2012/08/27 - 2012/08/27
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ローズベリーさん
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2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.36)です。
無計画な旅行でいつもばたばたしており、失敗と後悔の多い旅ですが、何とか続けられています。
ミュンヘンへは、白ソーセージを食べに来ました。・・・といっても、過言ではないと思います。ソーセージとビールのイメージしか私にはなかったので。前日、ツアーでご一緒した日本人が、ソーセージ大したことないな、と言っていたので正直期待はしていませんでしたが、実際白ソーセージを食べてみたらびっくりしました。ただのソーセージじゃない、と思いました。まだ食べたことのない方、マスタード付きでぜひ一度試してみてください。
写真は白ソーセージとサラダ、プレッツェルです。
※1ユーロ=100〜104円
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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◆8月27日(月)第54日目
朝から洗濯物を片づけ、10:30に宿を出発。
中央駅から17番のトラムでニンフェンブルク城へ向かいます。
“Nymphenburg”で降りるとすぐ、城の建物が見えます。 -
城を正面から見たところです。
近いようで、結構遠いような・・・ -
敷地内にはいくつもの博物館や宮殿があり、見学コースもいくつかにわかれているのですが、どこも魅力的だったのですべての見学ができるチケット(11.5ユーロ)を購入しました。
まずは本城の見学からスタート。
ここはロココ様式の大広間シュタイネルネ・ザールです。 -
落ち着いた緑色で統一されたこの部屋で、ルートヴィヒ2世は誕生しました。 -
見どころは“美人画ギャラリー”です。
ルートヴィッヒ1世がヨーゼフ・シュティーラーに描かせた36点の美人画が展示されています。
王女から女優、庶民の娘など階層に関係なく、ルートヴィッヒ1世が選んだ理想の女性が描かれています。 -
この中で注目すべきは、ローラ・モンテスです。
彼女は他の女性たちとは少しちがって、眉が太くきりりとした印象の顔立ちをしています。
ルートヴィヒ1世は彼女を溺愛し、それが原因で自らを退位に追い込むことになったといわれています。 -
宮殿の南翼にある旧厩舎には、ヴィッテルスバッハ家の豪華な馬車やソリのコレクションが展示されています。 -
林の中を少し歩いて、小さな宮殿に到着しました。
これは1734〜1739年にかけて建てられた、Amalienburg(アマリエンブルク)という狩猟用の宮殿です。
外観はシンプルですが、内部はロココ様式の豪華な部屋になっています。 -
鏡の回廊や大型サロンには、華麗な装飾が見られます。 -
オランダ製のタイルで飾られたキッチン。
そこには中国風の花や鳥が描かれています。 -
次の目的地を目指して、庭園内を歩きます。
気持ちのいい林。
・・・ですが、次の宮殿は思ったより離れているようで、なかなかその姿が見えてきません。 -
ようやく辿り着いたのは、Badenburg(バーデンブルク)という建物です。 -
中国風の装飾が施された美しい壁。 -
祝祭の間です。
漆喰装飾や天井のフレスコ画が見どころです。 -
大きな浴場もありました。 -
他にもPagodenburg, Magdalenenklauseという建物があるのですが、ここまでの道のりを考えるととても遠そうだったのであきらめました(=_=) -
街の中心マリエン広場へ向かいます。
カールス門をくぐり、歩行者天国のノイバウザー通りを歩きます。 -
途中、2本の塔がそびえるフラウエン教会に立ち寄りました。
南塔は塔の上に上がって景色を眺められるとありましたが、北塔が修復中なので安全のため休業中になっていました。 -
教会の内部。
ここには、ヴィッテルスバッハ家代々の墓所があります。
この教会には、ある逸話があります。
教会を建てた建築家ハルスバッハは、窓のない教会を建てるという条件で悪魔の協力を得た・・・ということですが、教会の入口付近にはその“悪魔の足跡”が残されています。
そしてこの位置からは、確かに聖堂側面の窓が見えない構造になっています。 -
マリエン広場に到着です。
広場に堂々と建っているのは、新市庁舎。
1867〜1909年に建てられたもので、中央部にあるドイツ最大の仕掛け時計グロッケンシュピールが有名です。 -
11:00と12:00(3〜10月は17:00も)に約10分間、人形が出てきて騎士の馬上試合や職人たちの踊りなどが披露されます。
人形は下から見ると小さく見えますが、等身大なのだそうです。 -
そろそろここでお昼です。
ガイドブックに載っていた老舗レストラン“Donislに入りました。 -
楽しみにしていた白ソーセージは、すでに売り切れと言われました。
まだ昼間なのに・・・?
代わりに、魚のフライを注文。
味は見た目通り、まずまずです。 -
レジデンツにやってきました。
バイエルン王家ヴィッテルスバッハ家の宮殿は、現在博物館になっています。
宝物館とのコンビチケットを購入しました。(11ユーロ) -
まずは宝物館から。
こちらは“聖ゲオルクの彫像” -
王冠や王笏もあります。 -
貝殻で装飾された噴水は、“ペルセウスの泉”
すべて本物の貝殻が使われているようです。 -
“Antiquarium(考古館) ”
豪華な丸天井のホールです。
壁には、アルプレヒト5世が収集した古代の彫像が並んでいます。 -
豪華な部屋がいくつも続きます。 -
-
王家礼拝堂。 -
宮殿内から見た中庭です。 -
最後にレジデンツのハイライト、“Ahnengalerie(先祖画ギャラリー)”です。
壁にはヴィッテルバッハ家の人々の肖像画121枚がずらりと飾られています。 -
レジデンツ通りのライオン像。
この楯に触れると幸せになるという言い伝えがあるそうで、ここを通るたくさんの人が楯を触っていきます。 -
クヴィリエ劇場(旧王宮劇場)です。
レジデンツのチケットに付随しているのですが、入口が別なので迷いました・・・。
ロココ様式の華麗な劇場です。 -
オデオン広場の将軍堂。
ここにはカール・ヴレデ将軍と、30年戦争で活躍したティリー将軍という2人の将軍の像があります。 -
その横に建つのはテアティーナー教会です。 -
宿で同室の子にすすめられた“アザム教会”に行ってみました。
場所は、マリエン広場から南西にのびるSendlinger Str.にあります。 -
ガイドブックにはあまり取り上げられていませんが、見ごたえある教会です。 -
“Viktualienmarkt(ヴィクトアーリエンマルクト)”を覘いてみます。
ここは屋外市場で、ビアガーデンをはじめソーセージ、魚、野菜、果物、生花・・・などいろいろなお店が軒を連ねています。 -
珍しい南国フルーツもたくさん♪
ちょっと見ていくだけでも楽しめます。 -
少し観光に疲れたので、カフェで休むことにしました。
マリエン広場のカフェ・リシャルトに入ります。
1階がショップで、2階がカフェです。 -
“ミラノ”というアイスコーヒーを注文しました。
ちょうど窓からは旧市庁舎の建物が見えて、贅沢気分が味わえます♪ -
街の中心部からちょっと足をのばして、オクトーバーフェストの会場となるテレージエンヴィーゼにやってきました。
大型トラックが行き来し、仮設の建物を組み立てているようです。
数々のビール会社の看板や、大きなビールのモニュメントが見えました。
例年、オクトーバーフェストは9月半ばから開催されるので、もう2週間もすれば大変な盛り上がりになるはずです。
楽しそう(^^)♪ -
再びマリエン広場に戻って夕食にします。
お昼は白ソーセージに逃げられてしまったので、今度は逃すまい!と意気込んで入ったのは、マリエン広場に面したその名も“Am Marienplatz”
外の看板に“Weisswurst”としっかり書かれているのを確認して、中へ入りました。 -
すてきな雰囲気のお店でした。
場所柄、観光客ばかりでごった返し、店員さんも忙しそうですが・・・
念願の白ソーセージを注文しました! -
来ましたー♪♪
実物を見るのは初めてですが、こうして出てくるものなんですね。
ソーセージはそのまま食べるとしょっぱいくらいですが、マスタードをつけると味がまろやかになります。
おいしい(^^)
ふつうのソーセージとはまったく感じがちがいました。
ちなみに、皮は残すのがふつうだそうです。(知らずに食べてしまいましたが・・・)
≪出費≫
・トラム1日券 5.6ユーロ
・ニンフェンブルク城チケット 11.5ユーロ
・昼食レストラン 12.15ユーロ
・カフェ・リシャルト 5.8ユーロ
・トイレ代 1ユーロ
・レジデンツ 11ユーロ
・夕食レストラン 14ユーロ
・その他食費 4.3ユーロ;パン、ヨーグルト、飲料など
・宿代 23ユーロ
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