ツール・ド・エウロパ 2012　フランス編 31　ブリュニケル ＆ ピュイセルシ ＆ カステル・ド・モンミラル 「美しい村」めぐり　(ミディ・ピレネー)

2012/08/06 - 2012/08/06

　今日は「コルド」の町を出て、周辺の「フランスの美しい村」を３か所廻ります、３つの村はいずれも、「コルド」の町も真っ青の、かなり小高い、丘の上にあって、登ったり下ったりの、とても疲れる１日となりました、けれどマア、丸１日「美しい村」めぐりという事で、とても充実した１日ともなりました。

　写真は、この日廻った、３つの「美しい村」の中で、一番お気に入りとなった「ピュイセルシ」の村です、幹線道路を外れて、約３キロの上り坂を走って、ようやくたどり着ける、一番、疲れる村でもありましたけど。

エリア カステルノ=ド=モンミラル(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 自転車
• 航空会社: 中国南方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　８月6日(月)　D 91号線　ミディ・ピレネー

　またまた、ひまわり畑の道を、今日は一日、「フランスの美しい村」めぐりです♪

　♪ ラン・ラン・ラン

　ヒマワリを見ると、歌が出てきます・・♪

　D 33号線 〜 D 8号線

　「美しい村」も良いけれど、このあたり、田舎の風景もなかなかな、北フランスでは味わえない、美しい丘陵地帯です。

　D 8号線　Beauzile ボージール

　ショートカットしようと思って、道を間違えてしまいました。

　まあいいか、田舎道も・・・・でも、登ったり下ったりの凸凹の丘陵地帯です。

　ボージール

　名も無い田舎の、多分？「ロマネスク」教会。

　D 87号線

　登ったり下ったり、今日は一日、こんな感じ・・・・

　久々に曇り空なので、それほど暑くもなくて、少し助かります。

　D 1E号線　Bruniquel ブリュニケル

　最初の村「フランスの美しい村」２５か所目。

　道に迷って、さんざんな目にあいましたけど、ようやく到着です。

　ブリュニケル

　丘の上の城砦都市という感じでしょうか？

　D 1E号線　ブリュニケル

　ちょっと、ズーム・アップ・・・

　「シャトウ」だか「邸宅」だかは、よく解らない建物ですけれど、下からの、姿に関しては、先ず合格、とても印象的な、村の佇まいです。

　D 964号線　ブリュニケル

　グル〜と、反対側に廻って、ようやく、村に至る道が有ります。

　さすが、この不便さだけでも、十分「美しい村」の資格がある感じ・・・・ハハ(汗)・・・朝一番から、疲れます。

　ブリュニケル

　村にいたる一本道？(他にもあるかも？)。

　雰囲気は、なかなか良いです。

　ブリュニケル

　家並みも、相当に雰囲気のある、アンティーク・ヴィラージュです。

　あちこちに、草ぼうぼうの路地が有ったりもして、せっかくの「美しい」村ですけど、まだまだ、手当てが追い付かずという感じも、少しある、そんな村です。

　ブリュニケル

　町の入り口に、カフェと雑貨屋さんが有ります。

　雑貨屋さんで、缶ビールを買って、木陰で一休みして、昨日スーパーで買っておいた、ビスケット(サブレ)をパクパク・・・軽い昼食を済ませます。

　フランスのビスケットは、絶対日本のより、美味しいと思う。

　ブリュニケル

　ではいざ、村の見物に・・・

　ブリュニケル

　あちこちに、蔦の這ってる民家が有ります。

　この蔦、一種の装飾なんでしょうけど・・・・ペンキを塗ったりして、壁の手入れをしなくて済むし・・・？　意外と、手間いらずなのかも・・・？

　ブリュニケル

　草茫々の、細路地です。

　季節によっては、花が咲くのかも？

　ブリュニケル

　石畳が、アンティークな村に良く似合います。

　ブリュニケル

　同じく、「美しい村」の、路地の風景。

　こちらには、花も咲いてます。

　ブリュニケル

　丘の上からの眺望です。

　村が、かなり小高い丘の上にあるという事、解ってもらえますよね・・・ここまで来るの・・・ホント、疲れるのです・・・・ハハ。

　ブリュニケル

　同じく、丘からの眺望。

　左の建物は、下から見えた「シャトウ」のような建物だと思いますけど、あまり、確信は有りません。

　ブリュニケル

　村の細道。

　こんなところに、入ってくるなよ(怒！)・・・という感じの「車」です。

　マア、住んでる人なら、仕方ないですけど・・・車が無いと、上り下りだけでも、大変な重労働ですし・・・・でも・・こんな細い道まで、入ってこないでほしいし、観光客だとしたら、もってのほかです。

　ブリュニケル

　長閑だニャーの、村の「猫」。

　こういう村の猫は、あまり逃げたりしないで、触らせてくれます。

　ブリュニケル

　これという、特別の出し物は無い村のようですけど(知らないだけかも？)、家並みや路地は、ソコソコに、魅力的な村です。

　D 964号線　ブリュニケル

　次の村へと向かいます。

　村の印象　★★★★　結局、下から見た、印象的な建物が、どれだかは、よく解らなかったのが残念ですけど、今日は、あと二つの「美しい村」へ行かねばならないので、ちょっと早めに見物を切り上げました、それでも十分、四つ星です、でも、教会は、あまりパッとしなかったかな・・・・

　D 964号線　ミディ・ピレネー

　断崖の渓谷、という感じの風景が、あちこちに在ります。

　D 964号線

　ボコン・ボコンと、あちこちに「丘」が有ったりして、なかなかに、風光明媚な土地なのです。

　D 964号線

　畑地の中の、古い「教会」ですね。

　僕が画家だったら、絵の一つも書きたくなる風景ですけど・・・画の才能は無いので、とりあえず、写真を一枚。

　D 964号線 ピュイセルシ

　眼前に、丘の上の村が見えてきました、多分、あれが、「フランスの美しい村」(25所目)だと思うけど・・・・また疲れそう(汗)。

　ピュイセルシ

　幹線道路を外れて、延々上り坂を約３km・・・ハア・ハア・・・(汗)。

　さすが、ミディ・ピレネーの田舎です。

　ピュイセルシ

　ようやく、村の全景が見えてきたので、写真を一枚。

　ピュイセルシ

　まぎれもなく「フランスの美しい村」です、とりあえず、遠目では「満点」。

　ピュイセルシ

　「城塞都市」ですね。中世の昔なら、立派に町といってよい、それくらいの規模の村です、過っては、2,000以上は、人も住んでいたのではないかと思わせる、そんな立派な街並みですけれど、歴史からは取り残されて、住む人も減ってしまったのでしょう、カテゴリーから言えば①ですね。

　ピュイセルシ

　村の城壁と、ミディ・ピレネーの田舎の風景。

　ピュイセルシ

　南部フランスらしい、緑の丘と森の景色です。

　ピュイセルシ

　同じく、緑の丘と森の風景。

　ピュイセルシ

　村のカフェです、勿論、ビールで、ひと休み。

　ピュイセルシ

　一休みして、汗もひいたので、村の見物に出かけます。

　道の真ん中に、鉢植えが置いてあります、車を入れないようにしてるのは「好感」ですね。

　ピュイセルシ

　家自体、綺麗で、住みやすそうですけれど、細い路地なども、なかなか綺麗な村です、少なくとも、貧しさはあまり感じない、ボロな建物も、殆ど無い村です。

　車が入ってこなければ、もっと良いのですけど・・・

　ピュイセルシ

　上にせり出している、トラディショナルな建物も有ります。

　ピュイセルシ

　トラディショナルな、木組みの家です。

　ピュイセルシ

　ミックスかも知れませんけど、メインは、コリーですね、かなり眠そう・・・

　大型犬のうちですけど、レトリバー種と並んで、コリー種は、とてもおとなしくて、優しい犬種だと思います、頭の良さなら、レトリバーより上かも、人間に対しては、めったに吠えることは有りません、愛すべき犬種です。

　ピュイセルシ

　歴史を感じる、石造りの家屋です。

　ピュイセルシ

　城壁の上にあった、ちょっと雰囲気のある、石造りの小屋です。

　ピュイセルシ

　二重の城壁です。

　下の城壁は、プロムナード(散歩道)になっています。

　ピュイセルシ

　こちらは、上の城壁のフロムナード。

　ピュイセルシ

　城壁からの風景です。

　ピュイセルシ

　下の城壁の散歩道。

　ピュイセルシ

　ティンバーハウスも有るけれど、石造りの建物も多い村です、この村の豊かさの現れでしょうか？

　ピュイセルシ

　村の所々に広場が有って、カフェも有ります。

　派手な観光地という感じは無いけれど、好感持てます。

　ピュイセルシ

　こちらは、ティンバーハウスの街並み。

　ピュイセルシ

　ちゃんと人が住んでいる感じの、ティンバーハウスです。

　ピュイセルシ

　城壁の上に、小さな、チャペルがあります。

　この村の創建は、10世紀、オーリァックの修道院から来た、ベネディクト派の修道院が住みついたことから始まるのだそうです。

　ピュイセルシ

　チャペルの前に、サン・ロッシュの、かなりユーモラスな感じの彫像が有りました。

　サン・ロッシュは、中世にはかなり人気のあった、伝染病除けの、守護聖人、フランスのモンペリエ出身の、元裕福な市民の息子だったのが孤児となり、私財をすべて貧乏人に与え、ローマへの巡礼に旅立ったとか・・・犬がパンを加えてるのは、お馴染ですね、途中、彼自身がペストに倒れたとき、これを助けたというワンちゃん・・・犬好きのヨーロッパ人に好かれる要因の一つかも？

　但し、チャペルの建物は、現在は、お土産屋さんになってます・・・・

　ピュイセルシ

　民家の向こうに、村の教会の「塔」が見えます。

　ピュイセルシ

　村の広場です、ちょっと良い広場。

　村の教会は、この広場にあります。

　ピュイセルシ

　広場にあった樽の上で、猫が寝てます。

　なでなですると、起きてしまいましたけど、逃げたりはしません。

　田舎の猫はいいなあ〜♪

　ピュイセルシ

　教会の内装です、紫が、実に鮮やかです。

　ちょっと、目が覚めます。

　ピュイセルシ

　先ほどの猫です、毛並みが良くて、デザインも良い猫。

　教会から出てきても、体勢を立て直して、まだ寝てます、また起こすと可愛そうなので、そっとして、次の村に行きます。

　村の印象　★★★★★　田舎ですけど、あまりボロな処のない、生活の場としても、とても清潔な村です、あまり有名な村では無い感じですけど、見所もたっぷりで、かなり上質な「フランスの美しい村」です、とても、気に入りました。

　D 964号線　ミディ・ピレネー

　次は、今日3つ目の、「フランスの美しい村」へ向かいます。

　D 964号線　Castel de Montmiral　

　「カステルノ・ド・モンミラル」「フランスの美しい村」26か所目です。

　う〜ん・・・またまた、丘の上の村です、今日はこんなのばっかしです。

　カステルノ・ド・モンミラル

　でも、ここまで来たら、登るしかないですね。

　カステルノ・ド・モンミラル

　坂の途中で、風景を一枚です。

　カステルノ・ド・モンミラル

　とても美しい丘陵地帯です。

　カステルノ・ド・モンミラル

　此処もまた、丘の上の「城砦都市」。

　カステルノ・ド・モンミラル

　村の広場です。

　カステルノ・ド・モンミラル

　広場の猫です。

　なかなか可愛い・・・このあたりの猫は、皆のんびりしてます。

　カステルノ・ド・モンミラル

　「Auberge de Arcades 」一階がアーケードになっている、レストラン付き「ホテル」です。

　意外と安かったので、今日は、こちらに泊まります、35ﾕｰﾛ。

　何処かの「美しい村」で泊まってみたかったのですけど、やっと、念願が叶いました、しかも、建物が、相当に、アンティークです。

　カステルノ・ド・モンミラル

　宿に荷物を置いて、村歩きに向かいます。

　石畳が良い感じ。

　カステルノ・ド・モンミラル

　石造りとティンバーハウスの、折衷様式な感じの家並み。

　カステルノ・ド・モンミラル

　村の下の風景です。

　カステルノ・ド・モンミラル

　城壁のプロムナード。

　カステルノ・ド・モンミラル

　城壁の家並みです。

　家並み自体は、「ピュイセルシ」の方が、良い感じです。

　カステルノ・ド・モンミラル

　ぐるっと回って、マリアの丘を眺めます。

　カステルノ・ド・モンミラル

　丘の上の「マリア像」です。

　その下に、エンゼルが居ます。

　カステルノ・ド・モンミラル

　マリアの丘の眺望です。

　カステルノ・ド・モンミラル

　再び、村の広場に戻ります。

　カステルノ・ド・モンミラル

　ホテル(今宵の宿)のレストランです。

　レストランで食べる余裕はないけど、ビールを一杯・・・・今日は疲れた・・・グッタリです。

　カステルノ・ド・モンミラル

　アンティークなホテルの二階です。

　ランプが良い味・・・

　カステルノ・ド・モンミラル

　宿の窓から眺めた、夜の広場、静かな夜です。

　村の印象　★★★　今日訪問した、三つの「美しい村」の中では、街並みは、一番落ちるかも？「シャトウ」は有るけど、たいした建物では無いですし、まあ、及第点。

　宿の評価　★★★　アンティークな宿です、ティンバーハウスの中が見られるのは良いです、設備はマア、お世辞にも良いとは言えませんけど、マア、値段相応。