2012/12/25 - 2013/01/10
671位(同エリア1037件中)
ちゃおさん
ビエンチャンの繊維博物館には、藍が栽培され、藍染の工房などもある。ここで藍染の原液を初めて見ることもできた。大壺の中にどろっとした群青色の液体が入っていて、ここに布をどっぷり漬けたら、さぞかし見事な青色に染まるだろう。少しばかりツンと鼻を衝く匂いは、藍が発酵しているなのか。
工房の隅に大きな来館者用のテーブルがあり、案内の夫人から、今お茶を持ってくるのでここで待つように言われる。暫らく待つとテイ―ポットに入れられたお茶が運ばれた。藍色をしている。何のお茶かと聞くと、「アンサン」と言う。ああ、これがそうか。去年バンコクのルンピ二公園で、女性が小さな花を摘んでいた。何にするのか聞いたところ、「お茶にする」、と言っていた。健康に良いお茶で、タイでは「アンチャン」と呼んでいる、と言っていたが、あの時のお茶と同じものなのか。
「อัญชัน」、タイ語ではこう書いて、「アンチャン」と呼ぶ。案内の夫人にタイの「アンチャン」(อัญชัน)とおなじものなのか?と聞くと、そうそう、ラオスでは「アンサン」と呼ぶが、タイでは「アンチャン」、同じお茶です。との返事だった。
ルンピニ公園では葉を噛んで、お茶の味を想像したが、今はここでこうして実際に「アンチャン」を飲んでいる。さっぱりしたハーブテイ―だ。心が何か軽くなるような味覚である。味覚と言う程のものはない、味覚があるような無い様な薄い味覚である。ポットの中を覗くと、お湯が真っ青に染まっている。ギセイ(擬製)の青と同じ透き通った青だ。如何にも身中の毒素を綺麗さっぱり浄化してくれそうな色だった。
いろいろ聞き尋ねここへ来て良かった。ここで藍染工房を見、又、アンチャンを飲めるとは。ポットの中には3−4杯分のアンチャンテイ―(น้ำอัญชัน)が入っていたが、残さず飲み干し、夫人に礼を言う。これがLao’s Hospitalityと言うものだろう。
- 旅行の満足度
- 5.0
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繊維博物館の園内にはいろいろな南国の花が咲いていた。
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火の鳥のような花だ。極楽鳥か・・。
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大きなサンニンの葉のような花。
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ご婦人は花の名前を一つ一つ教えてくれたが、とても覚えきれるものではない。
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初めて見るような花が沢山咲いていた。
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藍染工房に感心したり、南国の花を見ている間、南国のお茶「アンチャン」(น้ำอัญชัน)が運ばれてきた。
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ああ、青い色のお茶!
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テイ―ポットの中を覗くと、ああ、ああ、アンチャンの花(ดอกอัญชัน・ドークアンチャン)が浮いていた。
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アンチャンを飲み終えてからも、園内の花の案内が続く。
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パッションフルーツの花が咲いている。
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ああ、これはバナナの花だ。
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Jack Fruits!
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南国風の鶏頭のような花も咲いていた。
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ラオスのアイリスなのか。
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「パーマイ・ラオ」(繊維博物館)、入館料35,000Kは自転車のレンタル3万Kよりも高く、バンビエンまでのバス代4万Kに近いが、見る価値はあった。良い思い出になった。
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