2013/04/03 - 2013/04/06
152位(同エリア1495件中)
ミッキーさん
「おやじ3人旅」2日目の観光は山口・下関です。
そして、いつものように観光手段はレンタカーで、宿泊先近くの「オリックスレンタカー」に朝8:30に出向きました。
Aクラス(1500CC)の手続きを終え、3日間借りる車がなんと走行距離「521K」の新車でした。(これが2つめのラッキー)
ここ3年おやじ達が借りる車は、オリックスレンタカーで、理由は、昨年借りた車も走行距離2500Kぐらいで新車が多いような気がして気持ちよく乗れるからです。(料金も安い)
天神北から、都市高速道路ー九州自動車道を1時間ちょっと走り、関門海峡を眺められる「めかりPA」に到着。
この海峡には、関門橋(1068M)が福岡・北九州市門司区と山口・下関市の間に結ばれており、この海峡の一番狭い場所(岸線間)の距離は、650Mでこの場所から、対岸の下関の建物がハッキリ見えます。
1日の海峡船舶通行量は約560隻、一番の水深は47M、昨年4月には長さ327M・151.448総トンの大型船が通峡したとのことです。
そして、この関門橋を通行し下関ICで降り、唐戸市場などがある「カモンワーフ」の駐車場に車を停め、歩いて唐戸港に行き、今回の旅で一番楽しみにしていた「巌流島」に10分ほどで到着。
この巌流島、慶長十七年(1612年)四月十三日宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が行われた場所で、巳の刻過(午前十時)小舟に乗って2時間ほど遅れてやってきた武蔵が到着。
待ちくたびれていた「小次郎」が「武蔵!遅参とは何事か、臆したか!」というや物干し竿の鞘(さや)を抜き放ち、「鞘は波間」へ・・・それを見た武蔵はにやりと笑い「小次郎破れたり!」と言って、武蔵の木刀は振り下され頭上を打ちました。
小次郎もまた太刀を払いましたが、武蔵の木刀は小次郎の脇腹に振り下され勝敗は決しました。
勝った武蔵は「とどめ」をささずに急いで小船に乗り去って行きました。
ここで疑問なのが、小次郎の抜いた鞘が波間に落ちた時、なぜ武蔵が「小次郎破れたり!」と言ったその心理は、いろいろ諸説・解釈はあるようですが、定説はないようです。(原作者の吉川栄治氏のみ知っているということです)
おやじ達には、プロレスラー・アントニオ猪木とマサ斎藤の「昭和の巌流島の戦い」も記憶に残っています。
1987年10月4日、現在ほど整備されていない草むらにリングを設営し、ファンのいない無観客・時間無制限・ルールなし、夕方5時に武蔵のように30分遅れで猪木がテントから出てきて、マサ斎藤との戦いが始まり結果的には2時間後のPM7時過ぎに猪木のTKO勝ちで斎藤は担架で運ばれていきました。
巌流島で1時間ほど居て下関に戻り、次に「旧秋田商会ビル」を見学。
大正15年(1915年)に竣工した西日本初の鉄骨・鉄筋コンクリート造りの和洋折衷の3階建て(地下1階)の建物で、国内に現存する同種建築物としてはもっとも古いものです。
1915年から屋上には日本庭園と日本家屋が備えられているようですが、現在は公開されていません。
そして、隣には明治33年(1900年)国内最古の現役「下関南部(なべ)町郵便局舎」があります。
この郵便局舎、建築当初の雰囲気をそのまま残す、コの字型の中庭(タラヨウの庭)と喫茶・食事ができる「ポストギャラリー レトロカフェ 多羅葉」があります。(2001年 国の登録有形文化財建造物)
中庭同様、ギャラリーカフェの店内も、レンガがむき出しになっていたり、レトロなオルゴール・家具・椅子・テーブル・そして、ピアノが置かれていて、中庭を使ってのイベント・コンサート・パーティ・結婚式の2次会等、レトロの中でいろいろな形で活用されている様です。
ちょうどランチの時間帯でしたが、次の訪問先で予定を入れていた為、美味しい珈琲のみいただきました。
次に続く
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ANAセールス
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今回3日間借りたAクラス(1500CC)のレンタカー。
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走行距離521Kの新車でした。
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狭い開聞海峡を途切れなく通行する船舶。(めかりPAから)
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関門橋(関門自動車道)。
関門海峡は、大型船舶も航行する為、桁下から海面までは61Mの高さがあります。 -
対岸の下関・唐戸港と海峡ゆめタワー(高さ143M)。
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おみやげ・食事ができるカモンワーフ。
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唐戸港の桟橋が見えてきました。
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巌流島行きの桟橋に、巌流島決闘400周年の幕。
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巌流島と門司港行きの桟橋。
門司港からも巌流島への船が出ています。 -
巌流島行きの船。(往復で400円)
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10分で巌流島に到着。
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巌流島の桟橋。
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巌流島の案内版。
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巌流島の決闘の画。
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この場所が決闘の地。 現在、巌流島決闘の標柱と船のモニュメントがあります。
現在は護岸整備され、決闘時の砂浜はありません。 -
高台に武蔵と小次郎の決闘の像が見えてきました。。
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「古代伝説標記」。
巌流島にはピーク時(1955年)30軒の住民が居たようです。
(現在は無人島)
武蔵と小次郎伝説から、アントニオ猪木とマサ斎藤の戦い、NHK大河ドラマ「武蔵」の放映等。 -
関門海峡をバックに2人の像が立っています。
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左が佐々木小次郎、右が宮本武蔵。
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山口県出身の歌人「森重香代子の歌碑」
「この島に二人降り立ち闘ひし むかしの男恋ほしかるかな」 -
佐々木小次郎之碑。
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ふなしま神社。
元々は「舟島」が正式名。巌流島の巌流とは、佐々木小次郎の「号」。(またの名) -
地神大神。
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巌流島の案内図と坂本龍馬とお龍が巌流島に上陸?。
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慶応3年(1867年)春、下関に世帯を構えた龍馬と妻お龍は、ある夜巌流島に渡り、「花火を打ち上げた」と後年、お龍が語ったとされています。
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カモンワーフ向かいにある、右が旧秋田商会、左が下関南部郵便局舎。
両方の建物はライトアップされます。 -
旧秋田商会のビル。現在は、下関観光情報センター。
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旧秋田商会ビルの案内版。
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外観(鉄骨・鉄筋コンクリート)からは想像できない、完璧な和洋折衷の和室。
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下関南部(なべ)町郵便局舎。
赤く丸いポストもレトロです。 -
美術館の玄関みたいです。
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南部郵便局舎左に、レトロカフェ多羅葉の入り口があります。
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カフェ「多羅葉」は食事もできます。
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カフェ「多羅葉」の玄関です。
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清潔感のある店内です。
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ピアノと奥にはステンドガラスにオルゴール。
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ピアノとおしゃれな間接照明。
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壁面のレンガのレトロさが最高。
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店内から、中庭が見えます。
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コの字型の中庭(タラヨウの庭)。
郵便局にカフェがあり、中庭まであるとは、おやじ達は想像以上に感動しました。
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中庭から、右側のアーチ状のドアーで、カフェへの出入りができます。
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