2012/11/23 - 2012/11/25
629位(同エリア1902件中)
ハリーさん
飛騨高山・白川郷
この旅は、とても大切な旅。
ずっと…ずーっと、楽しみにしていた旅。
何故なら、ハリーの大切なおかあさんとおねえさんとの、約15年ぶりの旅なんだ!
前に一緒に旅をしたのは15年前のタイはバンコク。
楽しかったねぇ、また行きたいねぇ…なんていいながら、気づいたら15年も経ってしまっていた。
大人になって、いろんな人生を歩むようになると、よっぽどの努力と周りの理解がないとなかなか「次」ってやってこないんだ。そう噛みしめた15年。また近々…と言いながら、振り返ってみればあっという間の15年経過。
だから、思い立って、思い切って、みんなで早くから予定を合わせて旅に出ることに決めたんだ!
しかも、今回は特別中の特別。
おかあさんが、元気になったから。
おねえさんにもちょっとだけ、自由な時間が出来たから。
ハリーは出掛ける前から嬉しくて、嬉しくて。
今でも思い出すだけで胸がキュンとなるほど嬉しくて、それはそれは素晴らしい、大切な時間を一緒に過ごしたんだ。
「次」を待って待ち望んだ15年分を埋める、楽しい、楽しい…
「楽しい」っていう言葉は、こういう事を言うんだろうな、って思う。
そんな旅だったんだ。
15年、って…ハリーは大体何歳なんだって言う、ね。
そんな細かいことはこの際、考えなくて良いのですよ。
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やあ。
ハリーだよ。
今日の旅はとくべつだよ。
朝早く起きて、東京から名古屋までの新幹線に飛び乗り、名古屋でおかあさんと合流。そこから、高山まで向かう、5時間あまりの大移動。
今回の旅の目的地は高山。そして白川郷!
名古屋から高山まで、ワイドビューひだで向かいます! -
電車の旅、と言えば、お弁当じゃん?
駅弁も良いけどさ…
ハリーね!
早起きして、がんばっておかあさんのためにお弁当作ったの!!!!!
三つ葉いっぱいの卵焼きでしょ、レンコンさつまいもパプリカのバルサミコマリネでしょ、愛知県民のソウルフード(?)天むすでしょ、あと、ハリーの得意料理のさわらと生姜のおこわ。
どれもおかあさんが美味しい美味しいって食べてくれたんだ!
特に、ハリー自慢のさわらのおこわが絶品だって!
嬉しいなぁ〜! -
おなかもいっぱいになって、おしゃべりしたり、ちょっとうとうとしたり…。
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あ!いけない!デザートを忘れてた!
ハリー、女子的男子だからお菓子作りも時々やるんだよ。
今回は、おやつも作って来たんだ。
全粒粉で作る柚子&はちみつパウンドケーキ。
毎年おかあさんが家の庭に自生?する柚子の実と秋田から仕入れるはちみつで手作りする、世界で一番おいしい柚子はちみつをたっぷり使って作ったんだ。
これも大好評!良かった〜!
がんばって早起きした甲斐があったってもんだ。
美味しさの元は、おかあさんの柚子はちみつ。おいしさのコラボレーションってやつかしら! -
おなかパンパンになったころ、高山駅に到着しました。
お宿の夕食はきっと早いから、歩いてお腹をすかせましょう。
高山の街をぶらぶらと散策することに。 -
高〜〜〜!
手、長〜〜〜!! -
高山と言えば…
赤い橋。中橋。 -
紅葉はもう終わっちゃったかな。
と思ったら、真っ赤な木が一角だけ。
橋と同じ色で鮮やか〜。 -
これ、なんだろう?
って聞いたら、火事にならないように護ってくれる神様が祭られているんだって。 -
旧高山町役場。
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高山陣屋。
現存する唯一の江戸時代の代官所。 -
ここで、遠山の金さんみたいな人が、「この桜吹雪が目に入らぬか!」とか言った訳ね。
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陣屋の中は、昔の人が住んでたおうち。
お代官様の住む場所、奥さんが住む場所、女中さんが住む場所など、とにかく広くてなかなか興味深かった。 -
歴史の香り漂う、知的な名所でした。
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本日のお宿。
奥飛騨・花扇
高山市街から車で5分ほど。
とてもよさそうなお宿だから楽しみなんだ〜。 -
わぁ!
和洋室の素敵なお部屋。
床は床暖房つきで、ごろごろしても暖かくてきもちいい〜! -
しかも、お部屋に露天風呂!
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いい感じ、いい感じ〜!
あとでたっぷりお湯につかろうね、おかあさん! -
宿泊者プレゼントのひだっち。
ひだっち、キミは猫さんかい? -
ごはんーごはんーごはんー!
ご飯は、個室で頂くのです。 -
周りを気にせず、のんびりゆっくりご飯を食べるんだ。
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あしたは飛騨牛食べるから、きょうは海鮮焼きにしたの。
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もー。おなかいっぱい!
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翌朝。
ハリーのおねえさんが午後に合流するから、それまでおかあさんと街をぶらぶらするんです。 -
宮川沿いをぶらりぶらり。
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鯉!
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たぶん、鯉がいるところは温かい水が流れてくるところ。
だって、1箇所に固まって全く動かないんだもん。 -
上にのぼりましょう。
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川の上は、宮川の朝市です。
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新鮮なお野菜や果物、漬物や工芸品などのお店が軒を連ねています。
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ハリーは、このオバちゃんのお店で味見をしたお漬物をかいました。
とても美味しかったの。 -
宮川の朝市を後にして、街ブラブラを再開。
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高山の町にはおだんご屋さんがたくさん。
おだんご食べるよ。
高山のお団子はお醤油味で甘くない。 -
飛騨国分寺に来た。
お宿の送迎バスからとても綺麗なイチョウの木が見えて。
ちょっと見に行ってみようと思ってね。 -
飛騨国分寺の脇はさるぼぼのお堂が。
うわっ、風が吹いてきてもみじの葉っぱが舞い飛んだ。 -
なでなで。
なでぼぼ。
なでると願いが叶うんだって。
みんなでまた旅行に行きたいね〜!
みんな健康で、明るくハッピーですごしたいね。
さるぼぼさん、ハリーたちをお守り下さい。 -
あ、イチョウが見えてきた。
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おぉぉぉ〜!
でかい! -
予想以上にでかい!
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おや、ハリーの頭に1枚落ちてきた。
今日は風が強いから、はっぱがぜんぶ落ちてしまいそうだよ。 -
立派…とてもきれいだ…。
樹齢推定1250年。国の指定天然記念物なんだって。
とにかくお見事! -
ちなみに、翌日の朝(25日)には葉っぱは殆ど落ちてしまったらしい。
http://www3.ocn.ne.jp/~kokubun/icyou/icyou-2012.htm
立派なイチョウを見られて良かった!
1日ずれてもこんな立派なイチョウは見られなかったからね! -
おねえさんがやってくるまでもう少しだけ時間があるから、飛騨古川まで行ってみよう。
ってことになった。
これが大正解。 -
飛騨古川までは高山本線で3駅、20分。
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のどかな風景…
飛騨古川はNHK連続ドラマ小説「さくら」の舞台になった、小さな小さな町らしい。
高山駅に飾られていた、白壁と小川の写真の載ったポスターに興味をひかれてね。あわただしいけど、行ってみよう。 -
のんびりは歩いていられないので、駅に着いたらタクシーの運ちゃんにお願いして、町のメインをぐるっと一回りしてもらった。
ここは町一番の有名店、ドラマの舞台にもなった和ろうそくのお店、三嶋屋。 -
風情。。
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ちょうどお昼の時間だし。
ろうそく作りの実演はしていませんでした。
ろうそくを1セット買ってお店を後にします。 -
おぉ〜。
りっぱな鯉。 -
タクシーの運転手さん曰く、連休の終わる明後日には鯉たちは「鯉揚げ」されて、ふもとの湖で冬を越すそうな。
鯉もやっぱり冬は寒いのね。 -
白壁の土蔵が続く。
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本当に…風情のある街並み。
美しい、日本の風景。 -
酒屋さんで、おとうさんのお土産の日本酒を買いました。
新酒なんだって!
おいしいかなぁ!
おとうさん、よろこんでくれるかなぁ! -
僅か、20分で行けてしまう飛騨古川。
小さな町だけれど、とても静かで、風情があって…。
ハリー、すっごく気に入った!
これから高山に行かれる皆様。
ぜひとも、飛騨古川にも足を延ばしてみてください!
ほんとうに素敵な場所だった。 -
おねえさんと合流して向かうは、おかあさんの大好物、とろろご飯が食べられるお店、「じねんの村 茶茶」
ちょっと遅めのおひるごはん。 -
とーろろー!
-
美味しいとろろを頂いたら、高山市街に戻り、おねえさんが行ってみたいパン屋「トラン・ブルー」に向かう。
ハリー全然知らなかったんだけど、何でもとっても有名なパン屋さんで、タクシーの運ちゃん曰く、毎日朝から行列してるって。
今日の行列はまだ少ないくらいなんだって〜。
どんなにおいしいのか、ハリーたちも買ってみましょう! -
おぉぉぉぉ…
スッカラカン! -
もはやハード系のパンしか残っていないのです。
残っていたありったけのパンを買っていく。
今夜のお夜食&おうちで待っている家族にお土産だよ。 -
市街に戻り町をブラブラ。
一昨日は開いていなかった、和紙屋さんに立ち寄る。
素敵な一筆箋やハガキが置いてあった。
あーーーーーーー!
いまから考えれば…ここは日本だけど、外国行った時みたいに絵葉書送ればよかったよ! -
古い町並みをぶらぶらぶらぶら…
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くすり屋さんもレトロな感じ。
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あんぽんたん!
ハリーは鼻クソ丸めて食べないのであんぽんたんではありません! -
ぴーちくぱーく、っていう小鳥の小物がたくさん売っているお店。
ここでおねえさんの買い物魂に火がつく。 -
おねえさん、そろそろよるごはんの時間ですよ。
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そろそろお宿に戻りましょうよ。。
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やっとお宿に戻りよるごはんターイム!
今日は、おうちから持ち込んだワインで乾杯するんだ!
(※持ち込み料かかります) -
ワインとおいしいごはん〜。
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「きょうは焼きハリーで」
とおねえさんに鉄板焼きされるハリー。 -
あっつい!
とおもったらまだ火はついていないのです。 -
んも〜。
火がついてたらやけどしちゃうんだからね。 -
へへへへへ…昨日からまちのぞんでいた飛騨牛ですよ。
もう、お口の中でとろけちゃうわけですよ。
ハリーもとろけそう…。 -
もいっかいお部屋のお風呂。
うぅ〜ん、そとのキンと冷えた空気と温かいお風呂。
気持ちが良すぎるのです。 -
そんなこんなで楽しい2泊が終わり。
おなかいっぱいあさごはんを食べたら、
今日は白川郷にむかうのです。 -
のんびりさせてくれてありがとう!
本当にステキなお宿でした! -
さーさ、今日はタクシーを借り切って。
世界遺産、白川郷を目指すのです!
白川郷のたのしい思い出はこちら↓
http://4travel.jp/traveler/hally/album/10745153 -
お天気に恵まれて、本当に素晴らしいお休みなのです!
-
さあさ、おひるごはんです。
高山の老舗精進料亭・角正(かくしょう)さんに
遅めのお昼をおねがいしておいたのです。 -
正座ができないから、足をのばしたいんだ、ってて相談したら。
此方へどうぞ…とおかみさんがはなれのお部屋を用意してくれていた。
ありがたい! -
とても風情あるお庭です。
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3人だけなのに、広いお部屋をひとりじめ〜。
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人目気にせずごーろごろ。
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お部屋からは、こんな庭が見えるのです。
きっと、雪が降ったらそれはそれでまたステキなのでしょう。 -
まずは、くりきんとん〜!
ハリー栗きんとん大好き!
おいしい〜!! -
次!ごまどうふ!
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黒豆!
つやっつやのピッカピカ!
ハリーのおかあさんも、
黒豆炊くの超〜〜〜上手なんだけど、
ここの黒豆はハリーのおかあさんといい勝負だよ。 -
続いては白和え。
修行中の板前さんが、一日豆腐を摺るんですって。
そのおかげ。
もんのすごい、舌触りが滑らか!
この食感は初めてよ! -
天麩羅。
ちいさなあられの食感が楽しい。 -
そして〆のおそば。
歯ごたえがあってこれも美味しい。
でもね、精進料理って薄味なのかと思ったんだけど
塩分濃い目でしっかりお味でした。
「山のほうだから味が濃くなるのかしらね」とおかあさん。
山の方だと保存食を作るのに味が濃くなって、
その影響でぜんぶ濃い目味になるのかしら。 -
デザートも頂いて。
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風情ある、素晴らしいお昼の時間でした。
高山にいったら、飛騨牛だけじゃなくて
こんなお店も宜しいですよ。 -
なんだろう…。
ゲテモノ売っているお店ですって。
【げてもの】(大辞泉より)
1 並の品。粗雑で安物の工芸品。⇔上手物(じょうてもの)。
2 普通とは違って、風変わりなもの。「―食い」「―趣味」
へぇ。
勉強になった! -
高山の街に戻って、もう少しだけおみやげ物色。
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ずっと歩いていても飽きない。
高山、楽しい! -
さあ、そろそろ帰りの電車の時間です。
もうすこし時間があるから、歩いて駅まで向かおうか。 -
って、歩き出したら…
ハリー道間違えちゃって。。。
途中にタクシーの停車場があって
タクシー乗せてもらったの。
もう、あそこでタクシーに乗れてなかったら、
電車に乗り遅れてたよ!
ハリーのバカバカ!あんなところで道間違えるなんてっ。 -
ホームに電車が滑り込んできた。
ハリーたちも滑り込みセーフ。 -
はぁ〜間に合ってよかったね!
新しい車両で、しかもグリーン車だからのびのびだね!
「ハリー、あんたは座席指定券持ってないでしょ!」
とおねえさんがハリーをひょいと持ち上げて… -
あぁ…おねえさん、そんなご無体な…
楽しい旅のおわりは、座席前の物入れの中でしたとさ。
おかあさん、おねえさん!
また必ず、3人旅しようね。
次は、いつ行けるかなぁ。
次はどこに行こうかなぁ!
★★おしまい★★
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