河津桜で春を先取り

2013/02/28 - 2013/02/28

咲きの桜として知られる河津桜を、その名前の由来となった伊豆・河津へ見に行きました。いつものように東京出張を上手に利用ました。例年なら見頃となっている時期でしたが、寒波の影響により２週間程度開花が遅れていたのが残念でした。それでも、ポカポカ陽気の中短い時間でしたが河津桜を楽しむことができました。

エリア 河津温泉郷・今井浜(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

熱海駅から乗車した伊豆急下田行の普通電車は、伊豆急行のリゾート２１でした。やや古さを感じさせる車両ですが、観光用列車として人気があり、伊東駅でほぼ満員となりました。ほとんどの乗客が河津桜目当ての観光客のようです。

河津駅で下車後、人の流れにのって河津川へ。おお、咲いています。

この日は春本番を思わせるようなポカポカ陽気でしたが、寒い冬だったため、河津桜の開花は例年よりも遅れ気味です。このようにほぼ満開となった木もありましたが、全体的には３分咲き程度でしょうか。

河津川沿いの桜並木。河口に向かって歩くことにします。

平日とはいえさすがに人気の観光スポットです。多くの人で混雑していました。

海岸沿いの道路まで来ました。河口付近に架かる橋から見る桜並木です。菜の花の黄色とのコラボが美しい。

海岸沿いの道路で見た桜並木の案内標識。

とりあえず海岸まで来ました。気持ちいい。

桜並木を引き返し、上流に向かいました。河津桜の開花の時期、毎年『河津桜まつり』が開催されており、数々の出店だけでなく、このようなステージパフォーマンスも見ることができます。

なお河津桜まつりは河津町内各地で開催されており、個人的には河津ループ橋や河津七滝に咲く河津桜を見たいものです。

見頃はもう少し先ですね。

河津桜の名前の由来は、ここ河津で原木が発見されたことによります。河津町の木にも指定されています。オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種と推定されています。このようにソメイヨシノと比べやや濃い桃色の花です。

桜並木には菜の花が植えられており、黄色とピンクのコラボを楽しむことができます。

桜並木の菜の花。

わずかな時間しかなく残念でした。踊り子号で熱海に戻ります。

熱海では新幹線の接続時間があったので、駅近くのお店で三色丼（生シラス、茹でシラス、生桜エビ）で昼食をとりました。その後、何食わぬ顔で仕事に取り掛かったのは言うまでもありません。