美しいシュベリン城と豊かな自然が印象的だったシュベリンへのショートトリップ

2013/03/01 - 2013/03/01

シュベリンに行こうと思ったきっかけは、たまたまグーグルアースでシュベリン城の画像を見て凄く綺麗な城だと思ったのがきっかけで、ハイリゲンダムから何とか日帰りできそうな場所なので行ってみる事にしました。

宿泊地のハイリゲンダムからは最寄り駅のあるバードドーベランまで行き、バードドーベランでヴィスマール行きの電車に乗って、ヴィスマールで乗換ついでにちょっと観光してからシュベリン方面へ行く電車に乗り換えるという旅程です。

この日鉄道で周る場所が全てメクレンブルク・フォアポンメルン州内にあるため、『Mecklenburg-Vorpommern-Ticket』の大人2人用を購入して2人で26ユーロの格安ショートトリップです。

【旅程】
2/25：成田からFinnairでヘルシンキ経由ブダペストへ。[Kempinski Corvinus Budapest泊]
2/26：ハンガリーの国会議事堂や中央市場観光とオペラ鑑賞。[Kempinski Corvinus Budapest泊]
2/27：ブダペストからAirBerlinでベルリンへ。ベルリンからロストックまでICEで移動しハイリゲンダムにあるホテルへ。[Grand Hotel Heiligendamm泊]
2/28：ホテルでSPAを受けたりバードドーベランやホテル周りを散策。[Grand Hotel Heiligendamm泊]
3/1：北東ドイツのヴィスマール、シュベリン、バードドーベランを観光。[Grand Hotel Heiligendamm泊]
3/2：ハイリゲンダムからフランクフルトまで鉄道で移動。[Hotel Hessicher Hof泊]
3/3：フランクフルトの見本市でお土産を買い込みJAL便で帰国。[機内泊]
3/4：帰国。

【使用機材】
カメラ：Sony NEX-5N
レンズ：SEL24F18Z

エリア シュヴェリーン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空 JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヴィスマール駅からシュベリンまでの車窓は林の中を駆け抜けたり、湖が点在していたりとかなり綺麗な車窓でした。

シュベリン中央駅よりもシュベリン南駅の方がシュベリン城に近そうなので南駅で降りて街中を横切って城へと向かいます。
シュベリンの街の感じは先ほど訪れたヴィスマールとは違い、ハンザ都市っぽい建物ではなく普通のドイツっぽい建物が多い印象です。

スマホのグーグルマップを頼りにシュベリン南駅から15分位歩いたでしょうか。
シュベリン城が見えてきました！

シュベリンは自然豊かな街と言う印象。
街の周りにこういう湖が点在しています。

城までのアプローチがなかなか気持ちよいです。

この城はなかなか凄そうな感じ。
城に近づくにつれ期待感が高まります。

まるで絵画のような風景です。

湖に目をやると、どうも湖面が凍結している場所もあるようです。
鴨が3匹います。

しかし、その左奥の物体をよく見てみると・・・
鴨がひっくり返って死んでいました。あまりの寒さでやられたのかｗ

これはとても綺麗な城です。

ドイツの城と言えばノイシュバンシュタイン城だと思いますが、私はまだノイシュバンシュタイン城に行ったことが無いので今度行ってみよう。

城の近くに劇場や博物館があるみたいです。

近くで見ると本当に綺麗。良く出来た城です。

橋を渡ればシュベリン城です。
一応時間的にはオープンしているみたいで良かった。ここまで来て城の中に入れなかったら悲しいｗ

とても絵になる城です。

外装の装飾も非常に細かく美しい。
こういう城は内装も凄いことが多いので中も期待大。

シュベリン城って日本だと結構マイナーな城だと思いますが、ここは穴場ですよ。
シュベリンはベルリンからICEで1時間位なのでベルリンからの日帰り観光でも行きやすくて良い場所だと思います。
ハンブルクからも同じくらいの時間で行けると思うのでここはお勧めです。

入り口を目指して橋を渡ります。

塔。
この城はかなり手入れが行き届いている感じです。

本当に綺麗な城です。

城の周りはこんな感じで散歩やジョギングコースになっています。
美しい白と湖畔を見ながらの散歩も気持ちいい。

3月初旬なのでまだ寒いですが、季節が良ければもっといい感じなのかな。

湖が綺麗です。

別の角度から城を撮ってみました。
後ろのほうには庭園が続いていますが、時間が無いのと疲れているので入場料を払って城の中へ。

閉館が17時でこの時は16時半過ぎ位で時間が無いので急ぎ目で周ることに。

城の内部。
やはり装飾とかが凄い。予想通り。

城の内部の写真を撮るにはカメラ用のチケットを買ってシールを目立つところに貼る必要がありました。

壁や柱、床の装飾など流石という感じ。

天井もまた凄い。

これは別の部屋の天井。

まるで美術館のよう。

部屋ごとに装飾の感じが違うので、意外と飽きません。

いかにも中世的なステンドグラス。

内装が暗いと重厚感がありますが部屋が暗く感じます。

しかし旅行でいろいろな建物を見たり、いろいろなホテルに泊まると自分の家をどういう内装にしたいかイメージがだんだん固まってきます。

展示品なんかもじっくり見ていたいところですが、時間が気になります。

暖炉の装飾なんかも流石貴族って感じ。

シャンデリアは小ぶりです。

部屋ごとにこんな風に係員の人が立っています。

壁紙なんかも柄が細かいです。

この壷は良いものだ。

展示品の中には当然こういう美術品もあります。

先ほどとは別の人の絵が入っている壷。

綺麗な絵ですな。

額縁が凄い。

先ほどの絵よりも時代が新しくなってきた感じ。

軍人さんっぽい感じですね。

これは昔の日本の壷かな？

内装も凝っていてなかなかセンスの良い城だと思います。

なかなか見ごたえのある城でした。

城のミニチュア。

一瞬これで終わりかなと思ったのですが、まだ先がありました。
1つ上の階に行ってみます。これは多分城の外に飾ってあった石像でしょう。

いかにも中世の貴族たちという絵。

ここは図書室という感じでしょうか。

鍵の装飾も凄い。
まるでドラクエとかにありそうな鍵だｗ

こちらは武器の展示。
サーベルがありますが、19世紀終わり〜20世紀初頭までの比較的新しいものです。

謎の陶器が展示してありました。

街の絵と君主らしき人の絵。

中華っぽい皿が飾られています。

この石像はとても良く出来ています。

いきなり凄い部屋にやってきました。

ここは王の間ですね。
いかにもって感じが凄いですが、装飾が凄くて圧倒されます。

シャンデリアも一味違う。

凄い部屋です。

王の肖像画が飾ってあります。

こちらは王妃でしょうか。それとも女王でしょうか。

この部屋は本当に凄かったです。

奥の部屋もなかなか凄そうな予感。

過去の君主の肖像画が沢山飾られています。

シュベリン城は日本での知名度があまり無いようですが、非常に見ごたえがありました。

時間的にも残り10分位しかなかったので大体20分位で見て周った感じですが、ある程度じっくり見れたので良かったです。

出口のところに飾ってあった中世の騎馬戦闘シーンの絵。

シュベリン城内部の見学を終えてシュベリンの街へと向かいます。

まずはあの大聖堂を目指すことに。

城の周りの湖です。

日が掛けてきて城が更に良い感じになっています。

シュベリン城は外部も内部も見ごたえのある名城でした。
わざわざハイリゲンダムから来て良かった。

オペラ座。
シュベリンに泊まっていたら演目次第では見に行ったかもしれない。

こちらは博物館。

ありがとうシュベリン城。そしてさようなら。

城の近くにあったギリシャ風の建物。

レストランやバーが沢山ありそうな良い感じの路地。

広場に出ると一際大きな教会がありました。

こちらは市庁舎です。

とても古いというか、ぼろい建物です。

広場沿いにやたら立派なレストランがありました。

この建物の1階と2階以上の差は何なんだろうかｗ

シュベリン大聖堂です。
私はとりあえず見ごたえのありそうな教会を見つけたら入ってみる主義です。

何かを訴えかけてくるキリストの絵。

教会は大きいですが、内部は結構普通。

シュベリンの街並です。
お土産物屋もありました。

シュベリンは小ぢんまりとして歩きやすかったです。

立派な建物です。

別角度から見たシュベリン大聖堂。

結構綺麗な街でした。

湖の近くには立派な建物が多いです。

湖畔にあった謎のドラゴンｗ

湖畔を散歩中の親子。

そろそろ中央駅に向かいます。
途中に教会があったので入ろうと思って近づきます。

しかし門が硬く閉ざされていました。
無駄足ｗ

1日中歩きっぱなしだったので非常に疲れましたが、シュベリン中央駅にやっと到着です。

その後ロストック中央駅行きの電車に乗って、ロストック中央駅で乗り換えてバードドーベランの街まで戻りました。
丁度金曜の夕方で、シュベリンからロストックまでの電車は満員御礼。途中まで立ちっぱなしで辛かったですが、シュベリン城は期待通り非常に美しく見ごたえがあったので来てよかったです。