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チロルで過ごした夏休み。<br />フルプメス村の聖ウィトゥス教会(ザンクト・ファイト教会)周辺をぶらり歩きました。<br /><br />この表紙の写真は、聖母被昇天祭の日の教会です。<br />この日は、マリア様の像が祭壇に安置され<br />ピンク色のダリアが飾られて、華やかな雰囲気でした。<br /><br />

2012年夏 チロル旅行記 【19】ピンクのダリアで飾られたフルプメスの聖ウィトゥス教会

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2012/08/15 - 2012/08/15

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旅するうさぎ

旅するうさぎさん

チロルで過ごした夏休み。
フルプメス村の聖ウィトゥス教会(ザンクト・ファイト教会)周辺をぶらり歩きました。

この表紙の写真は、聖母被昇天祭の日の教会です。
この日は、マリア様の像が祭壇に安置され
ピンク色のダリアが飾られて、華やかな雰囲気でした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
徒歩
航空会社
エールフランス
旅行の手配内容
個別手配

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  • フルプメス村をぶらり歩きました。<br />あちらに見える、聖ウィトゥス教会(ザンクト・ファイト教会)の中に入ってみます。<br /><br /><br />

    フルプメス村をぶらり歩きました。
    あちらに見える、聖ウィトゥス教会(ザンクト・ファイト教会)の中に入ってみます。


  • この教会の内装は白を基調とした上品なロココ様式となっています。<br />私はこの教会がとても好きです。小さな教会ですが、非常に美しいと思います。

    この教会の内装は白を基調とした上品なロココ様式となっています。
    私はこの教会がとても好きです。小さな教会ですが、非常に美しいと思います。

  • この教会は1746年から1747年に司祭であり建築家のFranz de Paula Penz の指揮により建てられました。彼は、ノイシュティフトやテルフェス、シュタイナハなどの数々の教会を建てた人でもあります。<br />この教会は天井がとても美しいです。<br />白いレースのように表面が盛り上がっている装飾が施されています。<br />これらは、化粧漆喰(けしょうしっくい)とかスタッコと言のだうそうです。

    この教会は1746年から1747年に司祭であり建築家のFranz de Paula Penz の指揮により建てられました。彼は、ノイシュティフトやテルフェス、シュタイナハなどの数々の教会を建てた人でもあります。
    この教会は天井がとても美しいです。
    白いレースのように表面が盛り上がっている装飾が施されています。
    これらは、化粧漆喰(けしょうしっくい)とかスタッコと言のだうそうです。

  • 化粧漆喰の拡大写真です。<br />インスブルックの有名な観光名所に、ヘルブリングハウスというロココ様式の優雅な白い建物がありますが、あの外装の化粧漆喰を施したのは Anton Giglさんという化粧漆喰職人です。実はこのフルプメスの教会の化粧漆喰も、その職人さんが手がけています。レースのような繊細で上品な美しさがあると思いました。<br /><br />初めてチロルを訪れた時、この教会の内部を拝見して、なんて天井が美しいのだろう・・・と感動したのですが、小さな村であっても一流の職人さんが手がけているのは素晴らしいことだと思います。<br />ちなみにAnton Giglさんは、ブリクセン(ブレッサノーネ)大聖堂、アクサム、ラッテンベルクなどの教会の化粧漆喰も施しているそうです。これらの村や町は、今後訪ねてみたい所なので、これを知ってますます行ってみたくなりました。

    化粧漆喰の拡大写真です。
    インスブルックの有名な観光名所に、ヘルブリングハウスというロココ様式の優雅な白い建物がありますが、あの外装の化粧漆喰を施したのは Anton Giglさんという化粧漆喰職人です。実はこのフルプメスの教会の化粧漆喰も、その職人さんが手がけています。レースのような繊細で上品な美しさがあると思いました。

    初めてチロルを訪れた時、この教会の内部を拝見して、なんて天井が美しいのだろう・・・と感動したのですが、小さな村であっても一流の職人さんが手がけているのは素晴らしいことだと思います。
    ちなみにAnton Giglさんは、ブリクセン(ブレッサノーネ)大聖堂、アクサム、ラッテンベルクなどの教会の化粧漆喰も施しているそうです。これらの村や町は、今後訪ねてみたい所なので、これを知ってますます行ってみたくなりました。

  • そしてこのフレスコ画は、アウグスブルクアカデミー教授Johann Georg Bergmueller が1747年から1748年にかけて描いたのだそうです。<br /><br />聖母子の左下に、この教会の名前にもなっている聖ウィトゥスが描かれています。<br />聖ウィトゥスは沸騰した釜の中に投げ込まれるという拷問を受けましたが、火傷をしなかったそうです。彼の傍らには、そのお釜が描かれており、殉教者の印であるシュロの葉を持っています。<br /><br />最近私も、聖人のアトリビュート(持ち物)が少しづつですが、分かってきました。以前はこういう宗教画を見ても何が描かれているのかわからなかったので、分かると嬉しいです。<br /><br />しかし、この聖人達のアトリビュートというのは、本人が拷問を受けた道具が多いというのが、ちょっと恐いです(^^;)<br /><br />拷問の道具を、拷問を受けた本人の傍らに描くなんて、あまり日本人にはない発想だと思いますが、これがあるので聖人を判別しやすいです。<br /><br />聖ヴィトゥスは銅細工職人、釜作り職人、家畜の守護聖人で、農家の方は種まきや収穫がうまくいくようにと、このウィトゥスさんに祈ったそうですから、鍛冶屋と農家が多かったこのフルプメス村には、とてもピッタリな守護聖人だったのではないでしょうか。

    そしてこのフレスコ画は、アウグスブルクアカデミー教授Johann Georg Bergmueller が1747年から1748年にかけて描いたのだそうです。

    聖母子の左下に、この教会の名前にもなっている聖ウィトゥスが描かれています。
    聖ウィトゥスは沸騰した釜の中に投げ込まれるという拷問を受けましたが、火傷をしなかったそうです。彼の傍らには、そのお釜が描かれており、殉教者の印であるシュロの葉を持っています。

    最近私も、聖人のアトリビュート(持ち物)が少しづつですが、分かってきました。以前はこういう宗教画を見ても何が描かれているのかわからなかったので、分かると嬉しいです。

    しかし、この聖人達のアトリビュートというのは、本人が拷問を受けた道具が多いというのが、ちょっと恐いです(^^;)

    拷問の道具を、拷問を受けた本人の傍らに描くなんて、あまり日本人にはない発想だと思いますが、これがあるので聖人を判別しやすいです。

    聖ヴィトゥスは銅細工職人、釜作り職人、家畜の守護聖人で、農家の方は種まきや収穫がうまくいくようにと、このウィトゥスさんに祈ったそうですから、鍛冶屋と農家が多かったこのフルプメス村には、とてもピッタリな守護聖人だったのではないでしょうか。

  • この絵は、絵の脇に小さく「七つ(7人)の敵」とドイツ語で書いてあるので、キリスト教の7つの大罪について描いた絵だと思います。<br />上の方に大天使ミカエルがいて、七つの大罪を打ち破っています。しかし、どう数えても悪魔は5人しかいなくてあとの2人の悪魔はどこにいるんだろう?と思いました。それで、ふと、上の聖ウィトゥスさんの天井画を見たところ、下のほうに悪魔が2人いて、同じように雷を受けているので、この2人を合わせて合計7人で、7つの大罪を表しているのかも、と思いました。ちなみに、この2枚の天井画は隣り同士にありました。

    この絵は、絵の脇に小さく「七つ(7人)の敵」とドイツ語で書いてあるので、キリスト教の7つの大罪について描いた絵だと思います。
    上の方に大天使ミカエルがいて、七つの大罪を打ち破っています。しかし、どう数えても悪魔は5人しかいなくてあとの2人の悪魔はどこにいるんだろう?と思いました。それで、ふと、上の聖ウィトゥスさんの天井画を見たところ、下のほうに悪魔が2人いて、同じように雷を受けているので、この2人を合わせて合計7人で、7つの大罪を表しているのかも、と思いました。ちなみに、この2枚の天井画は隣り同士にありました。

  • キリスト教の7つの大罪とは、傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲なのだそうです。人間の世界には、よくあることですね。<br /><br />

    キリスト教の7つの大罪とは、傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲なのだそうです。人間の世界には、よくあることですね。

  • この天井画は、天使がこのフルプメス村の教会の絵を神様に見せて、「いかがでしょうか?」と尋ねているように見えます。<br /><br />

    この天井画は、天使がこのフルプメス村の教会の絵を神様に見せて、「いかがでしょうか?」と尋ねているように見えます。

  • こちらはパイプオルガンです。

    こちらはパイプオルガンです。

  • 説教壇は金色の装飾で、

    説教壇は金色の装飾で、

  • イエスの周りの化粧漆喰がなんとも美しいです。

    イエスの周りの化粧漆喰がなんとも美しいです。

  • イエスの聖心を表した絵。<br />

    イエスの聖心を表した絵。

  • 祭壇です。

    祭壇です。

  • 祭壇画の真ん中に描かれている、青い服をまとった人の脇にはお釜があるので、この人が聖ウィトゥスさんだと思います。<br />さて、ここまでが普段の教会の内部です。<br />これが特別な日、聖母被昇天祭になると、ちょっと様子が違っていました。

    祭壇画の真ん中に描かれている、青い服をまとった人の脇にはお釜があるので、この人が聖ウィトゥスさんだと思います。
    さて、ここまでが普段の教会の内部です。
    これが特別な日、聖母被昇天祭になると、ちょっと様子が違っていました。

  • 数日後、聖母被昇天祭当日の朝の様子です。<br />教会の中へ村の人たちが続々と入っていきました。教会の外には観光客もいます。<br /><br />

    数日後、聖母被昇天祭当日の朝の様子です。
    教会の中へ村の人たちが続々と入っていきました。教会の外には観光客もいます。

  • その時です、教会の鐘がとてもいい音でガランガランガランと突然鳴り響きました。向こうの山に届きそうなくらい、とても大きな音で鳴り響きました。<br />

    その時です、教会の鐘がとてもいい音でガランガランガランと突然鳴り響きました。向こうの山に届きそうなくらい、とても大きな音で鳴り響きました。

  • すると、チロルの民族衣装、ディルンドルを着た人やきちんとした身なりをした老夫婦、母親に手を引かれた女の子など村の人達が続々と教会に集まってきました。<br /><br />

    すると、チロルの民族衣装、ディルンドルを着た人やきちんとした身なりをした老夫婦、母親に手を引かれた女の子など村の人達が続々と教会に集まってきました。

  • 私は外から教会の中を覗きました。すると、ピンクのお花が祭壇に飾りつけられているのが目に飛び込んできました。<br />一目見て、なんて素晴らしいのだろうと思ったのですが、私は信者ではないし、場違いなので中に入るのはやめました。<br />とはいえ、いつもとは違う美しいお花の内装を、どうしても見てみたかったので、山へのハイキングの帰りに寄ってみようと思いました。

    私は外から教会の中を覗きました。すると、ピンクのお花が祭壇に飾りつけられているのが目に飛び込んできました。
    一目見て、なんて素晴らしいのだろうと思ったのですが、私は信者ではないし、場違いなので中に入るのはやめました。
    とはいえ、いつもとは違う美しいお花の内装を、どうしても見てみたかったので、山へのハイキングの帰りに寄ってみようと思いました。

  • こちらが、ハイキングの帰りに寄った教会の内部です。<br />午前中とは違い、もう誰もおらず、教会内はシーンと静まりかえっていました。<br /><br />聖ウィトゥスの祭壇画の前に、マリア様がいらっしゃいました。この日の主役はマリア様です。マリア様の前にはピンクのダリアが飾ってありました。祭壇が普段と違って華やいで見えます。

    こちらが、ハイキングの帰りに寄った教会の内部です。
    午前中とは違い、もう誰もおらず、教会内はシーンと静まりかえっていました。

    聖ウィトゥスの祭壇画の前に、マリア様がいらっしゃいました。この日の主役はマリア様です。マリア様の前にはピンクのダリアが飾ってありました。祭壇が普段と違って華やいで見えます。

  • このアレンジメントは籐のカゴを使っていて、軽やかで優しげなイメージに仕上がっています。やはりピンク系のお花で作られていて、この空間にとっても合っています。

    このアレンジメントは籐のカゴを使っていて、軽やかで優しげなイメージに仕上がっています。やはりピンク系のお花で作られていて、この空間にとっても合っています。

  • 床の敷物もピンクで統一してありました。淡い桃色の可愛らしい飾り付けです。<br />

    床の敷物もピンクで統一してありました。淡い桃色の可愛らしい飾り付けです。

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  • こちらは「無原罪の御宿り」の絵です。<br />

    こちらは「無原罪の御宿り」の絵です。

  • 聖母子像にも、ダリアを飾って。

    聖母子像にも、ダリアを飾って。

  • 教会の外はこのようになっていました。これは教会の正面です。

    教会の外はこのようになっていました。これは教会の正面です。

  • てっぺんのフレスコ画をよく見ると、なんだか、内部の美しい絵と違って、<br />ちょっと微妙な、ヘタウマな絵でした。<br /><br />右下のアトリビュートがなんだか妙です。<br />最初、太鼓かしら?と思ったのですが、太鼓なんて変だし、よくよく見たら、聖ウィトゥスの象徴である三脚の釜なんじゃないかと思いました。<br />本来は内装のように、上手な絵だったものが、何百年か経つうちに、何度か塗りなおし、描き直されたら、ヘンテコになってしまったのかもしれません。

    てっぺんのフレスコ画をよく見ると、なんだか、内部の美しい絵と違って、
    ちょっと微妙な、ヘタウマな絵でした。

    右下のアトリビュートがなんだか妙です。
    最初、太鼓かしら?と思ったのですが、太鼓なんて変だし、よくよく見たら、聖ウィトゥスの象徴である三脚の釜なんじゃないかと思いました。
    本来は内装のように、上手な絵だったものが、何百年か経つうちに、何度か塗りなおし、描き直されたら、ヘンテコになってしまったのかもしれません。

  • こんな像もありました。

    こんな像もありました。

  • この方々も教会を守っているのでしょうが、なんとなく、ユーモラスな感じがします。

    この方々も教会を守っているのでしょうが、なんとなく、ユーモラスな感じがします。

  • この写真は聖母被昇天祭の数日前に撮った写真ですが、教会の周辺にはこのような建物がありました。お庭のピンクのお花が綺麗です。<br />この写真を家に帰ってよく見たら、このお花もダリアでした。<br />それも祭壇に飾ってあったピンクのダリアと、まったく同じでした。

    この写真は聖母被昇天祭の数日前に撮った写真ですが、教会の周辺にはこのような建物がありました。お庭のピンクのお花が綺麗です。
    この写真を家に帰ってよく見たら、このお花もダリアでした。
    それも祭壇に飾ってあったピンクのダリアと、まったく同じでした。

  • つまり、あの聖母被昇天祭の教会のお花は買った花ではなくて、全部ここのお庭から摘んだお花だったのです。<br />だからあんなにしっくりと、村の教会に合っていたんですね。<br />村の人が丹精込めて育てた美しいお花に、マリアさまもさぞかしお喜びになったのではないでしょうか。<br />ここにも壁絵が描かれていました。<br />

    つまり、あの聖母被昇天祭の教会のお花は買った花ではなくて、全部ここのお庭から摘んだお花だったのです。
    だからあんなにしっくりと、村の教会に合っていたんですね。
    村の人が丹精込めて育てた美しいお花に、マリアさまもさぞかしお喜びになったのではないでしょうか。
    ここにも壁絵が描かれていました。

  • こちらの壁絵を見て、夫がこの建物は病院だったのではなかろうかと言いました。確かにこの壁絵を見ると、今まで見てきた壁絵とはずいぶん様子が違います。こちらの絵は、患者さんを慰めている絵のように見えます。<br />昔、この建物が病院だったのかどうかはわかりませんが、このような壁絵もあることを知りました。

    こちらの壁絵を見て、夫がこの建物は病院だったのではなかろうかと言いました。確かにこの壁絵を見ると、今まで見てきた壁絵とはずいぶん様子が違います。こちらの絵は、患者さんを慰めている絵のように見えます。
    昔、この建物が病院だったのかどうかはわかりませんが、このような壁絵もあることを知りました。

  • こちらはアイゼンやピッケル、鋼の工具を作っている会社、Stubai(スチュバイ社)の建物のようです。<br />

    こちらはアイゼンやピッケル、鋼の工具を作っている会社、Stubai(スチュバイ社)の建物のようです。

  • 聖人像が描かれた別の建物です。

    聖人像が描かれた別の建物です。

  • こちらはポストホテルです。左に郵便馬車の壁絵が描かれていますが、写真が切れてしまい、残念です。<br />

    こちらはポストホテルです。左に郵便馬車の壁絵が描かれていますが、写真が切れてしまい、残念です。

  • こちらはGasthaus Hoferというお宿です。<br />

    こちらはGasthaus Hoferというお宿です。

  • Gasthaus Hoferの壁絵です。このお宿の近くにフルプメスのバス停があります。

    Gasthaus Hoferの壁絵です。このお宿の近くにフルプメスのバス停があります。

  • バス停、Fulpmes Ortsmitteです。ちなみに、シュトゥバイタール鉄道のフルプメス駅からは徒歩10分くらい離れた所にあるバス停で、このバス停の近くにはスーパーマーケットがあります。バスに乗ってノイシュティフトのお宿に帰りました。美しい教会を拝見することができ、良かったです。

    バス停、Fulpmes Ortsmitteです。ちなみに、シュトゥバイタール鉄道のフルプメス駅からは徒歩10分くらい離れた所にあるバス停で、このバス停の近くにはスーパーマーケットがあります。バスに乗ってノイシュティフトのお宿に帰りました。美しい教会を拝見することができ、良かったです。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • ken-kenさん 2013/03/03 07:27:16
    流石はチロルの教会ですね。
    旅するうさぎさん、おはようございます。

    流石はチロルですね。
    チロルではどんな小さな村の教会でも一見の価値がありますよね。
    この教会も豪華でいながら非常にセンスがあって気品を感じる内装ですよね。
    あと、自分的にはネギ坊主型の鐘楼が付近の山並みにマッチしていて、とても好きです。
    どの村にも穏やかな時間が流れていて、命の洗濯が出来ますよね。

    ところでフルリーナさんの掲示板にうさぎさんが書かれた、チロルからフネス谷への日帰りですが、充分可能だと思いますよ。
    ブレッサノーネからサンマッダレーナ村まではバスが一日何本も出ています。
    ブレッサノーネの街自体もとても魅力的でした。
    またフネス谷からのガイスラー群は午後から順光になりますので、多少帰りが遅くなることを覚悟すれば、楽しい一日の行楽になると思います。

    これから続く旅行記楽しみにしております。

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2013/03/03 19:17:41
    RE: 流石はチロルの教会ですね。
    ken-kenさん

    教えて下さって、ありがとうございます(^-^)!


    > 流石はチロルですね。
    > チロルではどんな小さな村の教会でも一見の価値がありますよね。
    > この教会も豪華でいながら非常にセンスがあって気品を感じる内装ですよね。

    はい。
    フルプメスの教会の内装を最初を見た印象は、
    上品で、なんだか天国に行けそうな雰囲気がするなぁ、と思ったことです。
    11年前に初めて見て、その印象がずっとずっと心の中に残っていました。
    だから今回また拝見することができ、また偶然に、お花で美しく飾っているのを
    見学できたことが嬉しかったです。


    > あと、自分的にはネギ坊主型の鐘楼が付近の山並みにマッチしていて、とても好きです。

    私もネギ坊主型の教会を見ると、なぜか胸にジーンときてしまうのです。
    ほとんど条件反射みたいに(^^;)
    二十歳の時にカンディンスキーの絵が好きになって、
    ずっと絵の中のネギ坊主の教会を眺めていました。
    彼は南ドイツのムルナウにあるネギ坊主の教会を、
    好んで抽象画にしていたんです。

    念願かなって私がムルナウに行った時に
    緑の中に佇むネギ坊主の美しい教会と
    その向こうに、美しいアルプスの山々を見ました。
    その時から私は、南ドイツ、チロル、ザルツブルク州のアルプスに
    非常に憧れを抱きました。
    カンディンスキーを好きにならなければ、
    たぶんチロルを知ることは一生なかったと思います。


    > ところでフルリーナさんの掲示板にうさぎさんが書かれた、チロルからフネス谷への日帰りですが、充分可能だと思いますよ。
    > ブレッサノーネからサンマッダレーナ村まではバスが一日何本も出ています。
    > ブレッサノーネの街自体もとても魅力的でした。
    > またフネス谷からのガイスラー群は午後から順光になりますので、多少帰りが遅くなることを覚悟すれば、楽しい一日の行楽になると思います。

    ご親切に教えて下さって、ありがとうございます!
    ken-kenさんのブレッサノーネとサンマッダレーナの旅行記を
    以前拝見させていただいて、今日また拝見しました(^-^)
    ブレッサノーネとフネス谷は以前から行ってみたい所でした。
    南チロルのバス時刻表(340番)を見ると、
    ブレッサノーネ駅からサンマッダレーナ村までは
    30分ちょっとで着くんですね。終点で降りればいいのですよね。
    フルプメスから行くことを考えると、例えば皇帝山脈のあたりに行くのと
    そんなに変わらない所要時間なので
    日帰りで行けそうな気がしてきました。
    ブレッサノーネ駅前のバス停は、行けばすぐ分かるものでしょうか?


    旅するうさぎ

    ken-ken

    ken-kenさん からの返信 2013/03/03 20:43:06
    RE: 流石はチロルの教会ですね。
    >ブレッサノーネ駅前のバス停は、行けばすぐ分かるものでしょうか?

    バス停は駅前にありますのですぐ判ると思います。

    >ブレッサノーネ駅からサンマッダレーナ村までは
    >30分ちょっとで着くんですね。終点で降りればいいのですよね。

    終点まで行くと村はずれに行ってしまうので(夏場は終点からザンス小屋へのバスが出ています)いわゆるガイスラーと教会を見たい時はその一つ手前で降りるほうがよろしいかと思います。
    ただザンクトヨハンの教会は終点のほうが近いです。
    もっとも終点まで乗っても村の中心まで歩いて10分ほどですが・・・・

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2013/03/03 23:06:49
    ありがとうございます。
    ken-kenさん

    お教えいただき、ありがとうございます。
    ザンクトヨハン教会は終点のほうが近いのですね。
    ザンクトヨハン教会にも行ってみたいです。
    なんといっても、玉ねぎ型の教会ですし・・・(^^;)

    色々教えていただき、ありがとうございました(^-^*)


    旅するうさぎ
  • ムロろ~んさん 2013/03/01 21:49:12
    民族衣装
    旅するうさぎさん

    ムロろ〜んです。日頃から旅行記を読んで下さりありがとうございます。
    チロル旅行記を読んでいます。

    教会近辺の写真を拝見しているのですが、ちらほら民族衣装を着られている方がいるのですね。教会に行く方でしょうか?

    私もブルガリアで民族衣装を着られている方に会いましたが、本当に素敵でした。彩りが良くて、白とのカラーリングが何とも(^-^)。

    しっかし、晴れていることが多いようですね。とっても旅しやすかったのではないでしょうか。


    ムロろ〜ん(-人-)

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2013/03/01 23:17:07
    RE: 民族衣装
    ムロろ〜んさん

    こちらこそ、いつも見てくださり、ありがとうございます。


    > 教会近辺の写真を拝見しているのですが、ちらほら民族衣装を着られている方がいるのですね。教会に行く方でしょうか?
    > 私もブルガリアで民族衣装を着られている方に会いましたが、本当に素敵でした。彩りが良くて、白とのカラーリングが何とも(^-^)。

    ブルガリアの民族衣装もさぞかし綺麗でしょうね!
    ディルンドルは昔は女性が日常的に着ていたようですが、
    今では行事の時に着たり、
    ホテルで働いている女性が着ていたりします。
    ホテルの人が着ている理由は
    たぶん観光客にチロル気分を味わってもらおうということなんだと思います。

    私の今回宿泊したホテルでも、オーナーのお母さん、
    フロントの女性、給仕してくれた女性、全員が着ていました。
    オーナーのお母さんは、このチロルの伝統衣装にとても愛着があるらしく、
    私が日本の着物をディナーの時に着ていったら
    ものすごく喜んでくれて、
    「私はチロルのディルンドル、あなたは着物、さあ一緒に写真を撮りましょう!」
    と言って下さって、並んで写真を撮りました(^-^*)

    私も日本の伝統衣装である着物が好きです。
    チロルの人も、この美しく可愛らしい民族衣装に
    誇りを持っているのだと感じました。


    旅するうさぎ

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