2013/01/04 - 2013/01/04
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気まぐれなデジカメ館さん
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1月4日に1,200年余りの歴史を持つ伝統行事、鷹栖観音鬼会が宇佐市上拝田で開催されました。
鷹栖観音鬼会は、2メートルの松明を持って締め込み姿で駅館川を渡り、10メートルのドンドに火をつけて、鬼面を追い松明を打ち合う勇壮な火祭りで、1年の無病息災と五穀豊穫を祈願します。
この実況は、1月7日の読売系TV「情報プラザミヤネ屋」の蓬莱さんの体験で中継され、私も10秒だけ映っていました。
表紙の赤鬼を持って走っているのが蓬莱さんです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
-
18:00に鷹栖つり橋公園に駐車して、対岸の鷹栖観音を下見した後、スタート地点の鷹栖山観音寺へ行きます。
鷹栖山観音寺は上拝田地区にある寺です。
主役の赤鬼、青鬼が鎮座しています。 -
主役の赤鬼、青鬼です。
愛嬌のある顔しています。 -
19:00過ぎから川渡りの若衆が集まってきます。
まずは受付です。もしものことを考え、名前、連絡先と書いて、Noを貰います。手の甲にNoを貰います。終了後に無事帰還をチェックするためだそうです。
カメラが入っています。大阪から来たロケ隊で、7日の午後の情報プラザミヤネ屋で中継するそうです。興味ある方はぜひ見てください。nebokeが映っているかも。 -
受付でもらったものを確認しています。
草鞋、褌、腹巻、タスキ、鉢巻だそうです。 -
そうこうしているうちに僧侶が来ました。ここは寺でした。
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隣のテントで着替えをしています。
先輩に手伝ってもらい、締め込みです。 -
締め込みの終わった若衆たちが焚火あたって暖をとります。
この日は気温2度、水温5度だそうです。 -
暖を取りながら川渡りに備えます。
区長の話によると、伝統ある行事は継続が一番重要で、継続させることに尽きるそうです。
それに準備、3日から正月返上で手ぬかりなく準備してきたそうです。 -
準備した松明に火をつけます。
主催者発表によると、参加者は75名、うち女性は2名だそうです。 -
松明に火を点けながら、暖を取ります。
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20:00に、宇佐市長同席し、開会のあいさつです。
これを見計らって、鷹栖つり橋135mを渡って、対岸へ向かいます。
対岸から川渡りを迎えます。 -
対岸に着きました。
対岸には、多くの三脚とカメラマンが待っています。 -
鷹栖山観音寺から松明を降りてきました。
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駅館川にこれから入ります。
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入水しました。気合の大きな声が聞こえます。
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赤鬼、青鬼を先頭に、約50mの駅館川をこれから渡ります。
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手も足も凍える5度の水の中を、2mの松明を持って渡ってきます。
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気合を入れながら渡ります。
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女性二人も水の中を渡っています。
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総勢75名の川渡りです。見ているだけでも鳥肌が立ちます。
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1200年の伝統、勇壮な祭りです。
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長い松明は重そうです。
見ている方も思わず力が入ります。 -
水から出ても外気は2度です。冷たいです。
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若衆はここに松明を置いて、鷹栖観音に参拝します。
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松明はここで勢いを増します。
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鷹栖観音に参拝した後、ここで松明を拾って、川原のどんどへ向かいます。
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高さの10mのどんどに点火されます。
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燃え盛るどんど
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若衆に見守られながら燃えるどんど
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若衆はどんどから松明を拾い、鷹栖観音前に集結します。
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若衆は順次松明を持って観音前に集まります。
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これから、赤鬼、青鬼に分かれて、松明の火の粉合戦です。
ここは赤鬼組、焚火で松明を燃やし準備します。 -
暖を取りながら松明を焚きます。
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準備を整え、合図を待ちます。
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棒で松明を叩きながら、火の粉を撒きます。
火の粉で鬼を退治しながら、
見物客にかかると、その人は1年間無病息災です。 -
勢いよく走り、火の粉を撒き散らします。
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青鬼組も到着しました。
女性の法被には鷹の絵です。 -
青鬼が陣取ります。
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風格が備わっています。
ベテラン、年季が入っています。 -
青鬼組もスタートします。
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焔の行列です。
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赤鬼組も戻ってきました。
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3回目準備、若手にもゆとりの表情が出てきました。
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青鬼組がスタートします。
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女性二人も参加しています。
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今度は反対のスタート地点、青鬼組に付きます。
今度の鬼面は年男という指名です。
出てきたのは60歳の年男さん。
張り切って、「つづけ〜」の気合を入れています。
格好いいですね。 -
後姿も乙なもの
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すれ違いざまの火の粉落とし、熱くなってきました。
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どんどの火も小さくなってきました。
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赤鬼組が来ました。
面にピントが合って、ドラマチックになりました。 -
ファッシュを焚くと火の粉が舞っています。
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段々と佳境を迎えています。
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火の粉合戦のクライマックスです。
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青鬼もいい表情になりました。
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6回目です。
ラストの声がかかり、記念撮影です。
このあと、川渡り戻りを迎えるため、対岸へ急ぎます。 -
鷹栖山観音寺に着いたとき、すでに川渡りを終えていました。
若衆は鷹栖山観音寺で残った松明を燃やしています。 -
帰り着いたところで、受付に無事戻ったことを報告しています。
参加者には、感謝状、お札、御神酒などが配られます。 -
最後はみんなで松明の焚火で暖を取ります。
女性の法被から湯気が立っています。
皆さん、安ど感と満足感たっぷりの顔でした。
これで1年間無病息災、間違いなしです。おわり!
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この旅行記へのコメント (4)
-
- momotaさん 2013/01/15 20:46:44
- ミヤネ屋観ました
- nebokeさん、こんばんは♪
そうだったんだー!ミヤネ屋観たのにこの旅行記まだ、見てなかった
からnebokeさんのテレビ出演見逃したわー…。
これもニアミス?
蓬莱さんが男になる企画仕事の休憩時間にちょうどやってて見たんですよ。
あそこに映ってたんですね。
火が熱そうって言うよりとにかく寒そうで唐揚げ食べる手が震えて
ましたよね。写真撮影も寒くて大変だったでしょうね。
目の前でみたら迫力でしょうね。
伝統はとにかく続ける事が大事と言うことばに重みがありますね。
- 気まぐれなデジカメ館さん からの返信 2013/01/16 06:25:50
- RE: ミヤネ屋観ました
- momoさん、おはようございます。
毎度ご訪問ありがとうございます。
> そうだったんだー!ミヤネ屋観たのにこの旅行記まだ、見てなかった
> からnebokeさんのテレビ出演見逃したわー…。
> これもニアミス?
休憩時間に見たのですか?
関西のTVですが、関東でも見れましたか?
蓬莱さんが川から上がる所から10秒程度、お付き合いしました。
これぞニアミスですね。奇遇ですね。
TVを見たという連絡は初めて受けました。
一応ビデオに撮っています。
この特番は15分程度ですが、
なぜかDVDにコピーできません。
> 火が熱そうって言うよりとにかく寒そうで唐揚げ食べる手が震えて
> ましたよね。写真撮影も寒くて大変だったでしょうね。
その時間の気温はマイナス2度、水温は5度で、完全防備でした。
蓬莱さんは裸足の上に草履でしたから、見るからに寒そうでした。
川から上がったときは鳥肌が立っていました。
> 伝統はとにかく続ける事が大事と言うことばに重みがありますね。
重いですね。
止めれば、1200年が無くなる。重いですね。
数年前まで地元の人だけで、世間から注目されることもなく、
ひっそり続けてきたそうです。伝統が生きていたのですね。
neboke
-
- サウスピーチさん 2013/01/07 23:33:07
- 迫力が伝わってきました!
- nebokeさん、こんばんわ!
宇佐神宮の旅行記を見ていて、「うわぁ〜、こんな朝早くから寒そう・・・。」(←そこかいっ!? ^^;)と思いましたが、
次の、火祭り「鷹栖観音鬼会」どころじゃなかったですねぇ。 極寒の中、あの格好で川を渡り、
そしてその後は火の粉をかぶる・・・。 1200年もの伝統ある神事、迫力が写真から伝わってきましたョ。
ほんと、あの動きがある中での赤鬼に焦点があってる写真、なかなか狙ってもできない写真ですね!
しかし・・・「青鬼」。 どうして「緑色」なの?とつっこみたくなるのは私だけ? (笑)
では、また!
サウスピーチ :)
- 気まぐれなデジカメ館さん からの返信 2013/01/08 00:48:55
- RE: 迫力が伝わってきました!
- サウスさん、こんばんは!
毎度ご訪問ありがとうございます。
> 次の、火祭り「鷹栖観音鬼会」どころじゃなかったですねぇ。 極寒の中、あの格好で川を渡り、
極寒の川渡りは大変と見ていて感じました。
今日、FBSで放映されたのですが(大分も県北は見れます)、
開始の20時にはマイナス2度だったらしいです。
> そしてその後は火の粉をかぶる・・・。 1200年もの伝統ある神事、迫力が写真から伝わってきましたョ。
寒い中で、尻込みする人がほとんどであろうと思いますが、継続することは
大変だったと思います。数年前まで地元の人だけでひっそり行っていたそうですが、インターネットなどの普及で結構有名になり、見物客も増えたそうです。その迫力と荘厳さが伝わったならば幸いです。
> ほんと、あの動きがある中での赤鬼に焦点があってる写真、なかなか狙ってもできない写真ですね!
偶然でもこんな写真が撮れるとうれしいです。
でも、よく見るとぶれています。面の方が顔や体に比べて動いていないということではないでしょう。
> しかし・・・「青鬼」。 どうして「緑色」なの?とつっこみたくなるのは私だけ? (笑)
どうしてでしょうか?
いにしえは、緑を青といっていたのではないでしょうか。
青信号は緑、青竹も緑、青草も緑、青い山脈も緑の山
青山学院のスクールカラーは緑・・
でもどうして?眠れなくなります。
neboke
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