2012-2013：冬たび・その5 『北のパリ・トロムソ』　1日フリータイム前編　～街の中を行ったり来たり～

2013/01/02 - 2013/01/02

≪5日目≫

終日、自由行動

：予定：
○ 観光案内所で北極圏到達証明書をもらう
○ ポーラリアを観にいく
○ Mackビール醸造所ガイドツアーに参加

この回はここまで。
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○ 北極教会のステンドグラスを観にいく
○ どこかお店に入って夜ご飯

夜は、バスにて人口光の少ないオーロラ鑑賞に適したスポットへご案内します。


トロム泊

エリア トロムソ(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 日本旅行

今日は1日自由行動になります。
犬ぞりのOPもあったけれど･･･高いんだもの。。

8:00くらいに朝食会場へ来てみました。
知っている顔ぶれもチラホラいたので
皆さんの今日の予定を聞いたりしつつ情報収集。

朝食会場の壁にかかっていた大きな絵。

シリアルにトッピングできるドライフルーツも
種類豊富！！

明日は出発が早いので、
こちらの朝食を食べられるのは今日のみ。
ちょっと残念。

ヨーグルトシリアルもおしゃれ〜に
盛り付けられて並んでいます。

【Good morning salad】と書かれたプレートが。
マンゴー、パパイヤのトロピカルなフルーツと鷹の爪。
お互いにビタミンカラーで色合いはいいよね♪

などと言っている場合ではないですよ(汗)
思っている以上に辛かった(>_<")))))
チビッ子が｢フルーツだ！｣って食べたら事故になります。

ゴマたっぷりのパンを半分に切って、
サーモンとチーズでサンドを作ってみた。
やっぱりサーモンは美味しい！！

お腹いっぱい食べたら
街に繰り出しましょう！！

前にトロムソに来たことがある方から
｢行列は覚悟したほうがいい｣と言われたので、
オープン時間に合わせてツーリストインフォメーションへ。

ここで『北極圏到達証明書』を頂くのです。
1枚＝50NOK

到着すると行列なんてどこへやら。
逆に開いていないのかもと心配になったくらい･･･
日本人は誰もいないし、ガラガラ。。

トロムソはかつて北極探検に向かう探険家が出発して
行った港街。

その中で一番の有名人は“ロアール・アムンセン”さん
でしょう。
北極探検に行くと言いながら、こっそり行き先を南極に変えて向かい1911年に人類初の南極点到達を果たした人物です。

1928年、北極探検に出て遭難したイタリアの探検隊を捜索に出たまま、行方不明となっています。
ノルウェーにおいて今でも功績を語り継がれる方です。

バスターミナルから
バスがどんどん走り出していきます。

街中は人通りも少なくて、まだ静か･･･

夫のリクエストでスーパーにやって来ました。
(お土産を探さないと気が休まらないらしい)

色鮮やかなフルーツ。

我が家のお土産の定番、インスタントスープの素
たくさん種類があって選ぶのも楽しい♪

ここのレジのお兄さん、
小銭をピッタリ出したら｢Perfect！｣って言って
親指を立ててくれた。
細かく出すと嫌がる国もあったから対応が新鮮。

些細なことだったけど、いい1日になりそう♪

街歩き用の飲み物なんかも購入して、
一旦ホテルへ荷物を置きに戻ります。

街中のホテルだったのでちょくちょく荷物を置きに
戻ったり、トイレに寄ったりできて便利でした。

メインの通りを入った建物の壁にアート。

上手だけど、見慣れた感が。。。
ヨーロッパっぽくないのが
個人的に残念。

夫が荷物を置きに行っている間に、
昨日、目をつけていたお店に入ってみる事に。

【ロイテン･リュース/Loiten Lys】
(実際の表記はoに/が入ってます)
宿泊しているホテルの道向かいにあるお店。

リアルなニッセが出迎えてくれました。

店内で三猿と遭遇！！
(慌てたのでピントが合っていませんが･･･)

なぜこんな場所に？！
買う人いるのかな〜

後日、スカンジナビア政府観光局のHPを見ていたら
こちらのお店が紹介されていました。
全て手作りのキャンドル専門店、なんだそうです。

この時は時期的なものだったのか、
店内にはクリスマス小物がたくさんディスプレイされていました。(しかもセール価格！)
手ごろなサイズのニッセがいたので
何人か連れて帰ります♪

さてさて、観光でもしましょうかね。

向かった先になにやら銅像を発見。

“ヘルマー・ハンセン”
アムンセンと一緒に人類初の南極点到達を達成した時のメンバーの1人です。

犬ぞりのわんこ達の表情がとってもリアル。
銅像とは思えない表情をしています。

このわんこの視線の先には・・・

ハンセンさん。
険しい表情ですが、わんこ達の表情を見れば
いい人なんだろうな〜って思います。

そうそう。
ハンセンさんの銅像を観に来たわけじゃぁないのよ。

こちらの【ポラリア(北極圏水族館)】に来たのです。

ドミノを倒したような･･･って
ガイドブックで紹介されてる建物です。

入場料:1人120NOK
入場料を払うときに、シアターでの上映時間を教えて
くれました。(英語だったので理解はザックリ)

白熊が無造作に置かれています(しかも倒れた状態だし)
ちょっと顔が怖い(汗)
この周りに木材やポールなどもあったので
資材置き場、みたいな感じ？？
お客さんから丸見えだったけど･･･

わーい。
水族館らしい雰囲気になったよ♪

イソギンジャク。

名前はわからないサカナ。

じーっとしてあまり動きません。

ぽつんと、ヤドカリ。

この人はけっこう活発に動き回っていました。

別の広い水槽に、ビッグサイズのサカナ。

世界最大のカレイっていわれる
“オヒョウ”かな。

これと同じ種類のサカナは他にも数匹いました。
“オオカミウオ”かな？？

ほとんど動かない。。。
でもいいの。
そういうサカナ達しかいないの知ってて来ているから。
日本の水族館みたいな派手な色や
可愛らしい風貌のサカナはここにはいません。

“アゴヒゲアザラシ”のプールを通れるようになっている
トンネル。

いろんな格好でアザラシが通過していきます。
しばらく見ていたけど飽きないね〜
楽しい♪

アザラシのプールはあちこちに窓があって
中の様子を見ることが出来ます。

プールの端のほうにある丸窓。

アザラシは窓の位置を知っているのか･･･
ちょくちょく姿を見せに来ます。

トンネルの脇にある半円系の窓。
窓にぴったりくっつくと視界がプールのみになって
水の中にいるみたい。

他にもいろんな方法で観察できる窓があって
意外と楽しめます。

入る時に教えてもらったシアターの上映時間になったので
シアターへ移動。
館内放送もありましたが、たぶんノルウェー語。

シアターは2ヶ所あって、
時間差で違う内容のものを上映しています。

私達が観たのはオーロラの映像。
オーロラが出来る仕組みやオーロラの映像など。
言葉はたぶん英語(ノルウェー語だったかも。どちらにしても分からないけど)でも映像だけでも充分でした。

この映像もオーロラを観たとカウントしてもいいかな(笑)

シアターの後は極地歩きのセクション。
南極や北極を疑似体験できるみたい。

洞穴で白熊が寝てます。。
ご丁寧にイビキの効果音付きです。

白熊のあとは海鳥ゾーン。
で、おしまい。

雪、ツンドラ、オーロラを体験できると説明していたけど・・・
体験した記憶がないまま出ちゃったよ。

「冷たいな」って思った時があったから
その時なにか降らせていたのかも。

鳥はけっこうリアル。

鳴き声も流れていました。

アゴヒゲアザラシのプールに来ました。

途中から別行動していた夫が先にいて、
アザラシさんと仲良くなっていた！
見ていたら近づいて来たそうです。

手を伸ばせば届きそう。。

くりくりなお目めで見上げられたら・・・(///ω///)

この方は｢舞さん｣
なぜか日本語の名前が付いています。

悠々と泳ぎながら、
時折こちらをチロッと見ています。

アシカ達はみんな人間の動きを良く見ています。
なんかこちらの行動を見透かされているみたい。。。

柵の周りに立っている人間を観察するのが楽しいのかも。

ほらね。
たまにこうしてシャッターチャンスをくれるんです(笑)

このタイミングを活かせるかは、
カメラマンの腕ですが･･･

12:30
餌付けのショーが始まります。

ノルウェー語の後に、英語で挨拶してました。
例によって、どっちの言葉もわかりませんが・・・
恐らく「明けましておめでとう」みたいな。

ブールは広いので、3ヶ所で餌付けが始まりました。
どこに立っていてもアザラシが見られるようになっている
みたい。

でも、3ヶ所すべてが見える場所にいると目移りしちゃって
まったく集中できないよ。

これは『タクシー』だって。

ジャンプしてボールにタッチ！！

ショーは15分程で終了。

もうひとつのシアターも観たいけれど、
次の予定があるのでポラリアはここまで。

『次の予定』は｢マックビールの醸造所ガイドツアー｣です。

ちょっと入りづらい、というクチコミ通りの入り口を入って
みる。ガイドツアーは13:00から。今は5分前くらい。

バーのカウンターに集合とあったので店内をうろうろしつつ待ってみる。。。

店内の壁にあった名言(笑)

ここにも白熊がいたよ。

時間になったけど一向に人が集まる気配がない･･･
人数が少ないと催行されないらしいのでカウンターのマスターに「ガイドツアー？」って聞いたらちょっと険しい顔になって、何か言いながら手をシッシッて払うジェスチャーをされた。

あ、あれ？
ここじゃないの？？

バーの建物の反対側にあるマックビールのビルに
来てみた。でもこっちはオフィスって雰囲気で
ガイドツアーなんてやっているようには見えないよ。

さっきのマスターの対応から･･･
ガイドツアーをやっていないことはわかった。
新年だからまだ休みなのかな･･･


そして、これは帰ってきてから分かったことで
ビール醸造所は2012年6月にトロムソ郊外の
ノールヒョースボトゥン/Nordkjosbotenへ移転したそうです。そしてガイドツアーは新しいビール醸造所で行っています。

あのマスターの態度は
「もうやっていないのにまた来やがった！」って
感じだったのね。

こんな事なら･･･
ポラリアのもう1本のシアターを観たかったな。


道端で、ナルビィークでもお会いしたご夫人と再会。
やっぱりしかめっ面(笑)

ポラリアに戻って来ました。
シアターは観られないけど入口脇のギフトショップを
見に来たのです。

アザラシの毛皮を使ったものなどあったけど
ポラリアのオリジナル商品の扱いがほとんどなくて残念。
何も買うものがなく退散。

がっかりな事が続いたので、ちょっと休憩しましょう。

40店舗以上のショップが入っているショッピングモール
ネールストランダ/Nerstranda
広めのフードコートがあると思って来たけれど
食事が出来るお店はそんなになかった。

そんな中でも広めなスペースのこちらのお店。

セルフで品物を選んで、レジでお会計します。
上段のカラフルなカップケーキも気になるが。。

チキンにスィートチリソースがかかったサンドとコーヒーに。

この組み合わせで95NOK
日本円にすると約1600円！
高い！！(°Д°))))

うなだれる夫･･･
サンドの値段の高さに･･･ではないです(笑)

夫はレジで注文するメニューに挑戦したのです。
ノルウェー語はもちろん、英語もまったくダメですが
今までも指差し･ジェスチャー･笑顔で切り抜けてきた男。
それが今回はそれがまったく通用せず･･･
相手もノルウェー語しか分からなかったみたいで『完敗』
一気に食欲までなくしていました。