★台湾で食について考える・・・①道端での出会い

2013/01/31 - 2013/02/05

10年ぶりの台湾へ、鹿児島空港からの直行便にて。・・・

　目的は台湾の食の調査と鹿児島産魚の輸出商談・・となっているが
要は、台湾を感じ,台湾で食について考えたいのである。

　これまで毎年１０００ケースほどキビナゴを台湾へ輸出してきたが、「さて　台湾ではどんなふうに食べているのか？」
「食べている人はどんな人か？」

　やってきた台湾は、日本で減船しているマグロ船の引き受け先で、
各地で新鮮な魚が水揚げされる産地でもあった。

写真は、キビナゴの流通を追う中で、デパート地下・量販店・外食は
もちろんよく売られ、食べられていたが、
　ふと　訪れた路地裏で、
　通り過ぎてからふと振り返り、売られていた物を確認すると、
「ボイルされたキビナゴ」だった・・・

　感動であった・・「こんなところまで・・・」
「写真いいですか？」・・
「もちろん」
「有難う・」・・・・いい旅になりそうだ。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機

鹿児島空港から飛び立つと、
間もなく薩摩半島のはずれ野間岬が見えてくる。
マグロの養殖場はみえないかな・・・・

　何回も車で走ったコース・・
地形がよくわかる。

旧正月が近い為、街の雰囲気も変化します。

とりあえず市場へ・・

おめでたい金柑・・

鹿児島からの直接輸出ではありませんが、
東京の市場かから、かなりの量が・・

果物が豊富だと、食も豊かに感じられます。

う・・ん
なんとかなる・・

巨大な瓜が、
食を支えます。

居酒屋で
「今日のキュウリ、少し大きいのよ」
と言い、これを出したら、
驚くだろうな・・・

それにしても・・

市場のはずれで日向ぼっこ
幸せかな？
きっと尖閣列島なんてどうでもいいのだろうな・・

優れた冷凍をし、優れた冷凍設備で保管すること・・

しかし生には敵いません。
冷蔵庫も不要、すぐ調理しすぐ食べます。

日本で獲れる魚とほぼ同じ

日本国内では養殖カンパチが再生産できない価格で取引されています。
しかしここ台湾でもカンパチは養殖され、もっと安く売られています。

お腹に点のある「星カツオ」
新鮮なうちしか生食は進めませんが、
絶品です。・・絶品
　やっぱり知っている人が、
こそっと買い
一人喜び食ししているのでしょうか

綺麗にラップされた魚達

栄養効果も高い
いい出汁の出る
乾物も豊富です。
グルタミン酸・・イノシン酸・・コハク酸
みんな集合・・

新しい市場のできたレストラン併設の水産売り場

最近　日本で見ない見ないと思っていたら、
こんなところに〜

鮮度の素晴らしい姫鯛などの高級魚が
もちろん高級価格？で売られています。

ペンギンが見張る売り場

アウトパックは価格も安い

市場でこんなものも

リージエントホテルにて商談
レデイーガガやマイケルジャクソンも宿泊したと
さりげなく自慢してました。

大人気のビッフエ

メニューの豊富さの割に
そんなに高くないので大人気

信号で止まると、売りに来ます
いい香りが・・

で・・一応

ショウロンポウも・・

一人でコーヒー飲みに・・

台湾の寿司は
争鮮寿司が一番多く
元気寿司・海寿司などが続きます。

さあ・・夜がきて
街もますます
元気が・・・

ナイトウオーカー出動・・

フルーツ
美味しい

夜市にて

魚の展示が面白いな・・
これは、日本ではないな・・と
ほとしきり感心・・
これほど丁寧に展示していただければ
ご両親も安心です。

台湾で一番印象に残ったものはと聞かれれば

夜市です。
毎日　お祭りです。
元気いっぱいお祭りです。
美味しい物いっぱい
買わないけど、誰が買うのか
売っているモノいっぱい

先ほどまで某新聞の取材を受けていた。

「なぜ魚の価格は安くなったのですか？
　売れなくなったのですが？」

骨がいやだ・始末に困るなどいろいろ理由はあるのだろうが、
美味しい食べ方などを対面で教えてくれる町の魚やさんが
なくなっつてきていることも、その一因であると思う。

　「デフレの正体」で言われているように、
日本は急速に人口が減り、中間層がいなくなることで、
消費も減少していく→生産も減少していく
ことは間違いない。
しかし間違いなく減少していく未来を
労働力として救うのは、女性達であろうし、
　そこでの食は台湾のような安い外食やお弁当になっていくのだろう。

「えっ　　味気ないな〜」

でも毎晩　夜市に出かけられるのは
ある意味　幸せなのでは？

そんなことないか・・

でも　夜市はいいかも
　　人口は半分になっても
　　　　安く美味しい食と、お酒が飲めればいいのだ　続く・・

この旅行記へのコメント （2）

• わんぱく大将さん 2013/03/07 10:00:33

  魚や

  mogu muyauchiさん
  
  魚の陳列、機会があれば、こちらのもの送りますが、魚やさんの包丁も中国の包丁のように大きい。で、おっちゃんより、おばちゃんんほうが店番として活躍している。　買う時、内臓はとらなかったように。。。
  
  　大将

  mogu miyauchi さん からの返信 2013/03/11 07:13:54

  RE: 魚や

  
  > 　大将さん　おはようございます
  
  　台湾の魚の種類は鹿児島にとても近かったです。
  
  最近みんなでよく話しますが、温暖化の影響か
  北海道でブリが大漁だったり、
  鹿児島でも沖縄系の魚が獲れたり、
  地球が変化しているのを感じます。
  
  　・・地元で食べる魚も変わっていくのでしょうね・・