【世界遺産見聞録036】王立展示館とカールトン庭園

2012/09/27 - 2012/09/27

ヴィクトリア州メルボルンにある文化遺産「王立展示館とカールトン庭園」へ足を運びました。オーストラリアは自然遺産の宝庫というイメージがありますが、この国の歴史を彩る文化の象徴がここメルボルンにあるのです。

それでは旅行記スタート！

エリア メルボルン(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 3.5

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

トラムにてPARLIAMENT駅まで行くとすぐ目の前に広々とした庭園が見えてきます。

ここがカールトン庭園。

いざ、中へ。

木漏れ日のなかを通り抜けます。

小さな池と噴水がありました。
のどかな風景ですね。

ＷＡＯ！虹ができてる！

そして庭園の中心に見えてきたのが、Royal Exhibition Building（王立展示館）！

メルボルン博覧会の開催にあわせて1880年に建てられた建築物です。

●Royal Exhibition Building and Carlton Gardens
登録区分 文化遺産
登録基準 文化遺産(2)
登録年 2004年

オーストラリア初のヨーロッパ風建築。

ビザンティン、ロマネスク、ルネサンスなどの様式を取り入れ融合した、大変個性的な建築物です。

当時の博覧会ではかなりの話題になったんだろうと思います。

空の青さとの相性が抜群ですね。

城のような雄大さもあります。

有名建築家『ジョセフ・リード』による設計。
メルボルン市庁舎やビクトリア州立図書館を建設した人物です。

建築、庭園、空…このコントラストが良いですね〜。

期待してなかったんだけど、思いのほか感動しました。

。

青い屋根の上にはオーストラリアの国旗がはためいていました。

外観もさることながら内部も素晴らしいようです。毎日14時から展示館内のツアーが開催されているのだとか。

そして…先ほど通ってきた庭園も、王立展示館とともに世界遺産として登録されています。

オーストラリア有数の庭園の一つであるカールトン庭園。

噴水の造形も見事です。

記念に１枚。。。

正直に言うと、ほか国の文化遺産と比較すると建築の価値はいまひとつ？

そんな気もしますが。

オーストラリアという国自体が歴史の浅い移民の国なので、そのへんはしょうがないですよね。

別の角度からも見学してみました。

こちらも絵になりますね。

草木が綺麗に手入れされていました。

裏手には『メルボルン博物館』があります。

近代的な博物館の外観と、中世的な展示館の外観。

この２つが隣り合うように建てられているところが、この国、この街を象徴しているように感じられました。

（完）