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最後の訪問地ブダペストに到着しました。<br />さっそくホテルでチェックイン。<br />赤いスーツを着たマネージャーだと名のる女性があらわれて<br />部屋に案内してくれると言います。<br />旅の締めくくりに奮発してよいホテルを予約しましたが、<br />まあ私なんかが泊まれる部屋は高がしれています。<br /><br />なんでベッドルームのほかに、広々とした円形のシーティングルーム(居間)やバスルームが2つもついているのでしょう。<br />「気に入ってもらえましたか」ときくので「わるくないね」と答えました。<br /><br />入れ替わりにボーイがワインを持ってきました。<br />ホテルのコンプリメンタリーだと言います。<br />続いてフルーツセットをもったボーイが、やはりコンプリメンタリー。<br /><br />開店10万人目とかに当たったのかな?<br />しばらく休んでから国立オペラ劇場にでかけます。<br />出し物はバレエ「白雪姫」。これなら言葉がわからなくても大丈夫です。<br /><br />エレベータホールまで来ると何だかあやしい雰囲気。<br />スーツ姿のいかつい男たちが何人もいます。その向こうの通路にも。<br />私がエレベータに乗ると一人が乗り込んできて、ボタンを押してくれます。<br />腰には無線機。<br /><br />1階のロビーもなんだか落ち着かない雰囲気です。<br />スーツ姿の輪に制服の警官も混じっています。<br />玄関をでると通りの正面には6台のパトカー。ホテルの角には防弾チョッキを着たスワット系の人も。<br /><br />エライ人がお泊りなんでしょうね。<br />不審尋問をされたりするといやなので、さっさとその場を離れます。<br />すると1台の車のウィンドに日本語の貼紙が見えました。<br />「報道官車 在ハンガリー日本大使館」<br />そのとなりの20人乗りのマイクロバスには「プレス車1号 在ハンガリー日本大使館」<br />あれれ!<br />好奇心はわきますが、開演時間がせまっているので立ち止まれません。<br /><br />オペラ劇場は子ども向きの出し物とあって、家族連れであふれています。<br />予約が遅かったので天井桟敷の席しかありませんでしたが、<br />なんと700フォリント(約400円)。<br />公演のない昼間におこなわれている劇場のガイドツアーが1500円ほどなのでかなりお得といえるでしょう。<br />すなおに楽しめばいい演目なので気持ちも楽です。<br /><br />公演後は叙情的なバイオリンの生演奏をききながらビールを一杯。<br />部屋にもどってネットで調べると、きょうからアジア欧州外相会議というのがブダペストで開かれているとのこと。<br />日本からも名前は知りませんが外相が来られていて、私とおなじ階に<br />宿泊されているのですね。<br /><br />なんでおなじ階のデラックスなスイートにさえないおじさんを?<br />わかりません。<br />ホテルにメリットがあるとは到底思えませんが。<br />部屋を取り違えたのでしょうか。<br />高級官僚のどなたかが「これがおれの部屋か!」と立腹されて、<br />大使館の事務官をしかりつけたりしていなければよいのですが。<br /><br />翌朝、朝食に行くと、あるお部屋のドアの両側にプーチン首相を大柄にしたようなスーツ姿の男が仁王立ちしているのが見えました。<br />エレベータホールにもいます。<br />赤いスーツのマネージャーもいて、いっしょにエレベータに乗ります。<br />1階に着くと、入れ替わりに5人のスーツ姿のお役人ふうの日本人が<br />エレベータに乗り込みました。<br />エリマキトカゲに半ズボン姿の私にちらりと怪訝そうな目を向ける人も。<br /><br />朝食のレストランでは、いく組かの日本人がテーブルを囲んでいます。<br />こちらはお役人には見えません。<br />おばさんたちのテーブルのわきを通りがかると<br />「よし」「それで行きましょう」と観光客らしくない口調の話し声が聞こえます。<br />きっと「プレス車1号」の皆さんなのでしょう。<br /><br />さあ私はこれから市内観光です。<br />この旅最後の自由時間を楽しんできます。<br />有名な温泉にも入って来ようかな。

ブダペストでVIP気分 Kempinski Hotel Corvinus

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2011/05/23 - 2011/06/07

1183位(同エリア3217件中)

4

7

falan

falanさん

最後の訪問地ブダペストに到着しました。
さっそくホテルでチェックイン。
赤いスーツを着たマネージャーだと名のる女性があらわれて
部屋に案内してくれると言います。
旅の締めくくりに奮発してよいホテルを予約しましたが、
まあ私なんかが泊まれる部屋は高がしれています。

なんでベッドルームのほかに、広々とした円形のシーティングルーム(居間)やバスルームが2つもついているのでしょう。
「気に入ってもらえましたか」ときくので「わるくないね」と答えました。

入れ替わりにボーイがワインを持ってきました。
ホテルのコンプリメンタリーだと言います。
続いてフルーツセットをもったボーイが、やはりコンプリメンタリー。

開店10万人目とかに当たったのかな?
しばらく休んでから国立オペラ劇場にでかけます。
出し物はバレエ「白雪姫」。これなら言葉がわからなくても大丈夫です。

エレベータホールまで来ると何だかあやしい雰囲気。
スーツ姿のいかつい男たちが何人もいます。その向こうの通路にも。
私がエレベータに乗ると一人が乗り込んできて、ボタンを押してくれます。
腰には無線機。

1階のロビーもなんだか落ち着かない雰囲気です。
スーツ姿の輪に制服の警官も混じっています。
玄関をでると通りの正面には6台のパトカー。ホテルの角には防弾チョッキを着たスワット系の人も。

エライ人がお泊りなんでしょうね。
不審尋問をされたりするといやなので、さっさとその場を離れます。
すると1台の車のウィンドに日本語の貼紙が見えました。
「報道官車 在ハンガリー日本大使館」
そのとなりの20人乗りのマイクロバスには「プレス車1号 在ハンガリー日本大使館」
あれれ!
好奇心はわきますが、開演時間がせまっているので立ち止まれません。

オペラ劇場は子ども向きの出し物とあって、家族連れであふれています。
予約が遅かったので天井桟敷の席しかありませんでしたが、
なんと700フォリント(約400円)。
公演のない昼間におこなわれている劇場のガイドツアーが1500円ほどなのでかなりお得といえるでしょう。
すなおに楽しめばいい演目なので気持ちも楽です。

公演後は叙情的なバイオリンの生演奏をききながらビールを一杯。
部屋にもどってネットで調べると、きょうからアジア欧州外相会議というのがブダペストで開かれているとのこと。
日本からも名前は知りませんが外相が来られていて、私とおなじ階に
宿泊されているのですね。

なんでおなじ階のデラックスなスイートにさえないおじさんを?
わかりません。
ホテルにメリットがあるとは到底思えませんが。
部屋を取り違えたのでしょうか。
高級官僚のどなたかが「これがおれの部屋か!」と立腹されて、
大使館の事務官をしかりつけたりしていなければよいのですが。

翌朝、朝食に行くと、あるお部屋のドアの両側にプーチン首相を大柄にしたようなスーツ姿の男が仁王立ちしているのが見えました。
エレベータホールにもいます。
赤いスーツのマネージャーもいて、いっしょにエレベータに乗ります。
1階に着くと、入れ替わりに5人のスーツ姿のお役人ふうの日本人が
エレベータに乗り込みました。
エリマキトカゲに半ズボン姿の私にちらりと怪訝そうな目を向ける人も。

朝食のレストランでは、いく組かの日本人がテーブルを囲んでいます。
こちらはお役人には見えません。
おばさんたちのテーブルのわきを通りがかると
「よし」「それで行きましょう」と観光客らしくない口調の話し声が聞こえます。
きっと「プレス車1号」の皆さんなのでしょう。

さあ私はこれから市内観光です。
この旅最後の自由時間を楽しんできます。
有名な温泉にも入って来ようかな。

旅行の満足度
5.0
観光
4.0
ホテル
5.0
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配
  • 無駄に広い! 使い道が……<br />仕方がない、毎朝のストレッチをすこし念入りにするか。

    無駄に広い! 使い道が……
    仕方がない、毎朝のストレッチをすこし念入りにするか。

  • いつの間にかホテルの玄関前がものものしい雰囲気に。

    いつの間にかホテルの玄関前がものものしい雰囲気に。

  • 日本製の高級車にはなつかしい旗も

    日本製の高級車にはなつかしい旗も

  • 幕間のオペラハウス

    幕間のオペラハウス

  • 身を乗り出さんばかりに真剣に観ている子供たち

    身を乗り出さんばかりに真剣に観ている子供たち

  • 観劇のあとは一人で乾杯。6月でもこの明るさ。

    観劇のあとは一人で乾杯。6月でもこの明るさ。

  • 朝食はこんな感じ。野菜が足りませんね。朝からシャンパンを抜いてもらえば、ちょいといい気分で観光に出られます。

    朝食はこんな感じ。野菜が足りませんね。朝からシャンパンを抜いてもらえば、ちょいといい気分で観光に出られます。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • kioさん 2013/03/26 22:30:37
    はじめまして
    falanさん はじめまして

    ブタペストVIP気分 編 楽しく読ませて頂きました
    コメディ映画のストーリー展開を彷彿させます。

    falanさん 完璧に日本の政府関係者と思われホテルの高待遇を
    享受しましたね(*^_^*)
    こういう僥倖、たま〜〜に有りますよね
    でも余りに豪華な部屋に案内されると落ち着かない気分に
    なってしまいますね。

    大昔、ブタペスト滞在の初日を駅で一晩過ごした私から見れば
    とても眩しくみえてしまいますよ(笑)

    falan

    falanさん からの返信 2013/03/27 12:13:02
    RE: はじめまして
    kioさん
    ありがとうございます。

    ずいぶん前にブダペストにいらっしゃったんですね。
    kioさんのブダペスト滞在記を読ませていただきました。
    細かい数字までよく記録されておられますね。
    今とはまったく異なる様子が、まざまざと目の前に突きつけられるようで、たいへん読み応えがありました。

    私は少しあとの1984年から86年にかけて当時の東ドイツに住んでいました。
    当時、ポーランドやチェコには行きましたが、ハンガリーに足を踏み入れたことはありませんでした。
    東ドイツ人の同僚たちから、休暇になったらハンガリーに行きたい、東欧圏の中でいちばん西側に近い国だから、という話をきいていました。
    でもkioさんの旅行記を読んで、ずいぶん異なった印象をうけました。

    両替については私もいろいろと経験をしました。
    現地の通貨でも生活費をもらっていましたが、観光客にくらべて使い道が多かったので(ホテルや鉄道、レストランなども外貨でなく東マルクが使えたので)、ときどき両替のお世話になりました。
    kioさんの間一髪の体験に近いようなこともありました。
    kioさんの旅行記を読みながら、あれこれを思い出してなつかしかったです。

    kio

    kioさん からの返信 2013/03/28 00:20:27
    RE: RE: はじめまして
    falanさん こんばんわ

    私のブタペスト編に幾つも投票頂きありがとうございます。

    falanさんはベルリンの壁 崩壊まえに東ドイツで
    暮らしていたんですね。ホーネッツカーが治めていた
    バリバリの共産国だった東ドイツが崩壊するのは
    falanさんが東ドイツを離れて僅か数年後のことですね

    70年代末期に訪れたハンガリーのブタペストは
    それまで訪れた欧州のどの街よりも居心地よく
    落ち着けたものでした、そして若い人々は明らかに西側の
    風俗に染まっているような印象がありました。

    ドナウ川の川辺で行われたアマチュア・ロックコンサートに
    出掛けたのですが彼らの演奏するポップスは私の耳に馴染んだ
    西側のポップスばかりだった事を記憶しています。

    また寄らせて頂きます。 ではでは〜〜


    falan

    falanさん からの返信 2013/03/28 17:01:52
    RE: RE: RE: はじめまして
    ホーネッツカー! 
    なつかしい名前を久しぶりに目にしました。
    外国からの賓客を伴って、私たちが圧延設備を建設していた
    東独最大の製鉄コンビナートの視察に、何度も来てました。

    北朝鮮の金日成といっしょに来たときは、好奇心にかられて
    見に行って、あやうい目にあいました。

    70年代末のブダペストは、やはり西側の音楽や風俗を
    享受していたんですね。
    居心地がよかったというのもわかります。

    その前に4年間暮らした西ドイツと比べると、東欧はくつろげると
    いうか、そんなに頑張らなくてもいいんだ感が高くて、
    私には性が合ってました。

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