2012/08/12 - 2012/08/15
20位(同エリア589件中)
旅行三昧さん
夏休みを利用して、駐在先の広州から雲南省のメジャースポット、昆明・麗江・石林に行きました。
テレビで麗江を見てどうしても行きたくなり、このひとり旅を計画しました。
石林は、麗江からの帰りに昆明で時間がたくさん空くことが分かったので、ついでに行くことにしたのですが、行ってみて良かったですね。
【旅程】
1日目:広州〜(中国南方航空)〜昆明
<昆明街歩き>
昆明〜(夜行バス)〜麗江 ※夜行バス泊
2日目:<麗江観光> ※麗江泊
3日目:<麗江と麗江周辺観光>
麗江〜(夜行バス)〜昆明 ※夜行バス泊
4日目:昆明〜(特急バス)〜石林
<石林観光>
石林〜(特急バス)〜昆明
昆明〜(中国南方航空)〜広州
第2回(全5回)は麗江です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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麗江のバスターミナルには、まだほの暗い早朝に到着した。
バイクタクシーや白タクの勧誘が2、3あったが、歩きたかったので、歩いて麗江の街に向かった。 -
ガイドブックの地図を頼りに歩き、麗江の街に近づいたところで、朝市が開かれているところに出くわした。観光地麗江ならではなのだろう。かなり様々な食材が売られていて、人でごった返していた。
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朝市を抜け、麗江の街の中と思われる方向に向かっていくと、徐々に路が細くなり、曲がりくねり、一体自分がどこにいるのかが、ガイドブックの地図だけでは分からなくなってきた。
何度か同じ場所を通っていることに気がついた。 -
足を止め、落ち着いて地図を確認しながら歩いていると、やっと自分が朝市が開かれていた忠義市場を抜けて少し麗江の街中に入った場所にいることが分かって安心した。
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売店を発見し、麗江の地図を購入。5元。ガイドブックより断然詳しい。しかも記念になる。
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まずは、麗江の街の全体を把握しようと思い、街の中心地「四方街」に行くことにし、地図を確認しながら向かい、20分程歩いて四方街に到着した。
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四方街は、文字通り四角形の少し広い広場で、この四方街から、放射線状に道がのびている。
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四方街にたどり着き、歩いてきた道も考慮に入れて地図を確認すると、やはりおおよその街の全体像が把握できた。
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そうなると、こっちのもの!転がしてきたスーツケースの重みも忘れ、街のあちらこちらが気になり始めてきた。
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四方街を中心に、スーツケースを引きずり、あっちの道、こっちの道と少しずつ歩き、もっと街を頭に叩き込もうとした。
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麗江は、基本的に道は石畳、当然だが、車は限られた場所しか通ることができない。石畳は整然と並べられていて、スーツケースを引きずるには少しつらいが、とても歩きやすい道の造りになっている。
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景観の美しさは、石畳と水路と水路脇に植えられている木々によって、創り出されている。
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まだ8:30なので、四方街の観光客もまばら。
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小さな麗江の街をほぼ把握して安心したところで、スーツケースを今晩宿泊するホテルに預けに行くことにして、ひとまず四方街を離れることにした。
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それにしても、美しい。中国語では、很漂亮(ヘン ピャオ リャン/とても美しい)と言う。この言葉がとてもしっくりくる。
※很=とても、漂亮=美しい
麗江という地名も、またしっくりくる。麗(うるわしい)江(川)とは! -
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「千里走単騎」=「単騎、千里を走る」
これは、中国雲南省を舞台に父と子のつながりを描く中国・日本合作映画の名前。高倉健さんが日本側の主役。
「千里走単騎」は、三国志に由来する中国京劇演目で、蜀の劉備と契りを交わした義弟の関羽が、劉備の妻子と共に宿敵・魏の曹操の手に落ちるものの、劉備への義理と誠を貫き、ただ一人で劉備の妻子を伴い脱出し劉備の元へ帰還するという、三国志の中でも特に感動的なエピソードを題材にした物語。
このお店は、高倉健さんが、この映画の撮影のために麗江を訪れた際に立ち寄ったらしい。 -
麗江のメインの入り口にある「古城水車」。麗江の街の北側に位置する。
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メインゲートの入り口近くのチケット売り場で遊覧券を購入。
じ・つ・は、このチケットが記念に欲しかったから購入したが、これが無くても、麗江だけなら、何のお咎めもなく観光できる(束河古鎮などはNG)。
何故なら、ここまで何の問題も無く麗江の街を南から北に縦断してきたから。
良い子は絶対にチケットを買おうね! -
麗江のバスターミナルは、街の南側に位置するため、自分は、メインの入り口とはちょうど裏側にあたるところから街に入ったことになる。
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4つ星の麗江格蘭ホテル。
サービスやアメニティの充実度はまぁまぁだが、建物はとても古い。 -
ただ、麗江のメインゲートのところにあり、立地条件は抜群。しかも、265元/泊(約4,000円)だったので、文句なし!
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朝早くにホテルに無理を言って荷物を置かせて欲しいと言うと、掃除中でも良ければという前提で、既に部屋を準備してくれた。とても感謝。
なおも図々しくホテルの部屋のトイレを使わせてもらい、少しゆっくりと麗江の街を見させてもらいながら、計画を立てさせてもらった。 -
あまりのんびりしていても、観光時間がなくなってしまうため、30分程度で出かけた。
出かけた先は、束河古鎮(そくがこちん)。
麗江に比べ観光客が少なく、ゆっくり観光ができるということなので、麗江古城を一旦離れて、行ってみることにした。
※束河古鎮については、第3回に委ねますので、そちらを見てください。 -
束河古鎮観光の後、まだ時間に余裕があったので、麗江古城の水瓶の「黒龍たん景区」にも行き、麗江に戻り、一旦ホテルで休憩することにした。
※「黒龍たん景区」についても、第3回に委ねます。
※「黒龍たん景区」の「たん」は澤に似た字。意味は水溜りのことで澤とほぼ同じ。
休憩後、少し暗くなってきた麗江の街に、夜景を観賞するために再度繰り出した。 -
麗江のメインゲートを入ってすぐに広がる、玉河広場には人があふれんばかりで、麗江を造り上げた少数民族のナシ族の方々がダンスを披露していた。
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街には明かりが燈り始め、昼間以上に心温まる優しさに満ちた町並みに変わり始めていた。
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夜になると観光客が昼間以上に集まってきて、とてもごった返していました。
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夜の四方街の科貢坊。
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夜の四方街。
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批判を受けるかも知れませんが。。。
どうして、世界遺産・麗江に大音量のパブがあるの?しかも少し外れならまだしも、中心地四方街の真横に!これには呆れました。
麗江が若者の恋の街と言われていることも知っていますが、これは無いでしょ!常識がないにも程がある!
すぐにこの気分の悪い場所を離れ、ホテルに戻ることにしました。
非常に残念な思いをしました。 -
四方街を離れ、東大街を歩くいて、玉河広場に向かうに従い、美しい麗江の街に再び吸い込まれ、徐々に気分が晴れてきました。
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玉河広場に着くと、数多くの札が下がっている場所が目に止まりました。
いくつか見てみると、恋愛成就系の札が群を抜いて多いことが分かりました。やはり麗江は若者の恋の街なのですね。 -
夜の古城水車はライトアップされ、多くの人々が記念撮影をしていました。それにしても流石中国、大群衆っ!☆
ホテルに戻り、まだ21:00でしたが、すぐに休みました。
というよりも、朝から歩き回り、着かれきっていたので、睡魔にあっさりノックアウトされ、気がついたら朝になっていたという状態。。。 -
翌朝は、すっきりと目覚めることが出来ました。
7:30にホテルを出て、チェックアウトまでの間に、まだ見ていないポイントを見るべく、まずは万古楼のある獅子山公園に向かいました。 -
昨晩雨が降ったらしく、空気がとても透き通っていて綺麗でした。
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四方街の空気も凛としています。
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獅子山公園に向かう狭い路地。昨晩の雨のせいで、石畳が滑ります。
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じもてぃしかいません。
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獅子山公園に着きました。朝日に映し出された麗江。
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麗江の瓦屋根はテレビで見たものと全く同じでとても美しい。
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いや〜、これが見たかったんです!感動!
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獅子山公園にある万古楼。
全く観光の必要がありません。麗江で最も高い場所なので登ってみましたが、獅子山公園のテラスからの方が、絶景。 -
獅子山公園を降りて、木府に向かいます。
途中、屋台街があったので、朝食代わりに牛串をいただきました。朝から牛串?とも思いましたが、他にも食べている人がいたし、獅子山公園まで歩いたしで、遠慮なくいただきました。 -
官門口をくぐります。
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忠義坊です。昨日到着した時に通った近くだと、名前で分かりました。
木府の入り口にあたる。 -
木府に着きました。
木府とは、元、明、清の22代470年間、麗江を統治した木氏の家。木氏は白沙のナシ族の豪族だったが、獅子山の東に居を移した。 -
三眼井。
3つの水槽を持つ古い井戸。3つの水槽は階段状になっていて、上段が飲用、中段が野菜などを洗う槽、下段は洗濯用。
下段は洗濯用といっても、ここに浮かんでいる白いデカいのは嫌だな。 -
麗江を造り出した少数民族のナシ族は、象形文字のトンパ文字を使う。今でも一部の人々は使用しているらしいが、そのトンパ文字が小学校の外壁に書かれていた。
象形文字って書くのは面倒そうだけど、かわいくて意味は分かりやすそう。 -
四方街に戻ってきました。
まだ昆明に戻る夜行バスまで時間があるので、白沙まで行くことにしました。
※白沙は、第4回に委ねます。そちらを見てください。 -
白沙から麗江に戻ってきました。
世界遺産・麗江。
名残惜しくて、時間が許す限り街を見ておくことにしました。 -
石畳の道と橋。
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街中を走る水路。
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ナシ族と一緒にダンスを踊る観光客。
ここには、老若男女を問わず、心を惹きつける様々なモノがあります。
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