真夏に行く魅惑のＵＡＥ

2012/08/11 - 2012/08/17

中東一の観光国、アラブ首長国連邦。
最近、テレビでもよく特集が組まれ多くの人を魅了する。

まだまだ新しいものが建設されているＵＡＥに、｢いつ旅をするのが良いのか？｣と悩みました。しかも真夏に中東の国を訪れると、ラマダンに猛暑とマイナスイメージしか思いつかず、周囲からオススメはしないと言われ続けました。そんな私も、２０１１年の夏はエジプトで猛暑に泣き、食中毒を経験するという苦い経験があったため今回のＵＡＥ訪問は、ちょっと躊躇いがあったのは事実です。

しかし、猛暑を避けヨーロッパや北米へ行こうと思う2012年は航空券も高く、満席便が多く断念。今回はＪＡＬのＦＬＹＯＮ修行も兼ねていたためコードシェア便を飛ばしているエミレーツが比較的安価なチケットで入手できたためＵＡＥ旅行となりました。飛行機マニアでもある私にとってエアバス３８０を成田に投入したばかりのエミレーツに惹かれてしまったのも理由の一つです。

行き先はアブダビとドバイ。２都市を巡りました。

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田からドバイへはエミレーツ航空に搭乗します。２０１２年７月にエアバス３８０を就航させたばかりで、その大きさに驚きます。チケットはコードシェアをしているＪＡＬ便で発券しました。これでＪＡＬのＦＲＹＯＮポイントが貯まります。

もちろんエコノミー席。エミレーツは１階が全てエコノミー、２階が上級クラスとなっており、１階はまさに混沌とした状態。人が多すぎて、落ち着きませんでした。夜行便ということもあり寝ている人が多かったように思います。機内食はしっかり２回提供され、眠たいのに機内が明るくなり寝てられません・・。

ドバイ空港へは早朝３時３０分に到着しました。トランジットする方がほとんどで入国審査は５分で通過できました。ここからアブダビに移動です。旅の計画をしている時にドバイ、アブダビ間はバスが走っているようで、それにしようか迷いました。しかし、アブダビに到着してからの足を考えるとレンタカーにしました。

ドバイからアブダビへは高速道路で１本で迷いません。標識も英語表記でアブダビと書いてあるためナビが無くても大丈夫です。アブダビ内で少し迷いましたがホテルには２時間で到着。

アブダビではデザートサファリに参加。ホテルにピックアップしてくれるので便利。リワ砂漠までは３０分くらいでした。

タイヤの空気を抜きランクルで暴走します。最初は楽しかったですが、徐々に気持ち悪くなりました。

砂漠に沈む夕日は感動。これぞ中東の旅。

アブダビは、まだまだ開発途上で高層ビルも多くありません。コーストラインの夜景も輝きはありませんが、落ち着いていて治安も良く涼しくなってからの散歩にオススメです。

アブダビへ来た目的の一つに｢Ｆｅｒｒａｒｉ　Ｗｏｒｌｄ｣に行きたかった。フェラーリをテーマにした室内遊園地で真夏の中東で涼しく楽しめるスポット。

人も少なく、かなり楽しめます！

何といっても｢Ｆｏｒｍｕｌａ　Ｒｏｓｓａ｣という世界最速のジェットコースター。これに乗りたかった。

発車後数秒で２４０km/hに達します。砂が顔中にあたり、その速さと威力に圧倒されます。さすがインタミン製、爽快感は天下一品。

３日はドバイへ移動しました。

まずはドバイスキーへ。板からウェアまで全てレンタルできます。事前に行くことを計画していたので帽子とグローブは持参しました。やはり想像通り、非常に寒くグローブ無しでは寒くて滑れません。

コースはＬ字になっており、斜度もそれなり。欧米人ばかりで地元の人はラマダン時期のためか見かけませんでした。さすがに板やウェアはボロボロでワックスも効いていなく滑りにくかったです。

１時間足らずで退散。土産話のネタにはなりました。

ドバイモールの中には巨大な水槽を持つドバイ水族館があります。お金を払わなくても巨大な水槽を見ることができ、さすがドバイという感じです。

ドバイモールの横は世界一高いビル｢バージカリファ｣。ＭＩＰの映画でも舞台になったので、すごい人です。

バージカリファの１２５階にある展望台へ。完全予約制で事前予約をしないと高額チケットとなります。

ドバイモールの地下に入り口があり、世界最速のエレベーターでい一気に上空へ。展望台は外にも出られドバイの街並みを一望できます。この日は視界があまり良くなく砂が舞っていました。

それでもこの高さには驚きです。

金の自動販売機。警備員も立っており近寄りがたい。笑

ドバイファウンテンには感動しました。エキゾチックな音楽に合わせて噴水が踊ります。

約２０メートルくらいまで噴水が上がります。

ドバイでのお泊りはジュメイラリゾートにある「アルカッスル」。王宮という名のホテルはまさにリゾートにあるお城。同系列のホテルが連なり広大な敷地を有しています。

今回はエグゼクティブフロアを予約。ホテルも大きく、お部屋までかなり歩きます。毎日何度も清掃が入りまさに至れり尽くせり。

エグゼクティブラウンジではアフタノーンティーや夜はお酒も提供されます。レストランの予約から送迎手配までコンシェルジェが対応してくれ、英語ができれば不自由はありません。

ホテルのビーチから１本延びる桟橋。その先にはシーフードレストランがあります。高級レストランで雰囲気は素晴らしい。一人ではさすがにちょっと寂しかったですね。

これぞドバイという風景かもしれません。プライベートビーチは常に手入れが行届いています。ホテル直営の巨大ウォーターパークもあり、宿泊者は無料で入場できます。

ドバイのホテル選びはケチってはいけないとよく言われます。今回もかなり高額な滞在となりましたが、でもこれがドバイの楽しみ方なのかもしれません。高級車での空港送迎から手厚いサービスに、一時でも至福の時を堪能できます。