2013/03/06 - 2013/03/16
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kumamiさん
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やってきましたアンダルシア!
セビーリャ大聖堂とアルカサル。
軽く見てましたが、結構見所あります。期待値以上。
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
行く先々で訪ねることになる「アルカサル」。
このセビリアのアルカサルをちょっと紹介すると…
レコンキスタ後にキリスト王によってイスラムの王城が改築されたもの。
特に、熱烈なイスラム趣味だったペドロ1世が、アルハンブラ宮殿にあこがれて思いっきりイスラム風に作った結果が、現在目にするこの装飾の数々なわけです。
ここから入場。ペドロ王の宮殿の正面。 -
緻密細密な天井の装飾。
カトリック建築にイスラム起源の要素を用いる「ムデハル様式」。
アルハンブラ宮殿の装飾もこれです。 -
大使の間。
アルハンブラによく似てますねぇ。(意図的に似せたんだから当たり前なんですが) -
大使の間、ヒマラヤ杉細工の円形天井。
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幾分、装飾過多にも感じますが、まあこれはこれで良いものです。
宗教的な意味を踏まえて描かれるイスラム装飾に対し、ある意味では縛られず、純粋に美しい意匠としてこれらのモチーフを自由に使用するムデハル様式の差なのかな。 -
乙女の中庭。
このアルカサルが「アルハンブラの妹」と呼ばれるのがわかるなぁ。
まさに、アラヤネスの中庭の妹分なのでしょうね。 -
この色調のタイルは、実に私好みです。
ここのタイルはアルハンブラから持ち込んだものやイスラム職人が手がけたものだそうで。
グラナダとセビーリャ間の人・物両方での密接な交流の様が窺えるわけですな。 -
佇む父。
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床のタイルも面白い。
獅子に城など、アンダルシアではおなじみの紋章。
「PLVS VLTRA」は、ラテン語で「より彼方へ」。
現スペイン王国の紋章にも入る文字です。 -
庭もなかなかに豪奢。
アルハンブラでも似たような庭園を見ましたね。 -
アラブ庭園に池はつきもの。
正面の回廊にも入れるので、こちらから庭を一望することも出来ます。
ここは広いです。見学時間、もうすこし多めに見積もっておくべきたったかも。 -
最後に見学したのはタペストリー。
海図かなぁという程度の理解しかできなかったのですが、後で調べてみたところ、カール5世のチュニス海戦(1535年、対オスマン帝国)を図像化したもの、だそうです。 -
予定よりもアルカサルの見学時間がかかりました。
ちょっと急いで大聖堂へ。こちらから入場。
結構並んでいました。土曜日だから? -
ヒラルダの塔の「ヒラルダ」は風見のこと。
これは塔の天辺に設置されたヒラルダの実物大レプリカ。 -
15分ほど並んで入場。
まず、ヒラルダの塔に登ります。
馬が登れるように階段ではなく螺旋状スロープになっています。
所々に窓があるので、外を覗きつつ休憩をとります。
ヒラルダの塔の途中から眺めるアルカサル。 -
これは反対方向から。大聖堂の屋根ですね。
-
シニアの足でゆっくり登っても15分はかかりません。階段に比べれば足への負担も軽いでしょう。
地上70メートルからの眺望はなかなかのもの。
すっきり快晴とはいきませんが、それでもセビーリャの街を一望できました。 -
カテドラルの内部。
ここは世界第三位の規模を誇るスペイン一の大聖堂。1519年に完成。
確かに大きい…。 -
主祭壇を後ろから撮ったのかな?…おそらく。
日本語パンフレットをもらってきたのだけど見当たらない…。 -
カスティーリャ・レオン・ナバラ・アラゴンの4人の国王が担くのはコロンブスの棺。
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コロンブスのお墓。もう一つの墓はドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴにあるそうです。
教会や城壁に飽きてきた両親が「これなら知ってる!」と興味を示してくれるのがコロンブス関係のスポット。ところどころにあるので、有り難かったです。 -
銀の祭壇。
この他の見所はステンドグラスなど。
聖堂内のサン・アントニオ礼拝堂では、私たちの宿泊ホテル名でもあるセビリア出身の画家ムリーリョが描いた「サン・アントニオ・デ・パドヴァの幻想」も見ることができます。 -
カテドラルの広場近くの明るいお店でランチ。
牛肉のウイスキーソース
白身魚のサラダ
パエリアをオーダーしたけど断られてしまい(スペイン語力不足で理由解らず)この2品に。
思いの外サラダにボリュームがあって、満足。 -
バスの時間まで少々あったので、父に荷物番をお願いして母・夫と3人でバスターミナル近くのスペイン広場を覗きに行ってみました。
ちょっとした公園か何かと思っていたら、結構すごい。
かつての宮殿の付属公園の一部で、1929年の博覧会会場として作られたもの。
半円形の広場がカーブを成した建物でぐるりと囲まれます。 -
建物の下にはスペインの各都市の特徴・歴史的場面を描いたタイルベンチが。
コルドバ・グラナダ・セビーリャ・マラガなど、今回の旅で訪れる街をチェックしてみました。 -
こちらはコルドバ。
基本的にはアルファベット順に並んでいます(ご当地セビーリャは別扱い)。
広場全体がかなりの広さなので、はじめからゆっくり見ているとかなり時間をとられてしまいます。 -
グラナダ。
ゆっくり見たかったのだけど時間切れ。
広場では、地元市民とおぼしき人たちが土曜の午後をゆったり過ごしている様子でした。 -
慌ただしくセビーリャを出発。
バスはLos amarillos。18.06ユーロ。
マルベーリャバスターミナルまで三時間半ですが、少し早めに着きました。
ロンダ経由の山越えルート。ここはお勧めのドライブルートにもなっているとのこと、なるほどこれまでのひたすらオリーブ畑とは目先が変わって、車窓も楽しめました。
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