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 おなじみのHISに次の四つのル-トの見積もりを依頼。①パレルモ、シチリア島めぐり、ナポリの南イタリア満喫の旅②スイス展望の旅③ミラノから北イタリア巡り④ベルリンからドレスデンを経てポ-ランドの古都クラクフを巡る旅。航空機の手配は、どれもオイルサーチャージを含めると18~20万円でほとんどかわらない。最初は、ナポリ・パレルモに傾いていたが、交通機関の不確実性や治安の悪さの噂などから決断ができなかった。<br /> 北イタリアとドイツ・ポ-ランドは、今回新たに俎上に載せたものだが、北イタリアのミラノ・ジェノバ・ドロミテやコモ湖も面白い、イタリア側からのベルニナ急行往復も考えられる。<br /> スイス二回目の旅は、サンモリッツ、サ-ス・フェ-、モンブランを巡る展望の旅。前回のスイス旅行の際残しておいた所だ。また、直前のフランス旅行で外したシャモニ-に行き、モンブランの展望を楽しみたいというのが、最初のきっかけ。するとモンブラン急行・氷河急行・ベルニナ急行などの展望列車の旅も満喫できる。<br /> 北イタリアの旅の下敷きとなったのは、クロアチアの首都ザグレブとドブロプニクは、鉄道での往復はできない。バスでも12時間だという。ベルリンとクラクフも少し遠い。ワルシャワとクラクフの間を3時間で行ける高速列車ができたようだから、ポ-ランドとスロバキアやル-マニア、バルト3国、サンクトペテルブルグなどとの接続も考えられるかもしれない。いずれにしても来年以降の課題だ。そうした中で、最終的に決定したのは、スイス展望の旅。安全性と前回のフランス旅行との継続性が決定打となった。<br /> <br /> しかし、これまでのようなドキドキ感が少なくなってきた。それだけ計画や注意カもズボラになる。海外旅行保険に入ろうとすると「70歳以上は割高だ」ともいう。考えて見れば高齢者の事故の発生率は高いのだろうから当然のことなのだが、何となく敬遠されているようで面白くない。<br /> 次から次に対応を求められる場面の展開にウキウキした昔が懐かしいが、その対応が負担となり憂鬱になっているのであれば末期的症状だ。<br /> それとも海外旅行という金の掛かる「道楽」はそろそろエンディングにしたらという教示なのかもしれない。準備をする時間があり余るようにあるだけに新しい迷いを誘発する。<br /> <br /> それはともかくいつものように新浦安にスタンバイ。不足なものの買い物と荷物の整理、近くの散歩、テレビゲームに明け暮れ、最後に海浜幕張からの京成バス空港行きの時刻を確認する。いよいよ明日は、1年ぶりの海外旅行に出発だ。<br /> <br /> 最初に、この旅のポイントをまとめてみた。こちらを読めば、それだけで、少しは、旅に出た気分が味わえるようにという心遣いからである。<br /><br /> この旅の特徴は、第一に、モンブランも含めたスイスアルプスの三大景勝地を巡る展望の旅であることだが、この三箇所とも快晴であったことが全てを物語っている。しかも、前回のスイス旅行のツェルマットとユングフラウを併せれば、アルプスの山岳ビューポイントは、全て廻ったことになる。勿論、イタリア・アルプスのドロミテやドイツ・アルプスのバイエルン、オーストリア・アルプスのザルツカンマグートやチロルなどの景勝地もあるが、それらとは高さも豪快さもちがうのだろう。<br /> しかも、このサンモリッツ→サース・フェー→モンブランという企画が正解だったと思う。湖と氷河で整った美しさを見せるサンモリッツ、4000m級の山々が目の前に迫る豪快なサース・フェー、ヨーロッパの屋根、最高峰のモンブランの雄大さである。この比喩でいえば、ツェルマットは、マッターホルンなどの整った美しさ、ユングフラウはメンヒやアレッチ氷河の雄大さであろう。欲を言えば、モンブランを除いてどこも氷河の後退が痛々しい。その意味では、初夏の5月頃に行くことができれば最高なのではないかと思った。<br /> <br />  第二は、単に自然の景観をめぐるだけでなく、スイスの歴史や比較的小さな街に触れられたことと、山岳程ではないが、湖水の魅力と滝を満喫できたことだ。前者が、ヴィンターツール、ザンクトガレン、シャウハウゼンであり、後者が、レマン湖、チューリッヒ湖であったことは紛れもない。また、滝は、シャウハウゼンのラインの滝である。 <br /> <br />  第三は、スイスパスの15日間の乗り放題、美術館などの見放題など、スイスの優れた交通システムや美術館などを活用・満喫できたことである。スイスパスにはほとんどの鉄道、市電、バスが入っている。更に、サンモリッツ、サース・フェー、シャモニー地区のロープウェーやケーブルカーの乗り放題が加わった。<br /> しかも、全ての鉄路が、1時間に1~数本定時に運行し、ポストバスも全国をくまなく網羅するという観光立国に相応しい交通網を確立しているが、それを有効に活用したことである。<br /> また、ベルニナ急行、氷河急行、モンブラン急行の三つの人気列車に乗ることもできた。このほか、今回のユーレイルパスは、これまでの旅行で初めて、1等車ではなく2等車のものを使った。しかし、座れなかったことはなく、1等車を探して乗ることで詐欺グループの餌食になる愚を犯すこともなかった。 <br /> <br /> 第四は、多くの人達と知り合い、親切を受けたこと。特に、日本人には、会う前から、旧知の友人だったような親しさを感じた。旅の持つ雰囲気がそうさせるのだろうが、やはりこれは気持ちが良いこと。そして、数多くのスイスの人達の親切も忘れられない。旅に出たら、「周りに気をつけろ」ともいわれるが、これまでの10回近くの旅行で、スリ集団に周りを取り囲まれたことが2回あるだけだ。勿論、隙を見せて良いということではないが、多くの市民が、観光客を大事にしてくれることは間違いない。このふれあいこそ海外旅行の真骨頂でもあるのだろう。 <br /><br /> 第五は、三ツ星ホテルの旅が定着したことである。ひとつを除いて、全て三ツ星ホテルを利用した。日本のビジネスホテル並みの料金のホテルは我々の旅に相応しい。また、アットホームなホテルが多い。<br /><br />同時に、一つくらい、格調高いハイクラスのホテルがあっても良いという願いはある。但し、その場合は、古城ホテルなど目的にあったホテルの選定が課題となる。残念ながら今回のローザンヌのホテルは、成功とはいえない。<br /> <br /> 第六は、ハプニングが今回も少なくなかった。このハプニングが、海外旅行の醍醐味だとも思っているが、さすがに今回は、言葉が通じないことに不安を感じた。そのハプニングは、第1に帰りの飛行機がストライキでフライトしなかったことであり、第2に氷河急行の車両故障による運行打ち切り、第3位以下はささやかなものだが、モンブラン急行での、一つ前の駅での下車、カメラの故障、セフティ・ボックスの開錠できなかった事件などである。<br /><br /> 第七は、食事が美味しかったこと。これまで、自由旅行でいく海外旅行の難関は、レストランと食事の選択の難しさであったが、今回は、ホテルのレストランを多用した。これまで、高いと思って敬遠していたが、本当はそれほどでもない。それは、三ツ星ホテルだということと、観光立国のスイスであることが影響しているのだろう。スターターとメインディッシュ、デザートという構成もやっと分かった。また、スイスの昼の定食「メニュー」も、前回に続いて利用できた。 <br />大体以上だが、それに加えライゼゲベックの利用は有効である。日本でも宅急便などが機能しているのだから、ヨーロッパでも類似のシステムはあるのだろうが、余り聞いたことがない。この点は、良く調べてみる必要がある。何と言っても、自由旅行の足かせは、大きな荷物である。中間で何回か連泊することで洗濯の時間を確保できれば、荷物は随分軽量化できるが、それでも負担になることは変わらない。<br />

スイス展望の旅

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2012/08/20 - 2012/09/01

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晴さんさん

 おなじみのHISに次の四つのル-トの見積もりを依頼。①パレルモ、シチリア島めぐり、ナポリの南イタリア満喫の旅②スイス展望の旅③ミラノから北イタリア巡り④ベルリンからドレスデンを経てポ-ランドの古都クラクフを巡る旅。航空機の手配は、どれもオイルサーチャージを含めると18~20万円でほとんどかわらない。最初は、ナポリ・パレルモに傾いていたが、交通機関の不確実性や治安の悪さの噂などから決断ができなかった。
 北イタリアとドイツ・ポ-ランドは、今回新たに俎上に載せたものだが、北イタリアのミラノ・ジェノバ・ドロミテやコモ湖も面白い、イタリア側からのベルニナ急行往復も考えられる。
 スイス二回目の旅は、サンモリッツ、サ-ス・フェ-、モンブランを巡る展望の旅。前回のスイス旅行の際残しておいた所だ。また、直前のフランス旅行で外したシャモニ-に行き、モンブランの展望を楽しみたいというのが、最初のきっかけ。するとモンブラン急行・氷河急行・ベルニナ急行などの展望列車の旅も満喫できる。
 北イタリアの旅の下敷きとなったのは、クロアチアの首都ザグレブとドブロプニクは、鉄道での往復はできない。バスでも12時間だという。ベルリンとクラクフも少し遠い。ワルシャワとクラクフの間を3時間で行ける高速列車ができたようだから、ポ-ランドとスロバキアやル-マニア、バルト3国、サンクトペテルブルグなどとの接続も考えられるかもしれない。いずれにしても来年以降の課題だ。そうした中で、最終的に決定したのは、スイス展望の旅。安全性と前回のフランス旅行との継続性が決定打となった。
 
 しかし、これまでのようなドキドキ感が少なくなってきた。それだけ計画や注意カもズボラになる。海外旅行保険に入ろうとすると「70歳以上は割高だ」ともいう。考えて見れば高齢者の事故の発生率は高いのだろうから当然のことなのだが、何となく敬遠されているようで面白くない。
 次から次に対応を求められる場面の展開にウキウキした昔が懐かしいが、その対応が負担となり憂鬱になっているのであれば末期的症状だ。
 それとも海外旅行という金の掛かる「道楽」はそろそろエンディングにしたらという教示なのかもしれない。準備をする時間があり余るようにあるだけに新しい迷いを誘発する。
 
 それはともかくいつものように新浦安にスタンバイ。不足なものの買い物と荷物の整理、近くの散歩、テレビゲームに明け暮れ、最後に海浜幕張からの京成バス空港行きの時刻を確認する。いよいよ明日は、1年ぶりの海外旅行に出発だ。
 
 最初に、この旅のポイントをまとめてみた。こちらを読めば、それだけで、少しは、旅に出た気分が味わえるようにという心遣いからである。

 この旅の特徴は、第一に、モンブランも含めたスイスアルプスの三大景勝地を巡る展望の旅であることだが、この三箇所とも快晴であったことが全てを物語っている。しかも、前回のスイス旅行のツェルマットとユングフラウを併せれば、アルプスの山岳ビューポイントは、全て廻ったことになる。勿論、イタリア・アルプスのドロミテやドイツ・アルプスのバイエルン、オーストリア・アルプスのザルツカンマグートやチロルなどの景勝地もあるが、それらとは高さも豪快さもちがうのだろう。
 しかも、このサンモリッツ→サース・フェー→モンブランという企画が正解だったと思う。湖と氷河で整った美しさを見せるサンモリッツ、4000m級の山々が目の前に迫る豪快なサース・フェー、ヨーロッパの屋根、最高峰のモンブランの雄大さである。この比喩でいえば、ツェルマットは、マッターホルンなどの整った美しさ、ユングフラウはメンヒやアレッチ氷河の雄大さであろう。欲を言えば、モンブランを除いてどこも氷河の後退が痛々しい。その意味では、初夏の5月頃に行くことができれば最高なのではないかと思った。
 
 第二は、単に自然の景観をめぐるだけでなく、スイスの歴史や比較的小さな街に触れられたことと、山岳程ではないが、湖水の魅力と滝を満喫できたことだ。前者が、ヴィンターツール、ザンクトガレン、シャウハウゼンであり、後者が、レマン湖、チューリッヒ湖であったことは紛れもない。また、滝は、シャウハウゼンのラインの滝である。
 
 第三は、スイスパスの15日間の乗り放題、美術館などの見放題など、スイスの優れた交通システムや美術館などを活用・満喫できたことである。スイスパスにはほとんどの鉄道、市電、バスが入っている。更に、サンモリッツ、サース・フェー、シャモニー地区のロープウェーやケーブルカーの乗り放題が加わった。
 しかも、全ての鉄路が、1時間に1~数本定時に運行し、ポストバスも全国をくまなく網羅するという観光立国に相応しい交通網を確立しているが、それを有効に活用したことである。
 また、ベルニナ急行、氷河急行、モンブラン急行の三つの人気列車に乗ることもできた。このほか、今回のユーレイルパスは、これまでの旅行で初めて、1等車ではなく2等車のものを使った。しかし、座れなかったことはなく、1等車を探して乗ることで詐欺グループの餌食になる愚を犯すこともなかった。
 
 第四は、多くの人達と知り合い、親切を受けたこと。特に、日本人には、会う前から、旧知の友人だったような親しさを感じた。旅の持つ雰囲気がそうさせるのだろうが、やはりこれは気持ちが良いこと。そして、数多くのスイスの人達の親切も忘れられない。旅に出たら、「周りに気をつけろ」ともいわれるが、これまでの10回近くの旅行で、スリ集団に周りを取り囲まれたことが2回あるだけだ。勿論、隙を見せて良いということではないが、多くの市民が、観光客を大事にしてくれることは間違いない。このふれあいこそ海外旅行の真骨頂でもあるのだろう。

 第五は、三ツ星ホテルの旅が定着したことである。ひとつを除いて、全て三ツ星ホテルを利用した。日本のビジネスホテル並みの料金のホテルは我々の旅に相応しい。また、アットホームなホテルが多い。

同時に、一つくらい、格調高いハイクラスのホテルがあっても良いという願いはある。但し、その場合は、古城ホテルなど目的にあったホテルの選定が課題となる。残念ながら今回のローザンヌのホテルは、成功とはいえない。
 
 第六は、ハプニングが今回も少なくなかった。このハプニングが、海外旅行の醍醐味だとも思っているが、さすがに今回は、言葉が通じないことに不安を感じた。そのハプニングは、第1に帰りの飛行機がストライキでフライトしなかったことであり、第2に氷河急行の車両故障による運行打ち切り、第3位以下はささやかなものだが、モンブラン急行での、一つ前の駅での下車、カメラの故障、セフティ・ボックスの開錠できなかった事件などである。

 第七は、食事が美味しかったこと。これまで、自由旅行でいく海外旅行の難関は、レストランと食事の選択の難しさであったが、今回は、ホテルのレストランを多用した。これまで、高いと思って敬遠していたが、本当はそれほどでもない。それは、三ツ星ホテルだということと、観光立国のスイスであることが影響しているのだろう。スターターとメインディッシュ、デザートという構成もやっと分かった。また、スイスの昼の定食「メニュー」も、前回に続いて利用できた。
大体以上だが、それに加えライゼゲベックの利用は有効である。日本でも宅急便などが機能しているのだから、ヨーロッパでも類似のシステムはあるのだろうが、余り聞いたことがない。この点は、良く調べてみる必要がある。何と言っても、自由旅行の足かせは、大きな荷物である。中間で何回か連泊することで洗濯の時間を確保できれば、荷物は随分軽量化できるが、それでも負担になることは変わらない。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配

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