にっぽん・港町歩き　北海道江差

2007/09/06 - 2007/09/06

黒石などを訪ねた みちのく青森旅の帰路、

木古内から 単線の鈍行列車に乗って、日本海側の町・江差へ。


ニシン漁で栄え、北前船の寄港地として 活気を帯びた その町は、

歴史を物語る建築も多く残り、またその歴史を 見守ってきた

かもめ島 を散策したりと、歴史と自然豊かな 町歩きが楽しい。


特に、道内で唯一現存する郡役所・“旧檜山爾志郡役所”の

洋風建築(表紙写真)や、町の商店の おかぁさんが オススメ

下さった かもめ島が 印象深い。


ただ、この町へと 旅情豊かに 誘ってくれる ローカル線

“江差線”の木古内〜江差間が 新幹線開業に伴い廃止になるという。

都市から新幹線に乗り、タンコロの列車に乗り換えて、

歴史深い港町を訪ねる・・・、そんなワンクッションとして

旅情を大いに ひき立てるであろう 鉄路が、終焉を迎える

ということは残念で、ただ もったいないと思わずにいられない。

新幹線が延び、道外から より多くの旅人が

この地域を 訪れるのだからこそ・・・。


今度、かもめ島の思い出を 語り教えてくれた 商店のおかぁさんとの

再会へは、バスで行くことになるのかな・・。

エリア 七飯・江差(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＪＲ北海道 ・ 江差線


江差線の 車窓から

江差駅


人影も まばらな 日本海沿いの 終着駅

江差町


江差駅から “いにしえ街道”への道すがら。

海の向こうには、開陽丸 と かもめ島の姿

江差町


いにしえ街道


江戸末期から大正にかけての建築も多い、

海岸沿いの下町。

歴史と潮の香り漂う まちなみ。

江差町


いにしえ街道

江差町


鰊御殿の“ 横山家 ”（左手）

江差町 ・ 横山家


四番蔵

往時の生活用具なども陳列展示され

暮らしぶりが かいま見れる。

江差町


積み上げた越前石が土台の

“ 旧中村家住宅 ” 横の路地

江差町 ・ 旧中村家住宅


ニシン漁全盛時代を

今に伝える廻船問屋

江差町


郷土資料館となった

旧檜山爾志郡役所 と

江差の町を望む。

江差町 ・ いにしえ街道


名物 “ かもめ島せんべい ”を

旅のお供に。

江差町 ・ 瓶子岩


商店のおかぁさんのススメで、

かもめ島 へ。


この名は、鴎が羽を広げたような形を

していることが由来。

江差町 ・ かもめ島


かもめの散歩道 を歩いて、

日本海を望む

江差町 ・ かもめ島


かもめの散歩道 から

江差の町を望む

江差町 ・ かもめ島


島からは、日本海に浮ぶ

大島(？)も見えた。

江差町


駅近くの 海を望む小道

気づけば もう夕暮れ。

江差町 ・ 江差駅


町を後にし、夜行列車で帰路に。