2012　中欧三ヶ国　２日目　ブダペシュト（5）

2012/06/05 - 2012/06/14

　ここまではペシュト側（平原の方）を見てきましたが、今度はドナウ川をはさんだブダ側（丘の方）に行きます。
　マーチャーシュ教会など。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　おひるを食べたら、今度はブダの丘にのぼります。
　ケーブルカーは動いていたのですが（前回は止まっていた……）、バスで一気に上にのぼり、漁夫の砦に続く階段をのぼっていきます。

　この階段は、途中にくわの実がなっていて、黒く熟れた実を、ガイドさんやツアーのメンバーのおじさんたちがもいで、むしゃむしゃ食べていました。

　ハンガリーには果樹がたくさん植わっているのだそうです。

　階段の途中から、ペシュト側を見ると、

　国会議事堂や

　聖イシュトバーン大聖堂が見えます。

　3年ぶりのなつかしい光景。

　このアーチをくぐると、マーチャーシュ教会の近くに出ます。

　やあ。
　

　お久しぶり！
　‥‥なんか、色白になってないか？

　ちなみにこっちのが3年前の画像です。

　これも3年前の画像。こっちの像はあきらかに修復されているような……現在のは槍を持ってますね。

　広場に出ました。
　

　聖イシュトバーンの像の下に

　異教からキリスト教に改宗してハンガリーをまとめたという図が。
　

　この像の足もとに鷹をつれたおじさんがいました。

　みんな、取り囲んで写真を撮りまくっていました。
　趣味のコスプレなのか、写真を一緒に撮ることでお金をもらっている人なのかわかりませんが〜。
　すごい日焼けしてたから、趣味とは思えないが‥‥でも、誰もお金を払ってなかったのはなぜ？
　やはりただのレイヤー‥‥

　すっかり修復のすんだマーチャーシュ教会です。

　すっかりきれいになったね！
　前に来た時は、ひどいもんだったが。

　と思ったのですが、のちに驚愕することになりました。

　ちなみに3年前の屋根がこれです。

　漁夫の砦の階段をのぼります。有料。

　やはり補修工事が終わったから、今回はばっちり写真を撮れた！
　

　このとんがり屋根は、騎馬民族のテントを表していて、（たしか）９こあるのですが、部族の数なのだそうです。

　ジョルナイのタイル。

　ここからの景色。

　ふむ。
　

　ちょっと雲がある景色も悪くないですね。
　

　中にはいると、前回は外側が補修されていて、中は無事だった教会が、
　

　破壊されていました（笑）。

　まわりの絵も、ミニ祭壇も、像も、何もかもとっぱらわれ、残っているのはこれだけ。

　これだけでも残っていてよかったです。

　とりあえず、性能のあがったカメラでステンドグラスの撮り直し。

それにしても。

　木の座席が全部なくなって、パイプ椅子が並んでいるだけというのは悲しい。

　ちなみに3年前はこうでした。

　前回はのぼらせてもらえなかった２階に案内されました。
　バルコニーから撮った天井。

　２階のバルコニーにくっついているライオン。

　バルコニーから見おろした祭壇。

　そして、この２階の小部屋にステンドグラスがあったので、

　撮ってみました。

　こんなモザイクが。
　右下の女性はエリーザベトです。
　

　そして、エリーザベトの像が無造作に‥‥
　この部屋、いま補修中で散らかっていて、物置みたいなのに‥‥

　朝からものすごくあちこち回りましたが、この日最後の観光目的地に向かいます。

　壁にぽつぽつあいているのは

　動乱の銃弾の痕です。

　そして、丘の上に出ましたー。ゲッレールトの丘。
　ゲッレールトさんという聖職者が、樽につめこまれて、ここから下にぶんなげられて殺されたところから命名。

　ここに来るのは初めてです。いつも下から見上げるだけだった。
　これは王宮ですね。

　角度が違うので、国会議事堂が真横から見えておもしろいです。

　ななめから見る、聖イシュトバーン大聖堂。

　世界遺産であることを示す、ありがたいお札。

　ドナウ川。わたし、この広々とした明るいイメージしかなかったので、
　

　のちにプラハに行って、あまりのイメージの違いに、とても同じ川とは思えん、とびっくりしました。
　こうして見ると、ブダペシュトって平地でほんとに広々としていますね。