冬の　バンクーバー＆シアトル　べたな　観光と買い物！（バンクーバー編）

2013/01/09 - 2013/01/13

海と山に囲まれ自然豊かなこの町は、世界で一番住みやすい町に選ばれたほど、美しい町。
その魅力ある町を　自分なりに検証すべく冬のバンクーバー空港に降り立ちました。
一日は日帰りのシアトル観光も含め、せわしない　べたでチープな買い物ツアーになってしまった気がします。

これといって変わったこともなかったですが、備忘録として書いてみました。

エリア バンクーバー(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩

成田空港発　１８時０５分の　バンクーバー行きの　ＪＬ０１８便に乗るために上野より、１５時発の京成スカイライナーに乗る。
ほとんど空席で出発したが、次の駅　日暮里で結構乗り込んできて客席はほぼ埋まった。

バンクーバーの空港には定刻の１０時００分に到着、いきなりトーテムポールのお出迎え。
どれくらい寒いのかと気構えて外に出るが、今日の寒さは東京を出た時と同じぐらいで拍子ぬける。

空港からはスカイトレインで３０分位で　今回の宿泊ホテル　ハイアット・リージェンシー　バンクーバーに着く。
写真はバラード駅だが、上に見えるのがホテルで地下からホテルとロイヤルセンターというショッピング地下街と直結している。
ロイヤルセンターはパシフィックセンターのように有名ではないが、２ブロックに渡り沢山の店が入った使い勝手の良い地下街だ。
しかしオフィス街にあるので、２４時間営業のマクドナルド以外は結構早く閉店してしまう。

ハイアット・リージェンシー　バンクーバー　ホテル自体は新しくないが部屋はスタンダードでもまずまず広く、シックなモノトーン調にリノベーションされており水周りも問題は無かった。

立地的にも中心地のバラード駅の隣にあるし、ダウンタウンの街歩きにはどこへ行くにも　一番便利な場所にあるように思う。

部屋からの眺めは、老舗ホテルの　ザ・フェアモント・ホテルやクライストチャーチ大聖堂が見え賑やかな立地だが、うるさくは無い。

早めにチェックインさせてもらえたので、早速荷物を置き観光に繰り出すことにしよう。

まずは　グランビルアイランドへ、ここは食品を売る　パブリックマーケットを中心に工芸スタジオ・シネマ・雑貨屋・レストラン等さまざまな店で賑わっているお洒落な観光地だが　一番に行ってみたかった所だった。

新鮮な野菜や果物をはじめ、肉製品や魚介類も地元の人々や観光客にどんどんと試食をさせ、次々と活気良く売れていった。

きれいな色のくだものは、１個・ひと房からでも量り売りで売ってくれるので便利だ。

日本でも今、色んな論議をされているが、バンクーバーでのいわゆる消費税は１２％だが日常食品は無税だ。
しかし菓子パンは税金がかかるのだが　６個以上は無税　というようなややこしい制度がある。

美味しそうな色んな味のミニクロワッサンを買ったのだが、明日の朝食用にもということで６個買ってしまった。

グランビル島内にはいろんな大道パフォーマーがいるが、手品のおじさんが来るとすぐに子供たちが群がって来て目を輝かせて見ていた。

パブリックマーケット裏にはマリーナを見渡す公園になっており、いろんな種類の鳥も餌を貰いにか？　にぎわっている。

ハト使いのおじさん？

見るだけでも楽しめる　美味しい観光スポットだった。

１月のバンクーバーは天気が不順で日が短い、夕方は４時に日が沈むし、朝は８時にならないと明るくならない。
なので　大急ぎでスタンレーパークを廻ることにした。

この公園は外周１０kmの遊歩道の中に　色んな素晴らしい自然の景色やスポーツを楽しめる大型都市公園である。

旅行者に人気の　トーテムポール広場からは　バンクーバーの素晴らしい景色をみることができる。

外周を廻る遊歩道兼サイクリングロードは、市民の人気スポットでもあり　思い思いのスタンスで公園を楽しんでいる。

スタンレーパークの真ん中を抜け、対岸のノースショアを結ぶ　ライオンズゲートブリッジはきれいな橋だが、耐久年数の５０年を超えているが予算の都合で架け替えが出来ない危険な橋だそうだ。

ダウンタウンの中心を東西に横断するメインストリート、色んなお店や飲食店で賑わう有名な　ロブソンストリートに来てみた。

初めてなので歩いているだけで楽しいが、日本のどこにでもある商店街という感じでこれという感激はなかった。

　

グランビルアイランド内で　買い食いなどをしていたのでそんなに空腹ではないが夕食を食べようと日本風カレーを食べに来た。
この店はロブソンストリートの東の端の方の　（Ｈマート）韓国系スーパーの２階の奥に有る（ＺＡＣ・ＺＡＣ）という名前の隠れた人気のおいしいカレー屋さんです。
初めて入れてみた、納豆のトッピングが意外にうまかった。

食事後　ダウンタウン最大のショッピングモール（パシフィックセンター）を一周してみることにした。
地下と１階で３ブロックにも及ぶ大きく暖かいショッピング街だが、ロブソン通りから始まるアメリカのデパート（シアーズ）は去年の１０月で閉店したみたいで少し寂しくなったようだ。

パシフィックセンターはどこの店も冬物のセールをしていたが、一番北の端にあり一流ブランドをメインで扱う高級デパート（ホルト・レンヒュー）もウインターセールで、お買い得商品がたくさん出ていた。
今日は買い物の下調べが出来た、閉店時間の９時が近ずいてきたし、日本からの移動で疲れたのでホテルに帰ることにする。
徒歩５分で帰れる立地の　ハイアット・リージェンシー　は便利だ。
　

今日は冬のバンクーバーにしては珍しく快晴の暖かい天気だ。
まずはウオーターフロント駅から、シーバスに乗ってノースバンクーバーに行ってみる。

朝の船内は　通勤客の他に、スキーやスノーボードを持った若者、自転車で移動する人などさまざまだ。
４００人乗りの大型船できれいな景色を眺めていると、あっというまに所用時間の１２分が過ぎノースバンクーバーのロンズデールキーに到着した。

ロンズデールキーはノースバンクーバーの玄関口。
シーバスとノースバンクーバー各地への路線バスのターミナルですが、ここにはグランビルアイランドを小ぶりにしたようなウオーターフロントのマーケットがある。
１階には世界中の料理が食べれるフードコートがあって、そこの朝食が美味しかったという口コミを見たので来てみました。

マーケット内には食品以外にも、かわいいお店が並びフードコートでは地元の人も思い思いの食事を楽しんでいました。

おいしい朝食とコーヒーをいただき外に出てみると、フードコートでテイクアウトした朝食を、海が見えるデッキで気持ち良さそうに食べている　バックパッカーの女性がいました。

帰りの船では、北の方の迫力のあるきれいな雪山を見ながら　ダウンタウンに戻ってきました。

ウオーターフロントの駅に帰ってき、外に出るとそこは歴史ある立派な駅舎でした。

土産もの屋をひやかしながら東へ進むと直ぐに　ギャスタウンに到着です。
きれいな街並みですが　蒸気時計以外たいしたものがないので写真だけ撮り、南に向かい予定の買い物の店に向かいます。

ギャスタウンの蒸気時計から　徒歩５分ほどで　毛皮製品の店　（パパス　ファーズ）に到着しました。
ちょっと高級そうな雰囲気があり躊躇しましたが、広い店内にはたくさんの商品が並べられており、気さくな店員さんが説明してくれました。

この店は製造直売なので、ビーバーの商品が良くて安いという評判なので来てみました。

この店は　ＪＡＬマイレージバンク　マイルパートナー＆協賛店ということで　ジャルのＨＰには　ＪＡＬカードを提示すれば割引ということですが、支払い段階になりＪＡＬカードを見せても誰も知りません、２階の製造工場の方から来てもらった　白衣を着た責任者らしき人も解らずじまいでした。
しかし値引きをお願いして予定の割引価格になったので、事なきを得ました。

商品的には　ソウルの東大門の皮革問屋街より　商品も良くて安い感じでした。

（パパス　ファーズ）からダウンタウンをカナダプレイスの方に進みます。
途中の街並みも、時間的に活気が出てきて素敵な街になってきました。

バンクーバー五輪の聖火台など　べたな観光地を廻ります。
バンクーバーの高層ビルは一面ガラス貼りのビルが多いですが綺麗とは思いますが地震の時は怖いだろうな思いました。

ビクトリアなどの観光地に短時間で行ける水上飛行機が、せわしなく離着陸を繰り返していました。
それだけで、美しい光景です。

午後からは郊外のショッピングモールに行こうと思い、スカイトレインに乗るために、ウオーターフロント駅に戻る。

駅前には　朝はいなかった有名な（ジャパドッグ）の屋台が出ていた。

話のねたに　一番人気の　ＯＲＯＳＨＩ　を買ってみる、温かいソーセージはおいしいが　その上に乗っている冷たい大根おろし　という組み合わせは寒い屋外で食べるには微妙な感じがした。

ウオーターフロント駅から、エクスポラインに乗り１０個目の駅　メトロタウン駅で降りる。
駅前にはメトロセンターという大きなショッピングモールがある。

ここはブリティッシュ・コロンビア州で一番大きなモールで、いくつものデパートやスーパーを核とした500店舗以上のお店が並んでいる　ハワイのアラモアナセンターのような商業施設です。

とにかく巨大すぎて、迷ってしまいそうだ。
ここにはダウンタウンから撤退したデパートの（シアーズ）も営業していた。
デパートもダウンタウンに比べると、庶民的な品揃えになっているように見えた。

ここでの一番の目的は、巨大なスーパーで　ばら撒き土産を買うことです。
ダウンタウン内はスーパーやドラッグストアもそんなに値段が安くないのですが、郊外にくるとかなり安くなってきます。
バンクーバーは中国系の人が多いので、中国系商品が多く見られました。

メトロタウンから戻り、ホテルで休息をとりロブソン通りの方に食事に出かけました。
バンクーバーでのタクシーは、圧倒的にプリウスが多いのですが、こんなかっこいいクラッシックカーのタクシーもいました。

バンクーバー美術館の前の階段には寒いのに、若者が座って話し込んでいた。

この寒い町にも路上生活者がいて、店先で毛布をかぶって寝ていたが心配だった。

今晩の夕食は中華の店に入った。
予定していた店が、満席だったのでしかたなく近所の店にしたが、味はおいしかった。

ホテルに帰る途中に高級スーパーの、アーバンフェアーに寄る、量り売りのコーナーが充実していた。

今日が旅行の最終日、バンクーバー発の飛行機の時間は１３時０５分なので少し早く起きてウオーターフロントの方にでも散歩に出かけようかなと思ったが。
早く行動できず、ホテル内のスターバックスで朝食をとり　ゆっくり過ごした。

空港内はかなり混んでおり、出国カウンターにたどり着くまで時間がかかった。
帰りのＪＡＬ０１７便も　いつもより大きなボーイング７７７を使っていたが、帰省のため大きな荷物を持ったインド人が多くて満席だった。

バンクーバー　日本人もたくさんいる移民の町でとても綺麗で治安も良い、冬でもそれほど寒くならず人も親切。
さすが世界一住みよい町といわれるだけあると思った。

しかし住宅事情が、賃貸も購入もかなり高く、収入に比べて物価も安いとはいえない。
これなら人によっては、物価が安く暖かい東南アジアの方を好む人がいるかもしれないと思った。

今回の旅行は買い物メインになってしまった。
バンクーバーもシアトルも（アウトレットも）ウインターバーゲンをしていたし、お土産も意外と増え　帰りはスーツケースが一つ増えてしまったほどだ。

カナダのきれいな雪山を見納め、定刻に成田に向けて飛行機は飛び立った。

この旅行記へのコメント （6）

• はらっちさん 2016/11/25 11:59:01

  楽しく拝見

  koro2さんへ
  
  　
  　初めまして。
  「バンクーバー編」を楽しく拝見致しました。実は、来月8日から現地滞在３日間という短期間でバンクーバーを訪れる予定です。
  　参考になる記事が無いか探していましたら、koro2さんの記事を見つけました。詳細に説明されて大変参考になりました。
  　どのような顛末になりますか、帰国しましたら、その顛末記をアップする予定です。
  乞うご期待です。（笑い）
  　取り急ぎお礼まで。

  koro2さん からの返信 2016/11/25 22:38:16

  RE: 楽しく拝見

  はらっち　さん　こんばんは
  
  書き込み有り難うございました。
  
  バンクーバーへの出発まであとわずかですね、バンクーバーはとても美しい街ですし美味しい食べ物も溢れています。
  
  楽しさいっぱい、美味しさ一杯の旅行記をお待ちしています。
  
  
  　　koro2
  
  
  
  
  
  
  

• ぶうちゃんさん 2015/11/29 21:15:52

  こんばんは

  こんばんは。
  バンクーバーはわたしも好きな街です。
  正直観光でいっただけで表面的なことしか知らないから好きな部分しか見えていないのかもしれませんが。
  グランビルアイランドやシーバスで行くノースバンクーバーとか。あと今はスカイとレインと言わないんですね。郊外のショッピングモールにも行きました。
  懐かしい思い出がよみがえって来ました。
  
  住みやすい街････どうなんでしょうね、日本の都市と同じ感覚で街を歩ける安心感がありますね。あと、観光地と言うこともあるのでしょうか都会の割りに皆さん愛想がいいとか。あと適当に寒いから食中毒をはじめとする変な病気が少ないとかあるのでしょうね。
  あとは交通事情でしょうね。安心して信号機のある横断歩道を渡れますからね。

  koro2さん からの返信 2015/11/29 22:17:14

  RE: こんばんは

  ぶうちゃんさん　 こんばんは。
  
  書き込み有難うございます。
  
  バンクーバーの中心地は、よく整備されてきれいな街ですが、車で少し走ると自然いっぱいで素晴らしいカナダが現れますね。
  
  ぶうちゃんの旅行記も素晴らしい自然いっぱいのブログが満載ですが、高原でのキャンプは憧れます。
  
  特に本格的なお料理を作って食べる！最高の贅沢だと思います。
  
  これからも宜しくお願いします。
  
  
  　　koro2
  
  
  

• わんぱく大将さん 2013/07/11 07:38:20

  住みよい街

  kuro2さん
  
  住みよい街と言うのはやはり、高くつきますね。
  税金の話しですが、ＵＫは２１％やったかな？　で、食料品、書籍、子供用品（これがクセもんですが）には税金かかりません。さて、スペインは、物によって１１％と２０だったかな。　税金高い割に、この治安か、と思います。
  （めちゃ悪いわけではないですが）
  
  　大将

  koro2さん からの返信 2013/07/11 22:57:20

  RE: 住みよい街

  大将さん　　
  
  住みよい街って何でしょうかね？
  
  私は自分に能力が無いのが分かっているので、今の日本でほぼ満足するように成って来ましたが・・・・・
  
  
  タイルは強くて綺麗で、色褪せしにくいから好きですねー
  今でも旅館のお風呂が　タイル張りだったりするとホッとします。
  
  
  　koro2