2012/12/21 - 2012/12/23
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ぱっしょんKさん
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中国南方航空のマイルカードの有効搭乗回数が19回になっていました。12月31日前に20回に到達すれば、シルバーカード会員にグレードアップになります。
とはいえ、仕事での出張の予定はないし。。。
考えた結果土日で飛行機で1泊旅行に出かけることにしました。
問題は行く場所で、すでに湖北省より北はとんでもなく寒い事はわかっていますので、それより南となると。。。
考えた結果、世界遺産中国南方カルストの茘波に行く事にしました。
世界遺産中国南方カルストは雲南省の石林、貴州省の茘波、重慶市の武隆の3箇所が登録されていて、石林があまりに有名で、他の2カ所はあまりしられていないのですが、茘波はカルスト地形と水の生み出す景観がすごく美しいとの噂は聞いていて、いつかはと思っていたので、今回の目的地にしました。
22日朝7時25分の中国南方航空の飛行機で直接茘波に行き、22、23日2日で大七孔風景区と小七孔風景区、プイ族の村瑤山郷を見て、23日夕方5時45分の華夏航空便で重慶に、重慶から最終の深セン航空の飛行機で深セン空港に帰る予定。だったのですが、出発の2日前に悪魔の電話が。
「23日17:45 茘波→重慶の飛行機フライトキャンセルになりました。
でた~!!
冬の中国ではしょっちゅう有る事。すぐに頭をめぐらせ、70キロ離れた所にある麻尾の駅から列車で貴陽へ向かい、貴陽から飛行機で帰る事にすぐスイッチ。
重慶→深センのチケットをキャンセルし、同じく深セン航空の22:45のチケットを購入。そして、列車のチケットもインターネットで麻尾12:57発、貴陽着17:33のK486次列車のチケットを無事確保。
23日は1日移動しなくてはならないので、22日に大七孔と小七孔に行き、瑤山は諦める事に。
完璧な計画
だったはずなのですが。。。。
久々の一人旅スタートです
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国南方航空 深セン航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
12/21
仕事から自宅に帰り、急いで出発です。
僕が今住んでいる東莞市の長安鎮からでは翌日出発では朝7時25分の飛行機には乗れません。前乗りです。家を出るとクリスマスツリーが。
ああ!もうすぐクリスマスなんだ。と感じつつ、長安公園の塔をバックに撮影し、出発です。
隣町の虎門にある高速鉄道の駅までバスで行き、そこから高速鉄道で広州南駅に。高速鉄道乗車時間17分。そして地下鉄広州駅まで35分。
広州駅横、さらに空港行きバスが出る中国南方航空本社の隣にある広州白雲城市酒店に宿泊。 -
宿泊した広州白雲城市酒店の廊下。
外観の写真を取り忘れました。
ちなみにホテル到着0時ちょっと前 -
ベーシックツインルーム268元。
仕事でもたまに利用するホテルです。 -
シャワールーム。
熱いお湯がたっぷりと出てくれました。
翌日は5時起き5時半出発です。早々と寝ます。
おやすみなさい。 -
12/22
朝5時半にチェックアウト。空港バスで広州新白雲空港へ。
安全検査などが終了して待合室に到着したのは6時半ちょっとすぎ。
6時45分の搭乗を待ちます。 -
ボーディングバスを待つ人もまばら。
ちなみに茘波の飛行機を待つ人は大半が香港のツアー客でした。 -
予定時刻6時45分に搭乗手続きが始まりました。
バスで飛行機の所まで行って搭乗します。 -
広州発茘波行 CZ3929はエアバス319でのフライトでした。
CZ3929は2012年冬のタイムスケジュールでは火曜と土曜のこの時間に飛んでいます。
つまり、土曜に茘波に入っても日曜には広州へは直行飛行機で戻る事はできません。 -
今回乗ったのはプレミアムエコノミー席。でも70%オフのディスカウントチケット。
安く、通常搭乗回数を獲得に成功しました。
これで今回最大の目的南方航空マイルカードのグレードアップが決定しました! -
1時間のフライトですので、パンとミネラルウォーター又は広東省の飲み物涼茶が選べます。
僕は涼茶を選択。商品名は王老吉。
パンは熱々に温めて出してくれて味もグッドでした。 -
茘波空港に到着。
小さな小さな空港です。
1週間に4便が発着します。 -
歩いて空港ターミナルに向かいます。
さっき乗って来たエアバス319。すぐに折り返し広州に帰ります。
しっかし寒いです。
気温は2度。せめて太陽が出ていれば。。。 -
茘波の街まで空港バスが有ると聞いていました。出ると茘波空港と書かれたバスが。
乗り込もうとすると、運ちゃんが
「君はどこのツアー客?」
「これは貸し切りバスですか?」
「そうだよ。外でもうちょっと待ってね。君はどこの人?」
「日本人だよ。」
「最近日中関係が悪いのどう思う」
出た!もううんざり。
「一般市民には関係ないでしょ?あんたなにか特になることあるの?俺はなんとも思わないよ。それとも何かい?おれとけんかしたいの、だったら相手するよ。」
まぁ他に日本人と話す話題が思いつかないんでしょう。理解しているから、冗談ぽくこれをいうんだけどね。
いつもこれ言った後は世間話だけになるから効果はあるんですけどね。(苦)
とりあえず、ツアー客が出てきて、バスに乗り込み終わるまで待ちます。 -
その間、景色に目をやると、カルスト独特の形の山が並んでいます。
ここは茘波は全体が世界遺産、南方カルストです。
そうこうしていると後ろからマイクロバスが一台やってきました。 -
さっきの運ちゃんがこれに乗れというので、乗り込みました。
ほかに茘波にお住まいのご夫婦が一組。
茘波市街に入るとすぐ、今夜の宿三力酒店が見えて来ました。
運転手さんに言って降ろしてもらいました。 -
茘波最高級4つ星ホテル三力酒店が今日の宿です。
-
デラックスツインルーム358元。
とにかく外が寒くて、1時間半ほどゆっくりとお茶を飲んだりして休憩させていただき、体を温めるのに集中しました。 -
シャワールーム。壁がわからもシャワーが吹き出てくるタイプ。
-
アメニティーも充実していました。
快適に過ごせました。
パソコン、着替えなどよけいな物を部屋に置いて、10時半に改めて出発。
大七孔、小七孔を目指します。 -
三力酒店のすぐ横に樟江が流れています。
さらに対岸にはボートが並んでいますが、水春河風景区という風景区。
とはいえ特に景色がいい訳ではなく、夏にここでプイ族やミャオ族が演劇を見せてくれるところのようです。 -
この橋たしか樟江大橋だったと思いますが。
この橋を渡れば、 -
ロータリーがあってその向こうに茘波バスターミナルがあります。
-
あのちっちゃい軽ワゴンが小七景区に行くバスです。
10分に1本くらい頻繁に発車しています。
この運ちゃんにちょっと相談。
「大七孔と小七孔どちらに先に行くのがいい?」
ちょっと考えてから、
「茘波に戻ってくるのなら、大七孔に行ってから小七孔に行ったほうがよい。
バスが途中乗車になるから、帰りを考えるとそのほうがよい」
とのことでしたので、大七孔風景区で降ろしてもらう事に。 -
大七孔風景区の東門に建つ大七孔旅客中心です。
ここでチケットを買います。価格は45元。
遊覧船とのセット券がありましたが、2人以上じゃなきゃ船は出せないとの話で、断念。
ただ、回ってみて分かりましたが、船に乗れるのはほんの少し。しかも岸を歩けますので、意味は無いかと思います。 -
入場ゲートに行く途中にありました。
世界遺産の碑と大七孔景区の碑 -
ゲートのすぐ横に大きな湖があります。
ここに切符を買えなかった遊覧船の港があります。 -
この湖、水はきれいな緑色。
-
先ほどの湖に川が流れ込んでいて、その川沿いに遊歩道が整備されています。
-
奥の開けたところが先ほどの湖。
川の対岸は切り立ったカルスト地形の山。 -
水は透明度が高いです。
以前行った四川省の九賽溝を思い出します。 -
水墨画に描かれていそうな景色です。
-
遊歩道はかなりきれいに整備されていて歩きやすいです。
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透き通る水。浮かぶ色づいた葉っぱ。
後1,2ヶ月早くくれば紅葉が浮かぶ所もみれたかもしれません。 -
流れているはずですがそれを感じさせないくらいゆっくりとした流れです。
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碼頭と書かれたところに出ました。
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この下に観光船が着きます。
ゲートからここまで1キロないので、歩いた方が景色をゆっくり見れていいのではないでしょうか。 -
恐怖峡と呼ばれるところに出ました。
水が多いと恐怖でも感じるのでしょうか?
僕が行った時は恐怖とは無縁の静かな風景でした。
吊り橋がかかっています。 -
吊り橋を渡ってみます。
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これから進む上流を望みます。桟道の遊歩道が続いて行くのがわかります。
-
先ほど歩いて来たゲート方面。水面に写る山が美しい!!
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吊り橋を渡るとそこは。。。。
トイレがあるだけ。
戻ろ! -
吊り橋よりちょっと上流側から再び恐怖峡を望みます。
そして足元を見ると。 -
なんか日本の川の上流のような感じしませんか?
-
水の色がこんなに緑じゃないけど、なんか日本の田舎に来ているような錯覚を味わいました。
-
やっぱりカルスト地形です。
遊歩道の上から岩が飛び出しているところがあります。
気をつけないと頭ぶつけます。
ちょっと屈んで進みます。 -
汀歩橋。という石橋がありました。ここに有った案内板は日本語訳は飛び石の橋となっていました。
-
ここから大七孔景区最大の見所天生橋が見えます。
縦に長い自然のアーチと上が川を渡れるようになっていて、天然の大橋になっています。
ここから見ると、岩が削れただけに見えますが後ろの岩が見えていて、川はこのままこのアーチの中を通って裏側に続いています。
案内によると高さ73メートル、奥行き15メートル、広さ22メートルのアーチになっています。 -
遊歩道をちょっと進むと先ほどのアーチが裏に抜けているのがわかりました。
なるほど!だから橋なのか!
ようやく気付くぱっしょんK。 -
イチオシ
天生橋の下に入って来ました。
ここの水は本当に深い緑色をしています。 -
天生橋の真下の水面は光と影のコントラストがとても美しいです。
-
天生橋の下にも遊歩道は整備されています。
-
アーチの底から見上げてみます。
なるほど天然の橋になっています。 -
イチオシ
南向きの入り口から入る光がまぶしい。
-
天生橋を抜けると、小さな滝があります。
-
上の方から見下ろすと小さな滝が連続しているのが分かります。
-
天生オウ(土へんに幼)。
オウ(土へんに幼)とは山間の平地、くぼみの意味。
水の流れが静かで湖のように感じます。 -
上と同じく天生オウ(土へんに幼)の風景。
石の橋があります。 -
天生オウ(土へんに幼)を過ぎると妖風洞の文字の案内がありました。洞窟の中を水が流れていて、滝があり、その滝を風が吹き抜ける時にヒューヒューと音がでるからこの名前がついたとかいてあります。
さらに洞窟の中は真っ暗で動物がたくさん住んでいるとあります。
大丈夫かなと思いながら先を進みます。 -
が、洞窟内の桟道が壊れていて侵入禁止。ちょっと残念。
引き返します。 -
イチオシ
でもこの洞窟への入り口付近の水はすごく青色が濃くてとても奇麗でした。
-
ちょっと戻ると水際まで降りる事ができました。
-
ここで三脚を使って記念撮影。
水が本当に奇麗です。 -
今来た桟道を戻って行きます。
-
イチオシ
さっき気づかなかった逆側の景色をカメラに納めながら戻ります。
汀歩橋の見える所からカルスト形状の山が望めました。水とのコントラストが美しい! -
木の根っこかと思うような岩が遊歩道の上から垂れ下がっています。
-
大七孔風景区入り口の湖に到着。
先ほど歩いて来た川の方を望みます。
大七孔風景区はここまで。
道に出て、小七孔風景区へ行くバスを待ちますが、なかなか来ない時に大七孔風景区ですれ違ったご夫婦に声を掛けてもらい、車に乗せたもらうことができました。 -
車で走る事約10分。小七孔風景区東門に到着。
-
この建物でチケットを購入。
入場料90元と観光車40元の計130元。
時間は1時過ぎ。ご夫婦は昼食を取るそうですが、僕は帰りのバスの時間が心配なので、先に入る事に。この日の昼食は抜きです。 -
ゲートをくぐると、観光車がスタンバイ。これで風景区の中を移動します。
扉無いから、おそろしく寒かったです。 -
銅鼓橋のところで観光車を降ろされます。
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下の方にこれから向かう小七孔橋が見えました。
水は相変わらず、深い緑色をしています。 -
観光車のチケットです。小七孔風景区を回るには5回車に乗る事になります。
その度に場所が書かれた部分が切り取られて行きます。 -
先ほど上から見下ろした小七孔橋のすぐ横までおりてきました。
これが、通称小七孔橋。1835年に作られた、茘波と広西を結ぶ街道の橋。
七つのアーチ型の孔が有るため小七孔橋の通称で呼ばれます。 -
橋の上からこれから向かう上流を眺めます。
水は相変わらず深い緑色。 -
イチオシ
ここの風景区の名前のもとになったところですから、反対からも見てみます。
手前の木がいい雰囲気を出しています。
さて、川沿いに上流に向かって歩きます。 -
歩き始めてすぐに小さな滝が連続しているのが木の間から見えました。
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先ほどの滝の場所に到着して川沿いまで降りて写真撮影です。が、滝が連続してるのを撮れるポイントは残念ながら見つかりませんでした。
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小七孔橋からの遊歩道はこんな感じで、岩を利用。ちょっと歩きづらいところあり。
上の段滝の方に登ってみます。 -
視界が開けると、対岸の山に滝があるのが見えました。
拉雅の滝です。 -
上の段からさらに上流に小さな滝が連続しているのが見えます。この後向かう68級跌水瀑布です。
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拉雅の滝を正面から眺めるとなかなかの迫力!
さらに上流に歩きます。 -
68級跌水瀑布に到着。
小さな滝が連続しています。 -
68級跌水瀑布一番したの滝と拉雅の滝のコラボ。
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遠くから見ると低く見えたのですが、結構な高さがありました。
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さらに上段に続く滝が。
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一番下の滝の手前に河原に下りられる場所を発見。
でもこの手の滝は近づけば近づくほど迫力がなくなるような。。。 -
やっぱり遊歩道の上から見た方が迫力あるわ!
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滝と下の滝の間の平なところは奇麗な緑色。
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この滝の上はこんな感じ。小さなギャップが続きます。
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大七孔風景区同様、上流に行けば行くほど日本の川っぽくなってきます。
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右側の道に上がって車を待ちます。
次の水上森林へ向かいます。 -
車が来るのを待っている時、フイに下の川をのぞくと、
お!まだすぐ上流に滝がある!! -
滝の上方向から見下ろすとなかなかの迫力で水が落ちて行きます。
-
68級跌水瀑布の上の水は下流とちょっとちがって乳白色の水ですね。石灰分が強いのかな?
そうこうしているうちに車到着。
次の観光ポイント水上森林に向かいます。 -
水上森林入り口の観光車乗降所には少数民族の人たちがお店を出していました。
揚げたての魚食べて行きな!
と声を掛けられました。
通り過ぎて
ん?揚げたさかな???
と思って、戻ってみると、日本の天ぷらそっくりなものが。よく考えたら、昼ご飯食べてなかったんです。
購入。1本5元。10元しかなかったので、2本買わされました。
味はまさに天ぷら。骨までおいしくいただきました。 -
では水上森林に入って行きます。
ここは樹木は石の中に根を張っていて、その上を川の水が流れているので、水上森林と名付けられたとか。 -
川沿いに向かって行きますが、入り口は普通の森の中の遊歩道。
-
川が出て来ましたが、普通の森と変わりが分かりませ〜ん。
-
なんか原生林ぽい雰囲気になってきましたよ。
でも木の生え方は石の中に根っこが入っているのか??? -
石灰分を含んで白っぽい水が流れる川は見て取れますが。。。
やっぱり石の中の根とその上を流れる水は見て取れませんが。 -
川から生えている木を発見!
水の中を覗くと、お!岩から生えているようにみえるぞ! -
ということは、この辺の小さな木も岩の上に生えているのか?
-
拉金湿地という湿地帯が途中で広がっていてその中へと石畳の歩道が続いています。
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湿地の中をこのように歩いて歩く事ができますが、冬はちょっと寒々しく感じます。
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この湿地たくさん咲いていました紫の花。名前は不明。
なんて花でしょう? -
川沿いに戻って来ました。
やっぱり水が多いので岩の上に木がのっかている様子は見て取れません。 -
どうも水上森林の謂れを確認するのは難しそうですので、出口に急いで向かいます。
-
出口付近に来てようやく、岩の上に木が有るのが見えました。この岩の上を水が流れて行くのが水上森林の特徴とのこと。
-
水上森林の出口に観光車がスタンバイ。この後しばらく同じ車で回る事になります。
-
観光車でまず向かったのが、翠谷瀑布。
残念ながら、現在観光用の工事中。滝壺も掘り起こしてありました。
ここは写真だけ撮って次に向かいます。 -
翠谷瀑布のすぐ横に石造りの建物を建設中。
レストランなどがある休憩場所ができるんじゃないんでしょうか。 -
次のポイントは臥龍潭。
龍が寝る湖と名付けられた湖。
この下に広がっています。下に降りてみます。 -
イチオシ
湖の水の緑と流れ落ちる水の白がきれいなコントラストです。
-
イチオシ
カルストの山と緑の水。さすが世界遺産ですなぁ。
-
小さな魚がいるのが見えました。透明度はかなりのもの。
-
四川省の九賽溝に似ていますが、こちらの水の中にはたくさんの水草が。
水温は九賽溝ほど冷たくないようです。 -
所々色が違って見える水。
この時点で閉園時間が迫っていてかなり係員からせかされ始めました。
まだ観光ポイントが1カ所残っています。
10分で臥龍潭を離れます。 -
臥龍潭から観光車で10分。最後の観光スポット鴛鴦(おしどり)湖に到着です。
この後ろからボートに乗って水上迷宮にいけるようですが、すでに遅い時間とこの寒さ。遠慮させていただきま〜す。 -
鴛鴦湖は上下2つの湖に分かれています。
時間の関係で上湖のみを見る事に。
冬だからですかね。水が少ないです。 -
水際に降りられる場所がありました。ここも石灰質の多い水。緑色の水です。
-
上湖の一番隅に迷宮入り口の札があります。
この奥が木か岩で迷宮のようになっているんだとおもいますが。。。
下湖までは800メートルくらいあるようなので、戻ることに。 -
観光車で小七孔風景区の東門まで戻り、歩いて1キロ離れた集落まで歩きます。
その途中で民宿の人が。
「泊まって行きなさい!」
と声をかけてきました。
朝、茘波でチェックインしてますのでそんなことは不可能です。
「茘波にもどらなあかん」
「もうバスないよ」
「へ!!!!」
時間はすでに5時半。たしかにやばいかもしれん。。。
集落まで出ると、来る時にたくさん止まっていた軽ワゴンバスが1台もいません。
道ばたの宿でタクシーがないか聞くと、無いとのこと。
やばい!!
茘波までは27キロ。どうしよう。
しばらく十字路で待ちましたが、車が通らない。
7時間歩けば着くから2時くらいには着くか。と覚悟を決めた時に -
一台の軽ワゴンが止まり、「どこ行くの?茘波?乗りな!」
と声をかけてくれました。
助かりました。
さらに、泊まっているのが三力酒店であることを話すと
「私たちが住んでるのは三力酒店の向かい側よ!ご飯を食べて行きなさい」
ということで、鍋をいただく事に。 -
お世話になりました。さらに助かりました。
龍さんご夫婦です。
ご飯を食べる時に奥様から一言。
なんで、麻尾まで行くの?茘波から貴陽までバスがでてるじゃない。
おお!そうだね。バスは考えなかったですわ!
午後のバスで貴陽に行くなら瑤山にいけるなぁ。
でももう切符買っちゃったし。。。キャンセルするにも駅いかないといけないものね。
考えた結果、予定通り列車で行く事に。47元が惜しかったのです。たった600円くらいですが。。。
そしてこの奥様のナイスパスを無駄にした報いを受けることになるとはこの時僕は知らなかったのです。 -
12/23
8時半にチェックアウト。
70キロ離れた麻尾駅にバスで向かいます。前日同様茘波バスターミナルでバスに乗ります。
切符を購入。25元。
出発時間は9時半。1時間弱の時間があります。食事に行く事に。
茘波のメインストリート樟江北路を歩きます。 -
歩き始めてすぐに四哥餐館というお店を発見。
-
鶏肉面5元を注文。
中国の面にしてはこしが有ってまずまずの味でした。 -
まだ時間があるので、少し散歩をすることに。
まだまだ開拓途中の茘波の街。一番の中心の十字路でもこんな感じ。 -
街一番の商店街。ここは歩行者天国になっています。
まぁこんな感じなので、ちょっと時間をつぶすのに苦労しましたが、 -
9時半にバスで出発です。
麻尾まで70キロ。2時間半の旅。
(写真は麻尾駅にて撮影) -
バスの中はこんな感じ。
結構きつきつの椅子の配置です。
旅慣れしている僕が2時間でお尻がいたくなりました。 -
こんな感じの農村地帯を抜け、前日に行った小七孔風景区を突っ切って走ります。
前日も思ったのですが、こんなバス走らせといて、環境観光車もへったくれも無いと思うのですが。。。 -
小七孔風景区を抜けると見える景色に変化があります。
山の形がよりいっそうカルストの特徴が出て来ます。
さらに! -
山肌や道端に岩が飛び出した、ミニマム石林と言った風景が見れます。
-
12時15分前。
麻尾駅に到着。
僕が買ってあったチケットは12時57分発。
1時間以上余裕を持って到着しました。 -
駅前の風景がこれまたすごい特徴的。
とりあえずランチタイムです。
駅前の食堂に入ります。 -
ご飯と回鍋肉。10元です。
これをいただいて駅に向かいます。
すると改札横の黒板に僕が乗るK487次列車3時間遅れ。と書いてあります。
「やっぱりね。」
それを見越して貴陽からの飛行機は22時45分発。
それでも余裕があります。
駅前の撮影でもしてゆっくり待ちますか。 -
駅から出たら、牛を連れた農夫さんが。。。
あんまり駅前では見ない景色です。 -
カルスト形状の山もそうですが、畑の真ん中に岩が。
農作業大変そうです。 -
しかし、この駅、駅前の広い道に対して建物が何にもありません。
見るもののないので、駅構内に戻るとすぐ、切符売り場のお姉さんがやってきて、「K487列車の切符購入してますか?」
「ええ。、買ってますよ」
「今連絡が入りまして、6時間遅れでの到着になりそうです」
「!!! 22時45分の飛行機で深センにもどるのですが。」
「それじゃぁ。間に合いませんね。他の列車も無いしどうしますか」
「近くにバスターミナルは?」
「ありません。」
時間はもう2時。考えてる暇はありません。
とにかく切符をキャンセル。こういう理由でもキャンセル料が必要なのはむかつきますが、しかたありません。
すぐに先ほど食事した店にたむろしているタクシーの運ちゃんと交渉開始。
「この近くで貴陽行きのバスが発着しているバスターミナルまで連れってって!」
「独山までいけばいいけど70キロはあるよ。」
「時間は高速通って1時間前後。200元」
200元。広東だったら500元コース。安!ちょっと驚きながら、すぐ出発してもらうことに。
車に乗って、タクシーの運ちゃんに一応独山バスターミナルに電話で確認してもらうと、4時過ぎまでバスはあるそう。
安心して出発! -
1時間そこそこで独山バスターミナルに到着。15時20分発貴陽往き高速バスのチケットを無事購入。
無事、今回も危機を脱出。
2013年通じてトラブルの無かった旅行がありませんでした。 -
貴陽往きのバスブースに行ってびっくり!
なんと、マイクロバスが泊まっています。
3時間このバスで貴陽に向かいます。
椅子の間隔が狭くて結構ハードな3時間でした。 -
6時を廻り貴陽の街についてバスは高速をでるといきなり渋滞がはじまりました。
うわ〜!と思っていたら、出た高速出口が空港出口!!
しかも空港のすぐ前を通りました。
運ちゃんに降ろして!とお願いしたら、渋滞していたこともあり、すぐに扉を開けて降ろしてくれました。
このたび何度目かのラッキーでございます。 -
貴陽空港は現在拡張工事の真っ最中。
来年には新しいターミナルが出来上がりそうな進み具合でした。 -
6時半には空港に到着する形になり、出発までに4時間の余裕ができてしまいました。
とりあえず、空港内のレストランで食事を取ります。
コーヒーと、 -
チキンステーキセットをいただきました。
コーヒーと合わせて120元くらいだったんじゃないかな。 -
深センへは、深セン航空ZH9976で戻ります。
今回もバスで搭乗。 -
深セン空港ZH9976便はエアバスA319での飛行でした。
時間通りのフライト。到着は予定よりも15分早い0時10分。
トラブルと幸運が混在したなんとも言えない旅になりました。
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