2013/04/06 - 2013/04/06
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まみさん
春なのに、せっかくの春なのに。
今度こそ小川町の仙元山のカタクリ群生地か、あるいは森林公園で春の花の撮影散策がしたかったのに。
なんで今週末も天気が悪いのよ~!
こういうときは、多少、雨が降っても構わないところへ行くことにしましょう。
レッサーパンダがいる動物園に。
あいにく週末の天気予報は、ただの曇天や雨ではなく、暴風警戒が出ていて、交通機関への影響も心配され、無理な外出は控えるように、とのこと。
なので、その暴風が来る前に、たとえ公共交通機関が麻痺しても、いざとなれば自宅までタクシーで帰れるくらいの距離の埼玉こども動物自然公園に行くことにしました。
埼玉こども動物自然公園は、最寄りの鉄道駅が、天気が良ければ行きたかった森林公園の隣です。
私がこれまで出かけた関東の動物「公園」の中でも、埼玉こども動物自然公園は、その名の通りもっとも自然公園らしく、ある意味、森林公園の中に動物のいる建物が点在するといってもよいくらいです。
だから森林公園に行くのをやめた代わりに、春の花木や草花との出会いがあれば、せっせと写真を撮ろう、と思っていました。
先週の関東レッサーパンダ・オフ会の多摩動物公園でチャレンジしたように。
※動物公園で撮った春の花でまとめた先週の多摩動物公園の旅行記
2013年3月30日
「レッサーパンダ・オフ会で春の多摩動物公園へ(4)麗しの春の彩りの多摩動物公園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10762645
ほんとは桜も期待していました。
でも、このあたりは、東京より桜の開花が遅いといっても、園内のソメイヨシノはさすがにピークを過ぎていました。
ただ、桜の花びらのじゅうたんはきれいでした。それは動物たちと一緒に撮れました。
八重桜は見頃でした。
まるでほんものの牧場のような動物舎などと、いかにも動物園の花という風情の写真も撮れました。
春らしく花壇の花もきれいでしたが、スミレに野生のイチゴの花、シャガといった草花や、ピークを過ぎていたけれどまだ花が残っていたコブシ、ユキヤナギ、レンギョウといった花木、それから見頃のアセビやハナカイドウ、ハナズオウ、ミツバツツジ、そして咲き始めのヤマブキやヤマツツジなど。
花がないか気をつけて園内を歩いたせいもあり、気付いたらたくさんの花の写真をカメラに収めることができました。
さすが春です@
※ちなみに、翌日の日曜日は、風は強かったものの、昼間はすばらしい青空と光に満ちた春日和でした。
そのつもりで朝早く起きていたら、小川町のカタクリなら見に行けたかもしれません。残念!!
<春の暴風の前に出かけた、今年3回目の埼玉子ども動物自然公園の旅行記のシリーズ構成>
□(1)レッサーパンダ特集!~ミンミンの大冒険(!?)&コウタくんとリリィちゃん、もしかしてラブラブ?
□(2)放し飼いマーラに、改装終えたミーアキャットやプレーリードッグからペンギンヒルズまで~西園の動物たち
□(3)カピバラ温泉、お母さんワラビーのお腹から顔を出した赤ちゃんに、コアラの赤ちゃんのタイチくん!~東園の動物たち
■(4)八重桜と葉桜と春の花木にあふれた動物自然公園~森林公園の代わりに春の花を求めて
埼玉こども動物自然公園の公式サイト
http://www.parks.or.jp/sczoo/
<タイムメモ>
08:40 家を出る
09:20 埼玉こども動物自然公園に到着
09:30 開園と同時に入園
09:35-10:20 放し飼いマーラを追いながら花を撮りつつレッサーパンダ舎へ
10:25-11:15 レッサーパンダ
11:20-11:35 隣のミーアキャット・マングース・プレーリードッグ
11:35-12:15 再びレッサーパンダ
12:30-13:00 ペンギンヒルズ&小獣・ラクダ舎
13:00-13:40 自然林の路を花を撮りながら自由広場へ
13:40-13:55 ワオキツネザル
14:00-14:10 花を撮影しつつ東園へ
14:15-14:30 カビバラ温泉&ワラビー
14:40-15:20 コアラ
15:30-16:00 ソフトクリーム休憩
16:30 動物自然公園を出る
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
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開園時間まで、駐車場のこの桜をターゲットに
開園10分前に到着しました。
ゲートの前でただ待っているのは退屈だなぁ、と思ったら、なんとおあつらえ向きの被写体が@ -
憂いを帯びた麗しの山桜
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ふるえる空気の中で
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奥へ奥へと
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葉っぱがアクセントの山桜
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淡い木漏れ日を背景に
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山桜の下でスミレを見つけた@
タチツボスミレかしら。ううーん、タチツボスミレはもっと淡い青紫でしたね。
スミレは種類がとても多いので判別が難しいです。 -
埼玉こども動物自然公園のお花見MAP
園内に桜の木があるなぁと思ってはいましたが、約500本もあったとは!
ただ、残念ながらジャブジャブ池の水路沿いのソメイヨシノ並木は、もう見頃が過ぎていました。
でもそれ以外の山桜や八重桜はとてもきれいでした。 -
案内所と桜
あの桜はあいにくピークを過ぎていますが、小屋の背景にする分には、なんとか。 -
桜を背景に、噴水広場のモニュメント
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噴水広場のモニュメントと色とりどりな花壇
モニュメントの動物がみんな後ろ姿の中、鶴の背に乗ったウサギさんだけはこっち向いていました。 -
はらはら花が散ったソメイヨシノ並木
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色鮮やかなハナズオウ
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ハナズオウと森の小屋
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桜の下の案内標識
広場の名残の桜を撮りながら、レッサーパンダ舎へ向かいます。 -
花は名残の桜並木道
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広場を薄桃色に染める桜の花びら
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きれいな桜のじゅうたんの上を行く
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吹雪のような桜と放し飼いマーラ
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芝生に散った花びらと放し飼いマーラ
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水鳥の池のほとりにて
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水鳥の池のほとりの山桜
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水鳥の池を見下ろす藤棚の休憩所と名残の桜
すでにはやくも新緑がきれいな季節への移り変わりを感じさせました。 -
案内標識と桜の影・その1
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薄紫色のスミレを見つけた@
こっちがタチツボスミレかしら。
1つ見つけたら、次から次へと見つかりました。 -
桜の花びら模様の路
レッサーパンダや乳牛舎に続く路です。
スミレをたくさん見つけたのはこの路の脇。 -
桜に囲まれた乳牛舎
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乳牛舎に向かって垂れ下がった大島桜の花の枝
緑の葉っぱが花と一緒に出ているので、大島桜と推測。 -
桜に似たピンクの花が可愛いハナカイドウ
乳牛舎のそばにて。 -
ハナカイドウのグリーンとピンクの世界
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マヌルネコ舎と八重桜
今回は、マヌルネコは見られませんでした。
屋内にいたようなのですが、よく見えなかったので、撮影を断念。 -
複雑な桜の根元を縁取る花びら
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乳牛舎と、ピーク過ぎてもまだ美しかったソメイヨシノ
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マヌルネコ舎の屋根と八重桜
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ふわふわ可愛い八重桜・その1
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ふわふわ可愛い八重桜・その2
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満開の八重桜が緑に映える
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レッサーパンダの屋外展示場はスミレがたくさん!
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スミレの花咲くレッサーパンダの屋外展示場
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スミレに関心のないレッサーパンダ
ミンミンです。
できればスミレと一緒にミンミンがこちらを向いたところを撮りたくて狙っていたのですが、チャンスはありませんでした。 -
はかなげに咲くミツバツツジ
レッサーパンダ舎の隣にて。 -
ゆれ動くミツバツツジ
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美しく咲いた一房
大島桜でしょうか。
レッサーパンダ舎の近くにて。 -
ミツバツツジとミーアキャット舎
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乳牛舎からミーアキャット舎にかけて桜がまだまだ美しい
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咲き始めのヤマブキ
ヤマブキソウではなく、花木のヤマブキの方。 -
ふわふわ可愛い八重桜・その3
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八重桜咲く路
ペンギンヒルズへ続く道です。 -
静かによりそって咲くスイセン
小獣・ラクダ舎のそばにて。 -
ヤブデマリかな
小獣・ラクダ舎のそばにて。 -
タンポポの横顔
ペンギンヒルズのそばにて。 -
木漏れ日の中のアセビ・その1
レッサーパンダ舎から水鳥の池へ抜ける自然林の路にて。 -
木漏れ日の中のアセビ・その2
-
園内ではこのタイプのスミレを一番よく見つけた@
レッサーパンダ舎から水鳥の池へ抜ける自然林の路にて。 -
ちっちゃいスミレ!
ツボスミレかな。
レッサーパンダ舎から水鳥の池へ抜ける自然林の路にて。 -
枯れ葉じゅうたんの上に落ちた、山桜の花のひと房
レッサーパンダ舎から水鳥の池へ抜ける自然林の路にて。 -
咲き始めのヤマブキソウかな
それとも、かなり小さかった覚えがあるのでイチゴ系の花かな。
レッサーパンダ舎から水鳥の池へ抜ける自然林の路にて。 -
枯れ葉じゅうたんの上にころんと落ちた桜の花
レッサーパンダ舎から水鳥の池へ抜ける自然林の路にて。 -
野生のイチゴの花も見つけた@
これはイチゴの花で合っていると思います。
おしべのつぶつぶが、イチゴの果実の表面のつぶつぶを連想させます。
レッサーパンダ舎から水鳥の池へ抜ける自然林の路にて。 -
妙に可愛い咲きかけのタンポポ
レッサーパンダ舎から水鳥の池へ抜ける自然林の路にて。 -
まるで花のように見えた黄色い枯れ葉の枝
水鳥の池のほとりの広場にて。 -
現代アートチック@
-
案内標識と桜の影・その2
恐竜コーナーには去年の秋に初めて足を延ばしました。
紅葉がきれいな広場でした。
恐竜はもちろん模型でした。
関連の旅行記(2012年12月1日)
「紅葉散策も楽しめた埼玉こども動物自然公園(2)晩秋の動物達:マヌルネコや寒そうにしていたミーアキャット他〜まだコスモスが咲いていた「花と鳥の丘」と紅葉の路」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10731115/ -
鮮やかな実に惹かれて
サンシュユかと思ったのですが、葉っぱや枝の感じが違いますね。
マダガスカルトキ舎にて。 -
曇り空に溶け込む大島桜
じゃぶじゃぶ池を見下ろす路にて。 -
花びらのない赤いガクも桜の木を美しく見せる
これはソメイヨシノでしょうね。
じゃぶじゃぶ池を見下ろす路にて。 -
咲き始めのヤマツツジ
森林公園でも園内のあちこちでそろそろヤマツツジが咲き始める頃でしょう。
動物公園橋から続く東園の坂道にて。 -
花壇をきれいに飾るキンギョソウ
キンギョソウは埼玉の特産の1つだったと思います。
東園のコバトンロード入口前の花壇にて。 -
名残の愛らしいユキヤナギ
東園のコアラ売店がある広場にて。 -
桜の花びらじゅうたんとワラビーたち
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桜の花びらをかきわけて、草のごちそうを食べる@
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最後の花を咲かせたシデコブシ
東園のピクニック広場にて。 -
葉っぱ混じりのレンギョウ
東園のコアラ売店がある広場にて。 -
雨に濡れた咲き始めの芝桜
東園のコアラ売店がある広場にて。 -
ラベンダーの花かな
くんくん匂いをかいでみたら、かすかにそれっぽい匂いがしたかも。
東園のコアラ売店がある広場にて。 -
雨にうつむく口紅ズイセン
東園のコアラ売店がある広場にて。 -
しずくをたたえたシャガ
東園のコバトンロード入口前の広場にて。 -
雨にも負けず風にも負けず
-
まるっこく咲いた山桜
動物公園橋の近くにて。 -
雨に濡れて色っぽさが増したピーク過ぎのソメイヨシノ
西園の中央売店近くにて。
このあと、中央売店でお菓子などのおみやげを買い、16時30分に動物自然公園を出ました。
閉園時間が17時なので、ほぼ閉園近くまでいたことになるでしょう。
15時頃に雨が降り始めてから、園内にいた人たちは徐々に帰り始めたようで、その頃にはもう園内には職員以外、ほとんど人はいませんでした。
駅前に向かう帰りのバスでも、乗客は私1人っきりでした。
雨は少し強かったですが、特に強風には遭わずに、無事に自宅に帰り着きました。
おわり。
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