台北の乗り物を駆使して　故宮博物館へ行く。

2012/03/26 - 2012/03/26

　日本人に大人気の旅行先、台湾。
毎年凄い量の人が、台湾を訪れているそうです。
ツアーの人も多いと思います。
私は毎回、個人で行きます。
台湾は、漢字表記が多いので、個人旅行初心者でも、安易に旅できるんじゃないかと思います。
あと、親切な人が多いし。台湾の人は道を聞くと、言葉がわからなくても、大抵身振り手振りで一生懸命教えて下さいます。

個人旅行でも、ツアーであっても、台北で行きたい場所っていうと、故宮博物館。
今回は地元の交通機関を使って、行ってきました。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずはMRTに乗ります。
私が泊まっていたホテルは、MRTが比較的最近走り出した場所で、MRTの構内はかなりピカピカでした。

乗客数も他のラインに比べると少なめでした。

プラットホームは月台って書くんですね。

表示も大きくて解りやすいです。
漢字が読める分だけ、日本人にも便利ですね。

料金はやすいです。
20元くらいからです。

悠々カードというカードを購入。
日本のSuicaみたいな物です。
コレを持ってるといちいち切符を買わずに乗れるのでいいです。
デポジット100元。
あとはコンビニ、駅などで、追加でお金を入金できます。
このカードは有効期限がないので、また旅行する場合は持っていればいいです。
交通機関だけじゃなくて、コンビニでも使えます。

蘆洲線
新しい建物の香りがする。
松江南京駅は、かなり深い駅みたいだよ。

プラットホームにつきました。
やっぱり空いてる。

松江南京駅

MRTがきました。

車内はこんなにピカピカ。

士林駅に着きました。
士林駅からは故宮博物館までは、ちょっと距離があります。
私は料金面でお得なので、バスで行こうと思います。
タクシーも簡単なので良いと思います。
その時は必ずメーターを使うようにお願いしましょう。最近は悪徳タクシーはあまり見かけませんが、ごくたまに観光客と見ると吹っ掛けてくる人もいるそうです。
タクシーだと、時間は１５分くらいかかります。

バスで行きたい人は、MRTのガードをしばらく歩いて、大通りに出て下さい。
大通りの両側にバス停が並んでいます。

どのバスに乗ればいいかというと、255、304、紅30、小18、小19と、バスの右上に系統が出ていますので、この系統にのると、故宮博物館を通ります。

地元の人をはじめバスで行く方は結構多いので、駅からバス停までは流れができています。

ちょっと靴擦れできちゃったので、ワトソンズで買い物。

アジアのマツモトキヨシ的なお店で、クスリ、洗面用品をはじめ、ちょっとしたお菓子や飲み物も売っているので、便利。

バスに乗ること２０分弱で到着しました。
乗ったバスは、終点が故宮博物館だったので、わかりやすかったです。

チケットを買いました。
一般参観者：160元

昔に比べて、故宮も年々綺麗になっています。
リニューアルされたんです。
あと、昔と比べて違うことは、中国大陸からのお客さんの数がすごい！

チケットを見せるところを通過すると、完全にカメラは禁止です。
とれる場所はロビーと、上のレストラン施設、ショップだけです。

感想
凄い人だった。
特別に休日とかではないのですが、なにしろ人。
中国人のお客さんがすごかった。
あと、ガイドブックに載っているような有名な文物は、レーンが出来ていて、見るまでにかなり並びます。
「白菜にキリギリス」とかは、私たちは諦めるほどの長蛇の列でした。
なんども来ているので、有名処は全部みたことがあるので、諦めてしまっても私は良かったですが、初めて来て有名なのは全部見たいという人は、この長蛇の列に延々並ぶのは、結構疲労感があると思います。
もし時間に余裕があれば、二日に分けるとかしたほうがいい。
あと、中にはマナーの悪い人もいて、列の順番抜かし、カメラがダメなのに撮る人、凄い大声で喋る人とかもいました。

かなりの人で、疲れてしまったので、上の階にあるお茶室で休憩しました。
三希堂です。
このお茶のお店、良い雰囲気なんです。
混雑の故宮にありながら、ここだけはオアシス的に静かです。
お客さんもあんまり多くないので、待たされることはないと思います。

メニュー。
中国茶だけではなく、コーヒーとかもあるので、中国茶が嫌いな人も安心ですね。

価格はひとり１２０元以上は使うようにして下さいってかいてあります。
要は、席代をとらないけど、ある程度は使って下さいってことですね。

店内はこんな感じ。
インテリアもオシャレだし、席数も結構多いです。

私たちが頼んだメニューはこちら。

私は好きなアーリー山ウーロン茶
サッパリとした味です。

あとはお茶のゼリー。
香りが良い。

連れは、マンゴープリンと、中国茶。

眺めも素敵な所です。
博物館で疲れたら、是非よってみてください。

博物館のショップで、お土産を探しました。
故宮ショップはオリジナルの商品が結構充実していて、面白いです。

スカーフとかもある。
かなり珍しいデザインということになるでしょう。

ポーチとか。

文物をミニチュアにしたのとか、カワイイな。

台湾タクシー情報。
台湾タクシー、滞在中に５回ほどのりました。
基本、もう台北を走っているタクシーはメーター制です。
よっぽどのことがない限り、メーターを使います。

昔に比べると、変な運転手さんも少なくなったと思います。
遠回りされるとかもなかったし、基本皆さん親切です。

ただ、英語、日本語などの外国語は相変わらず全く通じません。
北京語か地元の台湾の言葉だけは通じます。
行き先を伝えるときは、紙に行き先をかいて見せるのが一番良いです。
口頭で日本風の漢字読みで伝えても全く通じません。漢字を使っていますが発音は全く違いますので、注意してください。

さて、故宮から帰りましょう。
故宮に来たときに降りたバス停留所でバスが来ないかと、待っていました。

バスのマークもあるしね。
でも、いくら待っても（ベンチに座って１５分くらい待った）バスがくる気配がない。
で、よーく後ろを見ると、中国語で看板が出ていて、なにやら色々かいてあった。

ここで降ろすけれど、平日の○○時〜○○時は、ここからは乗れません。みたいな感じ。
曜日と時間帯でバスのルートが変わるそう。

そういえば、前回来たときはもっと建物の下のバス停から乗り降りした記憶がよみがえりました。

こんな風にポールもたっているけど、曜日と時間によっては乗れないので注意です。
故宮にはバス停が二カ所あって、玄関のすぐ横のココと、故宮の建物の一番下の大通り沿いに一カ所あります。

私たちは帰りは下の大通りに出ないとダメだった。

故宮博物館の全景。
綺麗だね。

ひろーい敷地をてくてく歩きます。
季節と時間によっては太極拳している人とかもいたりして、台湾ぽい場所です。

大通り沿いのバス停に行ったら、次から次にバスが来ました。
無事に士林駅にたどり着くことが出来ました。

個人旅行でも故宮博物館行けるので、がんばって行ってみて下さい。