2013/03/29 - 2013/03/29
114位(同エリア244件中)
シベックさん
去年に続いての瀧樹神社の雪割一華と、甲賀市水口町での梅花黄連を見ることが、この散策の目的でした。こちらに来る前の鈴鹿で時間を割きすぎたため、水口町到着が2時過ぎになり、場所を探して右往左往しましたが、何とかその場所を見つけることができました。天気は曇りがち、山林内の暗い中での撮影となりました。その後、瀧樹神社へ・・・。
古寺に咲くバイカオウレン
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
-
森の中の古寺
水口町の森の中にあり、
バイカオウレンが咲くと聞く古寺にやってきました。
開基は、僧 最澄で790年頃の
延暦年間だと伝わる最勝寺。
麓から堰を越えて山中に入ると、
参道には石仏や輪塔などが並んでいた。
境内はきれいに手入れされている。
さらに奥へ・・。
ひんやりとした苔生す参道を進むと、
山門らしきものが見えてきた。
その参道の両脇には星を散りばめたように
バイカオウレンが咲いていた。 -
バイカオウレンが咲く
深山の渓谷沿いや針葉樹の下など湿潤な場所に
自生する多年草で、本州の福島以南、四国に分布する。
糸状の地下茎が地中を這い四方に広がって葉を出す。
葉は一本の軸に
5つの小さな葉が手を広げたようにつく。 -
梅花黄連の花
バイカオウレンは、葉がウコギ(五加木)に
似ていることから
ゴカヨウオウレン(五加葉黄蓮)とも呼ばれる。 -
林内のバイカオウレン
花の形がウメの花に似ていて、
オウレン属であることから名がついた。 -
凛とした花姿
花色は白色で、
10cmほどの花茎の先に
約1.5cm程の
艶のある花を1個つける。 -
梅花黄連の花
白い花びらに見える部分は、萼が変化したもので、
本当の花びらは中心に近いところにある
黄色いスプーン状のもの。 -
イワナシの花
日陰の崖地には、
イワナシが
小さなピンクの花をつけていた。 -
崖地に咲くイワナシ
開花期を過ぎ、落下寸前の花。
小さな果実が
梨に見えることから名前がついた。 -
ピンク花の岩梨
-
ショウジョウバカマも咲く
-
袋果を持つ両性花
花心に袋果があり、
艶のある白い5弁(ガク片)が開く清楚な花・・。 -
バイカオウレン
暗い森の中で、
5弁の白い花がよく目立つ。 -
群れて咲く梅花黄連
-
アセビの花
車をとめた神社前で咲いていた
白い馬酔木の花。
こちらを後に、瀧樹神社に移動した。 -
瀧樹神社の雪割一華
午後4時頃、自生地に到着・・。
曇り空で、しかも夕暮れ時。
誰もいない自生地。
ムクの大木の傍に閉じたユキワリイチゲが・・。
でも・・
やっぱり花は開いていなかった。 -
ユキワリイチゲ
閉じた花ばかり・・。
淡い藤色の花びらがきれいです。
葉はくすんだ三つ葉のよう。 -
小さな野草
ホトケノザとオオイヌノフグリ。
オオイヌノフグリは、早々と閉じていた。 -
ユキワリイチゲ
開いている花はないか・・と見渡してみた。
僅かに数輪が半開き・・。 -
半開きの雪割一華
でも、この花の葯はピークを過ぎていて、
閉じる力もなくしたような花だった。 -
ミヤマカタバミ
去年より開花株が増えたようだったが、
残念ながら、
こちらも、
ほとんどの花が閉じていた。 -
淡い藤色
-
うなだれて太陽を待つ・・
天気予報では、明日は晴天らしい・・。 -
半開きの雪割一華
曇り空の夕方、太陽の光も届かず・・。
待っても、今日は開くことはないでしょう。
朝から天気が良ければ、
昼過ぎの2時頃には全開するそうだ。
またいつか
良い天気の日に訪れることにして・・
退散・・。 -
ヤブツバキ
ユキワリイチゲ自生地の川縁に
咲くツバキ。
今年は、
ツバキの開花もかなり遅いようだ。 -
丘は大茶園
神社の北の丘に寄り道・・。
見渡す限りの茶畑が壮観だった。
県下一の生産量を支える広大な茶畑。
土山茶は、文和5年(1356年)、常明寺の僧純翁が
京都の大徳寺から茶の実を持ち帰って
寺で栽培したのが起源だと伝えられている。
新緑の頃には、
茶の木の緑豊かな風景が広がるそうだ。
〜end〜
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