりがある。道すがら「知覧」の文字が見えてきたので、知覧平和会館によることにした。 -
インターを降りてから、約1時間ほどで知覧平和会館に到着。途中、すごい霧になっていてびっくりした。
知覧は元々飛行訓練学校があったのだが、それが本州最南端に位置していた関係で、大戦末期の昭和20年3月から7月まで特攻隊の出撃基地となったことで有名だ。
これは、映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」で使われた飛行機のレプリカ。 -
戦死者として名前と写真が飾られているのを見るとみんなあどけない。死後2階級特進をしていて、たいていの戦死者の肩書が少尉〜大尉となっているが、実際は17歳〜20歳までの少年兵が圧倒的であったという。
30分ほどのスライドショーがあり、この悲しい歴史と有名な遺言をいくつか紹介してくれる。このショーは必見。また中に飾られている飛行機のうち2つは非常に有名。キ61三式戦闘機「飛燕」は完全な形で残っているのはここ知覧だけ、四式戦闘機「疾風」もここに飾られているのは、1973年当時は完全に飛行が出来た機体。(その後、他の美術館で展示している間に劣悪な環境におかれて、いまではもう飛行不能である。詳細はこちらhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%BC%8F%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F#.E7.8F.BE.E5.AD.98.E6.A9.9F) -
1時間30分ほどこの記念館で過ごした後、知覧でもう一つ有名な武家屋敷に顔を出すことに。知覧武家屋敷の特徴として、沖縄地方であるような低い石垣+生垣で屋敷が区切られていることがあげられる。ここでは、7件の武家屋敷の庭園を見学することが出来る。
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見学できる家は決まっていますよ、とチケットを買った駐車場のおばちゃんが言っていたのだが、道を歩いているうちにその意味がわかってきた。
今でもこの武家屋敷群の中には、人がたくさん生活しているのだ。
庭を開放しているのは、そのうちのごく一部である。中世の時代から変わらぬ状態で人が住んでいるという意味では、ドイツローテンブルクの街並みと同じだなぁ、と思った。 -
ちなみに、この武家屋敷群のある道は日本の道100選にも選ばれているらしい。確かに味わいのある道だ。
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鹿児島の家の特徴は、おとこ玄関とおんな玄関の存在である。向かって左側が男性用の玄関、右側が女性用の玄関だとか。
さて、何がちがうものやら、と思ったが庭に近くてより眺めが良い部屋にすぐに入れるのが男性側、あるいはお内裏様のように左から入るのが男性(左優位)ということなんだろう。 -
武家屋敷を見た後、枕崎駅に向かう。そこは本州最南端の駅がある場所で、学生時代の友人が一度訪れてみたい、と昔言っていたことを思い出したのだ。
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枕崎駅についてみてびっくり。
なんと2日前にこの新しい駅舎がオープンしたばかりだ。
どうりできれいだと思った。 -
列車は一日6本しかきていない。
無人駅であるため、ここから列車に乗る人はバスのように列車の扉近くに設置された整理券をとって、後でお金を払うらしい。面白い。 -
閑話休題その1。
これは知覧武家屋敷から枕崎駅に向かう間で取った茶畑写真。静岡の地元でも茶畑が広がっているが、ここはもっと広大な気がする。
実際、全国のお茶のシェアでは静岡県が約4割で第1位だが、鹿児島は第2位で2割のシェアを誇っているらしい。
この写真を撮った時、そばを通りかかった中学生と思わしき自転車に乗った少年が「こんにちは」と挨拶をしていった。
さわやかである。 -
閑話休題その2。
枕崎駅から指宿へと向かう道がてら枕崎空港という道路標識が出てきたので、ちょっと寄ってみることに。非常に閑散としている。 -
なぜだろう?と思って調べてみたところなんと今年の3月末に閉鎖したというではないか。
無駄なことをしたもんだ。こんなところに飛行場なんて必要ないのはわかっているのに。 -
枕崎空港から指宿へと向かう。
今日の宿は、指宿こころの宿。
スーパー銭湯(温泉)を経営しているところが、その敷地の隣に建てたホテルだ。
とはいえ、じゃらんでも点数がまぁまぁ高かったので期待することにした。 -
今回泊まった部屋はダブル。(シングルが埋まっていた)
全体で2室しかないらしい。
扉を開けてドーンといきなり別途があって、部屋の右側(写真で扉が開いている)にユニットバスというつくり。
簡素だが一人旅だからこれで十分。1泊2食付いて9800円。 -
宿が無料送迎してくれるとのことだが、時間を気にしたくないので、自分の車で「砂むし会館」へ移動する。
生憎の雨模様のため、屋外での砂蒸しが出来ず、天蓋が張ってある全天候型の砂蒸しを体験することに。
砂むしは、浴衣のレンタル料を含めて900円。フェイスタオルとバスタオルを持っていない人はさらに300円が必要となる。
(砂むしの場に、ジップロックに入れて携帯やカメラを持ちこんでいた人もいた。なるほど、と思った。) -
砂むし初体験だったが、これはクセになりそうだった。海砂利ということもあるのか、粗い砂がドサドサかけられる。案外重い。(昔、海岸で寝ている父を砂むししたことがあるけれど、さぞや重かったに違いない。)その重みで、足の血管がドクドクしているのがわかる。
途中、砂の温度が下がってきたり、少し動いたりして砂が落ちると「もう少し砂をかけましょうか?」と砂のお代わり?をしてくれるのもうれしい。
15分強の砂蒸しを終えて、砂落としを兼ねて温泉へ。この温泉も気持ちが良かった・・・。
(写真は本来晴れであれば入れる、天然砂むし風呂会場。) -
8時から夕食。実際にはこれに茶碗蒸しとご飯とみそ汁、そして食後にデザートが付いてくる。相当なボリュームではある。
横にあるメニューをちらりと見たら2000円の定食だった。これで1泊2食9800円だからなかなかコスパは良い。 -
これは夕食のメニュー。
黒豚の軟骨煮がことのほかおいしかった。(上の写真で3皿盛られているうちの一番右)
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