2012　中欧三ヶ国　２日目　ブダペシュト（4）

2012/06/05 - 2012/06/14

　聖イシュトバーン大聖堂に行きました。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス

　お次は聖イシュトバーン大聖堂ですが、ここの扉は普段は開いていないので、写真を撮ってください！とガイドさんに言われました。

　ご本尊の真正面の扉。
　

　蛇（邪悪なもの）を踏みつけておさえるマリア様。
　

　この大聖堂は、ハンガリー人の職人さんたちができるだけハンガリーらしく作ろうとしたので、

　イタリアなどの大聖堂とは雰囲気が違うそうです。

　使われている大理石が白ではなく茶色なので、全体的に暗い感じがします。
　

　でも、わたしはわりと好きな色。
　

　王冠を持つ天使。

　聖イシュトバーン。

　中央の

　天井を見上げると

　美しいドームになっています。

　天井画のアップ。

　これは入り口近くにあるパイプオルガンです。

　ぶれてしまいましたが、ドームの両脇にある祭壇画の、左側のものです。

　実は、このあとエステルゴムの大聖堂に行くのですが、この両脇の祭壇画が同じテーマを扱っているので、表現法の違いを覚えておいてください、とガイドさんに言われました。
　ハンガリー人の描くキリスト磔刑図では、キリストはひとり孤独に死んだ、という表現の暗い絵になっています。

　右側は、

　異教からキリスト教に改宗して、マリア様から王冠を授かる聖イシュトバーンの図です。

　信者さんの作るカロチャ刺繍の飾り。季節ごとに変わるそうな。
　

　ステンドグラス。

　前回と同じ写真ですが、カメラの性能の違いをまざまざと感じますね〜。

　このお部屋に

　豪華な箱があって、

　コインを入れるとライトがあたり、
　

　聖イシュトバーンの右手のミイラを見ることができます。
　今回はガイドさんがコインを入れてくれました。
　

　まわりには聖イシュトバーンの家族の肖像のステンドグラス。それぞれ名前がはいっていますね。
　

　ひとりひとり説明されたけど、忘れちゃった。
　

　このギーゼラさんはイシュトバーンの奥さん。

　唯一、ピントがずれてぼけてしまったのが、早死にした跡継ぎのイムレ王子。

　このひとは誰だったか‥‥
　

　イムレのお嫁さん。

　聖イシュトバーン大聖堂の外に出てきました。

　そういえば、前回はものすごくたくさん物売りがいたのに、あまりいなかった。
　というか、観光客自体が少なくて、わりと閑散としていました。

　バスに向かって歩いて行く途中、　

　この建物がアールヌーボーの特徴があっておもしろい、とガイドさんに言われました。　

　むかしの銀行の建物なのだそうです。
　

　半魚どん。

　次の目的地の前に、英雄広場に立ち寄ります。

ここは前回、写真を撮ったからいいや、と思ったのですが一応。

　ハンガリー人はアジアの騎馬民族としての誇りを持っています。
　そういえば、オーストリア帝国が戦う時、ハンガリー人の騎馬軍団も同盟軍として戦ったのですが、ハプスブルグの弱っちい軍と違って、ハンガリー人の騎馬部隊は勇猛で非常に強かったそうです。
　シェーンブルン宮殿の天井画などで、馬に乗った部隊として、ハンガリーの軍勢は描かれています。

この鉄柵が開いていたので、ガイドさんが「きっと何か式典があったんでしょう。いつもは閉まっています」と教えてくれました。
　

　これは無名戦士の墓なのだそうです。花輪がそなえてあるので、慰霊祭があったのかもしれません。

　鉄柵がなぜもうけられたかというと、子供たちが広場でローラースケートをして、墓石にがんがんぶちあたるので、これはいかん、と柵をつけたそうです（笑）。

　おひるは、英雄広場近くのグンデルで。

　そういえば、「今回は晴れ女のわりには天気が悪い写真が多い」ようですが、実は、わたしたちが着く前の日まで、台風のような暴風雨が続いていたそうです（笑）。わたしたちが到着したとたんに、ぴたりと風と雨がやんだので、「運がいいですね〜」と言われました。
　まあ、もうちょっと青空だとよかったんですが〜。
　

　パンです。今回は食べませんでした。ここのお料理が多いのを知っていたので。
　

　白アスパラのポタージュ。おいしい〜。中に、きざみアスパラもはいっていて、しゃくしゃくしていました。
　

　今回はお魚です。スズキ。これがまた、日本人の口にあうあっさりした味つけで、非常においしかった。

　名物のクレープ。パンを食べなかったのと、お魚がメインだったおかげで、普通に全部食べられました。

　やっぱりグンデルはおいしい。

　超おすすめです。
　高級レストランではありますが、昼間なら、並程度の観光客らしい服装で普通にはいれます。

この旅行記へのコメント （2）

• worldspanさん 2012/12/21 22:19:02

  グンデル！

  ゆきさん
  はじめまして。
  旅行記楽しく拝見しました。グンデルの料理は美味しそうですね。私たちはマーチャーシュ教会で挙式を挙げた後、ウェディングドレスでリムジンでグンデルに移動し、会食をしました。あのときにワインが、料理の美味しさと、最初にシャンパンが出てきて、料理と味わうワインと、デザートと一緒に味わうワインなど、その料理によってワインが出てきてとても満足いくものでした。娘がもうすこし大きくなったら、家族でグンデルに行って料理を食べたいナーって思っています。
  
  worldspan
  

  ゆきさん からの返信 2012/12/22 20:32:33

  RE: グンデル！

  はじめまして。コメントありがとうございます！
  
  > 私たちはマーチャーシュ教会で挙式を挙げた後、ウェディングドレスでリムジンでグンデルに移動し、会食をしました。
  
  　すてきですねー！　マーチャーシュ教会はあのタイル屋根がとてもきれいですし、前の広場もきれいで、あそこで結婚式なんていいですね！　あそこから見おろした景色が大好きです。
  　いまは修復で中がけっこうすごいことになっていますが、完全にきれいに修復されたら、また行ってみたいです。
  
  >娘がもうすこし大きくなったら、家族でグンデルに行って料理を食べたいナーって思っています。
  
  　おとなり動物園ですし、楽しそうですね。グンデルって日本人好みの味つけなんでしょうか。あそこでは２回、食事をしましたが、なにひとつはずれがなくて、とてもおいしかったです。
  　というか、ハンガリーって美食の国ですね。このあとウィーンとか行ったんですが、ハンガリーのあちこちで食べた料理の方がおいしかった……