コロンボの貧しい子供たちへの教育支援を現場で体験

2013/02/10 - 2013/02/10

スリランカ在住の日本人の知人が貧しい子供たちへの教育支援をしていて、この日はノ―トと鉛筆をプレゼントするというので、一緒に出掛けてみました。

出掛けた場所はコロンボのはずれにある貧民街で、ここはいつもコロンボへ用事がある時に利用しているバスの行き帰りの時に見ているところです。しかし、このあたりに貧しい人々が住む地域があるとは思ってもみませんでした。いつもバスの窓から見ていた場所をいざ訪れてみると、確かに貧しい人々住み、粗末な家ばかりです。

すぐ側にケラニヤ川があり、その河原に何百、いやそれ以上の家が密集していていて、トタン屋根と木造の小さな家が見えます。一軒の家に招かれました　。８畳程度の小さな家には、粗末な板で区切られた居間と寝室、台所があります。壁には小さな窓が一つあるだけで、室内では外にいるよりも暑いくらいです。扇風機が付いていましたが、それでけでは足りないです。

この家の入口で友人が子供たちに文房具をプレゼントしました。子供たちの嬉しそうな顔を見ていると、こちらも嬉しくなってきました。

エリア コロンボ(スリランカ)

コロンボからキャンディに向かう大き道路を脇道にそれて、住宅密集地に入ると、今まで見たことのないような光景を目にしました。そこでは家と言ってもバラック建ての小さな、粗末な家ばかりで、道路も狭く、舗装もされていません。

写真の右側に見えるのは高架道路です。その左右にこのような家々が密集しています。知人の案内でやって来ました。

高架道路の壁には洗濯ものが干してあったり、落書きが書いてあったりしていて、コロンボ中心部では見られない光景です。

友人たちは、この日は以前訪ねて約束していたプレゼントを持参しました。ノ―トと鉛筆です。20人位の子供たちが集まりました。

子供だけでなく大人も集まり、皆並んで自分の番を待っています。

あらかじめ用意された名簿の名前を確認しながら、説明しています。

知人が家の入口に立って、一人ひとりにプレゼントを手渡しています。

プレゼントを渡すと、ひざまずいてお礼の挨拶をする子供もいます。

大人もいますが、これはたまたまいなかった子供の母親だそうです。子供の代わりに受け取りました。

スリランカでは学校でも家庭でも子供たちは先生や両親、目上の人に対して、いつもこのようなかたちで挨拶をします。小生もよくあちこちを訪ねると、このような挨拶を受けますが、慣れていないので、戸惑うことが多いです。

このような挨拶をされたら、手で相手の頭に軽く触れるとよいようです。

この家の子供は貧しいながらも、向学心があり、勉強したいという気持ちが強いとのことです。この子も目が輝いていますね。

おばぁちゃんがちょっと目をつぶってしまいました。この子はとても聡明な顔つきをしています。

この家の祖父でしょうか。私たちのために近所の店に行き、冷たい飲み物を買って来てくれました。最初とても心配そうでしたが、その後は終始にこやかな顔つきで、子供たちの様子を見ていました。

狭い道路であっても、このような空間は子供たちの格好の遊び場です。

帰る時目にした光景です。高架道路の下は雨が降れば水浸しになり、ごみが散乱し、いつも目を覆いたくなるような場所です。

この旅行記へのコメント （2）

• 讃岐おばさんさん 2013/02/11 23:07:24

  教育支援！

  こんばんは〜
  
  素晴らしいお友達ですね。
  分かっていても中々真似ができないです。

  Weiwojingさん からの返信 2013/02/12 00:39:47

  RE: 教育支援！

  書き込みをありがとうございます。
  
  確かに分かっていてもなかなか出来ないことですね。
  私も知人のようにボランティア活動で貧しい国々の
  子供たちに教育援助をしていますが、１回きりではなく
  継続してやることがたいへんですね。
  
  これはかなり難しいです。途中で、やめてしまったり、
  中断してしまったりすることが多いです。
  
  出来る限り私も知人のお手伝いをしていきたいと
  思います。これからもレポートすることもあると思い
  ますので、見ていただけると嬉しいです。
  
  ありがとうございました。