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去年に続いての瀧樹神社の雪割一華と、甲賀市水口町での梅花黄連を見ることが、この散策の目的でした。こちらに来る前の鈴鹿で時間を割きすぎたため、水口町到着が2時過ぎになり、場所を探して右往左往しましたが、何とかその場所を見つけることができました。天気は曇りがち、山林内の暗い中での撮影となりました。その後、瀧樹神社へ・・・。<br /><br />古寺に咲くバイカオウレン

車で滋賀 ★甲賀の里山に咲く春の花 バイカオウレン・ユキワリイチゲ #500

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2013/03/29 - 2013/03/29

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シベック

シベックさん

去年に続いての瀧樹神社の雪割一華と、甲賀市水口町での梅花黄連を見ることが、この散策の目的でした。こちらに来る前の鈴鹿で時間を割きすぎたため、水口町到着が2時過ぎになり、場所を探して右往左往しましたが、何とかその場所を見つけることができました。天気は曇りがち、山林内の暗い中での撮影となりました。その後、瀧樹神社へ・・・。

古寺に咲くバイカオウレン

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
  • 森の中の古寺<br /><br />水口町の森の中にあり、<br />バイカオウレンが咲くと聞く古寺にやってきました。<br />開基は、僧 最澄で790年頃の<br />延暦年間だと伝わる最勝寺。<br /><br />麓から堰を越えて山中に入ると、<br />参道には石仏や輪塔などが並んでいた。<br />境内はきれいに手入れされている。<br /><br />さらに奥へ・・。<br />ひんやりとした苔生す参道を進むと、<br />山門らしきものが見えてきた。<br /><br />その参道の両脇には星を散りばめたように<br />バイカオウレンが咲いていた。

    森の中の古寺

    水口町の森の中にあり、
    バイカオウレンが咲くと聞く古寺にやってきました。
    開基は、僧 最澄で790年頃の
    延暦年間だと伝わる最勝寺。

    麓から堰を越えて山中に入ると、
    参道には石仏や輪塔などが並んでいた。
    境内はきれいに手入れされている。

    さらに奥へ・・。
    ひんやりとした苔生す参道を進むと、
    山門らしきものが見えてきた。

    その参道の両脇には星を散りばめたように
    バイカオウレンが咲いていた。

  • バイカオウレンが咲く<br /><br />深山の渓谷沿いや針葉樹の下など湿潤な場所に<br />自生する多年草で、本州の福島以南、四国に分布する。<br /><br />糸状の地下茎が地中を這い四方に広がって葉を出す。<br />葉は一本の軸に<br />5つの小さな葉が手を広げたようにつく。

    バイカオウレンが咲く

    深山の渓谷沿いや針葉樹の下など湿潤な場所に
    自生する多年草で、本州の福島以南、四国に分布する。

    糸状の地下茎が地中を這い四方に広がって葉を出す。
    葉は一本の軸に
    5つの小さな葉が手を広げたようにつく。

  • 梅花黄連の花 <br /><br />バイカオウレンは、葉がウコギ(五加木)に<br />似ていることから<br />ゴカヨウオウレン(五加葉黄蓮)とも呼ばれる。

    梅花黄連の花 

    バイカオウレンは、葉がウコギ(五加木)に
    似ていることから
    ゴカヨウオウレン(五加葉黄蓮)とも呼ばれる。

  • 林内のバイカオウレン <br /><br />花の形がウメの花に似ていて、<br />オウレン属であることから名がついた。

    林内のバイカオウレン 

    花の形がウメの花に似ていて、
    オウレン属であることから名がついた。

  • 凛とした花姿 <br /><br />花色は白色で、<br />10cmほどの花茎の先に<br />約1.5cm程の<br /><br />艶のある花を1個つける。<br /><br /><br />

    凛とした花姿 

    花色は白色で、
    10cmほどの花茎の先に
    約1.5cm程の

    艶のある花を1個つける。


  • 梅花黄連の花<br /><br />白い花びらに見える部分は、萼が変化したもので、<br />本当の花びらは中心に近いところにある<br />黄色いスプーン状のもの。

    梅花黄連の花

    白い花びらに見える部分は、萼が変化したもので、
    本当の花びらは中心に近いところにある
    黄色いスプーン状のもの。

  • イワナシの花<br /><br />日陰の崖地には、<br />イワナシが<br />小さなピンクの花をつけていた。

    イワナシの花

    日陰の崖地には、
    イワナシが
    小さなピンクの花をつけていた。

  • 崖地に咲くイワナシ<br /><br />開花期を過ぎ、落下寸前の花。<br />小さな果実が<br />梨に見えることから名前がついた。

    崖地に咲くイワナシ

    開花期を過ぎ、落下寸前の花。
    小さな果実が
    梨に見えることから名前がついた。

  • ピンク花の岩梨

    ピンク花の岩梨

  • ショウジョウバカマも咲く

    ショウジョウバカマも咲く

  • 袋果を持つ両性花 <br /><br />花心に袋果があり、<br />艶のある白い5弁(ガク片)が開く清楚な花・・。

    袋果を持つ両性花 

    花心に袋果があり、
    艶のある白い5弁(ガク片)が開く清楚な花・・。

  • バイカオウレン<br /><br />暗い森の中で、<br />5弁の白い花がよく目立つ。

    バイカオウレン

    暗い森の中で、
    5弁の白い花がよく目立つ。

  • 群れて咲く梅花黄連

    群れて咲く梅花黄連

  • アセビの花 <br /><br />車をとめた神社前で咲いていた<br />白い馬酔木の花。<br /><br />こちらを後に、瀧樹神社に移動した。

    アセビの花 

    車をとめた神社前で咲いていた
    白い馬酔木の花。

    こちらを後に、瀧樹神社に移動した。

  • 瀧樹神社の雪割一華<br /><br />午後4時頃、自生地に到着・・。<br />曇り空で、しかも夕暮れ時。<br />誰もいない自生地。<br /><br />ムクの大木の傍に閉じたユキワリイチゲが・・。<br />でも・・<br />やっぱり花は開いていなかった。

    瀧樹神社の雪割一華

    午後4時頃、自生地に到着・・。
    曇り空で、しかも夕暮れ時。
    誰もいない自生地。

    ムクの大木の傍に閉じたユキワリイチゲが・・。
    でも・・
    やっぱり花は開いていなかった。

  • ユキワリイチゲ<br /><br />閉じた花ばかり・・。<br />淡い藤色の花びらがきれいです。<br /><br />葉はくすんだ三つ葉のよう。

    ユキワリイチゲ

    閉じた花ばかり・・。
    淡い藤色の花びらがきれいです。

    葉はくすんだ三つ葉のよう。

  • 小さな野草<br /><br />ホトケノザとオオイヌノフグリ。 <br />オオイヌノフグリは、早々と閉じていた。

    小さな野草

    ホトケノザとオオイヌノフグリ。 
    オオイヌノフグリは、早々と閉じていた。

  • ユキワリイチゲ <br /><br />開いている花はないか・・と見渡してみた。<br />僅かに数輪が半開き・・。

    ユキワリイチゲ 

    開いている花はないか・・と見渡してみた。
    僅かに数輪が半開き・・。

  • 半開きの雪割一華 <br /><br />でも、この花の葯はピークを過ぎていて、<br />閉じる力もなくしたような花だった。

    半開きの雪割一華 

    でも、この花の葯はピークを過ぎていて、
    閉じる力もなくしたような花だった。

  • ミヤマカタバミ <br /><br />去年より開花株が増えたようだったが、<br />残念ながら、<br />こちらも、<br />ほとんどの花が閉じていた。

    ミヤマカタバミ 

    去年より開花株が増えたようだったが、
    残念ながら、
    こちらも、
    ほとんどの花が閉じていた。

  • 淡い藤色

    淡い藤色

  • うなだれて太陽を待つ・・<br /><br />天気予報では、明日は晴天らしい・・。

    うなだれて太陽を待つ・・

    天気予報では、明日は晴天らしい・・。

  • 半開きの雪割一華<br /><br />曇り空の夕方、太陽の光も届かず・・。<br />待っても、今日は開くことはないでしょう。<br /><br />朝から天気が良ければ、<br />昼過ぎの2時頃には全開するそうだ。<br /><br />またいつか<br />良い天気の日に訪れることにして・・<br /><br />退散・・。

    半開きの雪割一華

    曇り空の夕方、太陽の光も届かず・・。
    待っても、今日は開くことはないでしょう。

    朝から天気が良ければ、
    昼過ぎの2時頃には全開するそうだ。

    またいつか
    良い天気の日に訪れることにして・・

    退散・・。

  • ヤブツバキ<br /><br />ユキワリイチゲ自生地の川縁に<br />咲くツバキ。<br /><br />今年は、<br />ツバキの開花もかなり遅いようだ。

    ヤブツバキ

    ユキワリイチゲ自生地の川縁に
    咲くツバキ。

    今年は、
    ツバキの開花もかなり遅いようだ。

  • 丘は大茶園 <br /><br />神社の北の丘に寄り道・・。<br />見渡す限りの茶畑が壮観だった。 <br />県下一の生産量を支える広大な茶畑。<br />土山茶は、文和5年(1356年)、常明寺の僧純翁が<br />京都の大徳寺から茶の実を持ち帰って<br />寺で栽培したのが起源だと伝えられている。<br /><br />新緑の頃には、<br />茶の木の緑豊かな風景が広がるそうだ。<br /><br /><br />〜end〜

    丘は大茶園

    神社の北の丘に寄り道・・。
    見渡す限りの茶畑が壮観だった。
    県下一の生産量を支える広大な茶畑。
    土山茶は、文和5年(1356年)、常明寺の僧純翁が
    京都の大徳寺から茶の実を持ち帰って
    寺で栽培したのが起源だと伝えられている。

    新緑の頃には、
    茶の木の緑豊かな風景が広がるそうだ。


    〜end〜

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