2013/03/27 - 2013/03/30
402位(同エリア524件中)
覆面A子さん
大隅半島の鹿屋、内之浦、南大隅、垂水など広域を旅行して来ました。
細かくは自ブログで紹介しています。
http://ameblo.jp/m-s-ako/entry-11500265368.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー JALグループ 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8:00発のバスに乗ると8:34に航空隊前着、バスの進路方向沿いへのんびり歩くと10分もかからない場所に「鹿屋航空基地・鹿屋航空基地史料館」があります。
入るとまず大きなステンドガラスが目に付きます。
これは平山郁夫画伯の「夕映え桜」を原図にしたもの。
さて、史料館は2部構成になっていて
大隅の海と空に生きる若者たちの現在と過去を語る史料館となっています。
ここはかなり内容が濃いです。
飛行機が好きだったり戦争の悲壮さをより深く学び取りたい場合、丸一日かけて回れる場所でもあります。
実際2時間くらい滞在していましたが全然時間が足りませんでした。
例えば時間をかけて見たいものに零式艦上戦闘機(れいしきせんじょうせんとうき)通称「ゼロ戦」が挙げられます。
日本の叡智が箇所箇所につまった戦闘機で、格闘性能を高めるための知恵が種々詰まっています。
例えば羽の後ろに1対の機関銃が仕込まれていますが
羽には絶対当たらない仕組みを当時の人たちは既に考えていて。。とか
タイヤの一つひとつ、羽の材質、ビスに至るまで先人たちの知恵が詰まっています。
コックピットも覗けますよ。
もちろん触ることはできませんがコックピットまで1mくらい至近で覗くことができます。
そのひとつひとつが、細かく復刻されていて、羽とのワイヤー連動など細かな仕組みを知ることができるので、非常に感動できます。
例えばひとつを挙げるならば後部に空いている風穴。
これにより気密性がなくなり内圧が下がることなく扉の開閉が自由にできますが、その分、飛行士は寒い!
それをカバーすべく熱線入りのジャケットを着るそうで、そのジャケットも零戦近くに展示されているのでチェックが必要です!
細かな驚きや、関心することは多々種々あるので出来れば直接見に行って自分の目で確かめて欲しいかも。
特攻基地と言えば旧日本陸軍の航空基地である鹿児島の知覧が有名ですが、鹿屋市も旧日本海軍航空基地があり、真珠湾攻撃の軍事演習の場として真珠湾の地形に近い錦江湾が使用されていたことでも有名です。
太平洋戦争(第二次世界大戦)の際は特攻作戦の基地として使用され、多くの尊い命が飛び立って行きました。
鹿屋航空基地から908名と串良航空基地から363名が飛び立ち、再び帰ることができなかったそうです。
そもそも、旧日本海軍の礎となる日本海軍兵学校は全国から優秀な青年が競って志願した超難関校で、
募集人員が少なかった明治から昭和の初期までの海軍兵学校は、日本最高のエリート校でだったそうです。
史料館には入試問題までも現存されていますが非常に難しく、いかに秀才揃いだったかが、うかがい知れます。
そんな日本の明日を背負って立つ、精鋭たちが根こそぎ、特攻隊となって儚き身を散らしていきました。
平均年齢、わずか21・22歳。
現存する遺書はどれもが、文字流麗で、穏やかかつ理知的な言葉で、情緒があり、家族への思いやりに溢れています。
それ故に読んでいると心締め付けられる思いになります。
撮影不可なので、是非、一通一通丁寧に読みたい所です。
もし行かれる機会がある方は是非事前予約をされて
館員の方の説明を受けられてください。知識が物凄いです。
今度行く時は一日かけて行こうと決心した位。
本当に内容濃く、有意義な説明を拝聴することが出来ます。
館内説明予約電話番号:0994−42−0233
ただし、急に予定変更となり説明が受けられない場合があります。
御留意くださいね^^
尚、2階は零戦を覗いては撮影禁止です。
たくさんの遺書、形見が飾られていて
そのひとつひとつを見ていると涙があふれ出てきます。
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住所:鹿児島県鹿屋市西原3丁目11−2
電話:0994−42−0233
開館:12月29日から1月3日を除く毎日
時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
料金:無 料(入館に際し記名が必要)鹿屋航空基地史料館 美術館・博物館
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「荒平天神」は海にそびえる神社。
満潮時はかなり参道が海で沈んで狭くなるのだとか。
菅原道真公を祀ったことが書かれています。
階段はかなり急勾配な感じですが登ってみました。
晴れの日は良いけど雨の日とか滑りやすいのでは?と思いました。
私は裸足で登りましたが、滑りやすい靴やヒールでは登らない方が良いかも。
登った先にある祠。
道真公の有名な「東風吹かば〜」の句とともに牛さんが。
丁度、太宰府に行ったので、このあたりもいずれ書いていきたいですね。
牛は道真公が丑の年に生まれ丑の年に没し、亡骸を運ぶ際にも使われたようで道真公にゆかり深い生き物です。
また、ここ荒平は海としても素晴らしい場でした。
あまりに気持ち良いので、ちょっと海にはいってみたり( ´艸`)
海の幸が豊富なようで蛸を取ったり、ヒジキやわかめを取ったりしている人を見かけました。
う〜。採り立てのひじき。。おいしいだろうなぁ。。
あっちの方は赤潮が来てて汚いから行かない方がいいよ〜。と気さくに教えてくれて。
赤潮!初めて見ました!本当に海が赤いよ!
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住所:鹿児島県鹿屋市天神町
問い合わせ:0994-31-1121(鹿屋市観光振興課)荒平天神 寺・神社・教会
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)内之浦宇宙空間観測所は「はやぶさ」を搭載したロケットを発射したことでも有名な場所です。
入場料は無料。ただしゲートで記名が必要です。
施設は広大なので敷地内はレンタカー等で回ることをお勧めします。
まずは20メートルアンテナのある展望台へ
ここから34メートルアンテナは発射台などが見渡せます。
残念ながらこの日は34メートルアンテナは非稼働の模様。
見晴らしが凄く良かったです。
少し下ってKSセンターは小型ロケット発射台地
小さいロケットはここから「シュッ!」とあっという間に上がる模様。
ロケット組立、打ち上げ管制のコントロールセンター、ランチャーなどの機能を持っているようです。
次にミューセンターへ。
ここは大型ロケットの発射台地(打ち上げ施設)で、
ロケット組立、打ち上げ管制、発射装置(発射塔とランチャー)などの機能を持っているようです。
工事の手が入っていました。
8月に打ち上げ予定のイプシロンロケット打ち上げ用に改修中の模様。
わくわくしますね^^
「はやぶさ」を搭載した大型ロケット「M-V」の実物大模型もありました。
糸川英夫氏の「天馬行空(てんまぎょうくう)」という碑があり、こちらについてのエピソードを家に帰ってから調べてみましたが分かりませんでした><
なので再度宇宙空間観測所へ問い合わせ中です。
「天馬が遮る物のない大空を勢いよく走る姿」→「自由奔放のびのびとあれ」
という意味合いかと思いますが
暫定的にお糸川先生が好きだった言葉としましょうか(←いい加減)
もっとゆっくり見たかったのですが時間の制約があり、駆け足になってしまいました。
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今年の夏には新型イプシロンの打ち上げも予定されているほか、
11月には例年「特別施設公開日」として、
34mパラボラアンテナの駆動実演、M整備塔ロケットランチャー駆動実演、
観測ロケットランチャー駆動体験、コントロールセンター公開、
宇宙服のレプリカ試着体験、モデルロケット工作と試射、水ロケット打ち上げ大会
なども開催されている模様。
http://www.jaxa.jp/visit/uchinoura/
う〜ん…是非行ってみたい!
次回は家族でレンタカーを借りてゆっくり見学したいと思いました。
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)内之浦宇宙空間観測所
住所:鹿児島県肝属郡肝付町南方1791-13
電話:050-3362-3111
<見学案内>
開館時間: 8:30〜16:30
休館日: 原則なし
見学のお申し込み・お問い合わせ: TEL:050-3362-3111 -
ほんの少し、駆け足でしたが花瀬自然公園へ寄りました。
花瀬公園まつりは4月の第一週日曜の様ですが
残念ながら今年の桜はかなり気が早かった。。
ピンクが新緑色に負けていました(苦笑)
でも多少なりと花は残っていて素敵なコントラスト。。
花瀬川の川床は、指宿カルデラからの溶結凝灰岩が約2kmに渡り、
石畳を敷き詰めたようになっていることから「千畳敷きの石畳」と言われているようです。
右手に見える赤い橋は「花瀬大橋」
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花瀬自然公園
住所:鹿児島県肝属郡錦江町田代川原花瀬
電話:0994-25-3838(花瀬でんしろう館)
営業:花瀬でんしろう館は水曜休(7・8月は営業)
花瀬レクリエーション村は7月20日〜8月末 -
神川大滝公園までは花瀬公園から16km・
車で20〜30分くらいで行くことが出来ます。
進んでいくと八重桜がまだ残っていました。
頭上に高い大橋が。
歩き進めていくと滝が見えて来ました。
ギリギリまで近づきます。
激しい轟水音とともに一涼の風が爽やかで心地よい。
とっても気持ち良かったです!
意を決して大橋への階段を上りますよ!
階段は全部で150段。
さらに山道を登っていってさっき見上げた大橋へ。
絶景です!
網から下を見ると怖いよ〜。。
小さな小川ではモズクガニや手長エビが棲んでいました!
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神川大滝公園
住所:鹿児島県肝属郡錦江町神川2382
電話:099-286-2424(錦江町 企画部地域政策課) -
本土最南端にある佐多岬はもともと岩崎産業という地元の大企業が所有している私有地であったため、交通含め、ほぼ観光整備がなされていません。
しかし近年、その管理が行政に委譲となったため、現在急スピードで再開発がなされています。
完全リニューアルは平成26年を予定。
大がかりな工事がなされているため、現在最南端の展望所などは閉鎖されています。
ただ平成25年5月頃(見込み)より夏近くまで一時開放の見通しだとか。
それゆえ、私が訪れた際は厳密な最南端へは行くことが出来ませんでした(泣)
ただ敷地内には御崎神社という神社があり、鬱蒼と生い茂る木々をぬうようにして参道を通るので「手つかずの自然」を感じることが出来、普通の神社と激しく趣が異なるので一見の価値ありですよ。
是非綺麗になった佐多岬を再度訪れてみたいと思いました。
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佐多岬(現在改修中)
住所:鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠佐多岬 -
佐多岬の帰りに偶然たくさんの風力発電所があり、近づいてみたら「展望台があったので寄ってみました。
西日本最大級の風力発電施設が南大隅地域にあり、何基も連なる風車の数々は壮観でした。
家に帰って場所を特定するのに苦労しましたが各所に電話をしてやっと「根占7号機ウィンドファーム展望所」だと分かりました。
南大隅ウインドファーム根占発電所は佐多発電所を合わせると26,000キロワットの発電所となるそうです。
小高い場所があるのでふもとの酪農場や海を見渡すことがことが出来、絶景でした。
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根占発電所
住所:鹿児島県肝属郡南大隅町根占野尻野
電話:南大隅ウィンドファー 0994-24-5855
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