2012/12/28 - 2013/01/07
1019位(同エリア1594件中)
takaさん
2012年12月28日〜2013年1月7日までマレーシアはコタキナバル、ラブアン島、ブルネイを旅しました。
日本で航空券のみ手配しキナバル登山やダイビング、ジャングルツアーは現地手配。
もちろん宿も現地で最安値を探して宿泊しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
関空〜台北〜シンガポール〜クアラルンプールまでジェットスターを使ったため、
シンガポール空港に午前0時に到着し出発5時まで写真の椅子で睡眠をとる。
格安チケットだから仕方が無いが出発初日から猛烈に疲れた。
しかも隣の親父のいびきが猛烈にうるさい。 -
さて、午前7時にクアラルンプールに到着したが、今度はエアアジアでコタキナバルを目指す。
空港が2つありエアアジアはジェットスターの使用空港からバスで15分離れているため、1.5リンギットを支払い別空港へ向かう。
3時間乗り継ぎまで時間があったが、わからないことが沢山あり人に聞きまくっていたら3時間があっという間に過ぎてしまった。
もし、一つ前の便にしていたら乗り遅れるところだったであろう。
座席は非常に狭い普通に座ってもひざが前のシートに当たるほどである。 -
コタキナバルへ到着すると空港から同方向へ向かうマレーシア人とシェアタクシーをし、彼に全て払ってもらい(600円)早速、ボルネオバックパッカーズロッジにチェックインした。
どうしてここを選んだかというとガイドブックに載っている宿の中で最安値だったからだ。ドミトリーで一泊一人20リンギットである。
チェックイン後、今回の目的のキナバル登山とダイビングの申し込みをした。
キナバル登山は日本でツアー会社などへ事前に申し込む人が多いが、大変費用が高い。
それを知っていたため、次の日に登頂したい旨を旅行会社へ伝え予約した。
前日予約だったため、通常890リンギット+100=990リンギットである。
日本のある旅行代理店で一人申し込みだと1800リンギット程かかることを考えると激安である。
もちろんコタキナバルから麓までの往復送迎と入園料、5回の食事、山小屋宿泊、ガイト代が全て含まれる。 -
さて、30日と31日キナバル登山をすることを決定した後は、ダイビングの予約である。宿でツアー申し込みをしようとしたが扱っているダイビングショップは1月1日は全てフルとのこと。
街中に繰り出し、ダイビングショップを探す。
その中で、見つけたのがボルネオダイバーズの代理店である。
すぐに1月1日ダイビングをする旨を伝え、予約成功。
価格は3ボートダイブで335リンギットである。
これまた激安価格である。日本からインターネットで申し込むと2ダイブかつ一人の申し込みで570リンギットで3ダイブしようとすると670リンギットである。
約半値でダイビングできてしまうのである。
ピックアップ車が1月1日午前8時半にゲストハウスに迎えに来るという。
これで、明日からの3日間はびっしりと予定が決まった。 -
30日の朝キナバル山行きのピックアップが8時半に迎えに来るとのことだったが、
前日夜遅くまでビールを飲んでいたため、起きる予定の8時に起きれなかった。
よって、8時25分に受付の姉ちゃんが8時25分に起こしにきてくれた。
しかし、それは起こしにきてくれたのではなく、ピックアップ車が来ているとのこと。
急いで顔だけ洗い、朝食の無料パンを5枚を持ち全ての荷物と共にロビーへ向かう。
すると運転手の親父がものすごい剣幕をしていた。
きっと、遅れたことを起こっているんだと思ったが、そうでなかった。
開口一番「お前の申し込み価格はスペシャルだ。今車に乗っている親子とは違う。
だから、料金を聞かれても同じというだ。彼らは5つ星ホテルに泊まっている。
あなたは、安宿だ。わかったか?OK?」と3度も同じことを言う。自分で990リンギットだから彼らは一人2000リンギットは払っているかもしれない。
しかし、だまされたことを伝えてせっかくの登山が楽しくなくなるのもかわいそうと思い口にチャックをすることを誓った。
それから、車に乗り込みお互いに事故紹介をした。
スウェーデンから来ている親子だそうだ。
親父が52歳、子供が14歳だ。
親父にはそれ以外に18歳の娘と12歳の小学生がいるとのこと。
52歳で12の子供ということは40歳のときに生まれたことになる。
よほどの晩婚家だ。
パンをかじりながら他愛も無い話をし遂にキナバル公園入り口についた。 -
ここで入門許可をとり、食事の予約券、昼飯と水、ガイドの紹介を受ける。
そして、親父の車で入門ゲートまで10分間のドライブである。
しかし、ガイドがなんとも頼りなさそうだ。
40前のおばちゃんだからだ。
われわれ若者?の登山スピードについてこれるの? -
遂に登山入り口へ到着する。
荷物は、今回旅行に持ってきたものを全て肩掛けかばんに入れ登頂を目指した。 -
歩く順番は親父が先頭で次に14歳、3番目が俺で、最後尾がガイドである。
ガイドは100mも歩かないうちについてこれなくなり、いつしか姿も見えなくなる。
本来ガイドが先頭を引っ張り色々と説明をするのではないのか?
最初予想していた通りの結果になった。 -
上り進めると0.5キロごとに看板がある。
これでどれだけ進んだのかがわかるのである。
10時半に出発し午後3時前の到着が目標である。
まず一日目が6キロ上り、二日目に朝3時〜5時までかけ登頂を目指すのである。 -
0.5キロ、1.0キロ、1.5キロ、2.0キロ、2.5キロと登るが、500mごとに休憩所とトイレがり必ず10分ほど休む。
ここで後悔したのは、肩掛けかばんを持ってきたことである。
リュックサックなら両肩で重さを分散できるが、肩掛けカバンは片方の方に
紐が食い込むのである。また、必要の無い、着替えやアイパット、ガイドブック等が相当の重さとなって一歩一歩進むのが相当しんどくなってきた。 -
3.5キロを越えたあたりはきりに包まれていた。
霧というより雲なのだろう。
やけに湿度が高くひやりとした感覚を覚えた。 -
ようやく4時間強をかけ今夜とまる山小屋まで到着した。
方の痛みと筋肉疲労で今にでも休みたい思いだ。 -
さて、部屋のキーをもらって、荷物を置き夕食の時間である。
セルフのバイキングである。
ライス、焼きそば、牛肉の炒め物、野菜、鶏肉、果物、コーヒーがある。
少し早い夕食であったが、山登りをしたので腹と背中がくっつく思いである。 -
夕食後、山小屋に戻り温度計を見ると10℃である。
下界が30ということを考えるとなかなかの寒さである。
しかも、シャワーは冷水だし、部屋に暖房はなく毛布一枚のみである。
スウェーデンの親父がこの設備でこのツアー価格はエクスペンスィブと嘆いてた。 -
またこのような看板を見つけた。
-
ロッジの下にある、誰も使わずかなり経過したであろうバレーボールコートからは、見事な雲海を眺めることができた。
多くの登山家が我先にと写真をお互いに取りまくっていた。 -
さて夜7時に就寝し2時に起床、ライトブレックファーストをとり、3時前にみないっせいに頂上目指して登り始める。
当然ヘッドライトが無いから10リンギットでガイドから借りた。 -
途中、やはり0.5キロ毎に看板があるが、暗くて見えないことも多い。
その中で黙々と登った。
3800mを超えたあたりからであろうか。
猛烈に風が強くなり気温も相当下がってきた。
タバコ休憩している間も寒さで震えるほどである。
そこで気づいた、自分の服装と周りの登山家の服装には大きな違いがあることを。
登山用に重装備し、ストックや非常食まで背負っている人もいる中で、自分はといえば、夏用のロールアップジーパンに薄手のシャツにGUで買った2000円のダウンである。
もちろん、手袋、耳あての類もないから、ロープづたいに登るとき手の痛みが半端でない。
周りにある水溜りは凍りかつ風の為、体感温度は−10度を下回る。
なんて服装できてしまったんだ。と後悔したが、後の祭りである。
お金を支払ったからには登頂し、朝焼けをこの目に焼き付ける。
と歯を食いしばって山頂を目指した。 -
最後のほうは寒さと疲労で力が出なかったが何とか登頂した。
写真ではなかなかの笑顔であるが、その後、朝焼けまでの時間まで1時間以上もどのように耐えるかを考えていた。
150人近くが登頂をするなか、私は4番目に登頂することが出きた。
それは、とても軽装であったことが大きい。
持ち物は、左ポッケにタバコ、右ポッケに財布、後ろ右ポッケに500mlのペットボトルだけである。
寒いから前ポケットに手を突っ込んで足と腹筋、側筋をたくみに使いながら登った。
パートナーのスウェーデンの親子の14歳のほうは、何とダントツで1番目に登頂し親父はどのくらいだかわからない、
しかし、かわいそうなことに彼らは4095mの山にジャージで臨んだのである。
俺よりも山をなめきっていた。だから、朝焼けも見るまもなく登だけでなく下りも一番手でいってしまった。 -
帰り道朝日に照らされるキナバルマウンテンが美しい。
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