生き神 クマリちゃんに会えた　＜　ネパール旅行　2日目　その3　＞

2013/04/20 - 2013/04/20

ご訪問をありがとうございます。

雨が降ったりやんだりのカトマンドゥの午後、ネパール最古の仏教寺院スワヤンブナートと、旧王宮のあるあるタルバール広場を見学しました。

この日はお祭りで、ネパールの生き神クマリが輿で外出するところに出くわしました!!

クマリはネワール仏教徒の僧侶カーストであるサキャ族から、「手が柔らかく繊細」「美しい声」など32項目をクリアした聡明な少女が選ばれます。
クマリはカドマンドゥ以外の街にもいますが、カトマンドゥのクマリが一番格式が高く、「ロイヤルクマリ」として崇められています。
今回ラッキーにも、そのクマリを見ることができました。

クマリは生き神なので、親元を離れてクマリの館で暮らし、外出も通学も許されません。
昔はどこの国にも、同じ様な存在の女性がいましたよね。
卑弥呼や斎宮、琉球王国の聞得大君も、これに似た存在でしょうか。

孤独なクマリの生活を想い、外国人の私はかわいそうだなと思ってしまいました。
でも初潮を迎えると、クマリはその役目を終え家に帰える事が出来ます。
それを聞いてホッとしました。

クマリの写真を撮ると罰金だそうで、表紙の写真はクマリではなく、鉾に乗るイケメンネパール人を代用しました。
でも最後まで見て下さった人には、ちょこっとサービス付きです。

エリア カトマンズ(ネパール)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

http://4travel.jp/traveler/homing/album/10770249/
の続きです。

雨がそぼ降る中、カトマンドゥの西にあるスワヤンプナートにやって来た。

100段ほど、階段を上る。

階段を上りきったところにストゥーパ。

ストゥーパを取り囲むマニ車。

高台にあるので眺めがよい。
カトマンドゥの街が一望だ。

高台からすぐ下を見ると、犬と猿が仲良くゴミをあさっていた。
「犬猿の仲」と言うけれど、ネパールの犬と猿は協力的なようだ。

私たちは西の駐車場から登ってきたが、東からでも登れる。
こちらも長い階段。

モンキーテンプルとの異名を持つスワヤンプナート。
ガイドから「サルにいじめられないよう気をつけて下さい」との注意があった。
お供え物を餌にしているので、手提げ袋は狙われやすいそうだ。

一瞬目が合い、歯をむいて威嚇された。

南にカランキ地区。

上ってきた階段を下りて再びバスに乗り、カトマンドゥの中心タルバール広場に向かう。

オート三輪が、たくさん走っていた。
テンプーと呼ばれる、走るルートを持つバスのようなもの。

オート三輪は、就学前に見た記憶がある。
懐かしい。

相変わらずの雨。

三人乗りのバイクが走っていった。
まん中の人が傘をさしていた。(◎_◎;)
あかんでしょ〜、危ないでしょ〜、その前に大事な傘がこわれるでしょ〜。

地元の人も雨宿り。

ハトも雨宿り。

きれいなお供え用のお花。

本降り。

ネパールの彫刻は、非常に素晴らしい。

バグワティ寺院。
この様な窓をよく見かけたが、うまく造ってあるなぁと、何度も感心して見上げていた。

精巧かつ美しい･･･。

ジャガナート寺院。
皆さんのんびりと雨宿り。

カーラ・バイラウ。
シヴァ神の化身のひとつである恐怖の神。

カーラ・バイラウの前で嘘をつくと、即座に死んでしまうと信じられているそうだ。
(◎o◎)
昔は容疑者をこの像の前に連れてきて、罪を白状させていたというから驚く。
ネパール人は純粋なんだなぁ。
日本人に「カーラさんの前で嘘ついたら死ぬよ」と言ったって、信じて怖がるのは幼児くらいだろう。

カーラ・バイラウの前に停まっていた鉾。

祇園祭の鉾に似ている。

準備中。

(*^O^*)　カッコイイ♪

ジャガナート寺院。
お巡りさんたちも雨宿り。

ハヌマン・ドカ（旧王宮）のナサル・チョークに建つ、マヘンドラ博物館（左）とバサンタプル・ダルバール（右）。

ナサル・チョークのさらに奥だったかな？

ナサル・チョークの彫刻。
主人が中を覗いたら、警備員がベッドで仮眠中だったそうだ。

ナサル・チョークの木造柱。

ナサル・チョークの窓。

ナサル・チョークの扉。
扉の上の人（？）は、蛇を噛んでいる。

タルバール広場に戻ってきた。

ジャガナート寺院と、奥に八角形のクリシュナ寺院。

ガッディ・バイタック。
1908年に宮殿として建てられたもの。
この建物だけ、周りから浮いていた。

約300年前に建てられたクマリの館。
クマリが世話役たちと一緒に住んでいる。
クマリは赤い衣装に着替え、きれいに化粧をされ、毎朝9時にプジャという宗教儀式に臨む。
その後、参拝者に会ったり、日に何度か窓から顔を出すのが務めだそうだ。

クマリの館の隣にあるバサンタプル広場から見た、バサンタプル・ダルバール。

ニューロードに出て、紅茶の買い物をした。

木箱入りやポーチ入りのかわいい紅茶が、100ルピー≒120円位から売っていた。

イラムティーと、ちっちゃな詰め合わせを買った。
2つで1000ルピー≒1200円位。

イラムティーは、私には苦く感じられた。
そのままでは飲みにくいので、麦茶とブレンドして飲んでいる。

クマリが外に出てくるとの情報が入った。
館の前にクマリの乗る輿が現れたからだ。

クマリの館の前にあるトライロキャ・モハン・ナラヤン寺院には、クマリを一目見ようとする人たちがいっぱい。

10分ほど待っていると、突然歓声が上がり、カメラを高く差し出す人があっちにもこっちにも。

どや〜っ！
みんなカメラで撮影を始めたではないかっ！
撮ったらアカンでしょ！！
罰金だよ！
逮捕かもよ！

しかし赤信号みんなで渡れば何とやらで、これでは逮捕も罰金も、警官はなすすべがない。

ああ〜〜、何ということか!
クマリちゃんにカメラを向ける民衆を撮っていたら、クマリちゃんが写ってしまったではないか。
(￣□￣;)!!

私は異教徒だから、生き神さまというより、かわいいお嬢さんに見えた。

彼女たちは、初潮をむかえるとクマリではなくなる。
それからは普通の生活が待っているが、学校に行っていないので、自分より小さい子と机を並べて勉強することになるらしい。
10代の少女が幼稚園からやり直すような感じになるので、適応が容易ではないようだ。
一生独身で通す人が多いらしいが、中には結婚する元クマリもいるとか。

パタンの寺院に飾ってあった、クマリちゃんの写真。

こちらはパタンという街のクマリちゃん。

ブンガマティという街のクマリちゃん。

カトマンドゥの、ロイヤルクマリちゃん。
私が見たクマリちゃんとは別人のようだ。
先代かな？

クマリちゃんに会えて、皆さん満足♪

市内観光は終わり、夕食に。
カトマンドゥの街を北上して、このお店に着いた。

ギャコクという、鍋料理をいただく。

お食事会場は3階。

この日のビールはゴルカ。
エベレストビールはビターなしっかりとした味で香りも良く、ゴルカビールは軽めの味で飲み易く後味もすっきりしているそうだ。
どちらも飲んだが、普段ビールを飲まない私には味の違いがわからなかった。
それとラッシー。

このパンは、非常に美味しかった。
あまりに美味しいので、余ったのを私が全部食べてしまった。

店内が薄暗くなってきたので、店員さんに電気を付けてもらった。
ぼんやりした照明で、テーブルまで光りが届かず暗いまま。

闇鍋を食べているような状態。
何が入っているのか見えない。
皆さん、持参した懐中電灯を照らして、鍋の中を確認しておられた。

（以下フラッシュ撮影）

器にご飯と麺を入れて、その上に鍋の具とスープを注ぎ込む。

お店の人が、お手本で盛りつけて下さった。
暗いのに、手元が狂わないので感心した。

すっごい度数の高いお酒。
一口飲んで、火を吐いたわ。

このお酒を気に入った豊中のTさんが、買って帰りたいと申し出る。
お店の人は笑顔で「OK」と言い、奥から持ってきたのはペットボトルに移し替えたこのお酒。
ネパールのペットボトルは、日本のほどしっかりしていない。
薄っぺらでベコベコ。
無事日本まで持って帰れただろうか。

http://4travel.jp/traveler/homing/album/10770260
に続く。

この旅行記へのコメント （8）

• bettyさん 2013/05/04 07:40:16

  隠されたお顔が見たいわ（*^_^*）

  ホーミンさま、おはようございます♪
  １２時に寝て５時半に目覚めるという変な身体( ^)o(^ )
  
  布団の中にいても再び寝られなかったので起きてパソコンの前で
  遊び始めた(^_^;)
  
  もうすぐ次男を起こさなくてはいけません。
  まだ完治していないのに、他行への練習場所へ行くそうだ。
  
  さて、スワヤンプナートへは１００段の階段はしんどそうだけど、
  ホーミンさんたちは朝飯まえ（*^_^*）
  
  おサルさんと目があってしまい、威嚇されてしまたのね＾＾；
  
  敵とおもわれたかな＾＾；
  
  うちの次女も５歳ぐらいのとき、檻の中にいるチンパンジーから
  威嚇された。
  
  髪も黒く、目の大きい娘を自分と同じと思ったのかしら＾＾；
  他の家族には威嚇しなくて、次女が行くと檻の中で激しく威嚇して
  きました(^_^;)
  
  オート三輪は就学前に見た覚えがあると書いてありましたね(@^^)/~~~
  うちの父はこれを持っていました。２人乗りなのですが、４人乗って
  ました。
  
  妹はよいとして私まで乗っていたら違反なので、パトが見えたらいつも
  助手席の足元に隠れさせられました。
  
  よい時代でしたね(^_^;)
  
  お食事は夕食だったのですか？
  店内が暗くなってきて電気をつけても暗いなんてねぇ〜
  手元が見えないぐらいの暗さだったのですね（＾ｖ＾）
  
  ヘッドライトをつけて食べるとちょうど良かったかも(笑）
  
  度数の高いお酒ってどんなん？！って興味あります＾＾；
  
  ペラペラのペットボトルに入れたお酒はどうされたのでしょうね〜
  旅行中に飲まれたかな＾＾；
  
  それからクマリちゃんという神聖な少女は親元から離れて可愛そう〜
  でも、それって親が推薦するのでしょうか？
  
  そしてそれが名誉なんでしょうか？
  
  普通の生活をせずに１３〜５歳ぐらいで家に帰えっても親なのに、
  親とはすぐになじめないだろうし、友達もいないし・・・
  
  それから勉強もその年からはじめないといけないなんて(・.・;)
  せめて家庭教師のような人をつけてくれたらいいのに。
  
  顔は隠しておられるけど、写真のクマリちゃんは可愛いのでしょうね〜
  幼いお顔に綺麗にお化粧されているのは、何とも言えない美しさがある
  だろうと思います。
  
  実際に見てみたいですね（*^_^*）
  
  
  
  
  betty

  ホーミンさん からの返信 2013/05/04 14:08:03

  RE: 隠されたお顔が見たいわ（*^_^*）

  再度こんにちは。
  
  > １２時に寝て５時半に目覚めるという変な身体( ^)o(^ )
  > 布団の中にいても再び寝られなかったので起きてパソコンの前で
  > 遊び始めた(^_^;)
  
  布団に入ったら5分以内に寝る特技があった私も、年取ってから寝つきが悪い。
  悪いのに朝早く目が覚めて、日中はウトウト。
  
  > もうすぐ次男を起こさなくてはいけません。
  > まだ完治していないのに、他行への練習場所へ行くそうだ。
  
  ええ〜、それはアカンでしょ〜。
  そっか、行くだけね。
  見学だね。
  熱心です。
  
  > さて、スワヤンプナートへは１００段の階段はしんどそうだけど、
  > ホーミンさんたちは朝飯まえ（*^_^*）
  
  70代のTさんも、「山登りの趣味は無い」と言いつつ朝飯前。
  
  > おサルさんと目があってしまい、威嚇されてしまたのね＾＾；
  > 敵とおもわれたかな＾＾；
  > うちの次女も５歳ぐらいのとき、檻の中にいるチンパンジーから
  > 威嚇された。
  > 髪も黒く、目の大きい娘を自分と同じと思ったのかしら＾＾；
  > 他の家族には威嚇しなくて、次女が行くと檻の中で激しく威嚇して
  > きました(^_^;)
  
  若い頃小豆島の猿園に行ったとき、「サルと目を合わせないように」と注意されたのに、アホな私は「目を合わせたらどうなるのか」と気になって、サルの目を見てしまいました。
  そしてめっちゃ威嚇されました。
  
  お嬢さんは可愛いので、サルがジェラシーを感じたのかもしれませんね。
  オリがあってよかったね。
  飛びかかってきたら、母親は身を呈して娘を守らなくてはなりません。
  ボロボロのbettyさんになるところでした。
  
  > オート三輪は就学前に見た覚えがあると書いてありましたね(@^^)/~~~
  > うちの父はこれを持っていました。２人乗りなのですが、４人乗って
  > ました。
  > 妹はよいとして私まで乗っていたら違反なので、パトが見えたらいつも
  > 助手席の足元に隠れさせられました。
  > よい時代でしたね(^_^;)
  
  マイカーがオート三輪？
  イカす！！
  足元に隠れるって、私もした記憶があるよ。
  父が初めて買った車が、軽トラックでした。
  アカンのに、荷台に隠れて乗ったことがあったわ。
  
  > お食事は夕食だったのですか？
  > 店内が暗くなってきて電気をつけても暗いなんてねぇ〜
  > 手元が見えないぐらいの暗さだったのですね（＾ｖ＾）
  
  夕食です。
  食べ始めたときは明るかったけど、すぐに暗くなり始めました。
  電気つけても暗いの。
  笑うわ〜。
  でも誰もがそれを楽しんで、懐中電灯照らして食べてました。
  ロウソクでもあったら、もうちょっと明るかったろうに。
  
  > ヘッドライトをつけて食べるとちょうど良かったかも(笑）
  
  ほんまや！
  あれなら両手が使える。
  
  > 度数の高いお酒ってどんなん？！って興味あります＾＾；
  
  半口飲んだら、食道全体がカーーーーーーーっと熱くなって、しばらくそのまま。
  主人は「こんなん飲めへん」て言うてましたが、私は飲めました。
  美味しくないけど、面白いので飲んでました。
  
  > ペラペラのペットボトルに入れたお酒はどうされたのでしょうね〜
  > 旅行中に飲まれたかな＾＾；
  
  強いお酒が好きな人へのお土産だそうです。
  
  > それからクマリちゃんという神聖な少女は親元から離れて可愛そう〜
  > でも、それって親が推薦するのでしょうか？
  
  推薦はどうかわかんないけど、承諾はするみたい。
  
  > そしてそれが名誉なんでしょうか？
  
  名誉なんだと思いますよ。
  今は王政が廃止されたけど、かつては王様がクマリちゃんに膝まづいて、施政を伺うこともあったんですって。
  政治を幼児に聞いてどうする？
  お偉い人でも、困ったら神様に頼るんですね。
  
  > 普通の生活をせずに１３〜５歳ぐらいで家に帰えっても親なのに、
  > 親とはすぐになじめないだろうし、友達もいないし・・・
  > それから勉強もその年からはじめないといけないなんて(・.・;)
  > せめて家庭教師のような人をつけてくれたらいいのに。
  
  生き神だから、友達は必要ないのでしょうね。
  家庭教師みたいな人は、いたのかもしれません。
  読み書きくらいはできないとねぇ。
  そのへんのところはわかりませんが。
  
  急にクマリ館から家に戻されても、戸惑うばかりだよね。
  
  > 顔は隠しておられるけど、写真のクマリちゃんは可愛いのでしょうね〜
  > 幼いお顔に綺麗にお化粧されているのは、何とも言えない美しさがある
  > だろうと思います。
  > 実際に見てみたいですね（*^_^*）
  
  ネパール警察にこの旅行記を発見されたら困るので（そんなことありえないけど）、罰金逃れに隠しました。
  可愛かった。
  そして品があって堂々としてましたよ。
  

  bettyさん からの返信 2013/05/04 15:07:26

  RE: RE: 隠されたお顔が見たいわ（*^_^*）

  > そしてめっちゃ威嚇されました。
  
  目を合わせたらどうなるのかと思って実行してしまうのがホーミンさん
  らしくていいですね♪
  
  > アカンのに、荷台に隠れて乗ったことがあったわ。
  
  うちも同じ♪
  オート３輪のあとは軽トラック＾＾；
  
  親も若いし、高級車は買えなかったし、そんな時代だった。
  
  その軽トラのときは私だけ荷台に乗せられ、ボロイ毛布か布団を
  被せられたのよ〜ヒドイよね(^_^;)
  １０分も乗っていないのだけどね。
  
  寝ころんで荷台に乗って走るなんて今じゃできないでしょうね〜
  でも、ちょっと楽しかった♪
  
  今思えば素直にそうやっていた私に笑えます。
  
  
  
  betty

  ホーミンさん からの返信 2013/05/04 21:54:17

  RE: RE: RE: 隠されたお顔が見たいわ（*^_^*）

  > 目を合わせたらどうなるのかと思って実行してしまうのがホーミンさん
  > らしくていいですね♪
  
  アホやろ〜。
  「電子レンジで、ゆで卵を温めてはいけない」というのも気になった。
  でもこれは思いとどまりましたわ。
  きっと爆発して、掃除が大変なんだろうと想像した。
  ワンカップ大関も、蓋を閉じたまま温めると怖いことになるらしい。
  
  > その軽トラのときは私だけ荷台に乗せられ、ボロイ毛布か布団を
  > 被せられたのよ〜ヒドイよね(^_^;)
  > １０分も乗っていないのだけどね。
  > 寝ころんで荷台に乗って走るなんて今じゃできないでしょうね〜
  > でも、ちょっと楽しかった♪
  > 今思えば素直にそうやっていた私に笑えます。
  
  ボロ布団で隠れるんだよね。
  布団が飛んでいったら、事故になるね。
  
  そうそう、ネパールのバスは扉を開けたまま走るんだよ。
  全部じゃないと思うけど。
  入口から人がはみ出てるのに走ってた。
  テレビでしか観たことがない風景だったよ。
  
  

• zzr-cさん 2013/05/03 16:39:51

  皆で渡ったら怖くない(笑)

  ホーミンさま　こんにちは！
  
  クマリちゃん、生き神様として家族からはなされて可哀そうだと
  思うのも罰当たりなんですかね？
  
  でもまだ年端もいかない女の子を拉致監禁←言い過ぎ^^;
  風習と云うか宗教的な事だとは思いますが
  やはり日本では考えられませんね。
  
  でもネパールでは誇れる事なのかもしれませんね。
  
  ただ、問題は期限が決められているのでそこが辛い所ですね。
  
  社会生活に戻るにも学問が全然ですから…
  
  ってか罰金になるのに皆さん撮る撮る(笑)
  
  本当に赤信号皆で渡ればの世界を完全にいってますね(笑)
  
  じぃ〜

  ホーミンさん からの返信 2013/05/04 09:01:44

  RE: 皆で渡ったら怖くない(笑)

  じぃ〜さま
  
  おはようございます。
  いつも旅行記を読んでくださってありがとうございます。
  書き込みと投票もありがとうございます。
  
  > クマリちゃん、生き神様として家族からはなされて可哀そうだと
  > 思うのも罰当たりなんですかね？
  
  かわいそうだと思いますよね。
  孤独だと思います。
  家族は自由にクマリちゃんに会いに来ていいそうなので、それを聞いてちょっと安心しました。
  
  毎日あの様な化粧をされて、お肌にもよくない。
  
  ････などと、異教徒の私は言いたい放題です。
  
  > でもまだ年端もいかない女の子を拉致監禁←言い過ぎ^^;
  > 風習と云うか宗教的な事だとは思いますが
  > やはり日本では考えられませんね。
  
  3才くらいでクマリになるそうなので、本人の意見は無視ですよね。
  「暗いところに閉じ込めて泣かない」
  「動物の生け贄の儀式を見ても泣かない」
  などの選考項目もあります。
  気の強いお嬢さんが選ばれるようです。
  
  クマリに選ばれるのは名誉なんだろうけど、私は自分の娘を差し出したいとは思いませんね。
  クマリ館は大きめのお屋敷。
  中庭もありますが、地面の上を直に歩くことは許されていません。
  運動不足になります。
  監禁までは行かなくても軟禁にはなり得るかも。
  あくまでも外国人の意見ですけどね。
  
  > でもネパールでは誇れる事なのかもしれませんね。
  
  そうだと思います。
  王制が廃止されるまでは、王様がクマリにひざまずいてたそうですから。
  
  > ただ、問題は期限が決められているのでそこが辛い所ですね。
  > 社会生活に戻るにも学問が全然ですから…
  
  中には小学校からやり直して、大学まで進んだ元クマリはいます。
  それは特異な例だそうで、大方の元クマリはその後は････。
  
  > ってか罰金になるのに皆さん撮る撮る(笑)
  > 本当に赤信号皆で渡ればの世界を完全にいってますね(笑)
  
  撮りまくり。
  全員から罰金撮ったら、国の財政も潤うだろうに。
  警官が止めに入る姿も見ませんでした。
  外出したクマリを撮るのは許されてるのかしら？？

• 唐辛子婆さん 2013/05/03 10:30:07

  この扉

  ホーミンさん、おはようござます。
  
  とても丁寧に作られた旅行記、なめるやうに読んでおりやす。
  この扉の目玉、微妙に位置がずれててなんだかシュール＾＾
  
  クマリが神殿に住む間、一般教育がほどこされないというのは
  ショックですね。
  一生、神様としていきていけるならともかく
  途中で人間になるならば
  どうして少なくとも読み書きぐらいの教育してあげないんだっ？！
  なんだか子供の人権侵害ぢゃないかっ？！
  
  と、ひとりで怒ってしまいました。
  
  私が滞在してたのはパタンに限りなく近いカトマンズだったので
  カトマンズのことをよく知らず
  ホーミンさんの旅行記で、ああこれはそういう意味だったのか
  ああ、こんなものもあったんだと
  初めて知ること多し。
  
  またいってみたいです。
  
  唐辛子婆

  ホーミンさん からの返信 2013/05/04 08:46:16

  RE: この扉

  唐辛子婆さま
  
  おはようございます。
  ネパールの旅行記を読んでくださってありがとうございます。
  書き込みと投票もありがとうございます。
  
  > とても丁寧に作られた旅行記、なめるやうに読んでおりやす。
  
  隅々まで読んで下さってありがとうございます。
  すてきな旅だったので、詳しく記録を残しておきたいと思います。
  
  > この扉の目玉、微妙に位置がずれててなんだかシュール＾＾
  
  およっ、ほんとだ。
  ずれてますね。
  
  > クマリが神殿に住む間、一般教育がほどこされないというのは
  > ショックですね。
  > 一生、神様としていきていけるならともかく
  > 途中で人間になるならば
  > どうして少なくとも読み書きぐらいの教育してあげないんだっ？！
  > なんだか子供の人権侵害ぢゃないかっ？！
  
  我々日本人観光客の意見も、唐辛子さんと同じでした。
  大事な成長の時期を奪っておいて、10才やそこいらで放り出すのはかわいそうです。
  学習しようにも、既に脳が成長しちゃってうまくいかないと思いますよ。
  お買い物もしたことがないし、社会に適応するのはたいへんな苦労だと思います。
  普通の男性は「元生き神」と結婚するのは非常に勇気が要るしね。
  
  そうそう、クマリをやめたら年金がもらえると聞きました。
  5000円／月だったかな？
  うろ覚えでこの金額には自信がありませんが。
  
  > と、ひとりで怒ってしまいました。
  
  然り。
  
  > 私が滞在してたのはパタンに限りなく近いカトマンズだったので
  > カトマンズのことをよく知らず
  > ホーミンさんの旅行記で、ああこれはそういう意味だったのか
  > ああ、こんなものもあったんだと
  > 初めて知ること多し。
  > またいってみたいです。
  
  唐辛子さんはインド周辺に滞在しておられたことが多いんですね。
  「血を吐く」旅行記が印象的でした。
  ネパールでは見かけませんでしたけど。
  
  ネパール、いいですよね、ひかれますね。
  私もまた行って見たい国の1つです。
  スリランカも行ってみたい。
  
  私のコメントは聞き間違えや記憶ミスもあり得るので、ご了承を。