ハノイ旅行記（その１：到着から市内観光）

2012/12/22 - 2012/12/28

００７の映画で見たハロン湾を見たくて、行ってきました。ハロンまではハノイから3時間半もかかるとの事。1日ツアーでは強行軍になり、大変そうなのでハロンの船中泊を計画しました。福岡からのツアーでは船中泊のツアーがちっともありません。それなら、個人手配で計画することにしました。飛行機やホテルはスカイゲートからインターネット予約です。ハロン船中泊ツアーはちょっと高いけど、日本語ガイド専用車付のものをスケッチトラベルで予約しました。

写真は文廟に来ていた学生たちです。後で一緒に写真を撮ってもらいました。いい子たちですね。

旅行日程
12月22日(土）
福岡発(12:20　JL3054)−成田着(14:00)
成田発(18:00　JL751) −ノイバイ着(22:25)
クオックホアホテル泊

12月23日(日）
市内一日観光ツアー（TNKトラベル）
　ホーチミン廟、ホーおじさんの家、一柱寺、文廟、ハノイ大教会
　玉山祠 、シクロで旧市街散策、フットマッサージ
ナイトハノイ(水上人形劇）ツアー(TNKトラベル）
　
12月24日(月)
ハロン湾（バイトージャンクシップ）船上一泊ツアー(スケッチトラベル）
　ハロン湾クルージング、スンソット洞窟

12月25日(火)
　ハンロン島、ハロン湾クルージング
　バッチャン村

12月26日(水)
　軍事博物館、ホアロー収容所、フットマッサージ
マーマイの家

12月27日(木)
パフュームパゴダ・ツアー(TNKトラベル)
ノイバイ発(23:55　JL752)−成田着(6:40)

12月28日(金)
成田発(9:35 JL3051)−福岡着(11:45)

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアトリ

福岡空港そばの駐車場に車を預け、福岡空港から成田空港へ、成田では4時間の待ちです。こんなときのためにゴールドカードを持っているのですが、成田のラウンジは狭いですね。暇をつぶすのに飽きたころ、やっとのことで出発です。田舎に住んでると、これがつらいです。だって、このあと、飛行機は九州の上空を通ります。この６時間はなんだったんだと思います。

ベトナムは入出国カードを記入しなくてよいので、楽です。税関申告もなければ書かなくていいです。
飛行機は遅れての到着です。しかし、荷物が出てくるのが遅い。この時間に各地から（名古屋や韓国からも）到着しているようです。４０分ぐらい待ったでしょうか。空港はホテルから送迎を事前に頼んでいました。旧市街にあるクオックホアホテルhttp://www.quochoahotel.com/です。ホームページに30ドルと書いてありましたが、25ドルでした。メールで予約しました。日本語でメールを出したのですが理解できたみたいです。ただ、返信は英語でしたので、以降は英語でメールしました。

旅行誌や口コミには、日本語が話せる従業員がいるとのことでしたが、実際は日本語が話せるスタッフはいません。メールが日本語で通じたのは、誰かに頼んだのでしょうね。でも、片言の英語で何とかなりました。

もうすぐ、クリスマス。いろんなデコレーションがあります。

デラックスクラシックルームを予約したのですが、ダブルでした。ツインに変えてくれといったのですが、空きがないとの事。ファミリーでしょって言われました。そりゃ、ファミリーではありますが、寝るのはツインの方がいいのですが・・・
202号室です。こちらでは1階はグランド、2階が１階なのでこの部屋は3階です。表の道側のバルコニーがある部屋です。スーペリアーだと窓がない部屋があるようです。ウェルカムスーツにバナナとオレンジがありました。浴槽もあり、お湯の出もいいです。水は毎日2本FREEで付きます。
テレビはNHKプレミアムとNHKワールドが入ります。

朝食は９階にあるイタリアンレストランです。このホテルは必ず朝食がついています。メニューはあんまり多くありません。玉子料理とフォーはオーダーします。もちろん別料金ではありません。ただ、フォーにはパクチーが入ってました。私はこれが嫌いです。これを入れてもらいたくなくて、パクチーを入れないでと拙い英語でお願いしたのですが、パクチーがわからないみたいです。緑の野菜を入れるなとしつこく言ってなんとかなしにできました。現地ではなんと呼ぶのでしょうか？（後日、別の店ではコリアンダーと言ってました）

ホテルのベランダから、前の道が見えます。まだ、6時半頃なので人通りが少ないです。
今日は、最初にハノイの定番、ハノイ一日市内ツアーです。
TNKトラベル　http://www.tnkjapan.com/tours/han002_hanoi_city_full.shtml
インターネットで予約してました。一人５５ドル。
ホテルで、５０００円をドンに変えました。ドルは日本から持っていきました。ほとんど、ドルで事足りますが、入場料などドンの方が便利だと思われます。小物を買う場合はドンの方が割がいいときが多いです。

8時過ぎに、TNKトラベルから迎えが来て、ホーチミン廟に行きます。大きな荷物や一眼カメラは持ち込めないとの事で、車に置いて置きます。
カップルが３組、一人旅の女性が１名の７名です。

この部屋の中で、荷物のセキュリティチェックを受けます。空港の荷物チェックのように機械を通します。

廟に入る人は列に並びます。並んでいる間は、写真を撮ると注意を受けます。これも、撮ったら注意を受けました。廟の近くや中に入ると、おしゃべりも禁止です。黙々と立ち止まらずに歩き、ホーチミンの遺体を見学します。もちろん、中は撮影できません。

並んでいない離れたところは撮影自由です。軍人さんたちも撮影していました。そうそう、ハノイは寒いです特にこの日は風があったので寒かった。１２〜１５°くらいでしょうか。現地の人はダウンとかよく着てます。この時期に行く人は防寒着を持って行きましょうね。

すぐ横に、ベトナム政府大統領府があります。政府の建物はみんな黄色（金色）だとか。これより近くには行けません。

ホーチミンが住んでいた家です。公邸ってところでしょうか。

愛用の車だとか。ソ連製とプジョーです。

書斎ですね。日越友好協会が贈ったという日本人形があります。

マンゴーの道です。ホーチミンのお手植えだとガイドが言ってました。

ホーおじさんの晩年の家です。かなり質素です。

コンクリートの柱になってしまった一柱寺です。

お参りをしました。ベトナムの人は、合わせた手を３回上下させます。

次に文廟にきました。孔子廟ですね。

中では、民族音楽が演奏されています。暇があれば、ゆっくり聴きたいところです。ツアーなので少ししか聴けませんでした。

チュー・ヴァン・アンの像、ここは学校でこの人は教師です。

鶴なのですが、ここを触ると勉強ができるようになるとか。

鶴の下には亀が。これもツルツル。

何かの記念行事があるみたいです。何か準備をしてました。

科挙の合格者の名前が刻まれています。受験生たちが、あんまりさわるので、人が入らないように紐で囲われ、見張りが立っています。

学生たちがアオザイで訪れてます。冒頭の２人はガイドさんが交渉して一緒に写ってくれました。

文廟の横に「Coco silk」でトイレ休憩という名目で、お土産屋につれて行かれました。

あまり、しつこくは勧めてきません。

店の奥で刺繍をしてます

日本からすれば、手ごろな安い値段でしょうが、あきらかに日本人目当てのお土産価格だと思います。私たち夫婦は買いませんでした。他のご夫婦はネクタイやバッグを買われてました。１０ドル程度で絹の刺しゅう入りネクタイなのですから、安いです。欲しければね。

次にハノイ大教会に行きました。旅行雑誌に正面から入れないときは左から入ると書いてありましたが、左も閉まっていて入れません。朝と、夕方に入れるとツアーガイドは言ってました。中からステンドグラスを見たかったけど残念でした。

ホアンキエム湖の反対側にある玉山祠に来ました。還剣の話は有名でどこの旅行誌にも書いてあるので省略しましょう。ここの前の道をみんなで横一列になって渡りました。今日はガイドさんがいるから大丈夫だけど、次から自分たちだけで渡れるだろうか、心配です。

入場料を払ったら、この赤い橋を渡って、ゴックソン島に渡ります。ゴックソン島はとっても小さい島です。

渡ると再び門があります

玉山祠には文・武・医の神、文昌帝君、関聖帝君(関羽)、呂祖と、チャン・フン・ダオ(陳興道)が祀られています。

これが、有名な亀のはく製。すっぽんに近いでしょうか。大きいです。

私たち以外の人たちは、午前中のみの半日コースだったため玉山祠が終わったら、ホテルに送って終わりでした。私たち夫婦だけ1日コースで、これから昼食です。
昼食は、マムというベトナム料理店です。

店内は英語メニューがあり、英語が通じます。客層はすべて旅行客のようで他のツアーの日本客もいました。ツアーなので飲み物だけを頼みます。ジャスミンティーは、2ドルでした。

サラダにチーズがかけてあります。

揚げ春巻き。アツアツの揚げたて。

ブンチャーのつけ汁

つけ汁に、これらをつけて食べます。つけ汁に若干、生のにんにくが入っていますが、そんなに気になりません。パクチーも入っていないようで、よかったです。（微妙にちょっとだけ入っていたような気もしますが）甘酸っぱさが、さわやかで大変おいしいです。

店の前からシクロに乗ります。一人に一台ずつ。

私が、薄着をしていて寒かったので、まずクオックホアホテルに行ってもらいました。もちろん、乗る前にガイドさんに伝えてもらってました。シクロのおっちゃんが英語が話せるかはわかりません。10分ほど待ってもらっている間に歯磨きをして、温かい服を着込んで再出発です。

旧市街は、通りによって売っている物が違います。ぐるぐる回りますのでどこを通っているのかさっぱりわかりません。バイクや車や人が右往左往に行きかい、その中を縫って走ります。みごとな運転テクニックです。明日はクリスマスイブ。ほとんどが仏教徒だと言うのに、こんなお店がいっぱい並んでいます。こんなに売れるのでしょうか？信じられない。

もちろん、正月がまじか。こちらは旧正月ですから、もうちょっと後ですけどね。

バイクの排気ガスで、街中はものすごく悪いです。シクロに乗っている間は、日本から持っていったマスクをしてました。バイクに乗っている人たちは、カラフルなマスクをしていますが、歩いている人たちはマスクをしていません。（天秤籠をかついでいる人はマスクをしてました）まして、白いマスクなんて誰もいないので目立ちますが、汚れた空気を吸うよりいいでしょう。

シクロで大教会の近くにあるフットマッサージ店van xuan（ヴァン・スウァン）に行きました。

入り口のメニューによると、13万ドンですね。6.5ドル、600円ぐらいってことになります。安いですね。
まず、パンツ（男物のトランクスみたいな）を渡されますので、ズボンを脱いで、（もちらん下着の上から）パンツを穿きます。妻はトイレで着替えました。まず、薬湯に足をつけてから手のマッサージ、次に膝上から下の足のマッサージ、椅子に座って首や肩のマッサージ、最後にうつぶせになって背中の指圧です。気持ち良くて途中で少し寝ちゃいました。私は、日本の指圧によくいきますが、それからいえば、力は弱めでした。もっと強くもんでほしかった。
しかし、気持ちがよかったので、チップを出さねば。着替えをして部屋を出ると店のレジ前に施術をした人が立って、チップを待ってます。4万ドンぐらい渡せと言われてましたが、気持ちよかったので一人6万ドン渡しました。250円ぐらいになります。
この後、ガイドさんがタクシーを止めて、ホテルに送ってくれました。ガイドさんはシクロの時からバイクで移動です。しばし、ホテルで休憩し、次はナイトツアー（食事と水上人形劇）の出発は１７時に迎えがきます。