2006/08/12 - 2006/08/16
178位(同エリア876件中)
鼻毛マンさん
日本が満ち溢れた町であるケアンズは、英語がいらない町です。
ハワイも英語がいらないと聞いたことがありますが、きっと同じような場所なのでしょうか。
英語のいらないケアンズでは、ツアーの手配を簡単に現地で行うことができ、日本から手配せず、現地でその場の状況に応じて手配するのがベターだと感じました。
家族連れやカップル、グループが多く、男一人で訪れるのはちょっと場違いな感じでしたので、一人で訪れようとしている男性は要注意。
男一人で訪れてもまったくの問題の無いのがエアーズロック。
文中にも書きましたが、アボリジニの聖地である最近はウルルと呼ばれることが多くなってきました。
ウルル登頂には雨,雲,風,気温,低気圧,雷など厳しい気象条件が課せられており、登頂できる日の方が少ないようです。
そのため、気候が安定している現地での冬に訪れるのが良いのかもしれません。
文化尊重の風潮が強まる中、近い将来登山禁止になるかもしれないウルル。
一度は訪れておきたい場所です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
12日の朝9時。
ケアンズを経て、エアーズロック空港に降り立つ。
大陸のど真ん中だけあって、雲一つ無い空が、徹夜明けフライトの身に沁みてくる。 -
エアーズロックリゾートからエアーズロックを見る。
エアーズロックは先住民であるアポリジニに所属権があり、周辺に建物を建てることができない。
そのため、22Km離れたこの地に観光施設を建て、観光客はここに寝泊まりしてバスでエアーズロックへ向かう。
赤茶けた土が特徴であるこの地の土には多くの鉄分が含まれており、陽光と酸素にさらされた表面部分の鉄分が錆びることで赤く変色する。 -
金に物を言わせて、ヘリを手配。
抜けるような空の下、搭乗。 -
同乗者の実に嬉しそうな表情。
おそらく僕はもっと嬉しそうにしていたでしょう。 -
上空から見たエアーズロックリゾート全体。
砂漠の中に忽然と建設されたこの町を潤すほどの地下水は、当然ですがありません。
観光の為に莫大な資金を投じて作られた人工の町。
僕が宿泊したホテルは右上辺りだろうか。 -
世界で最も大きい一枚岩。エアーズロック。
エアーズさんが発見したことからこの名が付いたと言われている。
もともとのアポリジニのものであり、彼らは「ウルル」と名付けていた。
文化尊重の風潮から、近代では彼らの呼び名である「ウルル」で呼ばれることも多くなってきたようだ。 -
この岩は地殻変動により、写真左から85゜右回転しながら隆起したと言われている。
地層のラインが縦に入っているのが、証拠とのこと。
確かに反対側にまわると、地層が横に入っていた。 -
大小36の岩からなるタカジュタの風景。
エアーズロックは85゜でしたが、ここは5゜傾いた地層をしている。
この岩がはるか離れたエアーズロックと地下で繋がっているというのだから壮大な話だ。 -
麓に下りると風の谷という場所があり、宮崎駿の風の谷ナウシカは、ここをイメージして作られたと言われている。
-
午後3時出発のサンセットツアーに参加。
カタジュタ、風の谷ウォーク。 -
ウルルサンセットポイント。
-
日没の進行に合わせて、赤く染まるウルル。
ツアーにはサンセットとサンライズがあり、双方のツアーに参加。
雲が発生しない地での日没,日の出は、これ以上無い程の情景を醸し出してくれる。 -
ウルルサンライズポイント。
-
薄暗い早朝から明るくなるにつれて徐々に色を変えてゆくエアーズロック。
一見の価値あり。 -
13日 さぁ、ウルル登山です。
観光客達が我さきに登ってゆく。 -
平均斜度38゜,最大斜度48゜の斜面をチェーンを頼りに登る。
登山で毎年幾人かの人が亡くなっており、先住民であるアポリジニは、ウルル登山を善しとしないメッセージを僕達に伝えている。
近い将来、登山禁止になるかもしれない。 -
ウルル頂上の風景。
360゜見渡す限りの地平線は、苦労して登った人達へのご褒美といったところだろうか。 -
14日 ケアンズの朝。
この風景を見ながら朝食を採っていたことを考えると、いつもの会社生活が虚しくなってくる。
逆光をうまく利用した、写るんですの限界を引き出した一枚。 -
グリーン島のツアーに参加の後、お肉が有名なお店で豪華ディナー。
バッファロー(右上),カンガルー(左下),ワニ(右下),魚(左上)カンガルーが思いの他美味しくて感動。 -
15日
キュランダツアーに参加した後、有名なシーフードレストランでのロブスターディナー。
これは美味かったぁ〜。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- うるるさん 2014/02/25 00:15:20
- 懐かしい!!
- 鼻毛マンさん、こんばんは。
先日は、ベルギーのダイジェスト版の旅行記に投票いただき、コメントまでありがとうございました!
鼻毛マンさんは、北朝鮮や南極までいろんな国に行かれてるんですね。
私は初めての海外はオーストラリアだったこともあり、とても印象に残っていて、うるるという名前もエアーズロックから取ったぐらいで(^^ゞ
でも、登ることができたのは、やっぱりラッキーだったんですね。
私が訪れたのは15年ほど前の3月だったんですが、確かに風は強かった記憶があります。
そしてハエも多かった…(^-^;
カンガルーのステーキは確かに美味しかったです♪
でも、ワニ肉は売り切れていて食べれなかったのが心残りで(笑)
メルボルンとかタスマニア島とか、行ってない場所へもいつか行ってみたいな。
それでは、またほかの旅行記もゆっくり読ませていただきますね。
うるる
- 鼻毛マンさん からの返信 2014/02/25 22:41:47
- カンガルーミート〜
- こんばんは、うるるさん。
こんな鼻毛のようなところに来ていただくだけでもありがたいのに、コメントまでもらって幸せです。もうすぐ春かな〜。
えへへ。
いろんな国にいってていいでしょー。
いままで辺境の国が好きだったのですが、最近は歴史ある重厚なヨーロッパもいっちょまえに見に行くようになってしまいました。
鼻毛のくせにって言われないよう自重した行動を心掛けています。
やっぱりうるるさんもうるるに行かれていたんですよね。
この一枚岩とアボリジニの文化は、引きつけられるものが確かにありました。
アボリジニの文化を尊重するのならば、うるるに登ってはいけないと思いながらも、せっかくに来たのだからって、張り切って登ってしまったことを昨日のことのように鮮明に覚えています。
旅先の強い印象は、たぶんきっと一生消えずに残ってくれるものなのかもしれません。
カンガルーの肉はうまかったですねー。
最近、オーストラリアと聞くと、シィーシェパードに代表される動物愛護がどうしても日本人として目に付いてしまいます。
おまえらだってカンガルー喰ってるじゃん!って言ってやりたいです。
僕もうるるさんの旅行記、また読みに行きますね。
それでわ!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
エアーズロック(オーストラリア) の人気ホテル
オーストラリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストラリア最安
285円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
20