■□ 年の初めに徳を積む　奈良の寺巡り（オマケ付）□■

2013/01/02 - 2013/01/02

年末年始は相方が関西の実家へ里帰りしてしまうため、寂しい・・・ということでくっついていくことにしました。

1/2　＞　仏像マニアなのに初の奈良訪問（お恥ずかしい）で大興奮。
1/4　＞　そして大好物の"アレ"を求めて神戸へ。


巳年生まれの年女としては幸先の良いお正月旅行になりました。

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元旦は大阪の住吉大社で初詣。

ラッシュアワーの快速並みの参拝所で飛び交う関西弁に、少々アウェイ感を感じつつ・・・今年も健康で暮らせるようにとお参り。


翌日は奈良へ。

エリア 室生・宇陀(奈良)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝の清々しい景色。
365日、どれをとっても1年に一度しかない日だけれど、
やっぱりお正月って格別。
空気までが新しくなったみたい。

まずは室生寺へ。

本家高野山は女人禁制。
でもここは女人も許された場所。

いよいよ。

ここにはぜひ見たい仏像がいくつもある。

朝陽に輝く。

石段を昇り仏舎へ辿り着く。

趣のあるお堂だけど人がまばら・・・
お正月なのに？
仏像さんはここではないのかな。

いや、ここだった。

↑の写真は金堂（国宝！）
釈迦如来、薬師如来、十一面観音、文殊菩薩・・・ほぼ国宝級の逸品が並ぶ。

←こちらは弥勒堂
なんとこちらはお正月にしか拝観できない仏像が！

なのにほぼ並ばずに見放題。
なんて太っ腹なんだ。

弥勒堂を石段の上から。

これだって国宝なのに、このひっそりとした佇まい。
なんて慎ましいんだ。

石畳を歩きながら五重塔へ。

五重塔を通り過ぎ頂上まで登ることに。

幅は狭いし一段が高いし、結構きつい。

ひたすら登る。

神聖な場所への道のりってどうしてこう急勾配なんだろう。
メキシコのピラミッド、カンボジアのアンコールしかり。

ASHIMOTO NI GOTYUI KUDASAI

一体誰が理解できるというのだろう。。

ぜえぜえ言いながらふと頂上を見上げると、木組みの土台が。

あの上に神殿がある。
参拝したらしばし休憩。

狭い頂上に沢山の人が訪れる。

さて、降りようか。

登りがきつかったから、そりゃ下りもきついよね。。。

立派な杉の大木。

その幹と同化しそうな五重塔。

室生寺の建物は人が造ったものでありながら、すっと自然に溶け込んでしまいそうな雰囲気。

さあ、次へ向かおう。

無粋なプラスチックや鉄板を使わないところが粋。

車で住宅街を抜けながら辿りついたのは、長谷寺。

駐車場の目の前にあった普通のお宅。
玄関前の水場。

すごく水がキレイ。ここで野菜洗ったりするんだよね？

廊下を歩いててっぺんを目指す。

途中、笠を掲げられた花。
優しさに応えるような鮮やかな色。

あちこちに笠子花たちが。

歩き続ける。

てっぺんに出た。

本殿には10Mの十一面観音。
他、一度は見たかった仏像たちが気軽に拝観できる。


奈良ってすごいね。
素晴らしい仏像たちを身近に感じられる場所なんだ。

景色も素晴らしい。

・・・ん？

木の小枝になんか黒いもの・・・

あれ？

あら、くまもんじゃない？！


ズームで寄ってみたけどこれが限界。。
背中しか見えない、、でもくまもんでしょ？

続いて本坊へ。

皇族の方々の御手植松が並ぶ。

さて、次は興福寺へ移動。

興福寺の五重塔。

でも私の今回一番と言っていい目的は・・・
国宝館にある「阿修羅さん」！！

東京に来たとき見逃してしまったので、とても楽しみにしていた。

国宝館は撮影禁止。

・・・・・・いや〜　しかし奈良って素晴らしい！
阿修羅さんも千住観音さんも乾漆八部衆も、こんなに間近で見られるなんて！

「お手を触れないでください」なんて注意書き、普通見ないよ。
だって触れられるほど近くないし、大抵はガラスに入っているし。

とにかく好きな時間だけいくらでも眺めていられるなんて、仏像好きにはたまらん場所だった。

閉館時間が迫ってきたので出ましょうか。
その前にお土産・・・うーん、ノートとか欲しいけど、こういうのって冷静になると後悔するんだよなあ。


夕暮れの六角堂も素敵ね。

寺の街らしい光景。
意外とイケメンが多いってきいた、人力車のお兄さん。


さて、明日は神戸で「アレ」を食べるんだ。