突然の出来事に驚いて・・・・

2013/02/26 - 2013/02/27

無一文に陥り前宿泊地の日本人宿から夜中に追放されて路頭に迷った日本人女性旅行者２人組を救助する目的でイグアス空港に向かった。
無事ピックアップ後、ハファイン・セントロ・ホテルに宿泊させ、翌日の滝見物に備えた。

このところ豪雨続きだったお陰でカタラタスは豪快で、非常に高い位置まで水柱を上げていた。
ブラジル側には虹が掛かっていて彼女たちの前途が明るい事を示唆している様に思えた。

イグアスの滝なんて、もう何回も行って見たくもないのだけれど邦人救助の為には仕方ないのね。
国境の近くに住んでるとロクな事がないな〜、と実感する。



多分、私は、２度と邦人救助などしないと思う。

尊敬と感謝があって初めて救助が成り立つ訳で、
在住者だから邦人救助は当たり前と思ってる人が多過ぎる！

困っている人を見逃せないから手を差し伸べるだけで、
手を差し伸べて当然じゃないんだよ。

感謝の「か」の字もなく通り過ぎる人ばっかりで疲れる。
南米では誰でも口にする「ありがとう」が言えない日本人旅行者、
旅の恥はかき捨てで良いのかい？

ここにはブラジル社会で絶大な信用を誇る日本人移民社会がある。
常に見比べられている事を忘れないで欲しい。

エリア イグアスの滝周辺(ブラジル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

イグアス行きの飛行機は少しデカイのを使ってる

私の家の近くの牧場の中の滝の方がド迫力なのよね
イグアスは落差でいえばブラジルで１０番目、大した事ないのよ

手前の男は私の家で居候していた大学生です

無一文に陥った女性も日本円で１０万円ほどは持っていましたので
ブラジル到着時に２０００ドル強をレアルに両替して困り果ててた大学生と利害が一致して両替していましたが、
この現在のブラジルで女性２人が１０日間、交通費込み１０万円でどうやって過ごすの？？
自殺行為そのものですよ！

だから私は別口で３千ドルを用意し、日本に帰ってからの返済で良いと話し合いたかったのに、この馬鹿な大学生のお陰で たった１０分すら話し合いの機会は与えられず、空港到着以降 終始ナンパモード炸裂で、この態度を見て貰えば如何に酷いか分かろうというものです。

それに、この大学生は女性の部屋で一夜を明かしておきながら、翌朝には何も無かったと弁解し通しで、モラルもへったくれもありませんでした。

私の家に到着後、出て行く様に命令しましたが、汚い男は徹底的に汚く、土下座をして涙を流す醜態を見せました。
そんな日本式がブラジルで通用すると思う心が死んでいます。

とにかく１日でも早く出て行けと告げましたが、結局３週間も私の家族に世話になるだけで、自分では何も出来ない無能ぶりを発揮していました。


そして、とっくの昔に日本に到着しているハズの この３名からは正式な御礼など一切頂いておりません。
親父に叱られたから嫌々書いたというメールが超簡単に大学生から届いただけです。
ふざけるのもいい加減にしろ！

これが現在の日本人の若者の実態でしょうか？
出来たら日本から出ない様に縛りつけて頂けたら幸いです。
在住者にタカって無礼の数々に反省もせず、情けない。

この旅行記へのコメント （8）

• sakikumiさん 2013/11/20 23:34:03

  こんばんは

  イグアスの素晴らしい景色の話と思いきや。なんとも悲しいですね。
  確かに、何かしてもらって当たり前という若者が昔に比べて増えているのも否めないんですが。。
  大人でも、その様な人たくさんいますよね。。私の場合。同じマンションに住んでいて挨拶できない人、犬の糞をマンションに撒き散らして平気なひと。これ決して若い人ではないんです。
  いつから日本はこんなかなー。と思う反面。。礼儀正しい若い人もまだまだいますよね。
  
  そう思わずにいられませんね。。
  

  Mauricioさん からの返信 2013/11/21 08:07:38

  おはようございます。

  sakikumiさん
  
  あれから９ヶ月、本当に今日まで何の行動も有りません。
  僕は彼らの本名・住所・電話番号・メールアドレス、就学先、勤務先、等、
  全部知ってるのに。
  本人たちは逃げ果せたら終了と思ってるみたいなのが悲しいですね。
  
  この手合いが社会に出て来るのでしょ。
  無秩序になるのは当然ではないでしょうか。
  
  今年サンパウロで出会った鹿児島研修生の礼儀正しさに驚きました。
  というか、鹿児島研修生は礼儀正しくないと来れないみたいだけど。
  私の親分である県連会長が私費で研修受け入れして１０年の歴史ですか、
  凄い人と知り合えてるのに身震いしますよね。
  
  同じ意味で僕も絶対に粗相をカマせないので緊張します。
  今年も天皇陛下の招きで訪日されましたし、雲の上の人ながら、
  僕たちとも対等に接して頂き人間とは何かを日々教えて頂いてる様な。
  
  ブラジルには誰もが尊敬する日本人移民が居て、その信用は絶大です。
  そこに新しい移民と旅行者です。
  ブラジル人たちが無意識に自動的に比較対照するのは当たり前で、
  僕たち新移民は先輩移民の顔に泥を塗れないから必死になるけど、
  旅行者たちは、「旅の恥は掻き捨て」文化国からですので、
  様々な足あとを残して行きますね、決して尊敬されない。
  
  そういう意味で日本人旅行者たちが一番気を引き締めて来なくてはいけない
  南米ですが、一番気が緩んで来られてるみたいなのが残念です。
  
  僕は感謝と尊敬を絶対に忘れてはならない南米が大好きです。
  
  
  　　　Mauricio
  
  

• ウェンディさん 2013/05/17 22:09:55

  迷える子羊に

  Mauricioさん　こんばんは。
  
  旅行記(記録)を拝見しました。
  
  日本の若者の無礼、本当に申し訳ありません。私は、もうおばさんと呼ばれる年代ですが、たまに若者の様な形式の旅をします。そんな時に、日本の若い旅行者と言葉を交わすことがありますが、全てがこのような方たちではないと思います。（というか信じたいです）
  
  でも、このような人たちが存在していることも事実。同じ日本人として情けないです。
  もしかすると、甘やかされて成長してきた世代の子供たちなのかもしれません。(日本にはほんの少し前まで、ゆとり教育という教育制度があり、現在年頃を迎える子供たちは、学習と心の成長の程よいバランスを崩してしまっていたのかもしれません)
  
  私にも娘が一人いますが、「多少勉強ができなくたって、ありがとうの言葉と感謝する気持ちが一番大事」と教えてきました。彼女たちが大人になった時に、人にやさしくでき素直に感謝することができる人が増えてくれたら。と思っています。
  
  ブラジルの自然・文化に憧れて旅する若者は沢山いると思います。
  どうかそんな彼らを、怒る時は厳しく叱り、困っているときは適切なアドバイスを与え、迷える若羊たちに道を示してあげてください。
  
  ウェンディ
  

  Mauricioさん からの返信 2013/05/18 03:04:20

  RE: 迷える子羊に

  ウェンディさん
  
  おはようございます。
  
  コメントありがとうございます。
  
  私が思うに、学校教育ではなく親の躾の問題ではないかと。
  放置主義の残骸が外国を旅して至る所で問題を起こすのでしょう。
  
  私の家から出発前夜に親父から渡せと言われたからと言って、
  鼻先に１０００ドルを突き出して、「ほら受け取れ！」
  私の年齢の半分もいかない若造の態度でしょうか？
  信州大学などその程度と思っております。
  
  ブラジル、イギリス、日本で完全無償のボランティアをして来ました。
  お金など欲しくないのです、困っている人の笑顔の為に働きたい。
  
  若者全員が失礼などと思っていません。
  いつでも手を差し伸べる用意は出来ております。
  若者を心豊かに育てるのも我々の仕事ですから。
  
  
  １４日に日本に帰国しようと思ってサンパウロに出て来ましたが、
  恩師危篤の一報に出国せず、毎朝病院に見舞いに行っております。
  
  色んな事が起こりながら人生は流れるんですね。
  
  
  　　　Mauricio
  
  

• ももであさん 2013/04/10 07:11:36

  若者とバカ者

  Mauricioさん
  
  > 出来たら日本から出ない様に縛りつけて頂けたら幸いです。
  > 在住者にタカって無礼の数々に反省もせず、情けない。
  恩を仇で返すとは、まさしくこのことでしょうか。
  拝読するだけで、腹立たしく情けなくなります。
  
  > これが現在の日本人の若者の実態でしょうか？
  ちょうど3日前に、道ばたでうずくまっているサイクリストを
  見かけました。転倒し前歯は折れ、顔と手足が傷だらけ。
  
  救急車を呼んで待っている間に、応急処置をしましたが、
  彼はずっと痛みをこらえながらも、感謝の態度と言葉を
  忘れませんでした。
  
  25歳、心根のある‘若者’もいます。
  ‘バカ者’は縛り付けておくので、困った‘若者’には、
  これからもどうか手を差し伸べてあげて下さい。
  
  ももであ

  Mauricioさん からの返信 2013/04/10 10:04:58

  RE: 若者とバカ者

  ももであさん
  
  おはようございます ＆ ありがとうございます。
  
  サイクリストのお話を伺って少し安心致しました。
  そうですよね、全部が酷い訳じゃない。
  たまたま変なのに当たってしまったと思えばどうって事ないです。
  
  嫁さんでも殆ど掛けて来ない携帯電話が鳴ったらドキドキします。
  ブラジル国内だけじゃなく日本からも掛かって来ますから。
  国境に住むとは大変な使命を背負っているんだと認識します。
  
  口ではもうしないぞ！、などと言いながら相変わらず旅行相談をしています。
  若者の可能性を私が殺してしまっては何もなりませんものね。
  今後も手を差し伸べ続けます。
  
  ありがとうございました。
  
  
  Mauricio
  

  ももであさん からの返信 2013/04/10 18:51:14

  GOD SCRIN A MELHOR!!

  若者に代わり御礼申し上げます。
  
  若者には、未来を託す架け橋の手を差しのべ、
  バカ者には、哀れみの眼差しを…　ですね。
  
  地球の裏側にも、Mauricioさんのような気骨の
  ある人がいるかと思うと、ホッとします。
  
  いつの日かお邪魔することがあれば、
  Gold Scrinのグァラナをご馳走して下さい♪
  

  Mauricioさん からの返信 2013/04/10 19:56:37

  RE: GOD SCRIN A MELHOR!!

  ももであさん
  
  ありがとうございます。
  
  バカ者も 培った人々が離れて行き独りになった時に気付くのでしょう。
  その場で理解するか、数年後、数十年後かは個人差がありますが、
  若者を育てるのも我々の使命ですね。
  
  私より先輩移民の方々の気骨に圧倒される毎日です。
  本当の日本人の魂が今も生きています。
  
  グァラナなんていつでも、
  この地域はパラナ州でも一番水が美味しいところで、
  Agua Boa なんて地名もあります。